GACKTが本当にRIZINから去ってしまったのだとしたら


GW中に暇だったオレは、久しぶりにブログでも書くかとネタ探しもかねて、フジテレビで放送されていたGACKT2時間特番を見た。オレは心の奥底で、恥をかいたGACKT氏がバカになって苦しみから立ち上がり、RIZINの放送席に戻ってきてくれることをちょっとだけ期待しているので、氏が格闘技について何を語るのかなと興味を抱いたのだが、結果的には氏の口から格闘技やRIZINについての言葉が出ることはまったくなかった。同じフジテレビだというのに、もしかして、格闘技ネタはNGになってしまったのであろうか。クアラルンプールにある氏の自宅や、不動産ビジネスの様子などは豪勢にして空虚で、すべてが壮大な嘘にも見えて思いのほか楽しかった。

「酩酊解説」、「スタミナ解説」と、毎回放送席ばかりが盛り上がるRIZINであるが、では次回のRIZINの放送席がワチャワチャすることなく、手堅くまとまったとしても、そんなことではもはや物足りないではないか。GACKT氏が本当に戻ってこないとしたら、RIZIN放送席のタレント枠に座るのは一体誰が適任なのであろうか。長風呂につかりながら考えてみた。

1 藤原紀香
時にはセクシー衣装でラスベガスの街をドライブし、時にはジムでのキックのトレーニング姿を披露、やたらにベテラン選手に肩入れし、なぜか武道っぽい精神論をぶち、いざという時には関西弁がかわいくさく裂する。存在感、カリスマ性があって、安定していて、適度に下品で、振り返ってみれば格闘技解説タレント枠で、ここまでトータルパッケージな人が他にいたであろうか。紀香様なら、なんとかしてくれるような気がしてならない。

2 高田総統
あの酩酊解説も、総統だったと思えば合点がいくではないか。腹を立てるのもアホらしくなる。

3 スタミナに詳しい誰か
あのスタミナ解説も、もっと専門的な内容であれば合点がいったのではないか。本当にスタミナがあるとはどういうことなのか、本当のところ、スタミナのある選手、ない選手は誰なのか、それはどこでわかるのか、素人はどうすればスタミナをつけることができるのかなど、いろいろ聞いてみたいではないか。

3 やくみつる
ヒールに対して潔癖に怒ってみせ、一歩も引かないというあの単純明快さは、コンプラ重視のいまのテレビ向きであろう。マネル・ケイプあたりに氏を襲撃させてみれば、そこからワイドショーをも巻き込む筋書きのないドラマが生じていくであろう。

4 上西小百合
思えばかつてRIZIN参戦もちらつかせ、青木に寝技を、誰だったかに打撃を習うというギミックを演じていた上西。お友達のパッキャオもRIZINに来ているという肝心な時に沈黙を守っているのはどうしたことか。本来ならリングに上がるはずだが、それが無理なら、せめていまこそ放送席で存分に先生のご知見を披露していただいてはどうか。高田氏があんなにもたつくパッキャオインタビューも、マブダチの先生ならもっとスムースにできないとおかしい。実況アナウンサーも先生に対しては遠慮なくシュートな質問を連投すれば良い。先生ほどの方、なんでも答えていただけるはずだ。

5 プロレスラーの誰か
前から思っていたのだが、選手の表現者としての側面や、ストーリーラインの批判者・説明者もいていいのではないか。視聴者のIQや認知力が上がり、炎上よけにもなるだろう。そんな仕事の適任者はプロレスラーだ、花があってサービス精神もあり、話題性十分、できれば格闘技経験もあるといい。中邑真輔、鈴木みのるなどはどうだろう。


最後に希望なのだが、RIZINのショルダープログラムの初期の頃にややシリーズ化しかけていた、バッファロー吾郎A氏とKINGレイナのスキットを、ぜひ復活継続していただきたい。オレはあの人間模様の行方を楽しみにしていたのだ。それと、いつぞや来場して、すさまじい闘魂を感じさせてくれた真木よう子氏がどうなったのかも気になるところだ。

