地に足をつけ星に手を伸ばし、リングの案配を気にかける、プロレス・格闘技のリーダーズ・ダイジェスト!

ノリピーのG★SPOT【K-1 Japan Review】

FieLDS K-1 WORLD GP 2008 IN FUKUOKA -JAPAN GP-
08.06.29 マリンメッセ福岡

JAPAN GPトーナメント1回戦3分3R延長1R
× 武蔵(3R判定2-0 ※29-30、29-30、30-30) vs 前田慶次郎 ○


前田慶次郎のセコンドの前田憲作さんがアドバイスをとばす表情が、試合中何度もアップになるので、いかにも慶次郎には作戦がいっぱいある、という印象を与える。それに対する武蔵は、どうもいかにも「作戦」に引っかかりそうに見える。普段のキャラも割れていることもあり、落とし穴に落ちたり、バナナの皮で滑っているところが目に浮かぶのである。試合中、何度も小首をかしげる武蔵が心許ない。

あれだけ身体が違って、技術も違うんだろうから、ええい、洒落臭いとばかりに大虐殺行為に及ぶことは出来ないものなのだろうかと、素人目に不思議に映る。

試合後の谷川解説で、武蔵は実は左ヒザが悪く、殆ど歩行不能であったことが告げられる。なんだ、サクに続いてまたそういう話かよ。その割には武蔵、バラエティ番組によく出ていたような気も。

K-1スーパーヘビー級タイトルマッチ:3分3R延長2R
○ セーム・シュルト(3R判定2-0 ※30-29、29-29、30-29)vsジェロム・レ・バンナ ×


「作戦」といえば、バンナにこそ必要だったのではないか。3Rを真っ向勝負に終始する姿を、なんと芸のないことよ、前田憲作ならどうする?いまこそマエケンを、などとと思ってみていたところ、放送席はそんなバンナの男気・勇気をたたえすぎて、紀香ちゃんに至ってはあえぎ声を上げだしたのには仰天だ。レジェンド紀香の新境地を垣間見た。東原亜紀ちゃんの、「集中しすぎて呼吸が苦しいんです」とこっちまで胸の詰まるようなコメントを完全に殺している。それはともかく、バンナのようなベテランでも作戦を持ち得ないほど、シュルトへの回答は見いだせないのだろうか。そこまでシュルトはコンプリートなのだろう。なら仕方ないではないか。

バンナは判定に異議を唱えている。そうか?妥当な判定に見えたが?

バンナ試合後コメント

今回の判定には満足していない。オレは自分のことが大好きってわけじゃないし擁護もしない。でも、ジャッジは間違っている。オレは勝っていた。
――左足を痛めた?
バンナ ああ、少しだけな。気にするな。


谷川氏試合後コメント

バンナ選手は惜しかったですね。あと一歩です。次の挑戦者はアーツ選手になると思います。ですが、シュルト選手に勝てる可能性が高いのはバダ・ハリ選手だと思いますよ。


足を痛めたことには触れるなシャラップ!とバンナ。ミルコ戦はあるのかな?そして、シュルトの次のコンテンダーはバダ・ハリではなくてアーツ?だからアーツはノー地上波マッチでノルキアに勝ったんだな。そりゃノルキアに勝てればシュルトにも勝てるだろう(嘘)。谷PはシュルトをDREAMに出したいとも言っているな。出してどうするんだろ。まあ、どうもしないんだろうな。

それにしても、ことK-1に関しては、僕は紀香ちゃんの好きな選手、好きな試合を、陣内よりよく知っている自信があるぞ。まあ、そんな人は5万人くらいいるだろうけど。

JAPAN GPトーナメント決勝戦:3分3R延長2R
× 前田慶次郎(3R判定3-0 ※29-30、29-30、28-30)vs エヴェルトン・テイシェイラ ○


ユナニマス判定は意外だった。前田は攻めていないが、テイシェイラも攻めていなかったように見えた。谷川氏は、前田が動き回って距離をとり続けたせいでマイナスを食らったのではないかと解説。ただレフリーはコーションを1回出しただけなので、たったそれだけで具体的に減点ということになるのかなあ、とは思った。

ただ、谷川氏の見方に共感できる面もあって、たしかに若くて経験の浅い選手に名参謀が作戦を授ける、というのは当たり前なんだろうけど、前田の試合ぶりを見ていると、闘っていると言うより、作戦を粛々と遂行している、という風に見えてしまうのは事実だ。エキサイティングとは言い難い。

澤屋敷だって距離をとるスタイルだし、作戦遂行風に見えるんだけど、彼は勝つときには、最後は相手を仕留めますからね。

前田の試合後コメントを読むと、こんなコメントを出すやんちゃな男だったんだ・・・、とギャップを感じる。やっぱり、コメントとファイトスタイルのギャップが埋まってこそ、人の心を打てるスターと言えるのではないかと思う。

前田の試合後コメント

負けちゃったという感じっす、アハハ。


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レスリング・オブザーバー7月3日号がグレート草津の死去について、略歴とともに報じています。

1942年熊本に生まれた草津は、高校時代にはラグビーと陸上でならし、短距離の高校生日本記録を出し、高校卒業時にはプロのラグビー選手として、八幡製鉄所に採用されます。オーストラリアやニュージーランドのラグビーチームからも声がかかるほどの優秀な選手でした。約400万円(1962年当時)という契約金を提示した相撲への転向も断ります。

そんな草津が1965年にラグビーを辞めて日本プロレスに入団したときには、かなり大きなニュースとして扱われました。力道山を失い、馬場・猪木の台頭前であったその頃の日プロでは、ラグビーの草津の他に、東京五輪レスリング、グレコローマンで活躍した杉山恒治(サンダー杉山)、フリースタイルの斉藤昌典(マサ斉藤)を続々と獲得しましたが、ほどなく経営方針の違いから、吉原功氏が3人を引き連れて国際プロレスを立ち上げます。吉原氏は66年、草津と杉山をフロリダのヒロ・マツダに送っています。

有名な「グレート草津 vs ルー・テーズ」戦が行われたのは68年1月3日ですが、この日は日本プロレス史上に残るテレビ戦争の日でもありました。国際プロレスはこの日が第一回のTBS放送にあたっており、視聴率26%を獲得します。しかし同日日テレの裏番組では日プロ「馬場 vs ザ・クラッシャー」が視聴率48%を獲得。

国際プロレス(IWA)は米AWAと提携していたため、草津は次のようなほとんどのAWAトップレスラーと対戦経験があります。アンドレ、ビル・ロビンソン、バーン・ガニア、ニック・ボックウインクル、バロン・フォン・ラシク、ディック・ザ・ブルーザー、スーパースター・ビリー・グラハム、ダスティ・ローデス、ディック・マードック、マッドドッグ・バション、イワン・コロフ、そして新人だったリック・フレア。71年にはアメリカ遠征も経験しています。AWA世界ベルトには二度挑戦(獲得ならず)、IWAのシングルのベルトにも手が届きませんでした。

78年、IWAタッグ王者だった草津・アニマル浜口は新日本との抗争の中、ヤマハブラザーズに敗退します。79年1月のリマッチでベルトは国際プロレスに戻りますが、そのときの新王者は浜口・マイティ井上組でした。この頃草津のトップスターとしての時代は終わりを告げていました。

80年にアキレス腱を負傷した草津は、その後殆ど試合をすることはなく、81年国際プロレス崩壊後、多くのレスラーが新日本・全日本に入団していくときにも、ほぼ忘れられていました。ただ、1990年にSWSが旗揚げした際、テレビ放送のゲスト解説に登場していたそうです。

ちなみに、草津・テーズ戦の謎のフィニッシュについては、森達也によればグレート東郷が糸を引いていたということです。NHK教育で7月1日(火)放送予定の「知るを楽しむ 私のこだわり人物伝 愛しの悪役レスラーたち」グレート東郷の巻で、そんな話もでるかもしれませんね。

Wikiにも、やや荒れ気味ながら、草津さんに関する興味深いエピソードが紹介されています。

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戦う意味がないですもん、まるでプロレスですよね!

【Strikeforce】Mrパーフェクト=ジョシュ・トムソン、メレンデスに圧勝(MMA Planet)

各種報道によるとメレンデスの完敗だったみたいです。観衆は8千人程度だったそうで、大スターが登場しないマッチメークにしては上々との評価です

ストライクフォースは、ベイエリアに強い地盤を持っているので、観客の熱が高くて、とてもいい大会に見えることが多いです。

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そのストライクフォースの看板、カン・リーが、あと数試合で格闘技を離れ、映画スターになりたいと語っています
すでにテッケン、ファイティングという二本の映画の撮影を終えたそうで、いまはジョン・ウー監督と新作の話をしているそうです。

この件についてストライクフォースの副社長は、彼は映画の世界で成功するだろうが、必ずリングに戻ってくるとした上で、「昨年11月に予定していて流れた三崎戦を実現してもいいし、フランク・シャムロックとの再戦をくんでもいい」としています。

リーは今後数ヶ月、映画の仕事に取り組みますが、プロモーションは年内にあと一試合して欲しいと考えているとのことです。

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EliteXC’s V.P. says Silva vs. Kharitonov is “not happening”; clarifies other reports (Five Ounces of Pain)

EliteXC副社長 Jared Shawが、来月のCBS中継でのアントニオ・シウバの対戦相手にセルゲイ・ハリトーノフが見込まれているという件について、100%ありえないと否定しました。この件は Sherdog に掲載され、当ブログでも翻訳引用していました。

さらに、CBSがEliteへの影響力を強め、ゲイリー・ショーが退任するのでは、という噂についても、ゲイリーは最近では家族との時間を大切にし、生活を楽しもうとしているだけであると釈明しています。こちらはどうかな。会社がこんな時期に、わざわざ隠居しますかね。

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マッスル坂井がKamiproHandで、CUTに掲載された松本人志インタビューについて書いています。そこから松本の言葉を端折って孫引き。

ここ戦場じゃないですよ、テレビの世界、今。全然違います。戦う意味がないですもん。戦っている人もいないですね。
こんなところで真剣に戦ったら、もうクレーム来てテレビ出られなくなりますよ。プロレスですよね、全然、ガチじゃないッすよね。


松本もプロレスやガチンコについて語りかたっかわけではなくて、もののたとえに使っただけなんだろうけれど、プロレスが単なる「ガチ」の反対語として一般に使われるのは仕方ないとしても、「なれ合い」とか「ぬるい世界」と同義語になっているとすれば、悲しいことだし、世間の評価としてはリアルな問題だと思います。
ていうか、僕の勤務先なんか、プロレスすら出来ねえよ。

(気になったので書店でCUTを立ち読みしましたが、今出ている号には松本のインタビューは載っていませんでした。少し前の号なのかも)

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同系ものまね芸人のネタが他人とカブらないフシギ(R25)
猪木ものまね論。
サムライで放送された4月のIGF大阪大会を今頃見ています。目くじらをたてることなく、タダで見る分には面白いね。

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DREAMやK-1 Maxとは違い、うっかり忘れてしまいそうだがファンなら抑えておきたいテレビ番組のリマインダー(東京目線):

