地に足をつけ星に手を伸ばし、リングの案配を気にかける、プロレス・格闘技のリーダーズ・ダイジェスト!

ダナ・ホワイト:選ばれし者のやせ我慢


最近のメジャーメディアに載ったダナ・ホワイトのインタビュー3本を抄訳します。地上波放送契約の条件について、プロモーターであるということについて、来週のビッグ・アナウンスメントについて、キンボ・スライスについてなど。

Dana White Q&A (Strikes and Submissions, USA Today)

Q PrideやWECの買収をどう評価しますか

ダナ もうひとつ、WFA (World Fighting Alliance)も買収した。これは、ランページ・ジャクソンの契約が欲しかっただけだ。PRIDEについては、唯一、UFCと同じくらい大きな存在だったと思っている。手に入れたかったのは人材とライブラリだ。

Q 当時、PRIDEは存続させると言ってましたよね?

ダナ うまくいかなかったな。長くて複雑な話なんだが、今は係争中なので話せない。WECについては非常にうまくいった。WECでは軽量級を充実させたかった。軽量級にはスター選手がたくさんいるし、試合も面白い。WECはいまでは、かつてのPRIDEの10倍の値打ちがあると思っている。

Q WECの重量級の選手はUFCに移管させると言ってましたね。

ダナ ちょっと時間がかかるけど、その通りだ。155パウンドでわけるか、170パウンドで分けるか、まだ決めかねている。とりあえず、155以下の選手の(WECでの)充実を図るよ。

Q 日本の新しい団体についてはどう見ていますか?

ダナ 人材を奪い合うことにはなるだろうね。いいことだよ。だって、UFCが世界中の選手と契約できるわけではないし、僕が欲しいのは最高の選手だけだから。この業界に参入する者は全て歓迎だよ。IFLもマーク・キューバンもたくさんのお金を使った。選手が経験を積めるし、お金を稼げる。とはいえ結局彼らはみな、ファームリーグだよ。

Q 他団体が一致団結して統一王者を作り、UFCの王者と対戦させようとの動きもありますが・・・

ダナ どの団体にもUFCの王者と対戦するにふさわしい選手はいないよ。

Q Afflictionについえは?

ダナ ヒョードルはウチの王者を2005年に倒したが、それ以来、(まともな相手とは)誰とも戦っていない。ハードコアファンの間でヒョードルは都市伝説的な人気があるのは知ってるが、まずは自分の宿題をしろと言いたい(=まともな相手と戦いなさい)。AfflictionはTシャツを売って生計を立てている人々だ。過去9年間、毎週のように、そんな小金持ちが参入してきて、UFCと競おうとしている。毎週10本もインタビューを受けて、Afflictionはうまくいくと思いますかと毎度聞かれて、もう机に頭を打ち付けたくなる気分だよ。じゃあ僕が明日からTシャツを売り始めたら、Afflictionと競争できるのかい?

Q UFCが地上波放送に何を求めているんですか?

ダナ 我々は本物だ。われわれはNFLだし、われわれはメジャーリーグ・ベースボールだ。MMAは大きくなったが、メインストリームとは言えない。物事には時間がかかる。今は地上波はいらない。

かつては本当にひどい時期もあった。僕のパートナーは4400万ドルも投資して、トンネルの先が全く見えない状態だった。倒産の危機を感じたこともあった。でもテレビ局に行かなかった。行こうと思えば行けたんだ。

自分の哲学はこうだ。テレビに載るのにお金を払うことにしてしまったら、もう、お金をもらえなくなるんだよ。

われわれはPPVビジネスの会社だ。この会社の仕事は、より多くの人に、MMAを知ってもらうことだ。根本的には啓発活動をしているんだよ。

Q ヘビー級の選手で、ノゲイラとミア以外に注目の選手はいますか。

ダナ ブランドン・ヴェラがいる。それと、新人だがケイン・ベラスケスという選手に期待している。ヘビー級のいい選手を見つけるのは難しい。ボクシング業界でも同様だ。ただこのスポーツは成長していて世界に広がっている。MMAのジムは世界中に出来ているし、子供たちはMMAを学んでる。選手のレベルは上がり続けるだろう。お金も稼げるようになってきたのだから、フットボールや野球にいくような奴らがMMAに来ることにもなるだろう。


What The F**k Is Dana White Fighting For? (Rolling Stone)

自分は典型的なスポーツリーグのトップじゃない。感情をそのまま言う。隠し立てはしない。嘘もつかない。悪口も言う。クラスのガキ大将みたいだと思う人もいるだろう。選手を潰してしまうモンスターだと思う人もいるだろう。好きになってくれる人もいるだろう。全員をハッピーにすることなど出来ない。でもこのことは理解してくれ。このビジネスにあって、プロモーターは自分だ。この役目って言うのは、いつだって悪者なんだ。何をしようが、どんなに素晴らしいことを他人のためにたくさんしようが、何人の選手を億万長者にしようが関係ない。プロモーターとして、少しばかりの金を稼いだら、袋だたきなんだよ。あんたが取るんじゃない、選手にあげなさいってね。自分はいつでも悪者だ。わかってる。その役割を果たしてやる。

マーク・キューバンが本当にオレに勝てるかって?自分は文字通り、MMAを食べ、MMAと眠り、MMAを吸い、MMAを生きてる。MMAを愛しているし、これが仕事だ。今のところこいつはまだ、ずいぶんとピュアなんだ。ボクシングのようなダーティな面はない。ダーティになってしまう日が来るとは思う。そうなってしまったら辞める。でもいまは、いいファイトを愛しているし、この仕事の秘密も理由も知り抜いている。マークはオレには勝てない。勝てるわけがない。

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MMA SUBMISSION: AN INTERVIEW WITH DANA WHITE (ESPN The Magazine)

今は嘘だろということを計画している。来週発表するが、みんなの頭を吹き飛ばすだろうね。取引は終わってるが、まだ社員にも言ってない。このビジネスがこの先5年、どうなっていくかを指し示すようなものだ。

それにしてもキンボの対戦相手の選手はジョークそのものだったな。主流のメディアがあんなフリークショーを追いかけるのは迷惑だ。ただ自分の生活と仕事がうんときつくなる。もう露出してしまった。あれがESPNでカバーされるのに、BJペンがカバーされないんだからな。誰もがUFCかわ分け前をぶんどることに熱中しすぎていて、ああいう試合が特に理由もなくマスコミでカバーされる。CBSにとっても、MMAにとっても恥ずかしい限りだよ。145パウンドのユライア・フェイバーでもキンボに勝てる。キンボはしょうもない。奴はひどい。

UFCは、赤字を垂れ流していた頃でも、フリークショーはやらなかった。やっていれば今頃CBS地上波放送に乗っているだろうが、そんなくだらない取引はしない。あのショーはどうしようもないが、ブランドの混乱が起きてる。多くの人はあれがUFCだと思っている。UFCの敗北だよ。