スポンサーサイト

武藤無双!フリーダム解説に大満足


ジータスで録画しておいた『ジャイアント馬場没20年追善興行』をやっと見終わった。次から次へと耳に飛び込んでくる往年の名選手の入場テーマ曲には気分が上がりますね。この中継で僕が一番気になったのは、あまりにもフリーダムな武藤敬司の解説であった。

●セミファイナルの「ミル・マスカラス、ドス・カラス対カズ・ハヤシ、NOSAWA論外」にて

武藤:え、小橋はマスカラスとドスカラスの素顔を見たことないの!?

小橋:いや、会ったことがないんですよ。

武藤:佐久間は?

佐久間:それは見せてもらえません。

武藤:そっかあ、じゃあオレだけだな(得意げに)


(マスカラスのヨレヨレのフライング・クロスチョップに場内大歓声になると)

武藤: いいよなあ、これでこれだけ盛り上がるって。俺たち、ムーンサルトをやったりして、やっとそこそこしか盛り上がらないのになあ。

(場外に転落したカズに対し、マスカラスが飛ぶ構えを見せ、場内大歓声)

武藤:飛ぶわけないじゃん!

アナウンサー:でも構えましたよ。

武藤:じゃあ賭ける? オレは飛ばない方に10万円。



●メインイベントの「棚橋弘至、ヨシタツ対宮原健斗、関本大介」にて

武藤:棚橋にはオレの色もついてるけど、宮原は佐々木健介のところにいたのに、健介の色がないね。なんで?

佐久間:・・・世代の違いでしょうか・・・

武藤: 健介を反面教師にしているのかな。

佐久間: 激闘派である兄弟子の中嶋勝彦との差別化で、明るいプロレスを目指したのではないでしょうか。

小橋: 全日本で秋山の教えを受けたと言うこともあるでしょう。

武藤: でも秋山って、こんなに明るくないじゃん。どちらかというと暗いじゃん。

小橋: いや、実は明るいんですよ、秋山は。

武藤: 逆に秋山って、こういうパフォーマンスをあまり好きじゃないんじゃないかなあ


(棚橋の試合ぶりを見ながら)

武藤: 何年か前に、オレが新日本から全日本に移籍した時に、棚橋も誘ったんだけどな。だけど来なかった。良かったよなあ、来なくて。






WWEはプロレスではありません!


WWEでは記者会見に参加するメインストリームメディアに対して次のような注意書きを配賦しているという。レスリングオブザーバー3月18日号。

1) 当社のタレントについて書く時には、男子、女子とも、プロレスラーではなく、WWEスーパースターズとお書きください

2) 2016年3月現在、当社では女子スーパースターズをWWEディーバと呼んでおりません。WWEスーパースターズとお書きください。

3) 当社のことはWorld Wrestling Entertainmentではなく、WWEとお書きください。

4) 当社のことは、the WWEではなく、WWEとお書きください。

5) プロレスリングという言葉は使わないでください。当社ブランドについての記事では、WWEもしくはスポーツ・エンターテインメントとお書きください。(例:「タンパにはWWEファンがたくさんいます」 「私は昔からスポーツ・エンターテインメントのファンでした」)

6) WWEチャンピオンシップ、あるいはWWEタイトルが正しい呼称です。ベルトとか、ストラップと書くのはおやめください。


追悼、『ビバリーヒルズ高校白書』のディランはプロレスファン


3月4日に脳卒中のため52歳の若さで急逝した『ビバリーヒルズ高校白書』のディラン役でおなじみ、米俳優のルーク・ペリー氏はプロレスファンとしても有名で、特に80年代のジム・クロケット・プロモーションに熱中。かつて「セレブになってよかったことは、ダスティ・ローデスやリック・フレアに会えたことだ」と語っていたという。ペリー氏はWWEのスマックダウンに出演したこともある。

息子のジャック・ペリー氏は現在、ジャングルボーイのリングネームでPWGなどインディシーンで活動中。父親はデビュー前の息子のために、自宅の庭にリングを作って応援したという。レスリングオブザーバー3月11日号より。