●Cage Force 29日(日)26:40から テレ東
●K-1 台湾大会 7月13日(日)25:00から フジテレビ
●ハッスル7月大会特集 7月26日(土)16時から テレ東(僕の持っているテレビ番組情報誌には「サタデープレゼント」とかいてあるだけですが、ハッスルが放送されることが先日の後楽園大会で発表されていました)

ハッスルのテレ東中継は6月はありませんでしたが(一大会でしたしね)、7月は無事あります。7月の3大会については、6日の福岡大会がPPV、11日の後楽園大会がサムライで生中継と発表されていますが、27日の横浜大会については放送予定が発表されていないと思います。
サムライの来月の放送予定がまだアップされません・・・

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海外MMAスケジュールを更新しました。8月のWECに登場が見込まれている大沢ケンジの対戦相手の正式発表がありません。今のところ、 Scott Jorgensenという選手の名前があがっています。

同時多発のゲーム理論

UFC's merchandise agreement: good in theory, not on paper (Inside MMA, Josh Gross)

UFCが選手の人形などのロイヤリティ・ビジネスをスタートさせ、選手とのロイヤリティ契約締結を急いでいますが、選手のマネージャの中には、契約に慎重な姿勢を見せている人もいるそうです。

なんでも、商品から生じるロイヤリティについては、Zuffaが世界中で永久に保持するという条項が問題視されています。また、選手が得るお金は、商品売り上げの10%と、ロイヤリティの20%だそうです。

あるマネージャ「これはUFCにとって良い条件の取引だろう。金銭的には選手は不利だ。契約するのは、なにもないよりは数ドルでも儲かった方が良い、と考える人だろう」

さらに問題なのは、UFCが人形会社等とどんな元受契約を結んでいるかが不明である点と、実際の商品売り上げはいくらになるのかを、チェックする仕組みがないことだそうです。

リデル、シウバといった人気選手は、マーチャンダイジングの展開を自分自身でやるようです。

他方で、若手選手などにとっては、厄介な交渉や会計処理の必要もなく、売り上げのことも気にしないで、世界中で自分のフィギュアが販売されるのは大変結構なことだと評価するマネージャもいるそうです。

WWEは最近の四半期で、ロイヤリティやライセンスで2600万ドル強の売り上げを上げました。これはUFCのPPVイベント一回分の売り上げとほぼ同じ規模の数字となっています。

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レスリング・オブザーバー6月25日号によると、UFCのリストラは一段落した模様。最近の契約破棄は中村和宏くらいだということだそうです。

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Dancing with the Red Devil: Part 2 (Sherdog)

Sherdog に、サントペテルスブルグの Red Devil訪問記が掲載されています。その中で、エミリヤーエンコ兄弟は、ヒョードル、アレクサンダーの下にもう一人、19歳のイワンという弟がおり、MMAのトレーニングをしていることが掲載されています。大変に大人しい人だそうです。

また、ワジム・フィンケルシュタインによると、レッドデビル選手の試合の進め方には、40秒のうち5秒だけ力を爆発させる、という原則があるそうです。スタミナを保ちつつ、全ての攻撃に新鮮な力を込めるためのものだそうです。ヒョードルは、40秒のうち10〜15秒の爆発ができる、まれな選手なのだそうです。


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Radio: The State of Strikeforce w/ Scott Coker (MMARated)

MMARated がストライクフォース社長、スコット・コーカーにインタビューしています。抄訳。

Q StrikeforceのNBC放送は、深夜3時といった番組なのに視聴率が良いようですね

スコット・コーカー(SC) 1.7%といった数字には驚いているよ。番組製作もうまくいっている。夜遊び帰りの若い人を捉えることが出来たのかな。

Q 契約は単なるタイムバイですか?

SC 色んな要素が混じってるが、詳細は言えない。

Q StrikeforceがNBCのプライムタイムで放送されるといった可能性は?

SC 話し合いはしているが、コメントは出来ない。NBCとの関係は良好で、レーティングにも満足している。

Q 放送時間がもっと早くなると言うことはないですか

SC 契約期間は1年だ。とりあえず、とにかく番組を製作し続ける必要がある。そういう可能性もあると思う。

Q Strikeforceはベイエリアのローカル団体ながら全国的な人気が上がっています。他の地区に進出する予定は?

SC ベイエリア出身の選手が多いし、ベイエリアはMMAが盛んなんだ。シャムロック、リーでそれぞれ8千枚くらい売るよ。もちろん、他地域に広げていくことに問題はないよ。

Q Showtime 用の大会を共同開催している EliteXC のゲーリー・ショーとの関係は?

SC 仕事だよ。意見やスタイルが違うこともある。共同開催大会はあと1回残っており、フランク・シャムロックが関わることになっている。

Q その大会でフランクとケンが戦う見込みは?

SC プロモーターとしてはやりたいよ。彼らはまだ戦うつもりなのかな?

Q 今年も Playboy Mansion 大会は開催する?

SC 9月19日にやる。今マッチメーク中だ。1つ教えてあげよう。三崎は出場する。


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今月は同じ日にKamipro、ゴング、格通と雑誌を三冊も買う羽目に陥った。まあ、買わなければならないこともないが、興味はあるので買うわけである。ファイト&ライフを買う人もいたことだろう。だれしも、もうちょっと発売日がばらけてくれるといいのになあ、と思うものだが、ここで以前耳にしたゲーム理論の話を紹介したい。突然だが、広い海岸に2件の海の家を建てるとしたら、どういう位置関係に建てるべきだと思われるか。

実は正解は、「隣同士に建てる」ということになるらしいのである。申し訳ないが、このことは論理的・数学的に証明できるはずなのだが、僕の脳みそでは追いつかない。しかし結論は興味深い。とにかく、だからこそ電気屋は秋葉に集まるし、古本は神保町に集まるらしい。

レスリング・オブザーバーによると、昨年イギリスで、UFCが Cage Rage と同日興業をぶつけたときには、普段2万件程度のCage のPPVが8万件売れたという。競争があっても、潰されることはないのである。

雑誌も同じ日に発売して、スポーツ雑誌売り場がパッとにぎわったりすることが大切なのかもしれない。それが売れ行きに悪影響を及ぼすようなら、各誌とっくに発売日を変えていると思うし(もちろん、発売日による売り上げの変化、という実験はけして行えないわけだけど)、UFCとAfflictionの同日興業もAfflictionを傷つけるとは限らない。

自分の場合、雑誌といえば紙プロにファイト、あるいは/さらに週プロという時代が長く続いた。ゴン格や格通は書店でパラパラ手に取ってみても、さほど興味を持てなかった。それが、ゴン格はこの1年くらい、買うようになったし、今回から格通も買ってみた。そして、なんだ、全然楽しく読めるじゃないかと再認識した。僕自身がゴン格や格通に近づいたのか、雑誌の方の編集方針が近づいてきてくれているのかが、ちょっとよくわからない。たぶん前者が大きいが、後者も多少はあるのではないかという気がする。

今知りたいのは、海外の格闘技雑誌の動向である。どうもたくさんの雑誌が出ているように思うが、どんな雑誌があるのか。内容はどうなのか。評判はどうか。人気があるのはどれか。ブログや情報サイトについてなら、ある程度カンが働くようになったが、紙の雑誌についてはお手上げ状態なのである。


EliteXCがCBSに食われる? / UFC on WOWOW?

「何でもあり格闘技」UFC 日本“再上陸”近し(東京中日スポーツ)

カクトウログさん経由で。WOWOWが放送再開の交渉中らしい。やっと聞こえ始めたグッドニュース。

このタイミングだと、妄想することは(1)もしや、アフリクションを放送されるくらいならと、UFCが値下げに応じた?(2)ロレンゾがZuffaのオフィスに座って、いの一番に動いてくれた?

個人的にはネット動画の見過ぎで、アメリカの矢野、マイク・ゴールドバーグの実況と、MMAマニア版デーブ・スペクターのようなジョー・ローガンのコンビもいいなあと思ってしまっているので、できれば試合は字幕で、解説や与太話はスタジオで、別々にお願いしたいなあ。

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Shaw On His Way Out at ProElite? (Payout: The Business of MMA)

EliteXCのゲイリー・ショーが、夏の終わり頃には退任するのではないかと見られているそうです。契約条件によりCBSは、EliteXC大会を一回放送するたびに、50万株を買い付けることが出来る、という権利を有しているそうで、すでに与えられていたワラントやオプションを勘案すると、CBSはすでに、運営会社ProEliteの持ち株比率第二位の株主となっているものと見られています。筆頭株主は投資ファンドの Santa Monica Capital Partners。

ダナ・ホワイトは、EliteXCのCBS中継決定に際し、「EliteはCBSに買われた」と当時はわけが分からなかった発言をしていましたが、どうやら本当だったようです。レーティングがよければ会社が買い取られる、(そしておそらく、レーティングが悪ければ捨てられる、)という、おそるべきゲームだったということですね。でもこれだとゲイリー・ショーは、次回7月26日の中継第二弾のマッチメイクなんて、どうでもよくなっちゃうんじゃないんでしょうか。

それと、会社を買うときには、デューデェリジェンスが必要ですが、Eliteの場合、ヴァリッジ・イズマイウに訴えられているはずでした(笑)。それでも天下のCBSが委細構わず買収にかかるということは、イズマイウの訴えって一体・・・?

EliteXCはDREAMのお友達でもあるはずですので、この件では何らかの影響があるでしょう。CBSというお金持ちの大企業ともお友達になれる、と考えればグッドニュースですが、CBSにMMAラブがどれ位あるのか不明だし、アメリカの大企業というのはひどくジャイアンな場合が多いので、ロクなつきあいは出来なくなる可能性もあります。すくなくとも笹原氏が格通(今回初購入!)で語っていた、「Eliteが武士道のようになればいい」といった構想は、CBSにすれば、誰に物言ってるんだ、ということになるでしょうね。

ProElite Gets Cash Infusion From Showtime (Payout: The Business of MMA )
CBS/Showtime はProEliteに300百万ドル程度のキャッシュを、売掛金の手形の形で提供した模様です。
第二回のプライムタイム中継の運営資金になるものと見られています。

CBS Seeking To Influence Match-Making (Payout: The Business of MMA)
CBSのEliteXCに対する影響力はマッチメーキングやブッキングにも及んでいるようで、現在Elite社内では、ジナ・カラーノ再登場への強いプレッシャーがかけられているようです。

Kharitonov Eyes for ‘Bigfoot' at EliteXC (Sherdog)
EliteXC7月のCBS中継第二弾大会で、アントニオ・シウバとヘビー級王座決定戦を行うのは、セルゲイ・ハリトーノフではないかとの噂があるそうです。

貸し出しましたかね。

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FIRST SENGOKU 4 BOUT ANNOUNCED (MMA Weekly)

戦極4の一部カードが発表になりましたが、リンク先の報道では、五味の対戦相手として、クリス・ホロデッキという噂があるそうです。ホロデッキは活動休止中のIFL所属で、かつてはIFLのゴールデン・ボーイといわれたストライカーだそうです。

また、ライト級グランプリに、クレイ・フレンチ、クリスチアーノ・マルセロが参戦の見込み。これで7人、あと一人ですが、戦極の発表内容から、日本人選手になるものと思われます。

