粛々と進行中?UFC身売り説


レスリングオブザーバー最新号は、UFCの身売り話はどうやら、株式の1部と言うよりも、ほぼ全株が身売り対象になっている模様で、目処となる入札額は当初報道通り35~40億ドル程度であると報じている。すでにデューデリジェンスも始まり、入札の第2ラウンドに入っていると伝えられる。買い手の中には、クンルン・ファイツ主宰のJiang Hua氏もいるとの報道もある。

ダナ・ホワイトの宿敵ティト・オーティスはラジオ番組でUFC身売りについて意見を聞かれ、次のように語っている。

新会社は大失敗すると思う。UFCがうまくやれているのはダナ・ホワイトがいるからだ。中国人オーナーがダナに仕事を続けてもらうことができない限りは、全部がおじゃんになるだろう。続けるかどうかはダナの気持ち次第なんだと思う。



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ランディ・クートゥア、ヒョードル戦での復帰説を否定。MMA Fighting

ヒョードルがリングに復帰して、大晦日のRIZINに登場したころから、私の元にはたくさんの電話が来るようになった。スコット・コーカーとも話をしたのは事実だ。私がベラトールのプロモーションで訪れたコネチカット州では、そのことばかりを聞かれた。私がこなしたインタビュー取材では、復帰してヒョードルと戦わないのかと聞かれた。スコットは隣に座って、私の受け答えをじっと聞いていたよ。

それでスコットは私の考え方を理解してくれたんだと思う。信頼できる男だからね。52歳にもなって、今から現役に復帰して戦うことには私は興味はないんだ。体調には問題ない。もっともこの5年間は、試合が出来るようなコンディションは全く作っていないがね。とにかく、復帰は現実的ではない。カネの問題でもない。また試合をしてみたいと思わないんだよ。私は自分のファイターとしての実績に満足しているし、いまは俳優の仕事を楽しんでいる。

(UFC200の記念イベントなどに招待されていないことについて)腹立たしいことは確かだが、そういうものなんだろう。おそらく彼らは、私に仕返しをしようとしているんだろう。私はかつて、UFCの契約書の問題点を突いたり、選手の扱いについて異議を申し立てた。彼らはそれが気に入らないんだ。私はズッファがUFCを買収した時からずっと、拘束が強すぎる契約内容や(一方的すぎる)付帯権利について戦ってきたからね。

その後私はヒョードル戦を実現させようと、13か月間、UFCを離れたこともあった。彼らはそれが気に入らないんだ。私はUFCのプロモーションにも協力したし、沢山の売り上げも上げたと思っているが、そうしたことは彼らは覚えていないわけだ。私もこのスポーツの成長に関わってきたつもりもあるから、殿堂入りを果たしたいと言う気持ちがあることは確かだ。でもこればかりは相手が決めることで、私にはどうしようもない。私にはベラトールやWSOFを応援する仕事がある。あとはUFC次第だ。



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●One Championshipに出場した内藤や横田がやたらに試合前の「尿酸値」チェックにごうかくできるかどうかを気にしていたというMMA Planetの記事を、へえ、そんなことがあるのかと思いながら読んでいたのだが、オブザーバーによるとUFCでもどうやら、7月7、8、9日の3連戦から、試合前に平静時の血圧や脈拍数を含む、バイタルチェックを行う旨を選手に通知した模様だ(そこに尿酸値が含まれているかどうかは分からないが・・・)。「ファイトウィークに現地入りした際に契約体重のプラス8%以内に収まっていること」という新ルールに合格できなかった選手には、特に厳しいバイタルチェックが行われるとともに、減量セミナーの受講を推奨されることになるのだという。

それにしても、もし尿酸値や血圧が規定値より高かったらどうなるんですかね。試合がキャンセルになるのか、それとも、お薬を飲んで抑えるのか・・・


●UFCがブラジルに常設会場を建設との報道。カジノも併設する構想。


When Goliath Loses (New York Times)