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全日本プロレス「チャンピオンカーニバル」をようやく見終わりました。ぜいぜい。

優勝戦の諏訪間 vs 棚橋が好勝負だったとの評判でしたが、僕には古典的なカウント2.9プロレスっぽく、普通に見えたかな。でもフィニッシュのラストライドは強烈そのもので説得力大。アナウンサーに言われてああそうかと思ったけど、5日間のチャンカンでこの技、始めて出したそうで。ご立派です。

個人的には、棚橋MVPと言わざるを得ないでしょうか。ちょっと悔しいけど。武藤戦もよかったし、準決勝の小島戦がなかなかのものでした。優勝戦のゲストコメントの小阪由佳ちゃんも、立場的には諏訪間を推すべきところでしたが、歓声の漏れ方はついつい棚橋派になっていましたね。棚橋、やはり全日本という場で光るということなのでしょうか。諏訪間については鈴木みのる戦が良かったな。意地の張り方だけはガチでした。

ところで、Kamiproが「新日本がおもしろい」特集をしていて、煽りV等を製作している新日本の若手社員が好き勝手に喋るというインタビュー記事がありました。永島、上井、草間、長州といった当たりが睨みを効かせ、すぐに報道規制や取材拒否をしていた頃と比べれば、これは本当に同じ会社かと見まごうばかりの、無茶苦茶な変わりよう、開放感ですね。新日本のリングが、これまでの連続性を断ち切って、変化していく兆候なのかもしれません。

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まもなくUFC85ロンドン大会。夜には戦極ですね。



米MMA、新たな地上波放送への鼓動

Akiyama to Headline Dream 5 (Sherdog)

Sherdogが秋山のDREAM.5参戦を報じる記事の中で、他に同大会に出場が見込まれている選手として、次のような名前を挙げていました。

Marcio Corletta
ユノラフ・エイネモ
マーク・ハント
セルゲイ・ハリトーノフ
イゴール・ポクラヤッツ(ミルコのスパーリング・パートナー)

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Trump Talks Affliction Partnership (Sherdog)

木曜日にニューヨークのトランプタワーでアフリクションの記者会見が予定通り行われ、ドナルド・トランプがパートナーシップをアナウンスしました。

「金ならある。悪いことじゃないだろ。これは私にはそんなに大きな問題ではない。何十億も投資しているドバイのプロジェクトなんかに比べれば、大きな話ではない」

トランプが会見中、トランプの携帯にアンドレイ・アルロスキーから電話。トランプ「こんなにひどい仕込みは見たこと無いな(笑)」。アルロスキーは旗揚げ戦参戦を表明。

「おそらくティト・オーティスにも声を掛けることになるだろう」

BloodyElbowがトランプの会社のアドバイザー、マイケル・コーエン氏にインタビューしています。ポイントだけ。

Q トランプ氏がMMAに関わるようになった経緯は?

A トランプ氏はもともとコンバットスポーツのファンなのですが、NBCの番組でティト・オーティスと長い時間をともにしている中で、「きみら選手はどれ位稼いでいるのかね」という話になったのがきっかけです。アフリクションとは1ヶ月の交渉の末、月曜日に契約が完了したところです。

Q トランプ氏は米4大ネットワークのNBCで人気番組を持っていますが、NBCでは現在、Strikeforceを放送しています。トランプ氏はアフリクションをPPV以外にも進出させようとしているのでしょうか。

A トランプ氏をパートナーに迎えるメリットの1つには、彼の巨大な名刺入れにアクセスできるということがあるでしょう。お答えとしては、検討中、ということになります。われわれは、MMAはプライムタイムのテレビに居場所があると信じています。そして彼は間違いなく、NBCにつよい絆を持っています。

Q アフリクションは今後、どのような計画を持っているのですか。

A トランプ印の力を、まあ見ていてください。すでにトランプ氏のもとには、MMAの選手から、何十もの電話がかかってきています。UFCの選手もいますよ。


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5 Oz. Exclusive: James Thompson speaks out against the New Jersey Athletic Control Board and possible favortism towards Kimbo Slice (Five Ounces of Pain)

キンボ・スライスに敗れたジェームス・トンプソンのインタビューを抄訳。

Q 試合後記者会見でゲーリー・ショーが、あなたはダメージが大きく、病院に直行したと述べましたが、数分後、あなたは割に元気そうに姿を表しました。

A 自分はその発言はあとになって聞いたんだ。カリフラワー・イヤーが破裂したんで、病院に行きたいとは言った。ゲーリーが何故そんなことを言ったのかはわからない。記者会見に出て、言うべきことは言おうと思ったんだが、ゲーリーは僕のことなんか気にしていないのかな。ちょっとショックだ。

Q 1Rにあなたのギロチンチョークでキンボがタップしたように見えました。

A それには気がつかなかったんで、指摘されてビックリしている。実はキンボは僕の下腹部にヒザを入れたんだ。で、僕はレフリーにアピールした。その様子が、「タップしてるぞ」という風にみたのかな。でもビデオを見直してみると、少し妙なんだ。たしかに小さくタップしているようにも見える。一度は親指を挙げる仕草をしているんだが、それを繰り返していて、タップのように見える。あれはいったい何だったのかな。

Q 2R、あなたはキンボの腕を極めて、キンボの頭部に20発程度の打撃を加え、キンボは反応しませんでした。

A 選手が事態を打開できないときには、試合は止められるべきだろう。根拠はないが、あのとき下にいたのが僕だったら、試合は止められていたんじゃないかと感じる。それだけじゃないんだ。レフリーは僕に、展開がないなら立たせるぞ、と言ったんだ。僕はエルボーを打ち続けていたんだよ。さっぱり意味が分からないよ。

Q そして3Rのストップについては?

A 確かに彼の重い打撃で僕は揺れた。でも1Rにも2Rにも打撃を受けて揺れても、僕は立て直してテイクダウンしているんだ。あのときもクリンチしようとしていた。試合が続いていれば100%テイクダウンできたよ。まあ、わからないけどさ。とにかく、僕は20発殴ったが、キンボは4発だ。キンボがちょっとでも有利になったら試合が止められる、という印象は持った。

Q レフリーのダンがインタビューに答えて、君はレフリーをキンボと間違えていたし、試合が終わったことも理解していなかったと言っている。

A それが一番むかつくよ。本当にショックで胸が悪い。かちくらわしてやりたいよ。僕は事態を完全に理解していた。ストップされたあと、彼の手の動きを見て、彼に向かって「何をやってんだ!」って聞いたんだ。レフリーとキンボを間違えていたって?本当に馬鹿馬鹿しい。レフリーは黒くないしヒゲもないだろ。屈辱的だよ。

Q 2Rの判定で、ジャッジ一名がキンボ優勢に付けていた件については?