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HENDERSON VS PALHARES LIKELY AT UFC 88(MMA Weekly)

9月のUFC88で、ダン・ヘンダーソン vs ホジマー・トキーニョ・ハルハレスがマッチメークされる見込みだそうです。ホジマーのインタビューはKamipro最新号に掲載されていて、BTT入門前には橋の下で暮らしていたという「ホームレス中学生」ぶりが赤裸々に語られています。

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レスリング・オブザーバーが、NOAHのイギリス大会を大成功だったと報じています(大会結果はこちら)。3200人の会場で2000人の入りだったということですが、観客の騒ぎっぷりはすさまじかったそうです。NOAHはイギリスではThe Fight Network というケーブル局で、相当遅れて放送しているそうです。

メインでは三沢と小橋がタッグながら対決、小橋チョップが三沢の胸を変色させたようですが、終了後にはスタンディング・オベーションと「NOAH!」チャントが鳴りやまず。そしてKENTA・石森 vs ブライアン・ダニエルソン、エディ・エドワーズがこの日のベストマッチ。テーマ曲「ファイナル・カウントダウン」で登場したダニエルソンが「曲を止めろ!この曲を歌っても良いのはアメリカ人だけだ!」と歌を口ずさんでいたファンに向かって毒づくと観客は大ヒート。試合後にはイシモリ・コールが。このほか森嶋や秋山もスーパースター級の扱いを受けていたそうです。

見慣れてしまったNOAHの風景ですが、新鮮な目で見ると、確かに凄いことをやっているのかもしれません。海外大会の絵を見て、ああ、NOAHってすごかったんだと認識を新たにすることが多いです。

なおNOAH7.13博多スターレーン大会は、佐々木健介 vs 森嶋、三沢 vs 中嶋という、下手をすると武道館大会より興味深いマッチメークになっています。

「コーバーシッ」英ファン熱狂 ノア海を渡る(朝日新聞)

プロレスも見てますよ

UFC: Football stadium bouts planned (Yahoo! Sports UK)

UFC英国法人のマーシャル・ゼラズニック社長は、年4回のUFC開催にコミットすること、フットボール場などの屋外スタジアムに進出すること、WECが英国で中規模大会を開催することも検討していることを明らかにしました。

イギリスでは現在、有料チャンネル Setanta で、PPVをふくむすべてのUFC大会が放映されており、ファンは米国に比べると非常に安価に視聴することが出来るようになっています。

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【オリコン】“鼠先輩”が演歌・歌謡部門で首位デビュー!「ジェロ超えめざす」

後楽園のハッスルハウス、オープニングのみ見たんですが、鼠先輩、意外と芸達者ですね。もっと冷え冷えすると思ってた。

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とっくに気がついている方もあるでしょうが、GAORAのドラゴンゲート中継が、毎週の一時間番組にリニューアルしたようです。内容面も、これまでに比べ、ぐっと新しい大会を扱うことになるようです。見る側には、これくらいが扱いやすくて良いかもしれませんね。

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●最近気になった試合

【M-1 FAIRTEX SINGHA BEER ムエタイチャレンジ】(6.8ディファ有明)の試合を、GAORAの全日本キック中継の枠内で見ました。

◎ワンロップ・ウィラサクレック(TKO 1R2分54秒 *タオル投入) ×前田尚紀
◎コムサン・ペッポートーン(TKO 3R2分43秒 *タオル投入) ×藤原あらし


試合の方は不思議なほどあっさりと、両日本人エース級が敗退してしまいました。まあ、ここはひとつ、無理はしないでおこうやというセコンドの判断があったようにも見えました。それにしても、M-1はM-1でもこちらのM-1はおそらく本場タイに近い雰囲気で、試合前のダンス(ワイクルー)や試合中の音楽が流れ、試合の方も音楽のリズムに吸い込まれるように、ムエタイ独特のごちゃごちゃとしたクリンチの挙げ句の果てに、どこでどう打たれたのか、日本人がダウンしているといった具合。

で、あのワイクルーや試合中の音楽、ムエタイ戦士のコスチュームって不思議だなあ、おそらくは伝統的あるいは宗教的な由縁なり背景があるんだろうなあ。なかなか魅惑のフォーマットですよね。

で、試合を見ていて思ったのは、あんな音楽には耳を貸さないで、勝手にハードロックのリズムでボカボカとばく進とかできないものなのでしょうか。まるでヒクソンと戦うために付け焼き刃でヨガ修行をした船木のように、その分野に入り込んだって、叶うわけないだろという気がしてなりません。とはいえ、ある程度音楽に乗って試合をすることも暗黙の了解のようで、音楽もラウンドごとにアップテンポに激しくなっていくと言うから、あんまり伝統を汚すようなことは出来ないのかもしれない。それにしても、暗黙の了解があるのに賭けの対象になっているというのは不思議。1R、2Rくらいまでは、ゆっくりした音楽に乗せての睨み合いに終始するというのも、観客がそれを見て賭けを決めるからだそうですが(今回の前田はその1Rで負けましたが)、そこまでライブ感のある賭け事とは、どんな仕組みで運営されているのかも不思議です。

さらにこういうものを見ていると、ヒジなし、クリンチ短めのK-1ルールで結果を残しているプアカーオというのは優秀なる突然変異なのかなあと思ったり、いやいや実はプアカーオクラスはゴロゴロいるのかなあと思ったり、どうしてこれがオランダで人気があるんだろうと思ったり、いかにも素人記事ですが(まあ、何を書いても素人なんだけどさ)深くて不思議な世界だなあと思った次第。死ぬまでに一度でいいから、観光ツアーに乗ってお上りさんで良いから、ルンピニーだかには足を踏み入れておきたい気はしますが、10試合も20試合も見るのは重いかなあという気も。

(参照した記事)
WMC: World Muaythai Council公式サイト
タイ観光局サイト、ムエタイ
タイの徒然 :ムエタイ(バンコク週報)
Wikipedia - ムエタイ

【NOAH6.14横浜文体大会】

セミファイナルは、先に一部ブログでの大絶賛を見てしまったことと、カード的に好試合が十分想定できることから、高い期待感を持ちすぎて見てしまい、思ったほどではないという感想に着地してしまいました。ちょっと順番間違えた。でも明らかに、小橋と佐々木が邪魔に見えました。これってラジカルなことかも。このセミに煽られたのか、メインは堅さの残る印象。森嶋、体調は問題ないのかな、もうひとつ動けていないようにも見えたけど。

日テレ地上波ではSEMでのKENTA・中嶋のシングルもダイジェスト放送していました。日テレはホントに真面目だねえ。この二人、シングルの時にはもうちょっと大虐殺で秒殺な試合でもいいと思うな、長くライバル物語を作るつもりなら。SEMでは他団体選手も大胆に招聘して、若手主体にバチバチと、本隊とは違った味付けを出しているんですね。

セミ前の6人タッグで平柳という選手が異彩を放っていました。ノア時代のSUWAのような役回りに、RGを軽く振りかけたような味わい。まだ薄味だけど。あと、三沢付き人大集合という意図のよくわからないタッグマッチで、太田一平がトペに行くふりをした場面で、三沢の爆笑が長時間に亘り止まらなかったのは何故ですか?楽屋落ち?

第4試合“付き人だよ全員集合!”タッグマッチ 30分1本勝負
三沢光晴、太田一平●
(15分10秒ブルー・ディスティニー→片エビ固め)
丸藤正道、○鈴木鼓太郎

第6試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
秋山準、力皇猛、金丸義信○
(16分21秒タッチアウト→エビ固め)
高山善廣、佐野巧真、●平柳玄藩

第7試合 タッグマッチ 30分1本勝負
△小橋建太、KENTA
(30分00秒時間切れ引き分け) 
△佐々木健介、中嶋勝彦

第8試合 GHCヘビー級選手権試合 60分1本勝負
[第12代選手権者]森嶋 猛○
(25分01秒バックドロップ→片エビ固め)
●[挑戦者]杉浦貴



【全日本4.29愛知】

諏訪間三冠戴冠の試合。一方的にやられていた諏訪間が、「25分経過」の声で突然反撃し始めて、あっさり勝ってしまった印象。もうすこし合理的かつ必然な流れが欲しかった。ちょっとこのごろ、この試合に限らず、そんな試合を目にすることが多い気がする。あと、痛め技ではアンクルホールドを使う人がやたら多い気もする。

フィニッシュ技は初公開。フィニッシュを大切にしていますね。でも諏訪間、大丈夫かなあ。考えすぎているようにも見えなくもない。ところで、IWGP王者はG1には出ないみたいですね。

◆第7試合 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
佐々木 健介 ×
(29分55秒片エビ固め※フロッグスプラッシュ)
○ 諏訪魔



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自分で指定したIDとパスワードを使ってログインします。ログオフ状態に比べ、サイトのメニューが豊富になります。

Observer Archive というところをクリックすると、オブザーバー誌が読めます。いまのところ、最近の4号分プラス、なぜか1991年2月4日号の計5号分しか見ることが出来ません。「フィルター」と書かれた検索窓があり、試しにいろいろ検索してみたのですが、なにせ4号分しかないし、殆ど何もヒットせず、よく意味が分かりません。全文検索をしてくれるわけではなさそうです。最新号の6月16日号をクリックすると、長ーいオブザーバー誌がブラウザに普通に表示されます。ページ上部には小さなツールアイコンが3つあります。1つは、バナー広告などをカットした印刷用画面を別窓で表示してくれます。もう一つは、別窓でPDFを表示してくれます。もちろん、手元のPCに保存も出来ました。最後の1つは、「このアイテムをメールで送る」という機能です。試しに自分のアドレスを指定して送ってみたところ、記事へのリンクが届きました。オブザーバーのPDFが添付ファイルで届く、といったものではないようです。このリンクから、購読していない人がオブザーバーを読めるか。試していないので分かりませんが、アドレスを見る限り、それはきわめて疑わしいです。まあ、そんなことが出来たらおかしいですね。

ちなみに、6月16日号のPDFファイルは38ページになりました。もちろん、全部なんかよめません。見出しを見ながら、興味があるところだけを拾い読みすることになるでしょう。やっぱり分量的にはWWEのニュースが多いです。

Figure Four Weekly 誌の最新号およびアーカイブも読めます。こちらは355週分がアーカイブされています。オブザーバー同様の、印刷画面表示やPDF表示機能があります。最新号のPDFは18ページ長。

それ以外の機能としては、大きな掲示板が使えるみたいです。個人的にはあんまり掲示板は使わないんですが、時々アメリカのハードコアファンに意見を聞いてみたくなることはあるんだよな。UFC で Fight of the Nightを取ったような選手でも、負ければクビになる、というのをどう思うか、とかね。

ラジオショーも多数用意されています。デーブ・メルツァーとブアイアン・アルバレスがホストを務める Wrestling Observer Radio というのがメインで、週3本程度更新されるようです。Adam & Mike Big Audio Nightmareというコンテンツは、日本のプロレスについて詳しく触れているようです。ラジオショーが podcast 対応でないのは残念ですが、MP3でダウンロードすることは出来るので、英語リスニングの勉強をかねて iPod で聞くことは可能です。興味を持てる話だと、何故か結構聞きとれるんですよねえ。