スポーツ史に残るアップセットの特集。「ルーロン・ガードナー vs. アレキサンダー・カレリン」「バスター・ダグラス vs. マイク・タイソン」、そのほかテニスやサッカーの歴史的なアップセットらと並んで、「ホーリー・ホルム vs. ロンダ・ラウジー」がいの一番にリストアップされている。


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BJペン、謎の欠場


BJペンが、アンチドーピングポリシー違反により、出場予定だったUFC199を欠場することが発表された。ペンは、アンチドーピングポリシーで禁じられている点滴を3月25日に使いましたと、自らUSADAに申告したのだという。ペンは、点滴禁止ルールは自身の前回の試合のあとにできたルールなので、ルールをよく知らなかったなどと語っている。

このニュースはなにやらプーンとおかしな匂いもする。MMA記者もTweetで、次のようにチクチクやっている。

へえ、2か月も前にUSADAに申告していて、いまになって出場停止になったの?どういうこと?

USADAはこの決定を下すのに2か月もかかったのか。検査をしたのではなく、本人が申告したというのに?

ペンが点滴使用を認めた?USADA時代に、こんなに沢山の選手が違反を自己申告するとは思わなかった。

点滴はPED使用をごまかすために使われることがあるので禁止するのも分かるが、試合2か月前の点滴まで禁じる理由はなんだろう?



こちらはMMA Junkie2015年7月6日付の記事から、当時のペンの発言。「ルールを知らなかった」わけではなさそう(どこまで細かく理解していたかは別として)。

UFCのアンチドーピングや点滴禁止の取り組みは気に入っている。オレはこれまで、計量後に点滴を使ったことは一度もない。点滴など、弱虫野郎が使うものだ。自分の腕に針を突き刺して、対戦相手より15パウンドも重くなろうとするなんて、これ以上のジョークがあるだろうか。



この記事をこの並びで紹介するのはアンフェアかも知れないが、一応参考までに。MMA Fighting2016年4月19日付。

ハワイのヒロ警察署は、BJペンに対する婦女暴行容疑の取り調べを開始したと発表した。ペンの元スタッフの恋人からの届け出に対応したものである・・・BJPenn.Comの元エディター、Pedro Carrascoはツイッターで次のように述べている。「異常者ペンをこれ以上見たくない。ヤツはコカイン中毒者で、プレイボーイ誌のモデルでもある僕の彼女に性的暴行を働いた。僕には証拠がある」



なおこの件については2月頃に報道の第一報があり、ペン陣営は公式に容疑を否定、その後UFCによる第三者調査でも問題は見いだせなかったとして、UFC199のカードが組まれていたという経緯があった。その上で、それでも警察の取り調べが行われるということである。

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チェール・ソネンが新たなグラップリング・イベント、『Submission Underground』を立ち上げる。旗揚げ戦は7月17日にソネンの地元オレゴン州ポートランドで開催。エディ・ブラボー・インビテーショナルのルールを採用する。カードは次の通りでなかなかに豪華。

  ジェイク・シールズ vs. ベンソン・ヘンダーソン
  キング・モー vs. ヴィニシウス・マガリャエス
  ケニー・フロリアン vs. フィリペ・コスタ
  リコ・ロドリゲス vs. Fabiano Scherner
  ジェンス・パルバー vs. Nathan Orchard

こうしたイベントを立ち上げようと考えた理由について、ソネンは次のように説明している。

MMAを引退して、グラップリングをやるようになって気がついたことは、グラップリングの参加者はMMAの15倍くらいいると言うことだった。ジムに行けば、何百人もの人が練習をしている。MMAのジムなら、せいぜい 7、8人といったところなんだ。だから、こんなに大勢の参加者がいるなら、競技会がもっともっと必要じゃないか、と思ったんだ。



このイベントは、最近立ち上がった米MMAサイト『FloCombat』でストリーミング中継される。このFloCombat、充実の執筆陣による日々のニュース記事もなかなかの品質なので、僕もチェックはしているのだが、ニュースサイトとしては珍しく、試合のストリーミング中継にも力を入れており、VALOR、Atlas Fights、APEX Fights、Next Level Fight Clubなど、ほとんど聞いたこともないようなインディ団体を、毎週のようにライブ配信しているようだ(中継スケジュールはこちら。LIVEと書いてあるイベント)。残念ながら有料配信で、値段は探した範囲では書かれていなかった(多分、個人情報を登録した後のページに書かれているのだろうと思う)。

