RIZIN.1テレビ観戦記


RIZIN.1 名古屋大会をフジテレビで観戦した。

●村田夏南子

若さ、馬力、がんばり屋さんの表情、目標はロンダ・ラウジーと、何から何まで抜けが良くて、見ていて明るい気分になる。レスリングを続けるという道もあったのではないかと思われるこの若い才能に、RIZINは本当に責任を取れるのか、近視眼的なおっさんたちに食い物にされるだけではないのかと、他人事ながら心配になってくる。コーチが横田で、果たしてロンダのような選手に仕上がるのかも心配だ。ちなみに体重は52.9キロとアナウンスされていた。換算すると116ポンド。本来はロンダ階級の2つ下、ストロー級の選手なんでしょうね。UFCを目指すのであれば、RIZINには毎回出て、毎回勝ってほしいですね。RIZINとしては、村田が勝てる相手を探してくるくらいで良いと思う。なにせアメリカのインディ団体の中には、UFC入りを目指す有望選手のために、連勝記録を作らせてあげることをビジネスにしているプロモーターもあると聞く。マジメに強敵ばかりと戦っていると石井慧みたいに、にっきもさっちもいかなくなる。


●ダロン・クルックシャンク def 佐々木信治

佐々木選手の奥様は藤井恵。奥さんが同じ職業で自分より格上、奥さんの鬼コーチをうけてトレーニング、その奥様の目の前でKO負け、という夫の気持ちにあれこれと思いを馳せてみたが、さすがにうまく想像することができなかった。うまく想像はできないけれど、それって男としてはとても残酷なことなのではないかとの予感はするし、それでも夫婦円満なのだとすれば、旦那様である佐々木選手は器が大きいに違いないと感服する。

UFCの試合はだいたい見ている僕でも、クルックシャンクについては、名前くらいは知っているけれど、どんな人なのか、ぱっと思い出せるような選手ではなかった。それが、あれ、こんな人だったっけと驚くばかりの、華やかな存在感と攻撃力である。UFCではどれほど無力化されていたのかがよくわかってゾッとする。

実は今回のRIZINは、PPVは買わなかったし、地上波放送まで特に厳しい情報断ちもせず過ごしてきたわけであるが、結果的に地上波放送前に僕がつい知ってしまったニュースと言えば、「村田が勝ったこと」と、「青木がクルックシャンクにペットボトルを投げ、それが川尻に当たったこと」の2点だけだったのだ。僕のタイムラインやRSSリーダーはほとんど海外記事なので、これをもってRIZINの国内報道が少なかったと決めつけることはできない。ただ、情報断ちってこんなにラクだったっけと痛感したというのも事実だ。

そして、そんな2大ニュースのうちの1つ、青木の狼藉は放送上はカットであった。ふーむ、カットする方がいいんですかねえ。ようわからんな〜。

(ちなみにペットボトルはフタを開けて投げる方が、水が飛び散って見栄えが良く、かつ安全性も高いと思うのだがどうだろう)


●RENA

色々事情はあるんだろうけど、この人はもう、MMAルールでないのなら、無理に出なくてもいいなあ。応援団としていてくれればそれで十分。

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新日本プロレス 会社説明会
2016年4月12日 東京 後楽園ホール

今回募集しているのは営業なのですが・・・もちろん営業にずっと縛っておこうと言うつもりはございません。いろいろな部署へのローテーションを行い、経理・総務・人事の知識もしっかり身につけて、スーパージェネラリストになっていただければと思います。プラス、国際人です。外国人選手や外国の会社と交渉する仕事もあります。そういった力のある人材になっていただきたいと思います。



営業に経理に総務に人事ができる国際人・・・そんな人間は世の中に1人もいないと思うが、いたとしても、そんな逸材は新日本プロレスには入社しないと思うぞ(笑)百歩譲って、そんなショーンKみたいなヤツが本当に入社してきたら、それはそれで怖くてやってられないだろう。中小企業はこういう「なんかすごい人いませんか」というリクルーティングでは、うまくいかないと思うけど。