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Inter-Promotional Angles (Sherdog)

Sherdog が、団体の枠を超えた「夢のカード」ベスト10を考えて遊んでいます。ベスト3は次の通り。

3位 BJペン vs 青木真也
2位 カン・リー vs アンデウソン・シウバ
1位 山本KID vs ユライア・フェイバー

アメリカ人が全ての団体から選んだ夢のカードがこれですよ。こういうカードは旬を逃さず見たいところですよね。KIDだって、すぐにも負け始めるかもしれないよ。

IGF『GENOME 5〜北海道元気サミット〜』(Kamipro)

× 小川直也 9分01秒体固め(ボディプレス)モンターニャ・シウバ ○


【ディアズ・アングル】DREAM欠場しCBS登場か

旧聞ですが、6月14日のEliteXCハワイ大会でニック・ディアズがゴッドアングルを演出したことについての議論が、米MMAブログ等で止まりません。

経緯はこうです。この日、ディアズはムシン・コーベリーと対戦し勝利を収めます。ディアズは戦前、160パウンド契約の計量に169パウンドで登場、減量できなかった理由として「海で泳いで塩水を飲み過ぎたから」と説明し不興を買います。当日のディアズはさらに大きく、190パウンドにも見えたということで、この時点で観客をいらつかせます。

一方、メインイベントにはハワイ島コナの出身で、先にディアズをTKOで下しているKJヌーンズが登場、正義の味方よろしくイーブス・エドワーズを鮮やかに秒殺し、王座を防衛します。

勝ったKJは、お父さんで元キックボクサーのカール・ヌーンズを呼び込み、勝利を祝し、あわせて父親の誕生日と、父の日を喜びます。そんなヌーンズのもとに、ディアズが弟のネイトを引き連れて登場、リベンジマッチを求めます。Fighure4 によると、ここまでは予定通り。ところがディアズがハワイのファンを予想以上にヒートさせたため、ヌーンズも対応して金網内は暴動寸前になります。両陣営のメンバーは殴り合う、ビル・ゴールバーグはいる(スピアーは炸裂しなかったそうですが)、KJのお父さんも臨戦態勢でニックにつかみかかる、怒号とモノが飛び交うという混乱のなか、ニックと弟のネイトは、まるで臆病な悪役のように引き上げていきました。実況のマウロ・レナロは「こんなことは総合ではあってはならない!」と叫び(とはいってもレナロのプロレス好きを考えれば密かに楽しんでいたに違いなく)、解説者はリマッチが必須だと叫びます。

この出来事に関し、多くの米MMAが嫌悪感を示し、WWEじゃないんだからと声高に批判します。たとえば MMA on Tap。

昨夜のスタントショーは、如何にリアルに見えたとしても、双方にとって恥ずべき失態だ。ダナ・ホワイトがこのことを知らないままにネイト・ディアズをプッシュし続けるのかどうか知らないが、ぜひ一考願いたいところだ。もし私の今回の出来事に対する反応が敏感すぎるとしても、放っておいていただきたい。率直なところ、最近のMMAはようやくメインストリームの支持を受け始めていて、将来に向けてとても大切な時期だ。私はこのスポーツがある種の人々の馬鹿げた仕掛けで後退することなく、前進し続けて欲しい。


一方デイブ・メルツァーは、今回のアングルは再戦に向けての関心をうまく呼び起こした、プロレスですら失っているドラマと予想不可能性があったと評価。Figure4のブライアン・アルバレスは、もし普通のMMAファンが純粋さとかスポーツマンシップを本当に重んじるなら、IFLが潰れることはなかっただろうと評論。

数日後のネットラジオでデイブはいらいらしながら、「MMA業界の殆ど誰も、今回のアングルの良さを理解していない」と苦言。デイブはいくらなんでも3割くらいの人は理解するものと想像していたが、実際には5%くらいしかわかっていないと嘆いている。「わからないかなあ。今回は件はディアズの天然ボケのせいでこうなったのであって、脚本に書けることじゃないだろう。脚本だったらどこかで破綻しているはず。自発的だったから素晴らしいんだよ」。

ザック・アーノルドは、MMA純粋主義者と、エンターテインメント的側面もプロレス的に楽しむ人たちとの間にはこのような深い亀裂があり、簡単には埋まりそうもない、と論じています。

当ブログは堅く、プロレス崩れの立場をとっています。かねてから、亀田も秋山もOKだし、「ボクシングの未来が汚された」等という人に対しては、それなら内藤そのほかを金を払って見に行けと、Figure4と全く同じ論を立てています。この「亀裂」、一般のファンよりも業界の人の方が、生活かかってる分、実は厳しいのかもしれないなあと思いました。二番手のEliteXCが知恵を使うのは当たり前で、「ディアズ vs ヌーンズ」なんて、何の布石もなく急に戦ったって誰も見ません。もっといえば、ダナ・ホワイトのやり方だって、ビンスにそっくりだしね。プロレス・格闘技に限らず、なんにしても、きれい事を言う安易な純粋主義者は、個人的な考えでは、まったくダメだと思う。要するに、狭いですよ。

当事者のニック・ディアズはインタビューでFワードを乱発してノリノリ発言、真面目にヒールをつとめています。ディアズはDREAMでは、ちょいと反則を犯しては、ペコペコお辞儀をして見せたりして、可愛いのかむかつくのかよくわからない、奇妙な印象を残しましたが、どうか日本でもこの調子で弾けて欲しいなあと個人的には思います。

まず言っておきたいのは、多くの人がこのスポーツを守ろうとしているし、誰もがスポーツマンみたいになりたがるし、だれもがいい友達でいようとしたがる。まるで、暴力性がないスポーツであるかのように振る舞う。それはオレの仕事じゃない。オレの仕事は戦争だ。殺すためにいるんだ・・・プロフェッショナルになりなよ、プロはケージの外では戦わないんだよという人がいる。オレは戦う。どんな手を使っても自分を守る。オレは誰とでも戦う。サクライ、ヌーンズ、アンデウソン・シウバ、ジョルジュ・ファッキン・サンピエール、ゴミ。


(出所)
Wrestling Observer 6.23
Figure4 Weekly #678
Diaz-Noon post-fight brawl exposes.. (MMA Memories)
EXCLUSIVE: Nick Diaz sounds off about everything (Keep Punching / OC Register)
【もめ事の一部始終】

Diaz vs. Noons rematch likely to take place on July 26 in Stockton, Calif.(Five Ounces of Pain)

7月21日のDREAM.5で予定されていた桜井マッハ vs ニック・ディアズのウエルター級王座決定戦は、EliteXCによってキャンセルされました。「契約上の理由」だそうです。

Five Ounces によると、7月26日のCBS中継で、KJヌーンズとのライト級タイトルマッチが組まれる見込み。

桜井戦がホントに無くなるのだとしたら、それは残念だし、DREAMはなにか弁償を求めるべきです。ただこの動画を見てしまうと、地上波に載せたい絵なんだろうなあというのもわかる。KJのお父さんがホント、良い味出してるわ。これをアメリカの地上波に載せたら載せたで、95%のハードコアファンが怒り出すんだろうなあ(笑)。抗議のメール5万通とかにならなければいいけど。

ディアズは前回もDREAMに来るとか来ないとか言っていて、計量をミスったりしていたので、今回もどうなるか、わかったもんじゃないとは思いますが。

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The Ultimate Fighterシーズン7決勝はサダローがダラウェーを返り討ち!(MMA Planet)

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Wrestling Observer 6月11日、16日、23日号あたりから。

・先日の戦極3の観客数は9,500人だったとさらりと書いてあります。
・Strikeforceでの三崎のデビューは9月の Playboy Mansion 大会となる見込みだそうです。
・UFC9月大会のメインは、チャック・リデル vs ラシャド・エバンス。UFCではヴァンダレイにリデル戦をオファーしましたが、年末まで戦いたくないとの回答で断念しました。しかし依然として、10月大会へのオファーを繰り返しているそうです。対戦相手はチアゴ・シウバかリョートが有力。
・ダナ・ホワイトはそのリョートの対戦相手にかなり頭を痛めているそうです。試合が退屈になる、あのスタイルに対応できないと断る選手が続出の模様。
・マウリシオ・ショーグンは11月のPPV大会で復帰しそうです。完全復活を期待したいところ!

ユークスがUFCのゲームを製作


THQ社が開発中のゲーム UFC2009: Undisputed のプレビュー画面。


UFC Video Game on Spike
by bawzz

お披露目会に参加したという Five Ounces of Pain のレポートによると、ゲームの製作にはユークスも協力をしているそうです。ユークスの名前が出た途端、アメリカのゲームファンからは歓声が上がったと言うから素晴らしい。発売は来春の予定、Xbox360とPS3。

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Dana White talks T.U.F. drama, makes future promise (Nicki Jhabvala, SI.Com)

スポーツ・イラストレイテッドのサイトにダナ・ホワイトのインタビューが掲載されていました。とっちらかった内容をごく一部。

Q MMAにとって最良の大統領候補は誰になりますか。

ホワイト マケインだろう。ジョン・マケインこそがUFCをスタートした人物といってもいい。みんな理解していないようだが、マケインが前オーナーに言ったのは、サンクションされていない州で試合をしてはならない、ということなんだよ。ここはわれわれも100%同意している。マケインはMMAはあってはならないと言ったのではない。かれは、やるならアスレティック・コミッションのサンクションを受けろ、と言ったんだ。

Q タイガー・ウッズのUSオープンでの活躍をどう思いますか。

ホワイト 見事の一言だ。いいか、もう何百万回も言っていることだが、僕はゴルフは嫌いだ。憎んでいる。あらゆるゲームの中でもっとも馬鹿馬鹿しいし、土地やらなにやらの無駄になっているだけだ。ゴルフの悪口なら5700万回は言ってきた。でも率直なところ、タイガーは目を皿にして見ていた。オフィスでもテレビを付けていた。タイガーは素晴らしい。もっとも先進的な人間だよ。


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海外MMAスケジュールのページを更新しました。関連して、突如出現した7月19日のUFN14には、アンディ・リース、ブラッド・ブラックバーンと言ったIFLの選手が登場するそうです。The Ultimate FIghter 7 にもすでにIFLの中堅選手が出場していたそうです。

また、TUF7 Finale で行われるスーパーファイト、エバン・タナーとケンドール・グローブの一戦の敗者はおそらくUFCから契約解除をもとめられることになるだろうということです。

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チェ・ホンマン「誰がなんと言おうが…」K−1復帰意思示す(中央日報)

チェ・ホンマンは本人のミニホームページに「年内にK−1に復帰する」という意思を表明し、ネットユーザーの間で話題を集めている。

ミニホームページのメイン画面には「今年後半には再びリングにカムバック」という見出しがあり、画面の左には「僕はまだ20代。やれるときに思う存分挑戦してみたい。誰がなんと言おうが構わない」と覚悟を決めている。


なんだか切ない話ですねえ。秋山あたりが韓国向けに何か言ってやれないんでしょうかねえ。

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ハッスルにも経費削減の荒波が!(ファイト!ミルホンネット)