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RIZINの猛女・ガルシアが乙女的私生活と衝撃過去を告白(東スポWeb)

見出しで「猛女」といいながら、この翻訳文体の薄気味悪さもどうなんですかねえ。

(東スポ訳)「私はRIZINと結婚したの。扱いづらい女でRIZINは大変ね」

(Omasuki訳案)「わしゃRIZINと結婚したと思とるからな。もう死んでも離さんで~」


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UFC198レビュー


UFC198クリチバ大会をニコニコなどで観戦。サッカースタジアムに観客動員45,000人。前日の公開計量には2万人が来たと言うからこれは記録的な盛り上がりだ。クリチバと言えばヴァンダレイ・シウバを思い出すけれど、ヴァンダレイは会場には来ていたのだろうか。UFCとは必ずしも良い別れ方をしていないとは思うが、地元だけにファンサービスで顔くらい出してもよいのでは、とも思われたが、この大会直前という不思議なタイミングでアメリカで交通事故にあっていたようだから、それも叶わなかったのだろうか。


クリス・サイボーグ def レスリー・スミス


ようやくUFCに登場したクリス・サイボーグが、期待通りの撲殺勝利。やはり女子でこういう勝ち方を出来る選手というのは他に類を見ない才能であることは確かだ。変な話、ちょっと早めの普通のフィニッシュで良かった、レスリー・スミスにもっと大惨事が起きなくて良かったという感想すら持つ。今回は地元での大会、しかもキャッチウエイト契約と言うことで、今回限りの特別出演っぽさも演出していたが、こういう勝ち方を見せつけられては、このまま勝ち逃げされるのはUFCとしても見過ごし難いところなのではないか。勝利者インタビューでサイボーグは、今後もキャッチウェイトならUFCで戦っても良いという趣旨の発言をしている。前日計量を139パウンドでクリアしたサイボーグの姿には、確かにこれ以上の減量は酷かも、という米MMA記者のツイートも散見されたことは確かだが・・・



「サイボーグはヴァンダレイそっくりだ。ヴァンダレイがカツラを被っているのかと思った。そしてゴリラのように歩き回っていた」としてサイボーグの物まねをする数年前のダナ・ホワイト。何度見てもこれはひどい。


スティペ・ミオシッチ def ファブリシオ・ヴェウドゥム

大会前からご自慢のアヒル顔を披露しまくっていたファブリシオ・ヴェウドゥム。何でもヴェウドゥムは今大会のために、アヒル顔のお面を自腹で4万5千枚作成し配布したのだという。そのため公開練習時には見渡す限りアヒル顔のお面を被ったファンが居並ぶという異様な光景も見られた。しかし前日計量、大会当日になって、会場がこのお面の持ち込みを禁止するという措置をとった。ヴェウドゥムは「馬鹿らしいことをする。私は大金を投じて、お客さんによろこんでもらうキャンペーンをやってるんだ」等と憤慨。入場時に歩きながら(入場曲も木村健吾風の不思議な曲)、そしてオクタゴンに上がってからも、意地になっているのではないかと思うほど過剰なまでにアヒル顔を繰り返した。

度重なる変顔に個人的にはやや食傷していたところ、ミオシッチの下がりながらのカウンター1発でヴェウドゥムはびっくりするほどあっさりと乱れ落ちた。会場内45,000人の重い沈黙。概ねブラジル人が勝ち続けたこの大会に苦い後味を残した。

こういう結果になった以上、変顔なんかしているからこんなことになったのだと言われても仕方ないだろう。ヒョードル、ハント、ベラスケスなどの強豪に不思議なくらい勝ち続けたヴェウドゥム、今回は伏兵ミオシッチに不思議な負けを喫してしまった。

