ベラトール183レビュー:苦戦する元UFC勢



6月のニューヨーク大会以来のメジャー大会、ストライクフォースの本拠地サンホセで開催されたベラトール183は、なかなかの内容充実だった。

まず、ニューヨーク大会で鳴り物入りでデビューしながら、無名選手に負けてしまったレスリングの大物、アーロン・ピコのプロ2戦目。ジャスティン・リン(7-3)という対戦相手とどこか危なっかしい打撃戦を繰り広げていたが、1R終盤に強烈な左フック・フロム・ヘルをヒットさせると、リンは全身硬直したままダウン! マウロ・レナロも「ママ・ミア!」と絶叫する鮮烈なKO劇で恐るべきポテンシャルを示してみせた。




ロイ・ネルソンはベラトールデビュー戦をジャヴィ・アヤラという格下にも見える選手と戦ったが、これが思わぬ大激戦。ネルソンと全く同じ体型のアヤラが、スタンドでは互角以上に渡り合い、ネルソンを何度も揺らすから、会場は大爆発!しかしネルソンもさすが、もうダメだという顔になってからの二枚腰、スタンド戦が危ないと見るや、技量差が大きいグラウンドに持ち込むと、塩漬けでポイントを稼ぎ、どうにか判定勝ちを収めた。

ロレンツ・ラーキンとポール・デイリーの打撃戦は、試合巧者ラーキンが有利に進める中、第2ラウンドにデイリーが裏拳空振り後の人でなしな連打で逆転KO。連勝中にフリーエージェントになってUFCを離れたラーキン、ベラトールでなんと2連敗。




そしてメインイベントでは、パトリッキー・フレイレがベンソン・ヘンダーソンをチェスのような神経戦の末、判定で下している。ベンヘンはベラトールで1勝3敗。ベンヘンといえば、UFC時代はこういう際どい判定は必ず取っていたものだったが・・・WECとUFCのベルトはすんなり取ったベンヘンであるが、ベラトールのベルトはまたしても遠のいた。


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09/24のツイートまとめ

omasukifight

石原が第1ラウンドにデイをノックダウンしたが、これは石原にとってUFC6戦目にして6回目のノックダウンであった。UFCフェザー級ではジェレミー・スティーブンスの9回、マックス・ホロウェイの8回に次いで、第3位のノックダウン数である。 https://t.co/zCS19BwRa4
09-24 01:27

アンドラージは242発の打撃をガデラにぶち込んだ。これは女子ストロー級の新記録である。 https://t.co/piRpoI6L8z
09-24 01:26

UFC 215(ヌネス対シェブシェンコ)のPPV販売件数が、推計で10万件を下回り、UFC史上最低となる見通しであると、レスリングオブザーバー最新号が伝えている。
09-24 01:25

MMA Unleashedに書いたゲイファイターの記事の追加情報をTwitterで教えていただきました。今年3月に、マーク・ディアケイジーという英国の選手が、UFCで初めて、男子ファイターとしてゲイであることを公表していました。https://t.co/XF12wDSdZY
09-24 01:25

UFCファイトナイト・ジャパン2017レビュー


近藤朱里 def ジョン・チャンミ

私的ファイトオブザナイト。KRUSHやパンクラスので試合と同様に、プレッシャーで相手を押しつぶす朱里。カウンターも食らってはいるのだが、そんなことはお構いなしだ。顔が腫れて、内藤哲也風になってしまっても、まるで頑丈なブルドーザーのように、ゆっくりと確実に相手を制圧していく。これまでは正直、体力任せの地味な試合をする人だなあと思っていたのだけれど、UFCの大舞台に上がっても、やはりこれまでと同じ事をやりきって、しかも勝ってしまうというのは、何という地力の強さなのだろうかと、これはこれでジワジワと感動である。

まだ20歳、UFC契約配下で一番若いというジョン・チャンミもすばらしかった。ニックネームのオットギというのは、韓国のこのような(↓)おもちゃのことで、パンチバッグのように、いくら殴っても立ち上がってくるものらしい。ふくれっ面は往年の坂井真紀風。殴り合いが激化すると笑うところは武尊風。そしてラウンドインターバルには火を吹くような雄叫び。突っ込みどころ満載の、実に興味深い人材である。








グーカン・サキ def. ルイス・エンリケ・ダ・シウバ

サキの場合、これだけ長くキックボクシングをやってきた人だから、もうすっかり形ができあがっていて、新しい競技に対応できるはずなどないと個人的には予想していた。ところがルイス・エンリケ・ダ・シウバ氏がどういうわけかスタンド戦を決め込んでくれたおかげで、サキも馬脚を現すことなく、実に強い姿を見せてくれた。ただ、やはりキックに身体が慣れすぎているのか、3分を過ぎると明らかに疲労の色が濃く、動きが鈍るサキ。逆点勝ちを狙って攻め込んでくるシウバ、もうダメかと思った刹那、サキが再逆転の左フック! ホンマかいなと疑う程のわかりやすさでサキがKO勝ちを収めたのであった。