まあ、この記事に書いてあることまでは、見てりゃ普通にわかる話でね。
テレ東云々はあんまり関係ないような気も。テレ東以前であっても、ずっと前のハッスルはもっと豪華だったわけで、何らかの大きなスポンサーシップが切れたのではないかという気がしてなりません。ゼロワンなんかも去っていったのも、お金のせいかもしれないけど、中村氏の言い分などをチラ見していると、ちょっと仲間割れの匂いもしないでもないし。まだ先日のハウスを見れてませんが、ここしばらく、寂しさが漂っていることは確かです。

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オモロー! 7.6『DEEP X 03』にあのジャリズム・山下が緊急参戦!! (Kamipro)
中村大介も出場! 佐伯総監督もヤル気マンマン、7.17『M-1 チャレンジ5』後楽園大会、詳細発表!(Kamipro)
佐伯代表が長谷川秀彦を“DEEPのリック・フレアー”と命名! 7.27大阪大会での防衛戦の相手はあの人!(Kamipro)
あの伝説の大会が日本初上陸! ミノワマンvsドン・フライが8.16岡山大会で実現!(Kamipro)

よく働くなー。そして、なんか楽しそうですね。

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アフリクションの日本でのテレビ中継は、ホントにどうなったんでしょうね。非常に良いカードだと思うので見たいなあ。ちなみに、デーブ・メルツァーのラジオショーで、アフリクションは「たぶんリング」で行われ、「エルボーがありかどうかは分からない」ということだそうです。ははは、決まってなかったんですね。ヒョードルにとっては大問題ですよね。


ダナ・ホワイトの世紀の発表とは・・・

Dana White's big announcement is (Figure4 online)

ロレンゾ・ファティータが Station Casino の社長を辞め、ダナ・ホワイトと共同で、フルタイムでZuffaの経営に関わることになりました。

ロレンゾは、年収1億1300万ドルの仕事をなげうつことになります。

Zuffaの株式を45%所有するフランク・ファティータは、は Station Casino のCEOにとどまります。

Y! exclusive: Fertitta shifts from casinos to cage (Kevin Iole, Yahoo! Sports)

ファティータは今回の件はホワイトにたいするネガティブなものは何もなく、会社が経験している急成長のためには必要なことであったと強調する。

「いま、あえて問題があるとすれば、事業がうまくいきすぎているために、もっともっと時間と注意と集中が必要になった。ステーションカジノは私が築いたファミリービジネスで、数十億ドル規模の企業だ。しかしこの8年間のUFCの成長を見るに付け、フランクと自分は、担当を分けるべきなのではないかという話になった。彼はステーションカジノにとどまり、わたしはUFCに関わることにする。」

ロレンゾはおもに海外向けの事業展開に従事するという。ホワイトは既に、フィリピン大会開催を明らかにしているほか、ベルリンに建設中のO2ワールド・アリーナにも進出したいとしている。

ファティータは、UFCは今後、欧州本土のイタリア、フランス、スペイン、ドイツに進出の予定。バルト三国やロシアも射程、ドバイにも足場を作り始めているという。中国、韓国、日本、インド、ブラジルも計画にある。ロレンゾは米国以外での大手スポンサーの獲得も目指す。

ロレンゾ「インドには18歳から34歳の男性が3億5千万人いる。ぞくぞくするような数字だ」

ダナ「ネットではこのニュースはそんなに大きいとは思わないかもしれない。ネットの人がでかいと思うことと、自分がでかいと思うこととは違うんだ。自分は今日はUFC史に残る素晴らしい一日になったと思っている」

MMA Payout の分析
業界筋ではここ数年、ファティータがダナ・ホワイトのリーダーシップに疑問を抱き、UFCを次の次元に引き上げる能力があるのだろうかと心配している、といった噂が流れていましたが、今回の動きはその噂をさらに強固にするものとなりました。このような噂のために、UFCは常に、会社売却や社長交代の噂が耐えない状態となっていました。

【デーブ・メルツァーのコメント(ネットラジオより)】
ダナ・ホワイトは既に忙しすぎるので、仕事に助け船が入ったことは本当に嬉しいのだろう。今回の発表で、UFCの身売り話は一掃されるだろうことはビッグニュースと言って良い。今後UFCの経営姿勢は一層攻撃的になる。彼らは8年計画で、世界トップのスポーツを作ろうとしている。ロレンゾはライセンスビジネス面でも大きな役割を果たすという。地上波放送については、NBA級の取引を指向しており、巨額の放映権料獲得を狙っている。

Five Ounces of Pain の Sam Caplan
今回の発表を、UFCのさらなる成長のためのものと理解したのでは話半分だ。ダナがすぐにいなくなるということはないが、彼の権力は落ちる。MMA業界でダナ・ホワイトはナンバー2となった。

【OMASUKI】
こういうニュースに、おもわせぶりな前振りをつけるというのは、ダナはどういう心理状況だったんでしょう?ダナ外しが目的なら、ロレンゾはダナには発表させなかったのではないかと思われます。ちょっとばかり、ダナのゴマすりにつきあわされたかな?なんにせよ、Zuffaは正社員100人程度で世界進出を考えているわけで、さぞ忙しすぎるのだろうことは容易に想像がつくし、意志決定者がダナ一人ではとうてい回らないのは理解できます。ことに海外向けのビジネスで杓子定規な対応が目立っていましたから、不得意分野を誰かに任せるというのは、基本的にはポジティブな話だと思います。ロレンゾはダナとは正反対のソフトで静かなタイプの人ではなかったかな。とりあえず、何かがすぐに大きく変わると言うことはなさそうです。日本市場対応も含めてね。

【TUF】シーズン7最終回で大どんでん返し!史上初、収録終了後の失格劇 (MMA Planet)

TUFで決勝戦に進出するはずの選手が、酔っぱらってクルマのガラスを割るなど、素行不良で外されたとのこと。これもダナ・ホワイトは、「TUF史上もっともショッキングな結末」と煽っていて、米MMAブログでは推測記事が飛び交っていました。

もうダナにはつきあいきれません(笑)。だいたいこれって、ガチなのか・・・デーブ・メルツァーはネットラジオで、これくらいのことをする選手、いるよねえと笑っていました。

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MINOR N.Y. SETBACK SHADOWS UFC ANNOUNCEMENT (MMA Weekly)

ニューヨーク州でMMAを解禁する審議は、2009年1月まで、結論を持ち越すことになったそうです。UFCは12月にマジソン・スクエア・ガーデン興業を行うのではないかと見られていましたが、これで不可能となりました。審議委員はこれから、一般の意見などを聞いて論点を再考するのだそうです。

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NHK教育「知るを楽しむ」というシリーズものの教養番組で来月、森達也さんによる「愛しの悪役レスラーたち、昭和裏街道ブルース」が放送されます。第一回は7月1日、グレート東郷の巻。以降毎週火曜日の夜に、フレッド・ブラッシー、アンドレ・ザ・ジャイアント、大木金太郎が取り上げられます。放送予定はこちら。この番組にはテキストがあって、既に書店で発売中のようです(683円)。

悪役レスラーは笑う―「卑劣なジャップ」グレート東郷 (岩波新書 新赤版 (982))悪役レスラーは笑う―「卑劣なジャップ」グレート東郷 (岩波新書 新赤版 (982))
(2005/11)
森 達也

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【ブックレビュー】森達也 悪役レスラーは笑う 「卑劣なジャップ」グレート東郷[2006年02月13日(月)](おまえらの好きにはさせねえ)

私のこだわり人物伝 2008年6-7月 (2008) (NHK知るを楽しむ/火)私のこだわり人物伝 2008年6-7月 (2008) (NHK知るを楽しむ/火)
(2008/05)
真山 仁

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NHKは先日も、坂口の息子が武藤敬司とプロレスショップを訪問するような番組を放送していましたね。プロレスラーの出演頻度が意外に高い。

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IWGP Jr.王者決定トーナメント出場選手決定!(新日本公式)

ジュニアのトーナメントを終了したばかりの選手たちが、ふたたびトーナメントで競うというこの企画。すごいよねえ。頭がくらくらするわ。井上ってそこまで持ち上げるほど、いい選手なんですか?各選手から、よくも怒りの原稿用紙が出てこないよねえ。いやーすごい。

曙がプロモート業進出、第1弾はK-1ハワイ大会(スポナビ)

曙はどこまでも勝ち組。いつもどこかにうまいポジションがある人。これからは選手が曙に頭を下げるようになるわけですね。

UFCのReborn? / 山本譲二とSB


アフリクション立ち上げ戦にかぶせて急遽組まれたUFCの7月19日大会、本当に実現するのか疑う向きもありましたが、正式発表されました。メインカードではアンデウソン・シウバがライトヘビーに上げて、ジェームス・アーヴィンと対戦する見込みだそうです。アンデウソンのミドル級ベルトはそのまま。

ブランドン・ヴェラは逆にライトヘビーに下げて、IFLのリース・アンディと対戦、8月に予定されていたヘルメス・フランカ vs フランキー・エドガーはこの大会に繰り上げ、今年初めに契約を解除されたジェイク・オブライエンがUFCと再契約しケイン・ヴェラスケスと対戦します。

会場はラスベガスのパームス・リゾートが有力、大会は UFC Fight Night シリーズの一環と位置づけられ、UFN14として開催されるようです。噂されていたヴァンダレイ・シウバは、準備期間の短さを理由に、出場を辞退したそうです。アンデウソンの階級変更は、近い将来のチャック・リデル戦実現を意識したものではないかと見られています。

思うんだけど、どうせやるなら、どうして翌週のEliteXC/CBSにぶつけないんでしょうかね。

(出所)
Silva-Irvin, Vera-Andy to Lead July 19 UFC (Sherdog)
White announces two main events for head-to-head show against Affliction (Figure4Online)
ANDERSON SILVA MOVES TO 205 ON JULY 19 UFC (MMA Weekly)
Jake O’Brien vs. Cain Velasquez set for July 19th (Five Ounces of Pain)
Anthony Johnson vs. Kevin Burns at UFN 14(Five Ounces of Pain)

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ドイツ本拠のメディア企業ベテルスマンが、Zuffaの買収を計画しているという噂があるそうです。
ダナ・ホワイトは米国時間18日に、全国ネットのラジオ番組に出演することが決まっているそうです。

(出所)
Bloody Elbow Exclusive: Dana White to Do National Radio Tour Tomorrow (BloodyElbow)
Update on UFC's Major Announcement (Payout: The Business of MMA)

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Albany Gladiators (New York Magazine)

New York Magazine が、MMAのニューヨーク州での解禁をめぐる審議会の模様を報じていますが、その中に次のような記述がありました。

ファティータ家は代々、カジノの起業家であった。フランクとロレンゾの祖父に当たるアンソニーは、テキサス州で賭博場を経営していたが、捜査にやってきた LIFE誌のレポーターを殴った罪で刑務所暮らしを経験している。父のフランク・ジュニアはラスベガスの Fremont Hotel を経営していたが、ホテル内で行われた金銭横領の現場に連邦警察が踏み込んだ(フランク・ジュニアが有罪であったわけではない)。この騒動は後にマーティン・スコセッシ監督の映画「カジノ」の原型となる。


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Olympic Gold Medal Hopeful Clarissa Chun Credits MMA for Recent Upset(Five Ounces of Pain)

北京五輪に出場が決まったアメリカのレスリングの女子選手にClarissa Chun選手がいます。ハワイ出身、アジア系の顔立ちのこの選手は、なんとMMAの練習を大幅に取り入れることで代表選手の座を勝ち得たのだそうです。身体の強さと柔軟性の訓練にMMAのトレーニングは最適、とコメント、五輪後のMMA参入についても否定していないそうです。

なんというか、リアルKID山本みたいな人ですね。こういう人って、やっぱり、無茶苦茶強いんだろうなあ。

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シュートボクシング5.28後楽園大会のJ-Sportsでの中継放送を見ましたが、スペシャルゲストに歌手の山本譲二が登場していました。穣二はリング上でお得意の「みちのく一人旅」を一節ほど捻ってみせるなど絶好調な様子で、まるでSBを背負って立っているような挨拶をしていました。メインイベントの緒方の試合では放送席に登場、次のようなキラー発言を繰り返しました。

今回は緒方に勝ってもらわないと困る。伊達にメシを食わせている訳じゃない。

シーザーが育てる子はみんな礼儀正しいんですよ。

(緒方の勝利を見て)二十何年かぶりにここに来て、よくメシを食べるもんでね、今日は本当に来て良かった。今日は一緒に焼き肉でも食いたいねえ


ジョージ・ヤマモトは緒方やシーザー会長とは同郷(山口)だそうで、会長よりも年上なのだそうです。同郷なら飯を食わせるのか?二十年ぶりでその態度のデカさとは?