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このほか、マット・ブラウンに何もさせないダミアン・マイアの盤石さに感服。体つきが明らかに緩んでいたヴィトー・ベウフォートの力ない敗戦は、やはり薬物を抜いた影響が出ているのではないのかと思わざるを得なかった。

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レスリングオブザーバー最新号より。

●6月4日のUFC199でデビューする計画が立てられていたCMパンク。結局、腰の手術により出場延期となった。腰の悪化は、MMAの練習のためというよりも、むしろプロレス時代からのダメージの蓄積が主な原因であるらしい。ジム関係者などの噂話レベルでは、パンクは真面目に練習をしていることは事実だが、ファイターとしてはあまり力がついていないのではないかとの見立てがもっぱらで、デビュー戦の相手、ミッキー・ゴールには勝ち目がないのではないかというのが下馬評らしい。パンクはもともとは2015年の夏のデビューを予定していて、Fox Sportsチャンネルではパンクのデビューに合わせて放送するリアリティ・ショーを制作すべく、パンクに密着していた時期もあったが、その件がその後どうなったのかは不明だという。UFCではパンクをファイターとしてというより、将来的にテレビパーソナリティとして起用することを検討しているようだとの噂もあるという。

●5月7日に開催されたインヴィクタのメインイベントでは、ベテランのバンタム級チャンピオン、トンヤ・エビンジャーが快勝でベルトを防衛した。エビンジャーはゲイであることをかねて表明している。試合後にバケツに嘔吐したエビンジャーは(試合後のゲロは最近のエビンジャーの恒例だ)、そのまま上機嫌で勝利者インタビューを受けたのだが、インタビュー担当の女子アナにキスをしたものだから、これが興味本位の大手メディアによって「ゲイの女子ファイターがゲロを吐いた後、女子アナにキス」などと大きく報じられる結果となってしまった。くだんの女子アナはこの件については笑い飛ばしている。エビンジャーも、「彼女とは古い友達。あんたら男どもみたいに、みんながか弱いわけじゃないんだよ。ちゃんとユーモアが分かっている人もいるものでね」などと、世間の騒ぎもどこ吹く風である。

エビンジャーはかつて、エリートXCでジナ・カラーノと戦った際に、「本当なら一発やりたいところだが、今回はノックアウトしてやる」と男臭い発言をしたことでお馴染みだ。また、フェリス・ヘリグにTwitterで、「あんた、可愛いな。あんた、レズだろ。目を閉じてイエスと言ってみな」などとセクハラ発言を楽しんでいたこともあった。レズもここまでいくと、どこか男塾っぽくなってくるものだ。なぜかUFCには縁がないエビンジャー、こうなったら頼まれてもUFCには行ってやらないと、生涯流浪のファイター宣言をしているところもしびれる。


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中国産牛肉・豚肉を食べただけでドーピング違反になるなんて…「筋肉増強剤で汚染」と米NFLが注意喚起(産経ニュース)



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”ハギーベア”クリス・バーネット世界せいふくの野望


IGFの人気者、最近ではRIZINでも活躍中、クマさんの着ぐるみでおなじみ、”ハギーベア”ことクリス・バーネットが、ワールド・シリーズ・オブ・ファイティングにも出場することが発表された(6月のWSOF31大会)。このクリス・バーネットのインタビューがMMA Fightingに掲載されていた。所属先はあのジャクソンMMA、MMA戦績は14勝2敗、頭も良く、これから世界的な人気者に化けていく可能性もあるかも知れないと思わせる。

バーネットには”ハギー・ベア”以外にも、野生の動物の動きを真似るのがうまいことから”ビースト・ボーイ”、ジャクソンズMMA所属のアリスター・オーフレイムが仮想ロイ・ネルソンとしてバーネットを雇い入れたことから”ブラック・ビッグ・カントリー”、そしてあの体格でジョン・ジョーンズのような回転計の技を使いこなすことから”ファット・ジョーンズ”など、さまざまなニックネームを持つ。その中で”ハギー・ベア”が定着してきた経緯について、バーネットは次のように語っている。