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ASUKAマニア!【NXTレビュー】


4月1日に開催されたNXT Takeover: Dallasの楽しさや異常性、中邑のWWEデビュー戦についてはMMA Unleashedで書いたので、ASUKAの試合の感想についてはこちらで書こうと思う。

ASUKA、桜吹雪の中を、お得意の能面を付けて登場。能面でゆっくりと辺りを見回すので、角度によって怒っているようにも悲しんでいるようにも見える(アメリカのファンにはこの微妙な効果が通じているのだろうか)。と、刹那に能面をはがして口にくわえて不敵な笑み。いやあ、美しいけれどすさまじい表情ですよ。相対するベイリー、不覚にもよく知らない選手なのだが、チアリーダーっぽい入場シーンにはヤンヤの歓声で、どうやら超ベビーフェイスっぽい。その割にはASUKAへのブーイングは少なめだが。

試合が始まると会場のファンが声を合わせて歌い始めたのが。「ベイビー、僕のガールフレンドになってくれないか」と呑気に歌うこの曲だ。これも、どちらの選手に向けて歌っているのか、よくわからなかったのだけれど。両方かな。それにしても、魅力的な女子選手の試合を見ながら、会場全体が合唱しているというのは、なんたる桃源郷か。



試合の方は、さすがにタイトルマッチだけあって、個人的にこれまでよく見ていたような、ASUKAが一方的に攻め込んで大見得を切るという試合ではなく、攻めと守りが入れ替わる一進一退の攻防に。ところが、両選手の表現力に差がありすぎるのがちょっとキツイ。ベイリーが攻め込んでいるときには、ASUKAに比べ動きの切れが悪くて何をしたいのかが分からないほどだし、ASUKAも受けるのをじっと待っているように見えてしまう。そしてASUKAが攻めに転じると、白黒画面が急にカラーになったように華やかにはなるのだけれど、それでもどこか遠慮がちに見えたりもする。そんな大人な試合展開の末、ASUKAロックでベイリーの腕がガクッと落ちての失神レフリーストップというフィニッシュは、まるでミーシャ・テイトがホーリー・ホルムを締め落としたシーンに重なったのであった。

なんにせよ、こんな試合を楽しめるというのは、贅沢なことである。


●最近Fire TV Stickというのを買いましたよ。これでWWE NetworkもUFC Fight PassもHuluもNetflixも、あたふたと接続し直したりせずとも、テレビでラクに見れるので具合がよくなりました。4980円と言う価格もApple TVよりはうんと安いし。WWE Networkのアプリは使いやすいですな。現時点ではFight Passの使い勝手をかなり上回ってる模様。

●そういえば今年のレッスルマニアには、さすがにロンダ・ラウジー再登場はなかったですね。

●デイブ・メルツァー記者がASUKAについて、Twitterでファンとのやりとりをしている。

ファン WWE女子でベストのレスラーは誰ですか。

M 大差でAsuka。

ファン ベイリーやサーシャ・バンクスよりも?

M 2人とも非常に良い選手だけれど、Asukaはレベルが違う。もっとコンプリートだ。

ファン Asukaはサトムラより上ですか。

M いや。サトムラはAsukaよりベター・ワーカーだ。

ファン サトムラはいま、世界最高の女子レスラーですか。

M 最近は日本の女子プロレスをそんなに見ていないので、公平な意見は言えないが、シライとサトムラの試合は素晴らしかった。

ファン 英語を話さないレスラーがWWEでチャンピオンになり得ると思いますか。そうなるためにはビンスの引退を待つしかないでしょうか。

M ザ・シークはかつてNWAコンベンションでこう言った。「私は一言もしゃべったことはないが、この部屋にいる誰よりも稼いだぞ」




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