テレビの前で見ているだけでも、タダより高いメシは無いのではないかという不安感に幾度となくさいなまされました。度重なるメシ発言には、さすがの実況の矢野さんも無反応を決め込むしか有りませんでした。

あくまで個人的な観察にすぎないけど、演歌の人って、テレビの視聴率や視聴者数にあわせて、表情を変えてくる人が多いような気がします。今日のジョージはダークサイドがプンプン。でも歌を歌ったのはちょっと格好よかったな。

そういえばむかし、ボクシングのリング上でフランク・シナトラが「マイ・ウエイ」を熱唱する映像を見たことがあるけど、マフィアまがいのド迫力と、鳥肌たちまくりの壮絶な歌唱力、マイ・ウエイという曲の持つある種の煽り映像的な力があいまって、トラウマに近い強い印象で僕の記憶に刻印されています。

アオキプラッタ!

7月26日のEliteXC/CBS第2弾は、イベント名が"Unfinished Business"。前座試合をShowtime で中継したあと、夜9時から11時までCBSで放送の予定。場所はセントルイスの Savvis Center というところが有力、収容22,000人。メインカードはロビー・ローラーとスコット・スミスのミドル級王座戦、このかジェイク・シールズが絡むウエルター級王座戦、アントニオ・シウバが絡むヘビー級王座戦が計画。女子戦はShayna Baszlerが参戦予定。

今回はチャンピオンシップを巡る戦いがテーマになるんでしょうか。ゲイリー・ショーは、ハードコアなMMAファンには受け入れられやすいかもしれないが、マスアピールに欠けるかなあと素直なコメント。提携先なんだから、DREAMからミルコとかメイヘムとか、貸してあげたらどうでしょう?見返りに、大晦日にキンボを借りるとか。

10月の第三弾のマッチメークも始まっており、キンボ・スライスは前回記者会見で揉めたブレット・ロジャース戦が有力、KJヌーンズとニック・ディアズの因縁の再戦も計画されているそうです。ショーはいやがっていますが、先日のハワイ大会ではプロレスまがいのいい絵が撮れたみたいですからね(笑)

(出所)
Report: July 26th EliteXC Event to Be Titled "Unfinished Business"
Details on EliteXC's 7/26 CBS Event (Payout: The Business of MMA)
Notes: Elite XC, UFC, Dream (Dave Meltzer, Yahoo! Sports)

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Dream Middleweights Discuss Performances (Sherdog)

DREAM.4翌日会見の模様は既に広く報じられていましたが、このSherdogの記事で読むマヌーフの発言が、どうも新鮮に聞こえて仕方ないので、一応訳しておきます。日本の報道では割愛されていたのかもしれません。

マヌーフ:伝説を倒したのだから、今や僕が伝説になれる。これがファースト・ステップだ。ベルトを取れば伝説になれるだろうから、それが今の目標だ。

実はフルラウンド戦う用意をしていた。でも最初の1分で、パンチで捉えた。そしてキック。彼はもう落ちていた。僕は彼を引っ張り込んて、もう一度KOした。

この引き込みは、スミルノバス戦など、桜庭の過去の試合を見て練習していたことだ。スミルノバス戦では、桜庭はロープとロープの間にいて、レフリーは試合を止めて彼を引っ張り出さないと行けなかった。そのときに彼は休める。だから、彼がロープにもたれかかったら、引き込んで続行しようと思っていた。

ジャブをあてたら頭を動かしたので、右の蹴りを入れた。骨が折れたのはそのときだろうと思う。


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GODZ OF WAR POSTPONED UNTIL THE FALL (MMA Weekly)

アドレナリンMMAの旗揚げ戦は、1万人キャパの会場で、2千〜3千枚しかチケットが売れなかったそうですが、そのアドレナリンと出場選手がかぶっていた新プロモーション Godz of War の旗揚げ戦(6月21日)も、おそらくチケットの売れ行きが悪いために、秋に延期になったそうです。

Godz of War はもともと、「ジェフ・モンソン vs ケビン・ランデルマン」という、戦極USAのようなメインカードで旗揚げを目論んでいましたが、二人とも戦極で負傷してしまい、ランデルマンはリコ・ロドリゲスに変更されていました。この大会には他に、ムリーロ・ブスタマンチ、ルイズ・アゼレードの出場が決まっていたそうです。

アドレナリンの第2回大会には、ティム・シルビアとベン・ロスウエルの登場が決まっているため、盛況が期待されています。

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6月16日の読売新聞朝刊文化面に、「平成を歩く:リアルファイト:等身大の人間感じたい」というエッセイが掲載されていました。読売の文化部の山内という記者が書いています。気持ちの良い小論で、お勧めです。

松原隆一郎先生の「(MMAは)本当と嘘の境がはっきりしないプロレス的なモヤモヤ感より、直接感を求める人に受けているのでは。(とはいえ、単なる)ショー的なものからガチンコへの変化と考えたら見誤る」というコメントを引いて、終身雇用や年功序列が崩れた現代社会で、「大きな物語が終わり、ポストモダン的な小さな物語の時代に移った」と分析。ただし記者は最後に、自身は虚実皮膜の底なし沼の底まで覗きたいと願うプロレスへの思い入れが強すぎて、MMAのスポーツ性にいささかの物足りなさを感じると、ご同慶の至りなコメントで締めています。

こういう論を張るのに、DREAMやUFCではなくて、戦極を持ちだしたのはちょっと都合が良すぎるかな、とは思うけど、それはまあテクニックの範囲だし、小ささ・弱さへの注目は、まちがいなくMMAの背骨だと、僕もすでに何度か、そう論じてきたつもりです。ただ、この理屈では、秋山を斬れません。

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DREAM.4で永田を葬った青木真也のサブミッションの名前をどうするかついて、米MMAブログでは依然として議論が盛んです。公式発表は「フットチョーク」だし、名前は青木が知ってるんじゃないかと思いますが、BloodyElbowが勝手にやってる投票ではこんな感じだそうです。技の名前はどうでもいいですが、アメリカのハードコアファンの間で、青木は間違いなく話題沸騰中みたいです。

アオキプラッタ 48%
リヴァース・ゴゴプラッタ 35%
ロコプラッタ 10%
トップマウント・オモプラッタ・ショルダーロック 5%

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鈴木みのるデビュー20周年記念「風になれ」6・17後楽園ホール大会、速報観戦記まとめ(カクトウログさん)
生「風になれ」は想像しただけで鳥肌ですね。

桜庭のリアルをドリームに繋げて〜 DREAM 4まとめ&観戦記集(ブラックアイさん)
色んなブログの観戦記のまとめが凄く楽しいです。当ブログも引いてくださってありがとうございます。どこをどう抜き出していただいても結構です。

元パンクラス謙吾が引退を発表!!(Kamipro)

秋山成勲、韓国人女性のハートをキャッチ(ライブドアスポーツ:朝鮮新報)

しかし、実は最近急増している熱狂的なファンは、秋山の格闘技の試合や実力にはあまり関心がない。つまり、男性がグラビアアイドルを見るように、女性は秋山を「欲望の対象」として消費しているのだ。


蓼食う虫も好き好き。

スポテイナーに生まれかわった秋山成勲(ライブドアスポーツ:中央日報)

サーフィンは自然と対面できて良い。やっぱり人間は最終的には自然に帰るということを感じることができる


なんだ、三崎とは実は結構馬が合うのかもしれないな。

武蔵 vs 魔裟斗【SRS】

UFC Event In Works for July 19 (Sherdog)

UFCでは7月19日に大会開催を急遽、計画しているそうです。大会の模様はケーブル局 Spike で無料生中継の予定だそうです。この日はアフリクションの旗揚げ戦の開催日でもあります。

参加選手として、ヴァンダレイ・シウバ、ブランドン・ヴェラが検討されているそうです。

ダナ・ホワイトはアフリクションをTシャツ屋に何が出来るとジョーク団体扱いしていましたが、はっきりとライバル視しているということなんでしょうか。

そういえば、アフリクションの日本でのテレビ放送の件はどうなったんでしょうね。

EliteXC announces Lawler vs. Smith II on CBS on July 26 (Five Ounces of Pain)

EliteXCは、第二回のCBSプライムタイム中継を、予定を大幅に前倒しして、7月26日に実施することを発表しました。前回ノーコンテストに終わった、ロビー・ローラー vs スコット・スミスの再戦を行う見込みです。キンボやジナの用意ができるのかどうか、心配なところです。

競争があるというのは、とりあえずやっぱり、ファンにとっては嬉しいことですが、競争もヒートアップしすぎると、色んなことが起きるかも。

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DREAM.4大会後会見:笹原圭一EP

桜庭選手については、じつは闘う前からケガをしていたところ出てもらっていました。それでも真正面からぶつかっていくような試合をしてくれて、その姿勢には頭が下がりますね。感謝の言葉しかないです。

次の大会は9月23日なので時間的には開いているので、リザーブマッチでの出場も可能性としてはありますが、個人的にはそういうイメージはないですね。桜庭選手にはもっと別のストーリーがあるのかなと思います。また、いろんなアイデアを考えたいと思います。


そうですね。桜庭については、色んなアイデアを考えてください。安心しました。

【DREAM】マヌーフにKO負けした桜庭和志が腕を骨折、金泰泳は骨折を免れる(GBR)

金泰泳は、DREAMでも勝ち進みたい、平行してK-1ジャパンにも参戦したいと言っていましたね。骨折ではなかったというのはグッドニュースですが、さすがにこの恐るべき計画は叶わないでしょう。残念。両方で快進撃して欲しかった。それにしても、腕がぐにゃりと曲がったあとの、むしろさっぱりしたような表情は印象的でしたね。
カラテと総合の融合を理論化しているということでしたから、お弟子さんにも期待したいです。