K-1時代のサキは、ヘビー級の若手有望株で、とにかく手数が多くて、外連味なく一生懸命戦う人、でもそれだけの人、という印象があった。しかし時は流れる。今回のサキには、ジェロム・レバンナ的なオラオラ感、親分感が漂っていた。映画のようなフィニッシュがとても似合う、オールドスクールなスターの風格をまとっていたのである。どうやらこの人はファイトビジネスを分かってる。意外に信用して良いのかもしれない。


●白星は何よりの石原ではあったが、3度も金的を食らったのでは今夜はビッチもがっかりだろう。ただスコアは 28-27、28-27、29-27だったから、金的の減点がなければドローになってしまうところだった。

●RIZINでは五味対サップ希望。

●時折中継画面に映し出される客席の日本人(らしき)ファンが、おしなべて日系人っぽく見えるのはなぜなのだろうか・・・


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09/22のツイートまとめ

omasukifight

UFCの鬼の喧嘩屋、マット・ブラウン(36)が次戦をもって現役を引退することを発表している。11月11日のディエゴ・サンチェス戦がラストマッチ。引退はまだ早いんじゃないのか!。でも、サンチェス戦は今からすでに火薬の臭いが立ちこめている!! https://t.co/r9Jng4d6y8
09-22 20:30

レスリングオブザーバー9月25日号によると、日本時間9月24日朝に開催のベラトール183サンホセ大会を前田日明が訪れることになっているという。何をしにいくのであろうか。
09-22 20:29

Oneが2018年の年間予定を発表、7月にソウル、9月に東京で開催予定である模様。全24大会。来年の予定もよいが、来月10月21日開催予定だったはずの北京大会がウェブサイトから忽然と消えているのは、いったいどうしたことだろう?https://t.co/5RgrSIPLMn
09-22 20:29

書きました。https://t.co/jpK9zpl9Vw
09-22 20:27

書きました!(後編)https://t.co/XCzZtIwIh0
09-22 01:40

書きました!(中編)https://t.co/3WwkTM2FgY
09-22 01:40

書きました!https://t.co/op4Ig4kAFn
09-22 01:40

UFCのペイジ・ヴァンザントが自伝『Rise』を刊行。来年4月発売、全288ページ。いくら何でもちょっと早過ぎないですかね。まだ23歳ですよ。https://t.co/erzWZILbmF
09-22 01:39

マハル、中邑を「ミスター・ミヤギ」などと古典的ステレオタイプ挑発


WWEで中邑真輔との終わりなき抗争を繰り広げているジンダー・マハルが、中邑に対する人種差別的なプロモーションを行っているとして不興を買っている。

Deadspinの報道によれば(リンク先に動画あり)、ターバンを巻いてリングに登場したマハルは、「これがサマースラムでオレ様に負ける前のわざとらしいナカムラだ」と言いながら、中邑の強面の表情をスクリーンに映し出し、そのあと「これがサマースラムでオレ様に負けた後のナカムラだ」と言いながら、同じ写真を写しだし、「Always Rook the Same」(いつもいっしょ。RとLの区別が付かない日本人の発音をバカにしながら)だとして、2人の従者(シン・ブラザーズだ)と共にペルシャ絨毯の上で腹を抱えて笑い転げてみせている。

さらに、「ファンは本当はナカムラのことなど応援していない。みんな影では、ナカムラは犬の美容師に散髪してもらっていると言っている。みんなはヤツのことを、ミスター・ミヤギと言っているんだぞ」とも語り、観客から「That’s too far」(それは言い過ぎ)と言うチャントを食らっている。

レスリングオブザーバー(web) の報道によれば、マハルは「観客の半分は外国人嫌いで、ナカムラは子ネコやイルカを食っていると信じている」「ナカムラは見た目や喋り方がおかしいので、ファンはナカムラを受け入れていない」などとさらに踏み込んだ発言もしているのだという。

デイブ・メルツァー記者がワシントンポストの取材に答えて、この件について次のように解説している。

プロレスにはプロレスの論理があるのだが、いまは多くの人が見るようになっていて、こうした古くさいトリックを許せないという人が出てきている。そして、こんなことを言わされているマハルに対して同情的になる。こうしたファンは、ヒールではなく、会社を叩くようになってしまうのだ。ほんの15年〜20年前のプロレスでやっていることが、今ではほとんどやれなくなっている。