One日本支社長「日本にいくらかの変化を強いなければならない」

Andy Hata discusses ONE Championship's Japanese expansion | AsianMMA

ニールセン・スポーツ出身、Oneの日本支社長アンディ秦氏のインタビュー記事より。個人の意見ですが、好感が持てるとは言いがたい。

日本には、外部からやってきた人が起こす変化に抵抗する風土があるとのこと。だから「我々の仕事は、ローカル市場をよく見て、人々に無用の変化を強いないことだ。それでも、物事を実現するためには、いくらかの変化は強いなければならない」

日本のMMA業界がOneのようにグローバルステージに飛躍できていないのは、透明性に欠けているからとのこと。「業界を作り出すためには、オープンプラットフォームがなければならない。そしてチャトリのような勇敢なリーダーが、みんなで実現していこう、と号令をださないといけない」

「日本市場にはニーズはある。私はそのことを啓発しようとしている。しっかりした計画やアイデアがあれば、人が集まり、やがて大きな波になり、乗るしかないということになっていく」




アスクレンの勝ちは単なるラッキーではなかった説


「ベン・アスクレン対ロビー・ローラー」のフィニッシュについて、『Grecie Breakdown』でヘナー・グレイシーが解説。


アスクレン対ローラーのストップは確かに早すぎた、しかしあのまま試合を続けていても結果は同じだった。

レフリーのハーブ・ディーンは、技を極められているローラーの手を握った。その時ローラーは、落ちていないのであれば握り返すのが取り決めになっている。試合前のルールミーティングでそのように説明されている。しかしローラーは握り返さず、手を払ってしまった。だからディーンは試合を止めた。

確かにストップの時点でローラーは落ちていなかった。しかしチョークはしっかり極まっており、あのままでは数秒後にはローラーは落ちるばかりだった。ブルドッグチョークはリアネイキッドチョークを逃れた選手のミスで決まる技で、リアネイキッドよりよほど強烈で、逃れることは極めて困難である。ディーンもそんなことはわかっている。アスクレンの技は見事なもので、アスクレンの勝ちにはケチをつけるべきではない。





新日本ロサンゼルス大会 会場アンケート結果


昨年3月の新日本ロサンゼルス大会(2018年3月25日、Strong Style Evolved、ウォルターピラミッド、入場者数5000人)で実施されたアンケート調査の結果をレスリングオブザーバー2月18日号が伝えている。

●居住地
ロサンゼルス・サンタモニカ・ロングビーチ地区 44%
サンフランシスコ・ベイエリア 7%
ボストン 4%
サンディエゴ 3%
ラスベガス 3%
ニューヨーク 2%

●WWE Networkに加入している、もしくはしていた 66%
新日本ワールドに加入している 62% / かつて加入していた 8% / 知っているが加入したことはない 27%
AXSでの新日本プロレス中継を見ている 43%
Raw もしくはSmackdownを見ている 58%
ルチャ・アンダーグラウンドを見ている 34%
ROH中継を見ている 30%
Impact中継を見ている 14%
 
●男性81% 女性19%

●10歳代 3%、 20歳代 43%、 30歳代 46%、 40歳代 7%、 50歳代以上 1%

●新日本のFacebookを定期的にチェックしている 56%
プロレス関連ポッドキャストを定期的に聞いている 47%
プロレスのニュースサイトを定期的にチェックしている 54%
プロレス関連でSNSを使っている 72%

●今日は1人で来た 15%、友人と2人できた 43%、友人と3人できた 12%、友人と4人できた 13%、友人と5人以上できた 17%、恋人と来た 12%



毎週更新!

Ad

Ad

プロフィール

高橋テツヤ

格闘技とプロレス、海外とニッポン、スポーツとエンターテインメント、勝者と敗者の際を究めて極めたい、プロレス・格闘技を愛するライター・翻訳者。

連絡先 takahashi.tetsuya アットマーク icloud.com