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Dana White: “Our deal is non-exclusive" (Fight Ticker)

UFCが公式に人形などのグッズ販売に乗り出すことについて、すでに80名の選手がライセンスにかんする契約にサインをしているそうです。また、ライセンス契約については非独占契約とされており、選手独自の活動を制限するものではないため、選手やマネージャからの評判は良いということです。

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McMahon's Million Dollar Mania(WWE公式)

Kamipro Hand で紹介されていた、WWEの現金ばらまきプロモーションについて、WWE公式サイトを眺めてみました。

仕組みは、あらかじめWWE公式サイトから電話番号と登録、指定された回の Monday Night RAW を視聴します。抽選に当たると、放送中に電話がかかってくるので、番組の中で発表される合い言葉を言えればOK、ということになっています。

現在は第二回を実施中、第一回は150万の登録があり、8名が100万ドルの分け前にあずかったそうです。米国非在住者は参加できません。

Kamipro Hand によれば、視聴率的にはあんまり効果がなかったそうです。

登録ページにいってみたところ、「WWEのニュースレターに申し込む」というオプションがしっかりついてました。これも1つの目的かもしれません。

今週木曜日にWWEが記者会見を行うというニュースが、ダナ・ホワイトの大発表と関連づけて流布されていましたが、記者会見の内容はなんと、当選者の喜びの声を伝えるというものでした。

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金曜日深夜のフジテレビSRSは、30分間、魔裟斗と武蔵の対談でした。

超ポジティブに生き急ぐような魔裟斗の質問攻勢に、殆ど何も答えることが出来ないわりには平気な顔の武蔵という、ファイトスタイルそのままのような対談となりました。

この中で魔裟斗は、来年はラスベガスに進出し、PPVマッチに出場したい、デラホーヤとやりたいと、明確な目標を語っていました(がんばれ!)。一方の武蔵は、まずはジャパングランプリを何とかしないとと応じていました(は?)。何歳まで現役でやるんですかと尋ねる魔裟斗に、武蔵は、なんとなくもう出来ないかなあと思うまで、と答えていました(魔裟斗は聞き返して欲しかったんだと思うぞ)。また、武蔵にはこの10年間、彼女がいないことが判明しました。出会いのチャンスがないんだよとぼやく武蔵に、チャンスは作るものですよと魔裟斗が諭していました(これはハンサム野郎には言われたくないよな)

スターとしてテレビで見ていたいのは魔裟斗ですが、飲みに行くなら武蔵のほうがいいです。

Kill a Legend to be a Legend 【DREAM.4レビュー】

DREAM.4をPPVで堪能しました!おもしろかった!【6・15『OLYMIA DREAM.4 ミドル級グランプリ2008 2nd ROUND』(横浜アリーナ)】

○所英男(2R終了判定3-0)ダレン・ウエノヤマ×
抜群に面白い試合でしたね。「ポジティブ・シンキング」のセミナー講師でもやっていそうなウエノヤマと、海外旅行先でオドオドしている日本人旅行者のような所(しかもAV隠し所有)が対峙すれば、普通は理由もなく圧倒されるところだけど、ちゃんとやりあった上に勝っちゃうんだから、オドオド日本人の一員としては嬉しい限り。ただ所のオドオドは見せかけだよなあ。どうみてもスタンド勝負に分があるのに、どうしても寝技で勝負に行こうとするっていうのは、相当に頑固。もっとも、一本取ろうと自分に課していたのかもしれませんが。

所の試合をみていてふと思い出したのは、むかし、どこかの雑誌かファイトかで読んだ話に違いないんだけど、「猪木は負けるかもしれないと不安になる、藤波は勝つかもしれないと期待する」「猪木は客にエネルギーを放出する、藤波は客からエネルギーを吸い取る」という比較論でした。所はどう見ても藤波的です(KIDは猪木的だね)。プロレスまがいの「所コール」を巻き起こして、エネルギーを吸い取ってましたからね。しかも、プロレスのコールとは違って、あきらかに黄色い声の濃度が高い。そして藤波同様、相手の良さを引き出す試合スタイルでもありました。

試合後のマイクアピールがなかったのもよかった。ウエノヤマも負けん気の強さも面白かった。それと、こういう選手に勝てるなら、所はアメリカに進出しても結構やっていけるのではないかと思った。

所はHERO'Sのときも華々しい登場をしました。そういう星も持っているのかも。でもこの人、ムラがあるので、今後とも脱力してみてあげましょうね。この試合の最中、なにかあると山本KIDが映し出され、「まだまだダメ!」みたいな顔を作って所を査定していたのも分かり易くて良かったですね。

○青木真也(1R5分12秒、フットチョーク)永田克彦×
はあ、MMAの世界には、まだあんなに単純で、しかも見たことのない技って、あるんですねえ。安田忠夫やアンダーテイカーでも使えそう。マニアックなアメリカの選手がすぐに真似をするでしょう。げんにアメリカのあるMMAブログではすでに「アオキプラッタ」と名付けて大喜びしています。

というわけで、青木の勢いというかオーラというか、完全に永田を支配して、予想以上の実力差を見せてくれたわけですが、個人的には永田が可愛くてねえ。何も青木もそこまでしなくても、と思ってしまいました。

永田の場合、何せ入場テーマが「スカイ・ハイ」、大きく掲げた新日本プロレスのマーク入りタオルには、おびただしい数の寄せ書きが。新日本の選手がシコシコ書き込んだのでしょうか。それだけでなんだか胸が詰まる・・・

この永田のかわいさにくらべると、青木のマイクアピールのなんと計算高いことよ。

今日は「試合のため」来場できなかったというブルージャスティスの仕事は次の通り(新日本公式サイトより)

後楽園ホール ベスト・オブ・スーパージュニア決勝戦
第5試合 30分1本勝負
○永田裕志、AKIRA、獣神サンダー・ライガー(11分36秒ナガタロックII)
ジミー・レイヴ×、稔、中邑真輔



○メルヴィン・マヌーフ(1R1分30秒、KO)桜庭和志×
DREAMがそれらしい世界観をかなり作りつつあると思うんだけど、そこに明らかにそぐわないのが、桜庭。PRIDEで潰され、HERO'Sでなんとか生き延びてきたのに、また潰されちゃうんでしょうか。ああ、こんな試合を見たかったかと言われれば、見たくなかったですね。

あ、こういうのを「リアル」って言うんだと思いますよ。でも「リアル」と「レジェンド」は食い合わせが悪いな。僕はもう、レジェンドの妙技を味わうだけでいいなあ。桜庭自身は、どんな試合をしていきたいんでしょうかね。それこそ、グラップリングマッチで闘魂を伝承してくれんかな(くれんよなあ)

自転車で来たという桜庭、自転車で帰れたんでしょうか。

ちなみに、『伝説を叩きのめすときには徹底的に』という通訳では意味が半分しか分かりませんね。マヌーフはこういってましたから。

Sakuraba was my hero. But to be a legend you have to kill a legend. Sorry I had to beat him up.
(自分が伝説になるには、伝説を殺さなければならない。彼を倒してごめんなさい)

そうです。桜庭を殺すという栄誉をもらったんだから、これからはマヌーフ自身が伝説になれるように、死にものぐるいでがんばってもらわないと困る。


○ホナウド・ジャカレイ(2R終了判定3-0)ジェイソン“メイヘム”ミラー×

この試合は「抜群に」面白かったですか?少なくとも、型にはまった試合ではなかったですね。あんまり見たことのないムーブがふんだんに見れました。だから、悪く言えばぐちゃぐちゃにも見えたし、浮き足だっても見えた。たぶん、凄いことをやっていたんでしょう。ちょっと個人的には、むずかしく見過ぎちゃったかも。メイヘムのVサインに須藤元気はぶっ飛んでいましたが、メイヘムはあれくらいしかできなかった、という風にも見えました。確かに、事実上の決勝戦には見えました。

【その他】
ゲガール・ムサシは地味だけど、急成長中の選手特有の伸びやかさのようなものを感じさせてくれました。もう一回くらいは勝つかも。ハレック・グレイシーとガジエフ・アワウディン、急遽のマッチメークのわりにはグッド・シェイプで、意地っ張りな良い試合でした。アワウディンって、佐藤をマウントの下からKOした、あの人だったんだ。気がつかなかった。ウマハノフと親戚だとか言ってましたね。テレビ的には、ナイター中継の「野村の目」みたいな感じで、TKが画面に丸印を付けて解説するという工夫をしていましたが、なんか、バックマウントのときの四の字フックにばかり丸を付けていたような印象が。さっき聞いたよ、それ、みたいな。

外人ばかりのミドル級、日本人ばかりのライト級(アルバレスはいるけどさ)と、やっぱり落ち着くところに落ちついた感じで、ぐんぐんと抜き差しならない試合が続くことになります。KID、秋山登場でレーティングも楽しみな次回大会には大きな期待が広がります!

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アメリカでも EliteXC ハワイ大会と、AdrenalineMMA旗揚げ戦が開催されました。結果は下記でどうぞ。

【Adrenaline】高瀬大樹、ブーイングの中反則負け (MMA Planet)

【EXC】KJ・ヌーン、48秒衝撃のTKO決着。試合後は、ぷっつんディアズと乱闘劇(MMA Planet)



あるべきレフリングとは主観的?客観的?

Five Ounces of Pain: McCarthy talks officiating faux pas (CBS Sportsline)

元UFCレフリーのビッグ・ジョン・マッカーシーが、最近のMMA大会で見られた「疑惑の判定」についてコメントしています。なんだか、「ルールの番人」みたいで貫禄があります。ルール解釈について興味深いインタビューでしたので、長文でしたががんばってご紹介してみましょう。かなり端折ってますが。

Quote;
Q:来月の Association of Boxing Commission に、グラウンド状態での頭部へのヒザ攻撃を許可すべく提案をするそうですね。

A どんなスポーツでも、ルールを毎年見直しています。グラウンドでのヒザはMMAの意義深い技術要素の1つです。しばしば選手は、頭部へのヒザがないものと思って、頭をがら空きにしていることがあります。今の選手は、ヒザがあるならあるで、既に十分対応できるほど賢くなっていると思います。

封印された経緯は、2000年のニュージャージー州の試合で、300パウンドの大男ガン・マッギーがグラウンド状態で、230パウンドの対戦相手の頭部にヒザを入れていたものを、ニュージャージ州アスレティック・コミッションが見ていて、これはひどいと言うことで禁止にしたのです。

それ以降長い年月がたち、このスポーツも進化してきました。この点についてはそろそろ見直しても良いのではないでしょうか。これによって、試合に展開が生まれる可能性があります。かりに、あなたがサイドポジションを取っていて、私が下にいるとします。私には出来る反撃の手段はほとんどありません。ヒザが打てれば、脱出できることもあるでしょう。

Q EliteXC でのロビー・ローラー vs スコット・スミスについて。ロビーの指がスコットの目に入り、試合はノーコンテストとなりましたが、スコットは5分間の休憩を与えられませんでした。

A スコットが「目が見えない」といったから試合は止められたのです。選手がそういっているのに、試合続行の指示をするドクターはいないでしょう。

誤解されている点は、統一ルールにおいて、反則や休憩時間については、誰にでも分かるようには書いてあるわけではありません。反則から回復するために最大5分間が与えられるとあるだけです。実際には、それで全ての反則をカバーできるわけではありません。休憩時間は様々な要素を勘案して決定されます。例えばローブローを受けた選手にたいし、ドクターが「1分間の休憩で再開可能」という判断を下すこともあります。これに対し選手は「もっと時間を欲しい」ということが出来ます。5分までならレフリーは許可せざるを得ません。選手が時間をコントロールできる唯一のケースです。

スミスの場合、ドクターが5分間休ませてみようと言うことも出来ました。もしスミスが、「目が見えない」と言わなかったら、そうしたものと思います。

Q 同じ大会で、キンボ・スライスは20発もの打撃を受け続け、反応がありませんでした。止めるべきではなかったでしょうか。

A いいえ、すべては主観なのです。あのトンプソンの打撃は、本当に強いものでしたか?両選手ともスタミナ切れしているように見えませんでしたか?