A そのジャッジはキンボに殴られでもして、おかしな見え方をしていたんじゃないのか。それとも僕とキンボを間違えているんじゃないか?そんな判定は、僕に対する侮辱にとどまらず、MMAに対する侮辱だ。その人は仕事に戻って欲しくないね。

Q EliteXCから再戦の話などはありますか?

A 彼らからなににも言ってきていない。謝罪と無効試合の決定でもあれば、彼らを尊敬できるんだけどね。連絡があることを祈るよ。

Q 異議申し立てをするつもりは?

A いまは試合が終わったばかりでバタバタしているから、もうしこし時間を掛けて考えたいけど、調停については考えているよ。

Q EliteXC副社長の Jared Shaw が、2Rにレフリーに向かって「立たせろ!」と叫んでいたことが観察されています。試合終了時には彼は一番にキンボの祝福に向かっていました。プロモーターに贔屓があったとおもいますか。

A 会社がキンボにたくさん投資をして、キンボもたくさんチケットを売っているのは分かっているよ。僕は試合に専念するだけなんだけどね。贔屓ということは常にあるよ。べつにどうでもいい。気にしない。Jared の声を聞いたときにはむかついたけどね。なんかちょっと、不安感はあるよね。



5 Oz. Feature: Breaking down the post-weekend MMA television landscape (Five Ounces of Pain)

アメリカMMAとテレビの展望について論じたこの記事の中に、次のような記述がありました。

情報筋によると、NBCはStrikeforceを週末午後の時間枠に移した上で、年4回のライブ・スペシャルを放送することを検討しているという。契約の中には、NBCがStrikeforceのPPVパートナーになることが出来る、という条項もあるという。


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Couture Kept in the Corner at UFC 84 (Payout: The Business of MMA)
先日のUFC84 でヴァンダレイ・シウバのセコンドにランディ・クートゥアがついていましたが、シウバ勝利後にオクタゴンに入ろうとしたところ、UFCのスタッフから拒否されたそうです。放送でもクートゥアの存在はアナウンスされませんでした。

UFC Sends Cease and Desist to Ortiz (Payout: The Business of MMA)
ティト・オーティスが最近出版された自己伝「This is Going to Hurt」の表紙写真にUFCのライトへビー級ベルトを掲載していることについて、知的所有権の侵害であるとしてUFCは裁判所の中止命令をとりました。

なーんかUFCがせこく見えるんですが、当たり前かもしれん。

This is Gonna Hurt: The Life of a Mixed Martial Arts ChampionThis is Gonna Hurt: The Life of a Mixed Martial Arts Champion
(2008/05/06)
Tito Ortiz

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五味隆典の公式ブログで、五味がラスベガスのUFC84を見たあと、ExtremeCoutour で練習をしたと書いてあります。タイソン・グリフィンとスパーリングをしたそうです。

世界各国の“アホ”、“変態”、“寿司屋”が集結!?『ハッスルGP 2008』は7.6 福岡で開幕!!(Kamipro)
ジェロを超えた超新星・鼠先輩が川田を罵倒=ハッスル(スポナビ)

ああ、こういうことか・・・うーむ・・・寂しい・・・

渡辺久江が引退を発表!(gravity - 女子格闘技ニュース)

女子格専門ブログさんの記事。やっぱり写真が楽しい。


金持ちも喧嘩する

囲み会見で笹原EPが、秋山の対戦相手について言及! 相手は日本人!? (Kampiro)

なんか、秋山ってほんとにDREAMに出るのかなあ、と不安に思わせるところがあったので、まずは一安心です。出場を発表した以上、笹原さんはぼやかしていますが、対戦相手はある程度絞っているはず。日本人だというならそうなんでしょう。まずはDREAM.4への関心がそがれないよう、発表はあとでするんでしょうが、DREAM.4の結果如何という面があるのかもしれません。

対戦相手は田村ではないんでしょうか。Kamiproのpodcastに出演した笹原氏は、ミドル級GPのアンケート結果で、「田村 vs 桜庭」がダントツであったことと、桜庭戦以外に田村の得票がほとんど無かったことを明かしています。ということは、田村がゴールデンタイム放送で貢献するには、もはや、秋山戦か桜庭戦くらいしかニーズがないということなんじゃないでしょうか。

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Another billionaire getting into the business (Wrestling Observer)

ドナルド・トランプはアフリクションの大株主になる見込みだそうです。タダのイメージキャラではありません。また、トランプ自身が明日の記者会見で、アンドレイ・アルロスキーのアフリクション参戦を発表する見込みだそうです。7月19日旗揚げ戦ではベン・ロスウエルとの対戦が期待されます。

Five Ounces of Pain は、この記者会見にティト・オーティスも出席するという噂があると伝えています。

ドナルド・トランプは、マネーの虎風のテレビ番組「The Apprentice」で成功しましたが、それとよく似た番組「The Benefactor」に出演していたのがマーク・キューバンで、二人の間には奇妙なライバル関係もあるようです。

トランプ「キューバンは私のテレビ番組を猿真似して失敗し、恥をかいた。私は彼に手紙を書いた。マーク、君はテレビ向きのキャラじゃない、事前に相談してくれれば良かった、失敗するよと教えてあげられたのに、ってね。マーベリックスについても同じだ。素晴らしいチームだが、負け犬の元では勝てない」

キューバン「ドナルドが怒っているのは、彼がNBAのチームを買えないからだろう。1万ドル以上の現金は彼には無理みたいだ。トランプ・ステーキやトランプ香水、トランプ人形が売れていることを祈るよ。」

ドナルド・トランプは昨年のレッスルマニアでズラを賭けてビンスと戦っていましたね。日本でもたまに金持ちキャラの人がバラエティ番組などに出るけど、変わった人が多いから、なーんかトランプって、僕の中ではイメージが同定しにくいんだよなあ。ホントに大丈夫なのかなあ。というわけで、トランプ vs キューバンを次回レッスルマニアでどうでしょうか。

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Underpaid?: Revenue Sharing in the UFC (Payout: The Business of MMA)

ダナ・ホワイトが、ランディ・クートゥアやティト・オーティスと揉めるときにいつも論点になるUFCのファイトマネーの水準について、MMA Payout ブログが、各大会の総収入とファイトマネーの比率を概算して考察しています。

イベントファイトマネー 総収入 選手取り分
UFC76$1,074,000 $11,388,125 9.4%
UFC77$812,000 $8,991,875 9.0%
UFC79$1,399,000 $16,885,000 8.3%
UFC81$$1,132,000 $15,885,000 7.1%
UFC82$1,112,000 $9,504,375 11.7%
合計$5,529,000 $62,654,375 8.8%

ここで売り上げとは、入場料収入と、PPV収入の合計で、PPV収入については、Zuffaの取り分が半分であるという仮定が置かれています。また、ファイトマネー総額については、公表されているボーナスは含まれていますが、非公表のPPVボーナスや臨時ボーナスは含まれていません。