「MMAファイターというと、だいたいはタトゥーがあって、筋肉がすごくて、怒っている。この3つが”あるある”だ。だから僕は全く逆路線を行こうと思った。”ビースト・ボーイ”と呼ばれている頃でも、僕はハッピーなキャラでやっていた。それが本物の自分だからだ。プンプン怒って過ごすには人生は短すぎるだろ」

「ハロー・キティをみてみろよ。日本では大人にまでああいうストーリーが浸透している。だから、ちょっと様子を見てみるかと思って、クマの着ぐるみを着て、ファレル・ウィリアムスの『ハッピー』で入場してみたら、曲がかかったとたんに大受けだったんだよ。客がみんな立ち上がって、握手を求めてきた。お、これはうまくいったぞと思ったさ。そして試合では、回し蹴りなんかを繰り出してみた。そうしたら観客は、”こいつはハッピーなだけじゃなくて、戦えるじゃないか”という反応になった。そのあと踊れるところも見せてやったんだ」

所属先のジャクソンズMMAについてはバーネットは次のように語っている。

「僕はアリスターのロイ・ネルソン戦の準備要因として連れてこられた。そこでチームの雰囲気を実感することができた。良い雰囲気が流れていたよ。偉大な場所にいるんだと思えた。壁には「偉大なファイターがこのドアから生まれてきた」と書かれていた。だから、よし、自分もその一人になったぞと思えた。ホーリー・ホルムもいる。ジョン・ジョーンズもいる。ジョン・ダドソンもいる。トップ選手と練習して、その頭脳を分けてもらえるんだ」

「アリスターとの練習では、僕の仕事は文字通り、右のオーバーハンドを放つだけだった。アリスターからはずいぶんたくさんのヒザ蹴りをくらった。こいつはまるで笑えなかったけれど、要するに僕らは勝てたんだ」

「僕のこの短い足で、三角締めをスイスイと出来るようになるとは思っていないけど、三角締めをされそうになったら逃げるのはうまくなっている。ここにいると、良い選手になっていける気がするんだ」

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UFCファイトナイト・ロッテルダムで16秒の秒殺負け、過去8戦で7敗、しかも4連続KO負けとなったアントニオ・ビッグフット・シウバが、引退を迫るキーボード・ウォリアーたちを脅迫!Fox Sports。もっともロッテルダム大会でのビッグフットは、ヘアスタイル・オブ・ザ・ナイトは確実に受賞していた。

たくさんのクソブラジル人たちに本音をぶちまけよう。こういうことだからブラジルはいまだに貧乏な国なんだ。教育はない。文化もない。愛国心もない。自分の人生で何も成し遂げていないヤツらが、コンピュータの前にすわって、真剣に努力し、痛みに耐え、病気にも打ち勝って成功しようとしている人にトラッシュトークを仕掛けているだけ。そんなヤツらはデカいマカシェラの上にでも座らせておけ(訳注:マカシェラとは形がウンコによく似たブラジルのイモのこと)。

これを気に入らないとコンピュータの前で怒っているヤツがいるなら、私は月曜から土曜まで、フロリダ州ココナッツ・クリーク5750番のアメリカン・トップチームで練習をしているから、かかってこい。ただし、マウスピースとグローブ、シンガードを忘れるな。



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極端な減量を制限しようという波は止まらない?UFCでは7月のUFC200から、ファイトウィークに大会開催地にチェックインした選手が、チェックインの段階で、契約体重の8%オーバー以内の体重であることを義務づける見通しであるとLas Vegas Review Journalが伝えている。UFCのアンチドーピングのボス、ジェフ・ノビスキー氏は、「これが守れなかったからといって直ちに試合を中止にはしないが、守れなかった選手には連日の計量や健康診断を義務づけるなど監視を強化し、脱水症状が見られる場合には試合に出場させないこともある」と語っている。ノビスキーは、昨年10月に点滴の使用が禁止になって以来、事実上ほとんどの選手がすでに新ルールの範囲内の体重でチェックインをしていると語っている。