キンボがサイドポジションを取られていたのにはいくつかの理由があるでしょう。ガス欠していたと言うこともあります。あいている方の手で、大丈夫だというサインを送っている様子が見えました。レフリーのダン・マイラゴリッタが「力が入っていないな、ダメージがあるというより、疲れているんだな」と思ったのもうなずけます。すべてはダメージの度合いによるのです。

Q では3RのキンボのTKO勝ち宣告については?

A 自分ならどうしたか、といわれれば、違う判断をしたと思います。トンプソンはおおむね試合をコントロールしており、勝利に向かっていました。キンボの打撃が強烈で、トンプソンがぐらついたのも明らかでした。ただ彼は、1Rでも2Rでも、ぐらついては生き残ったのです。自分なら、勝利に近い選手からあの時点で試合を取り上げることはしません。トンプソンはあそこから反撃したり、防御する能力のある選手でした。

ただ、試合を裁くのはダンの仕事で、彼が間違ったとは思いません。彼は、トンプソンのダメージが大きく、試合を続けさせられないと考えたのでしょう。

Q UFC85でダン・マイラゴリッタは、ヴェウドゥムとベラの試合をこんどは早く止めすぎたと言われています。

A それも1つの意見でしょう?ダンが言うには、ブランドンは悪いポジションにあって、打撃を受けていて、反応が出来ていなかったということです。若手選手とベテラン選手とで、止めるタイミングが違う、ということはありえます。自分もブランドンはうまいやり方で防御できていたとは見ませんが、打撃は当たっていたかなとの疑問はあります。

Q UFC85でネーサン・マーコートはターレス・レイチの後頭部にエルボーをあてて減点されました。解説のジョー・ローガンは、ヘッドフォンをしたときにそれより後ろに有る部分が後頭部だと言っていました。

A ローガンの説明は正確ではないですが、それは彼のせいではありません。彼はそんな風に聞いたのでしょう。ルールには、「後頭部を直撃してはならない」と書いてあるだけなんです。レフリーがそれぞれの意見を持つ余地のある、曖昧な書き方です。

私はルール策定の場にいたのでわかるのですが、後頭部とは、頭頂部から後ろに向かってまっすぐにおろした線の両側1インチ程度を言うのです。モヒカン頭を想像するといいでしょう。マーコートのエルボーは耳の後ろでした。ルールの本来の意図から言えば、あれは反則ではありません。

Q マーコートはパイルドライバーでレイチの頭を突き刺しました。これは反則ですか?

A そうです。ルール策定時に想定していた投げ技の反則は、まさにパイルドライバーでした。

End of quote;

「レフリングは主観なんだ」と言い切っているところが気持ちいいですね。戦いの中で起こるよろづの現象を、短くて多義性のない文章であらかじめルールにまとめておくことなど、できるはずもありません。その場その場の「主観」ということで正解なのだろうと思います。尋ねられたときに、その主観をちゃんと語ってくれればOKです。およそ評価というのはそういうことだろうと思います。会社の人事評価なんかでも同じことですね。

日本で疑惑のレフリングやジャッジングがあったときに、「オレは主観でこう考えたんだ」とやってしまったら、より一層火に油を注ぐ結果になってしまいそうですが、それは主観が悪いのではなく、説明がわるいんでしょう。説明の仕方として、ジョン・マッカーシーのものの言い方は参考になると思います。原文ではもっと丁寧に、かみ砕いて説明しています。

ところで、このインタビューでも話題になっている、UFC85のターレス・レイチ vs ネーサン・マーコートを見直してみましたが、非常にコントラバーシャルなシーンのオンパレードだったんですね。全部やったのはマーコートの方なんですが、まずレイチが片膝状態にも見えるときに顔面にヒザを入れました(減点1)。さらにレイチの後頭部にヒジを入れました(これも減点1)。試合終了間際には、パイルドライバーを炸裂させています(減点無し)。

しかしヒザは立ち上がり際で、三崎の秋山殺しではないですが、「流れ」で見れば微妙でした。後頭部と判断されたヒジも、側頭部に当たっているようにも見えました。レフリーのハーブ・ディーンは、おまえ、さっきも注意しただろ、といいながら減点していましたが、放送席はレフリーのミスだと明言していました。パイルドライバーは終了直前で、レフリーが介入する時間がありませんでした(これは終わったあとでも減点すべきだったと思う。それにしても、パイルドライバーを見て直ちに、「サップvs ノゲイラ戦以来の大技だ!」と叫べるジョー・ローガンって、一体・・・)。いずれも、マーコートにルールの認識不足があって、ついやってしまったというのでもなく、悪意・故意で反則を犯したわけでもなく、あえてルールの際をねらって攻撃しているようにも見えました。試合じたいはマーコートが押せ押せでしたが、2名のジャッジが28対29でレイチを取るなど、結果は減点がモロに響いており、ネットの評判は、マーコートの負けはないだろというものでした。

ところで、レイチのトレーナーは、マーコートがパンクラス時代にヒカルド・アルメイダにチョークで敗れた際、レフリーのストップのあとに、負けたのにアルメイダに殴りかかったことあると指摘、マーコートのような人間は反則失格にすべきだと息巻いています。アルメイダのセコンドのホイス・グレイシーが血相を変えて飛び込むシーンがこれです。こういうのを見ると、マーコートもワルの要素はあるなあ(笑)。


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Guy Mezger clarifies previous statement (MMA You)

先日報じたガイ・メッツァーの「PRIDE作り試合発言」で本人がフォローをしています。

自分の試合にフィクスト・ファイトやワークト・マッチがあったと言っているのではない。ただ一度だけ、佐竹戦について相談を受けたことがあった。

いつもPRIDEの会場にいる二人の日本人がやってきて、次の佐竹戦について話し合いたいと言う。ファンが喜ぶように、スタンドで試合をすべきだと言い張るんだ。おそらく佐竹がグラウンドを出来ないからなんだろう。僕は答えた。いつものようにベストを尽くして、良い試合をしようと思うが、何も約束は出来ないってね。そしたら彼らが戻ってきて、報酬をはずむと言ってきた。僕は断った。そしたら今度は、日本のプロレスに話をつないで、もっと稼がせてやると言ってきた。そして、佐竹にとってこの試合で勝つことがどんなに重要なことなのかの説明を始めた。で、僕は、みなまで言うなと会話を終わらせたんだ。

・・・あの試合での佐竹はずるいことばかりして、ひどいものだった。佐竹がロープをつかんだり、ロープに足をかけたりするのを大声で指摘すると、レフリーまでもがイエローカードを出すぞと注意してきた。

自分はPRIDEに好かれていたとは言えない。僕がPRIDEに出られた理由は二つ、一つは自分がキング・オブ・パンクラシストであったこと、もう一つは自分の代理人がPRIDEのアメリカ進出に関して重要な役割を果たしていたからだ。


言えば言うほどドツボだと思いますけどねえ・・・記録を見ると佐竹戦は2000年5月1日の Pride GP 2000 決勝で行われ、メッツァーが判定勝ちしています。なんだ、負けてないじゃんか。メッツァーはいまは HDNet Fight でタレント・リレーションを担当しているはずなので、よくその立場でこんな事を言いますねえ。

圧力を掛けるのは今風ではないかもしれないけど、プロモーターとかエージェントって、ポッと来日するような外国人選手には、大会や試合の背景やコンテキストを説明したりするんでしょうかね。プロとして仕事をする以上、そういうのって必要な情報だと思うけど。で、そんな話を受けて、圧力と感じるのか、チャンスと感じるのかは、選手の意識のありようではないのかなあ。

リアルに真面目な日テレのボクシング中継


昨日日テレで放送されていたボクシング中継を見ました。なぜかこの番組も「リアル」を高らかに歌い上げていました。なんか、いま世間的には「リアル」の受けがいいんですかね。

試合の方は、長谷川は超安定して強いし、セミで長い苦節を経て登場のド演歌日本人ファイターを潰した王者バレロはとても暴力的で、力んだフックはMMAの選手のようなフォルムでした。強さと厳しさと切なさがあって、なかなか「リアル」な試合結果だったんではないでしょうか。

それにしても、TBSの亀田放送に比べれば、真面目な番組作りでしたねえ。長谷川は防衛戦5連勝中でしたが、煽り映像では、それぞれのハイライトシーンを丁寧に編集。ぶっ殺してやるとか、必ず勝つとか、子供のために戦うとか、そういう陳腐な台詞はありません(長谷川の奥さんは何度かアップで抜かれてましたが)。実況解説、控え室レポートともに、出演者は全員男。女子アナもでないし、客席に芸能人もいません。「長谷川の試合はこのあとすぐ」、と言えば、ホントにすぐに放送していました。メインが2Rで早々に終わったため、余った時間は前座試合を放送していました。最後までなんだかんだと引っ張るという気持ちはないんですね。まったくもって、今時珍しい、普通のスポーツ中継で、僕の目にはかえって新鮮に映ったけど、数字は7.7%という苦しいものだったようです(情報源はどこかのブログ。すまん、わからなくなった)。

長谷川のパンチのスーパースローが興味深かった。手がカマキリのように伸びるんですね。本人は、「そこにあるものをパッと取る感じ」、と説明、解説者は「黒人の一流選手の打ち方」と説明していました。うーん、こんな話、始めて聞いた。地上波放送でこのテクニカルさ。こんな真面目な日テレが、よく猪木と組んでいたもんだ。

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MMA IRONMAN さんが日経を引いて、サムライTVがペイ・パー・ビュー・ジャパン社に吸収合併されることを報じています。合併後の社名は「スカパー!ブロードキャスティング」(10月から)となるそうです。

プレスリリースによると、「今回の吸収合併は、ペイ・パー・ビューチャンネルとフラット(月極め契約)チャンネルの相互連動によるシナジー効果を最大限のものとし、ペイ・パー・ビュー事業の拡大を目的としています」とあります。

我々にとって気になるのは、サムライがどうなるのか、ということですが、PPVの拡大が至上命題となる以上、PPVのPR的な番組が増える、ということはありえるかもしれませんね。Countdown to DREAM とかね。すべてのPPVを一ヶ月遅れでまるまる放送してくれたりすると嬉しいんだけど。

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古参プロレス新聞の