また、売り上げには次のような項目が含まれていません。クローズド・サーキットの入場料、DVD売り上げ、テレビゲーム売り上げ、テレビ放映権料、スポンサー料、広告料、オンデマンド放送売り上げ、商品売り上げなど。UFCの標準契約書では、これらの付属権利については選手は取り分を放棄することになっています。

売り上げの平均8.8%を選手が持って行く、というこの数字、他のスポーツと比べると、NFLでは59%、NBAでは57%、NHLでは55.6%、MLBでは53%だそうです。

昨年の「デラホーヤ vs メイウエザー」戦では、この二人だけで売り上げの44.2%を獲得しました。ただしこれはデラホーヤ自身のプロモートで行われた試合です。

WWEの場合、この数値はおおよそ15-18%程度ではないかと見られています。

ティト・オーティスは、UFCにおいても40%程度を選手に配分するのがフェアなのではないかと主張しています。

この記事だけを見ると、UFCはぼろ儲けに見えますが、長い歴史のある確立されたスポーツと、Zuffaという一企業が行う、まだまだ揺籃期のスポーツを直接比較するのはフェアではないと思えます。かつてロレンゾ・ファティータが、MMAの発展のために、再投資やマーケティングが必要だと言っていたことにも一定の説得力がありますので、一概に評価することは出来ないと思います。オーティスの言う40%もリーズナブルにも見えますが、40%と言ってみるだけでは、なぜそれが選手にとってもプロモーターにとってもベストなのかはよくわかりません。



EliteXC視聴率データ / WEC視聴率も倍増

『M-1グローバル』が緊急記者会見! ワジム氏がヒョードルvsクートゥアー戦の可能性などを激白!(Kamipro)

当ブログではアメリカ発信の情報をウォッチしているわけですが、そちら目線だと、Affliction 立ち上げが、実はM-1との共同プロジェクトであったというのは、ちょっとした盲点でした。ヒョードルが参加するんだから、当たり前といえば当たり前なんだけど、M-1の動きというのは特に報じられていなかったので。

ダナ・ホワイトにクレイジーロシアンと呼ばれ、モンテ・コックスもさじを投げたワジム・ヒョードル軍は、Afflictionとは首尾良くやっていると言うことなんですね。

この記者会見、DREAMの仕切りだったようですから、Affliction旗揚戦は、日本でもPPVで放送されるのかもしれないですね。

なお、Five Ounces of Pain によると、Affliction は6月5日にニューヨークで記者会見を行うと発表、ドナルド・トランプも出席し、Afflictionとトランプのパートナーシップについて発表するとしています。Affliction の資金源としても安定感が増すし、今後の行方が話題のティト・オーティス参戦も有力になりそうですね。

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Faber/Pulver Battle makes VERSUS most-watched among key male demos (WEC公式)

6月1日WEC34のレーティングは1.4、視聴者数は150万。

WECは昨年からケーブル局 Versus で放送されていますが、この視聴率はWEC中継としては過去最高、これまでのWEC 中継の平均と比べ、視聴率で180%高、視聴者数で216%高でした。ちなみに前回のユライア・フェイバーの試合(昨年12月)の視聴率は0.7%でした。

また、WEC34放映中、Versus は男性18-34歳の視聴者層などで全米ケーブル局の首位を取りました。

大会が開催されたサクラメント地区(フェイバーの地元)での視聴率は2.7%で、ケーブル局としてはこの地区ナンバーワンとなりました。

UFC Counter Programming Ratings & Reaction (Payout: The Business of MMA)

EliteXC/CBS の裏番組として、UFCの本拠地、ケーブル局Spikeが放送したチャック・リデルのドキュメンタリー番組は視聴率0.9%(視聴者数120万)、リデル vs シウバのケーブル初放送は1.2%(160万人)という結果でした。

Spike TV はCBSに敵意むき出しのプレスリリースを出しています。

「今年CBSのプライムタイムでは497本の番組が放送されましたが、平均視聴率で EliteXC は468位でした。男性18-34歳の視聴者については、Spikeが放送したUFC70、UFC75等を下回りました。CBSの視聴者の平均年齢は41歳でしたが、これはSpikeのUFC放送より10歳以上年上です」

「468位」というデータは、9時から11時までの数値に基づいています。EliteXC視聴率のピークは、さらに遅い時間に訪れています。

EliteXC SNF Final Rating - New Record Highs (Payout: The Business of MMA)

先週土曜日にCBSで放送されたEliteXC中継(放送時間21時〜23時51分)の平均視聴率は3.0%、視聴者数は485万人でした。これまでにもっとも多くの人が見た大会となりました。

30分ごとの視聴者層別視聴率は次の通り。

時間帯視聴者数 M18-49 18-49M18-3418-34M25-5425-54
9:003.38m 1.9 1.42.11.51.91.4
9:303.66m 2.2 1.62.41.72.21.6
10:004.68m 2.6 2.13.02.13.02.2
10:305.53m 3.5 2.53.82.73.62.6
11:005.84m 3.6 2.63.82.73.82.8
11:306.51m 4.0 3.04.13.14.33.1
平均値 3.0 3.2

この数値はほぼ、バスケットボールNBA中継と同様だそうです。また、他の地上波局の裏番組は次の通り。この時間帯の首位はFOXで、CBSは2位でした。
  ・NBC (ホッケー中継)2.6%
  ・FOX (America's Most Wanted / Cops)  3.1%
(訳注 ABCのデータが記載されていませんが、ABCの放送した Stanley Cup Finals よりもEliteXCの方が高視聴率だという記述があります) 

2007-08年度、CBSが通常放映している土曜9-11時の枠の視聴率は4.1%ですから、通常よりは低い視聴率ということになります。ただ、次の視聴者層については視聴率が上昇しました。

25-54歳 +16%
18-49+57%
18-34+156%
M25-54+121%
M18-49 +173%
M18-34+357%

M は Male (男性)

CBS-ELITEXC, UFC, AND WEC SCORE WITH RATINGS (MMA Weekly)

【視聴者数の多かったMMA大会】
1. EliteXC in May 2008--- Average of 4.85 million viewers for the whole broadcast
2. UFC 75 in September 2007--- Average of 4.7 million viewers for the whole broadcast
3. UFC: The Final Chapter in October 2006--- Average of 4.2 million viewers for the whole broadcast
4. UFC 70 in April 2007--- Average of 2.8 million viewers for the whole broadcast
5. UFC's TUF 3 Finale in June 2006--- Average of 2.8 million viewers for the whole broadcast