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この歳になって、まだ闘魂を燃やしていたら、みっともないだろう【アスクレン引退】



11月24日に予定されている青木真也戦を最後に引退を表明しているOne Championshipウェルター級チャンピオンのベン・アスクレン(33)。9年にわたるプロキャリアで、戦績は17勝0敗。2013年にビヨン・レブニー時代のベラトールをウェルター級チャンピオンのまま離脱。UFC入りが濃厚と思われていたが、デイナ・ホワイトに「まずWSOFにでも行って経験を積め。話はその後だ」などとひじ鉄を食らうと、ヘソを曲げてさっさとOneと契約をしてしまい、そのまま今日に至っている。MMA Hourに出演し、引退の決心について語っている。

第1の理由は、辞め時に辞める人が誰もいないからだ。どのスポーツをとっても、全盛期に辞めていく選手はとても少ない。ゴルフのタイガー・ウッズの転落ぶりをみてみろ。それでも、ゴルフで身体にダメージを受けるということはない。でも、オレも大好きなモハメド・アリのような人を見れば、全盛期を過ぎてダメージを受け続けると、はっきりしたことは誰にも言えないけれども、やはりそのことが、晩年の彼の問題の多くに関係があるんじゃないかと想像せざるを得ない。

第2の理由は、スポーツというものは、とても自分勝手なものなんだよ。オレは若い頃、アスリートの伝記を読んで、いつもこう思っていた。30歳になったら引退して、世の中にお返しをしよう。コーチをしたり、子育てをしたり、いろんなことができる。これまでは、試合前には自分の準備ばかりしていて、他人をコーチもしなかったし、子どもにもあまり関われなかった。

MMAでは、PEDをやる人なんかもいて、いつまで現役を続けるべきなのかがわかりにくい。ただ、オレは男性アスリートのピークは26歳から30歳くらいだと思っている。オレ自身、28歳の時と同じ肉体ではないし、ピークは過ぎている。今でも世界トップレベルで戦えるとは思うが、それでも少しずつ、少しずつ、坂道を下っていく。2年前にONEとの契約を更新したとき、オレははっきり「2017年末で引退する」と言っておいたんだ。30歳で引退すると言っていたのに、33歳になった。もうこれまでだ。

若い選手は、「自分がどれだけ強いのか、目にモノ言わせてやる」と闘魂を燃やしている。でもオレも歳をとった。この歳になって、まだそんな闘魂を燃やしていたら、みっともないことだと思うんだ。できることはやった、それなりの実績も積んだ、後は若い世代に譲ろう、となるべきなんだ。

復帰をするなら、その条件は1つしかない。世界ナンバーワンの座を賭けて戦うときだけだ。ナンバー2でも、ナンバー3でも、ナンバー4でもない。ナンバー1の座だ。それと、そのナンバー1の座にいるのがタイロン・ウッドリーなら、オレは戦わない。友だちだからね。だから、ナンバーワンの座を賭けた試合で、対戦相手がタイロン・ウッドリーでなければ、オレは復帰して自分がナンバー1であることを証明してやる。それ以外で復帰することはない。自分がナンバー2やナンバー3であることを証明する必要など、ないからだ。

とはいえ、オレが復帰することはおそらくないだろう。オレはそういう所はきっちりしていて、たいていは有言実行なんだ。純粋な楽しみや運動のために、グラップリングやレスリングの試合などに出ることはあるかもしれない。必ずしも自分が世界トップでなくてもよいような試合で、あくまで恋しさを紛らわせるためにね。



アスクレンは、引退後は米国ウィスコンシン州にある自身のアカデミーで後進指導に当たるほか、Oneのマッチメーカーの仕事もしてみたいと語っている。


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09/20のツイートまとめ

omasukifight

RT @MrLARIATO: Lioness Takayama & Chigusa Suzuki https://t.co/QZVlwOf2nN
09-20 21:44

今週末開催のBellator 183は、キックボクシング大会とのダブルヘッダー。そこで初披露されるのがこの“フライング・ケージ”(登録商標)。天井からケージが降臨、15分でリングがケージに早変わり。リンク先にピンと来ない動画。https://t.co/9CW18lTBs6
09-20 21:44

インヴィクタ社長のシャノン・ナップが、インヴィクタのボクシング部門の立ち上げを示唆している。https://t.co/KyOtG6nBFq
09-20 01:31

米MMA Junkie読者投票によるUFCファイトナイト・ジャパン結果予測。“View result”をクリックすると投票結果をみれますよ。グーカン・サキの負けに賭けたくなる。https://t.co/A9pC0NvbYD
09-20 01:31

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