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ロクサン・モダフェリが出版。「ポジティブになる方法」。


堀口バージョンアップ!【UFN87】


堀口恭司 def ニール・シーリー【UFCファイトナイト・ロッテルダム】

堀口、スピードはこれまで通りながら、パワーが4割増しになったようにみえる。以前と同じフライ級なのに、身体も一回りガッチリしたように見える。スキンヘッドにしたことで、自信満々にもカリスマティックにも見える。表情からは若さ、甘さが消え去っている。ATTでの練習が功を奏したのか、これまでの印象からはっきりと一線を画したモンスター堀口になって戻ってきた印象だ。これは頼もしい。

Fight Pass放送席のケニー・フロリアンも、「Amazing speed, crazy angle」と堀口の打撃を絶賛、タイトル再挑戦は思ったより早いのではないかと評価していた。堀口が進化していることはもちろん、この階級の挑戦者不足の現状を踏まえると、フロリアンの言うとおりで、たとえば次の試合でど派手なKOでも飾ろうものなら、そのまた次にはもうタイトルマッチということもありえるかもしれない。試合全般を通じて、ニール・シーリーの困惑しきった表情が印象的だった。今日のシーリーは気の毒だった。

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榊原伸行氏が米国出張中に米MMA記者の取材を受けたことが本人のTweetで紹介されていたが、さっそくMMA Fightingに榊原氏のインタビュー記事が掲載されていた。で、読んでみたところ・・・

選手の個性を尊重しないといけないと思いますね。各選手のキャラクターや個性が重要なのです。

UFCは個人個人を重視していません。選手はコスチュームのせいでみな同じに見える。目立とうと思うなら、マクレガーのようにタトゥーだらけになったり、おしゃべりをしてユニークさを際立てないといけない。そうすれば目立つこともできるでしょう。



なんと!この記事では、榊原氏の発言はたったこれだけしか掲載されていないのである。これからもっとしっかりしたインタビュー記事が出てくるのかもしれないけれども、この記事を見る限り、逆にたったこれだけの記事をわざわざ載せたのは何故だろうと不思議な気持ちになる。


榊原氏といえば、BloodyElbowが最近の記事で昔話を掘り返していて、2007年3月にUFCがPRIDEを買収した後、UFCがSpectrum Gaming Groupという会社に委託して実施した、榊原氏を始めとするPRIDEの主要役員に対する経歴調査の結果報告書を公開しつつ、その概略を紹介している。

生々しいやら長いやらなので翻訳はしないが(いやいや、ホントに生々しいわ)、要するに諸氏はこうした調査にほとんどまともに協力しなかったということが書かれており、Spectrumの結論としては、こういう人たちは良い取引相手とは見なすことができないなどと書かれている。

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6月4日に開催予定のUFC199ロサンゼルス大会では、カリフォルニア州アスレティックコミッションが新たに導入した「尿の比重検査」が行われることが明らかになった。これは選手の脱水の状態を尿検査によりチェックするもので、基準値を満たすことができず脱水状態にあると判断された選手は、出場することができなくなる。

この大会に出場するドミニク・クルーズは「このニュースを聞いて、心臓が止まるかと思ったよ。キミらなら、僕がいつも計量の時に脱水状態になっていることはしっているだろ。ワイドマンだってロックホールドだって、計量の時にはいつもカラカラ状態じゃないか。ありえないよ」などと語っている。

また、クルーズと対戦するユライア・フェイバー(163パウンドから135パウンドまで落とさなければならない)は、まだ検査詳細の案内がなくて困っているとしながらも、「こういう検査があるのなら、今後はカリフォルニアでは試合ができない。僕はたくさんの減量をしないといけないから」と語っている。フェイバーはさらに、「実はこの検査を誤魔化す方法はちょっと知っている。脱水症状を起こしながらでも、膀胱を水で一杯にしておくことはできるよね」と述べている。

なお、尿の比重検査は計量の日ではなく、試合当日に行われる。同様の検査はカンサス州、コネチカット州でも導入されている。減量に手こずった選手を中心に、当日に出場をキャンセルされる選手が現れてしまうかもしれない?!


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