【視聴者数の多かった試合】
1. EliteXC: Kimbo Slice vs. James Thompson--- 6.5 million viewers
2. UFC: Quinton Jackson vs. Dan Henderson from UFC 75--- 5.9 million viewers
3. UFC: Tito Ortiz vs. Ken Shamrock III from "Final Chapter" show--- 5.9 million viewers
4. EliteXC: Robbie Lawler vs. Scott Smith--- 5.5 million viewers
5. EliteXC: Gina Carano vs. Kaitlin Young--- 4.7 million viewers
6. EliteXC: Joey Villasenor vs. Phil Baroni--- 3.7 million viewers
7. UFC: Mirko Cro Cop vs. Gabriel Gonzaga from UFC 70--- 3.6 million viewers
8. UFC: Kendall Grove vs. Ed Herman from TUF 3 Finale--- 3.5 million viewers
9. EliteXC: Brett Rogers vs. Jon Murphy--- 3.4 million viewers

Bas Rutten says Kimbo Slice should have lost (Five Ounces of Pain)
キンボ・スライスのトレーナーを務めているバス・ルッテンが自らのサイトで、キンボは負けていたと発言しています。

試合は2Rの終わりにストップされるべきだったんじゃないかという意見があります。私もそう思います。それがルールだからです。キンボは自分の状況を改善するためのアクションが取れていませんでした。


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Game and MMA さん経由で前田吉朗 vs ミゲール・トレスを見ました。まるでカリート・カリビアン・クールのような呑気な入場テーマで登場の、KID言うところの「なんとかトレス」。メキシコ、ないし、米国内のメキシコ系も巨大な市場だからなあ。それにしても、顔はまだ子供じゃないか。しかし手足が長い。

で、このトレス、あくまで見た目の問題なんだけど、なにか攻撃を受けると、むかついて倍返ししているようにしか見えない(笑)。前田も結構これにつきあっている。まるで小学生の喧嘩のような意地っ張りなファイトだ。いや、もちろん奥深い戦術も戦略もあるんだろうけど、小学生に見えるというのはすこぶる分かり易い。こんな若造、もっと老かいにいなしてやればいいんじゃないかと思うが、そうしないのは非常に好ましい。もっとも若造とはいっても前田より生涯試合数は多いんだが。

で、アメリカ人のライターが絶賛の2Rは、ようするに、攻守がコロコロと入れ替わる展開なんですね。スタンドでトレスが追い込み、前田が逆襲する。前田の足関は、ミゲルも取り返して、二人で同時に掛け合ってる(このシーンで解説者はヒーヒー言って喜んでました)。ミゲルのトライアングルは前田がスッポンと外す。確かに面白い。でも史上最高かどうかはよく分からない。できれば予見無く、見たかったな。

勝利者ボーナスを含むWEC34の公表ファイトマネーは、フェイバー44,000ドル、パルバー33,000ドル、トレス28,000ドル、前田6,000ドル。ただしこの人たちはベストファイト賞を別途獲得したという報道もあったと思います。

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崔洪万、今月にも脳腫瘍除去手術(日刊スポーツ)
 韓国陸軍から帰宅措置を受けていたK−1ファイターの崔洪万(27)が、脳腫瘍(しゅよう)の除去手術を受けることになった。韓国の兵務庁は2日、崔の兵役免除を正式に発表した。以前から指摘されていた脳腫瘍が主な理由と見られる。崔は4月下旬に「兵役免除となれば手術を受ける」と明かしており、早ければ今月中にも腫瘍の除去手術を受ける。

 218センチの巨漢と愛くるしい笑顔で人気の崔が、脳腫瘍の除去手術に踏み切る。4月21日に韓国・原州にある陸軍第36歩兵師団訓練所に入所。4週間の訓練後、25カ月間の兵役を務める予定だったが、先月28日に行われた再検査の結果を受けた韓国の兵務庁はこの日、「崔の兵役を免除する」と正式発表した。崔は4月下旬に行われた韓国メディアのインタビューに「兵役が免除となれば(脳腫瘍除去の)手術を受ける」と話していた。

 K−1を主催するFEGの谷川貞治イベントプロデューサー(EP)も「いずれは手術を受けさせるつもり」と発言していた。K−1では9月27日に崔の出場する「K−1 WORLD GP 開幕戦」を韓国で控えていることもあり、脳腫瘍の除去手術は早ければ今月中にも施術されることになりそうだ。

 もっとも崔が手術後にリングに復帰できるかは微妙な状況だ。男性の義務でもある兵役をまっとうできなかった人間の格闘技界復帰を、韓国の世論が「よし」としない可能性が高い。すでにインターネットなどでは「兵役には就けず、格闘技はできるとはどういうことだ」という非難の声も相次いでいる。また仮に世論に受け入れられても、「脳の手術を受けた人間が頭を殴られる」ことへの健康面からの反発も予想される。

 K−1人気は韓国でも絶大で、崔は最大のヒーローでもある。それだけに今回の兵役免除と脳腫瘍除去手術は、格闘技界を超えた大きな波紋を起こしそうだ。【山田大介】


脳腫瘍は以前から指摘されていて、それでもファイトして大丈夫ということだったのではなかったでしょうか。症状の悪化があるんでしょうか。それとも、文化的な理由が大きいのでしょうか。

ザ・ロック、離婚が成立 (Yahoo! シネマトゥデイ)

デスマッチでシェイクスピアを上演!! なぜ大日本プロレスは『リア王』にチャレンジするのか!? 登坂栄児氏に直撃インタビュー!!(Kamipro)

EliteXC余波〜どこかで見た風景 / イズマイウ

Kimbo Slice vs. James Thompson
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●ESPN personalities rip into Elite XC (Fight Opinion)

月曜日の米ESPNのニュースやトークショーは、EliteXCの話題で満載だったようです。著名と思われる複数のパーソナリティの発言だけを抄訳。

・マッチメークもプロダクションも素人並み。パルバー vs フェイバーのような本物のファイトを放送しなかったのは不幸なこと。
・MMAを知っている人はみな、恥ずかしくてうつむいている。
・MMAはニッチなスポーツ。ちょっとリアルなプロレス。
・キンボは信頼は失わなかったが、オーラと神秘性は失った。ジナはセクシー且つグロテスクだ。
・MMAはヒトのもっとも根本的で、最悪の本能にアピールする
・MMAは地上波で禁止されるべきですか(視聴者アンケート)
   【はい67%、いいえ33%】

CBS EXECUTIVE RESPONDS TO CRITICS OF MMA DEBUT (MMA Weekly)
賛否両論が渦巻いていることについてCBSプライムタイムの副社長ケリー・カール。

・なかにはなるほどという意見もあるが、ときには、UFCでなければ信用できないと言った意見もあるようだ。
・ハードコアなファンのために改善すべき点はある。ただ、新しい視聴者にたいしては、我々は良い仕事をしたと思う。
・目標は3つ有る。CBSに若い視聴者を取り戻すこと。これはうまくいった。次に、新しい広告主を獲得すること。この点についても、普通はCBSとは取引しないような優良スポンサーを獲得できた。最後に、MMAを広めたいんだ。
・まずは一つの大会をつみかさねていく。たくさんのことを学んだので、次はこれをいかしてもっと良い仕事をする。
・フットボールやバスケットボールで、コントラバーシャルな終わり方というのはそんなにない。でもMMAでは、医者が試合を止める。これは新しい体験だった。トータルでは、とてもエキサイティングな仕事だった

●ジナ vs ケイトリン、スコット・スミス vs ロビー・ローラーで不思議にも見えるドクターストップが相次ぎ、メインイベントのストップのタイミングもコントラバーシャルだった件について、ニュージャージー州アスレティック・コントロール・ボード法務担当の Nick Lembo 、チーフドクターの Sherry Wulkan 、ニュージャージー州所属で担当レフリーだった Dan Miraglitta がそれぞれ、メディアの質問に答えています。

内容は、結構細かい事情説明で、まあ、いかに正当な判断だったかということが切々と述べられていて、長い割には面白さは低め。不可解決着について、日本ならレフリーのチームやら谷川さんやらが弁明したりしていますが、アメリカでは役所がやってくれるんことになるわけですねー。さすがにお手盛りにはなりにくいだろうという印象はしますね。ちなみに個人的には、プロテクトやヤオ疑惑は、まあ、ないんじゃないかと。やるならもっと巧妙にやるものだと思うなあ。

*****

Wallid Ismail, Proelite, and the Hedge Fund Managers (Payout: The Business of MMA)
A Money Manager's Ultimate Fight Game (Barrons / Market Watch)

EliteXCを運営する ProElite 社に対し、ヴァリッジ・イズマイウが訴訟を起こしているそうです。

2006年、ABC放送のディレクターであったダグ・デルーカがイズマイウと会い、彼の「ジャングル・ファイト」をアメリカに持ち込むというビジネスの計画を聞き、投資銀行や投資ファンドの関係者も集まって、新しいMMAプロモーション ProElite の設立計画を作成します。当初計画では、デルーカがCEOになり、イズマイウは現場トップとして、年俸25万ドル、持ち株比率24%を約束されていました。

夏の終わり頃、彼らはShowtimeの副社長に会います。イズマイウによれば、このとき彼は、ジャングルファイトの権利や商標をを放棄するように圧力をかけられます。また、Websiteの運営を、マレーシアの新興企業 LifeLogger 社に高値で外注する計画を聞き、不安になります。

2006年9月29日、契約締結の日にイズマイウが奥さんを連れて法律事務所を訪れたところ、他の当事者は誰も姿を現さなかったそうです。ProEliteはそのあと10月3日、イズマイウ抜きで設立され、イズマイウのポジションにはゲーリー・ショーが座りました。

イズマイウ「これはMMAで初めてのビッグ・スキャンダルだ。この人たちは僕の商品を取り上げ、金を儲け、僕をけり出した」

イズマイウの弁護士は、「彼らは資金調達のため、この選手を最後の段階まで巻き込んでおいて、資金調達後に放り出した」と主張、一方のProElite側はイズマイウとは何の契約も締結していないと主張しています。イズマイウの弁護士はこれで弁護していることになるんでしょうか。

投資銀行とヘッジファンドがグルだったとか、マレーシアのWeb会社が同じヘッジファンドの投資先だったとか、ヘッジファンドのマネージャの財産はリヒテンシュタインの貸金庫に預けられているとか、お金周りの不透明さは確かにあるようですが、ことイズマイウに関しては、お気の毒なんですが、まあ、ねえ・・・MMA興業が「イズマイウのアイデアを盗んで」始まったというのもどうかと思うし、それをいうならジャングルファイトはそもそも猪木のアイデアではなかったのかなあ。

リンク先は投資家向け情報誌のようですが、イズマイウについて「グレイシーファミリーの全てを破り、300勝以上した選手」と紹介しています(笑)。投資情報がこんなことでいいんでしょうか。

*****

アリスター初参戦! パンクラスを席巻するあの男も登場! 6.15『DREAM.4』全カード決定!! (Kamipro)
おお、大会は戦極より1週間先なのに、全カードが戦極より先に出たぞ!

【DREAM】7・21山本“KID”徳郁が遂に参戦!対戦相手は“カリフォルニア・キッド”の推薦選手 (Livedoor)
おお、話としては前進しているわけだ。すばらしい。
フェイバーはセコンドで来日しないかな。KIDに殴り倒されるジェセフ・ヴェネヴィダス。レフリーがストップした刹那、KIDは仁王立ちでフェイバーを指さす。顔面蒼白のフェイバーはタオルをたたきつけ、KIDとやらせろとマイクアピール。そして原稿用紙10枚提出!

瓜田純士&前田日明が「人間の強さと弱さ」を語った〜J-WAVE「PLATOn」【週刊 前田日明】(カクトウログさん)
前田総帥、降臨です。

+☆ありがとうございました☆+(渡辺久江オフィシャルブログ)
こちらこそ、ありがとうございました☆+


EliteXC 躍進!

CBS: Second EliteXC Event Likely for Late Summer/Fall (Sherdog)

昨日のCBS/EliteXCの視聴率が一部判明しました。放送時間は当初、21時から23時の予定でしたが、23時45分まで延長されたようです。最初の2時間(プライムタイム)の平均視聴率は2.7%だそうです。最後の45分(メインイベント)の数値は明日、完全なデータは火曜日(日本時間水曜日)に明らかになります。

MMA Payout は、2%がボトムライン、3%ならホームランという評価になると事前に書いていましたので、これはかなり、ホームランに近い数字になりそうです。

CBSは地上波4局中、次の視聴者層で視聴率トップとなりました。
25-54歳 (1.9%)
18-49歳 (1.9%)
18-34歳 (1.9%)
男性25-54歳 (2.6%)
男性18-49歳  (2.5%)
男性18-34歳 (2.6%)

スポンサーが注目する「男性18-34歳」の層では、従来の番組比で2.7倍の視聴率を上げています。

一部、既に視聴率が明らかになっている地方ネット局の数値を手集計すると、最初の一時間が2.4%、その後数字は上昇しつづけ、キンボのTKOシーン(23:30〜23:45)は4.7%、平均視聴率は3.7という計算になるそうです。

視聴者数は、当初希望的観測で3百万とも4百万とも言われていましたが、結果的には750万人が見た計算になると見込まれています。これまでにもっとも多くの人が見たMMAは、昨年のUFCロンドン大会(ダンヘン vs ランページ)で、Spikeで無料放送されたため、470万人が見たという記録があります。

なおこの番組、ライブ放送かと思っていましたが、実際には3時間遅れのニアライブだったようです。

Mixed martial arts show with Kimbo Slice scores big in Los Angeles (Los Angels Times)
ロスアンゼルス地区のKCBS局では、平均4.7%、最後の15分間は7.2%でした。

Nashville viewers show support for MMA (Tennessean.Com)
ナッシュビルでは最後の15分間の視聴率は10.3%。最後の15分間の視聴率の高かった都市ベスト3は、1位オクラホマシティ(11.1%)、2位ナッシュビル、3位ニューオーリンズ(9.7%)。

アメリカの視聴率って、2%とかそういうオーダーの話だから、ちょうど日本の十分の一くらいで考えるものなのかな、と思っていたけど、夜11時過ぎで10%って、そのままでも普通にすごすぎる。ワールドカップとは言わないまでも、そんな風な特別なイベント的な勢いかも。ついでに、これらの都市がMMA熱が高い場所である、ということもわかりますね。キンボが3Rも戦ったというのも、数字を引っ張り続けたのかもねー。だとしたらキンボは転んでも金の卵、勝ち組。ダナ・ホワイトは悔しいだろうなあ、こんなレベルのショーで、こんなに良い結果を出して、しかも市場にこれだけの地熱が蓄積していたのはUFCのおかげだとしか言いようがないもんねえ。そしてこのEliteXCは、DREAMと提携を発表したばかり。とってもいいお友達を持ったと言えそうです。

*****
フェイバーがパルバー退け防衛、前田は死闘も王座には届かず/WEC34 (MMA Planet)

映像を見れていないのですが、WEC34、フェイバーはパルバー得意のスタンドでの打撃戦を制したようです。前田も激しい打撃戦ながら、手数で叶わなかったようです。随分アンダーカードだったペケーニョのWECデビュー戦はペケーニョの敗戦。ブーイングが飛び交う退屈な展開だったそうです。

入場者数は12,682名でした。

いつも反応が早い BloodyElbow の戦評

今夜のWECの大会は、ホントにUFCみたいだった。巨大なアリーナが満員で、スーパースターを迎える大歓声があり、素晴らしい試合も二つあった。

トレスと前田の試合はアリーナを揺らした。とくに2RはMMA史上、最上のラウンドだったし、記者席から飛び出して立ち上がりたかった。前田は真の「ゲーム」だし、トレスのグランドは非常に危険で、見る喜びを与えてくれた。

メインイベントも素晴らしい。だんだん盛り下がったことも事実だが、質の良いボクシングマッチを見ているようだった。パルバーは2Rにおきた虐殺をよく生き延びたし、そのせいでフェイバーはガス欠すると思ったが、そんなにヤワなコンディションではなかった。フェイバーへの歓声は、チャック・リデルの次くらいに大きかった。



デーブ・メルツァーも前田の2Rは史上最高と言ってます。「シュウの寝言」さんにも戦評が。見たいなあ。

WECはUFCのように韓国でPPV放送なんかされておらず、米国のケーブル局Versusというのを見るしかないわけで、ネット動画を素早く削除されると、ちょっともう、探しようがないですねー。


キンボ幻想スライスされる【CBS EliteXC大会レビュー】


【5月31日 CBS ELITEXC SATURDAY NIGHT FIGHTS ニュージャージー州ニューアーク】

●キンボ・スライス def. ジェームス・トンプソン by TKO at 0:38, R3
1R トンプソンは「ゴング&ダッシュ」は見せず。キンボに対してグラウンドで、もったりしたサブミッションをあれこれ繰り出す。キンボももたもたと返す。キンボが稽古の成果を出しているという感じ。あーあ、この攻防では幻想は剥がれる。インターバルのキンボ、疲れた表情。

2R キンボが早々から打撃でラッシュ、トンプソンはフラフラ。打撃は本当に強そう。タックル(倒れ込み)でグラウンドになると、トンプソンが上を取って、ヒジでゴリゴリやり返す。キンボが反応しないから、止められるかと思ったよ。

3R 両者ガス欠がひどい中、パンチ連打でトンプソンがスタンディング・ダウンを取られてのTKO負け(3R38秒)。なんでだ!と目をむくトンプソン、キンボは終了と同時に大の字にダウン、ちょっと泡を吹いてる。うーん、確かに大きなパンチはヒットしていたんだけど、論議を呼ぶかも。

ヘトヘトのキンボのインタビューにはブーイング、声も絶え絶えで早めに切り上げる。メッキは剥がれましたねえ、こりゃ。

ちょうど、ボブ・サップがMMAで全く勝てなくなる少し前、まだかろうじて星だけは拾っていた頃のファイトによく似ていましたよ。


●ジナ・カラーノ def. ケイトリン・ヤング by TKO (Doctor Stoppage) at 3:00, R2
この試合は3分3ラウンド。キンボのあとで見たせいか、動きが早くてソリッドで、倍速再生を見ているかのよう。場内はジナ・コール。テイクダウンを取られたケイトリンは、手四つのままブリッジから起き上がる猪木のような動きで立ち上がる。1Rは突風のようなケイトリンが印象的。2R、試合が落ち着いてくるとジナが徐々に優勢に見えてくる。前蹴りで距離をとってはいいパンチを入れてる。ひざまづいてしまったケイトリンの背後にジナが忍び寄りチョーク。で、ゴング。タップはしていない。実況席は「ヤングが生き延びました」。しかしそのあと、試合終了が宣告される。報道で、ドクターストップであったことを知る。


そのほかの試合では、まずジョーイ・ビラセニョールがフィル・バローニに秒殺逆転勝利、バローニは大切な試合を落としました。セミファイナルのロビー・ローラーとスコット・スミスだけは、何故か動画が見つからない。好試合だったそうですがローラーの指がスミスの目に入りドクターが試合を止め、ノーコンテストという裁定が下ったようです。

【EXC】大会終了後、会見場でキンボが乱闘間近の小競り合い(MMA PLANET)
キンボとロジャースとの間で小競り合いがあったそうですが、これはまあ、いいとしても、騒然とする記者会見をまとめあげたのは、またもやフィル・バローニの男気溢れる一喝だったようです。

MMA Payout Live Biz Blog: Elite XC Coverage (Payout: The Business of MMA)
ケージポストにはMicky'sとバーガーキング、ゲーム「ストリートファイター」の広告。ケージマットにはRockstar Energy Drink の広告。

観衆は8千名。アナウンサーや解説者のチーム(一人はフランク・シャムロック)は初心者にも分かり易い、いい仕事をしていたとの評価。ラップ歌手の Busta Rhymesがゲスト出演。

BloodyElbowさんのキンボ戦評。TKOシーンについて。

これはひどいストップだ。ここでストップするなら、2Rの終盤で止めるべきだ。ひどい。普通はこんな事言わないが、キンボはブレイクすべきでないところでブレイクをもらい、一分間もなにもしないで打撃を受け続けることを許され、最後にはTKOの贈り物を受け取った。これまでに見た中でも相当に薄汚いレフリーの仕事だ。これから巻き起こる喧噪をしずめるには、フィックスであったと認めるしかない。これはひどい。


はい、まあ、そういう風にも見えますね。気持ちは分かる。
FEGのイベントをテレビで見慣れている目からは、いやあ、ライブで地上波って、大変なんだろうなあと思うんで、堅いこと抜きでいいんじゃないかという気もしますけどね。あれだけの事前報道と注目の中、キンボもとりあえずはよく勝った。負けたらどうするって言う話で。あんなにガス欠でも最後まで頑張り通した人は、あんまり見たこと有りません。それにしても、提携先とはいえ、ミルコのコンテンダーにはほど遠いです。ほんと。

そもそもサンクションを受けているMMAイベントのレフリーやジャッジって、州のアスレティック・コミッションから派遣されているはずで、八百長やプロテクトの余地って有るんでしょうかね。そんなことしたら、その人たち自身の職がリスクにさらされると思うんだけど・・・あるか、ヒトがやってる以上・・・

The early reviews for EXC on CBS are in…(The Fight Opinion)
ザック・アーノルドの観察では、大会の評価について、どうも一般メディアの評価はおおむね好評ないし中立、MMAライターの評価はさんざん、という特徴があるようです。それならいいんじゃないか。FEGのイベントだって、だいたいそんなもんだったし。あとは数字でしょうかね。

残念ながらUFCの熱とレベルには遠く及ばないイベントではありました。

*****
山宮、近藤に続き金原を撃破! “U”対決を制し怒とうの3連勝=パンクラス(スポナビ)

やや、忘れていた。山宮凄いなあとは思うわりには、実はまだ近藤戦を見れてない。山宮は次は竹内のベルトを狙うという。うー、見る側もコンディションを整えた方が良さそうな、きつい試合だ。

*****
菊田、戦極第三陣に急きょ参戦(スポナビ)

菊田早苗(日本/GRABAKA)vs クリス・ライス(英国/チームトロージャン)
ホドリゴ・ダム(ブラジル/アライアンスBJJ) vs ジョルジ・マスヴィダル(米国/アメリカントップチーム)


こちらももう来週なんですねえ。あいかわらず、ネットの選手ランキングベスト100とかにでてくるような選手を丹念にブッキングしています。とくにジョルジ・マスヴィダルは、Fight Matrixでライト級22位、ヨアキム・ハンセンより上だったりします。戦績13勝2敗のストライカー。主戦場はStrikeforce。

*****

カレーは飲み物…ウガンダ・トラさん死去(日刊スポーツ)

追悼。

夢の真ん中でHERO'S愛を叫ぶ

CBS-EliteXC Saturday Night Fights を目前に控えて、米MMAサイトはものすごい量の記事が乱れ飛んでいます。キンボ・スライスの是非を問うもの、EliteXCの行く末、MMAの将来性などを案じたり、楽観視したり。分量だけで言えば、さすがに過去最大レベルではないかな。

CBS-ELITE XC: GINA CARANO FAILS TO MAKE WEIGHT (MMA Weekly)

CBS-EliteXC Saturday Night Fights 前日計量で、注目の女子選手ジナ・カラーノが体重オーバーで計量を終えました。140パウンド契約のところ、144.5パウンド。タイトルマッチではないため、試合自体は行われますが、カラーノはファイトマネーの12.5%を対戦相手のケイトリン・ヤングにペナルティとして支払います。

ジナが体重オーバーをやらかすのは、2006年のデビュー以来、今回でなんと4度目だそうです。

アメリカン・グラジエイターのかっこいいヒロインがこれでは、どうも格好がつきません。波乱の大会を象徴しているのでなければよいのですが。

Objective/ Analysis: EliteXC and IFL Co-promotion? (Payout: The Business of MMA)

キンボ・スライスの次の対戦相手に、IFLのヘビー級王者ロイ・ネルソンの名前が挙がっているそうです。ネルソンはアンコ型体型で一見冴えませんが、バス・ルッテンは実力に太鼓判を押しており、スタイル的にもキンボとよくあうという評価のようです。MMA Payoutでは、これはIFLと EliteXC の対抗戦・共同プロモーションへの流れの一環かもしれないと分析しています。

*****
Three In One! Madness Sits Down With The Spider and Both Nogueiras At Their New Gym (MMA Madness)

アンデウソン・シウバのインタビューが掲載されていました。この中でシウバは、期待されているGSPとの試合について、「UFCに雇われているんだし、やれと言われればやる。体重のことは話し合わないといけないが、個人的にはウエイトを落とすつもりはないよ」と、今ひとつやる気が感じられません。また、「K-1ルールで戦うことは自分の長期展望の中にはある。ただ、いますぐということはない。」とも発言しています。

また、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラのインタビューも掲載されており、その中で、PrideとUFCを比べて、「Prideのショーも日本のファンも好きだけど、UFCはもっときっちり、しっかりしているね。Prideの場合、オファーがとても遅いんだ。日本に着くまで対戦相手を知らないこともあったよ。」と発言しています。

*****
AFL REVIEW: THREE TITLES AND TWO BIG SIGNINGS (MMA Weekly)

新しいMMAプロモーションである American Fight League (AFL) が、女子格の雄と目されるタラ・ラローサ、元WWEのボビー・ラシュリーと契約、秋にPPVイベントを開催すると発表しました。

*****
Unbelievable photo of one of the world's last uncontacted tribes (TED Blog)

リンク先の写真は冗談でも作り物でもなく、アマゾン地区に実際に住んでいる種族の1つだそうです。このような、外界と接触していない種族は世界に100以上あって、その多くがブラジルやペルーに住んでいるそうです。

・・・強いんでしょうか?

*****

Kamipro最新号(123号)を読みました。谷川貞治インタビューが面白かったな。立ち位置の関係なのか、DREAM関連での発言は随分と冷静で的確。

今回驚いたのは、実は宇野君とかが凄く「HERO'S」愛をもっていたことなんですね

プロモーターの立場から見ると、本当は旧PRIDE勢がドンドン負けて、例えば最後に青木君とか川尻君が勝つのが絶対に正解なんですよ。

昨日のセミ、メインは、ハンセン vs ブロディ(ハンセン vs アルバレス)を見たあとの藤波 vs 長州(宇野 vs 石田)みたいな感じだったよね。(はっはー、これは言えてますね)

宇野君に対して「宇野君って藤波辰己みたいな人だね」っていったら、ちょっとムッとされたんだよね。


他方でお得意のK-1甲子園ネタなんかはあんまり面白くなかったりもする。ちなみに大晦日イベントは立ち技系と総合系に分ける方が良いんじゃないかと発言しています。

こちらでは、所英男も「HERO'S」愛を切々とカミングアウトしています。

*****
海外MMAスケジュールのページを更新しました。次回UFC出場予定の長南に変わっては、新人のケビン・バーンズという人が登場。また8月のWEC次々回大会で「カルロス・コンジット vs 三浦広光」「カブ・スワンソン vs 高谷裕之」の実現が見込まれています。




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