ヒョードル敗戦にほくそ笑む人たち

●Ariel Halwani 記者が、ストライクフォース大会の取材裏話や今後の見通しをシャードッグのラジオショー「Press Row」で語っている


 彼らはこんなことは公式には認めないと思うけど、実はストライクフォースの何人かの人と話をしたときに、「ヒョードル敗戦にはどんな意味がありますかね」と聞いてみたら、にっこり笑うんだよ。明らかに、ヒョードルを応援しているんじゃないと思う。正直な話、M1と仕事をするのはとても難しいということなんだ。次の4月9日の大会は「M1 Global / Strikeforce」大会ではないからね。ストライクフォースの単独興行になる。今回はヒョードルが出場したから共催にせざるを得なかった。M1との契約がどうなっているにせよ、利益は折半しないといけないはずなんだ。今後はそんなことはしなくてもいい。ヒョードルは今後復帰するかもしれない。もし準決勝をPPV放送するのだとしたら、ヒョードルが出るかでないかで、いろんなことが大きく違ってくる。ストライクフォースにとっては大違いなんだ。ストライクフォースは自社ブランドだけで放送できるし、意思決定も単独で出来るし、プロモーションも好きなように出来る。背景でのいろんな政治的なことに対処しなくて済む。M-1 Globalと仕事をするのは大変なんだ。ダナ・ホワイトもスコット・コーカーもみんな言ってる。そこがなくなって、ストライクフォースは好きなように出来るんだ。

 大会前にスコット・コーカーは、2011年の秋までにはPPVを開始したいと言っていたけれど、大会の結果を受けて、遅れが生じると思う。ほぼ間違いない。PPVのメインイベントは「ヒョードル vs オーフレイム」しかないからだ。50万件は売れないだろうが、20万件くらいはいくんじゃないか。おそらくそれくらいで成功といえると思う。UFCの名前だけで売れるのが20~25万件くらいだからね。UFCのひどい大会でも、UFCだと言うことで、それくらいは売れるんだ。ストライクフォースはPPVブランドとしては知られていない。とりあえずはトーナメントがどう展開していくか、様子見じゃないかな。みんなが見たがるようなカードが出てくるかどうか。「オーフレイム vs バーネット」に30ドルも40ドルも払ってもらえるものかどうかわからないけど、そういう流れになって、決勝までにすごい試合が続いたりすれば、それもありかもしれない。

ジナ・カラーノの復帰は明らかにいい材料になる。実際、第一回のPPVがどうなるか考えてみたんだ。まず「ヒョードル vs オーフレイム」があって、ジョシュがハリトーノフかアルロフスキーあたりとやって、そしてジナの復帰戦だ。対戦相手はクリス・サイボーグである必要はないと思う。さらに、ハーシェル・ウォーカーがキンボ・スライスかバティスタと。ハードコアなMMAファンはいやがるだろうけど、メインストリームの話題を集めるだろうね。でも(ヒョードル敗戦で)構想はちょっと変わってしまった。それと、ジナ・カラーノへの反応が今ひとつ平凡だったことも気になる。ファンがどこか冷淡だったのには、ショータイムのインタビューの仕方がまずかったせいもあると思う。ジナは何だか本当は来たくなかったように見えたからね。ストライクフォースとしては、もっと爆弾を落としてほしかったんだろう。「私は戻ってきた。最強の証明をしたい」とか何とか言わせて、そしてジュリア・バッドあたりを対戦相手として登場させて、「前と同じような目に遭わせてやる」なんてやりたかったんだろう。なにせ、まずはショータイムの画面上でジナを勝たせて、サイボーグ戦に向けて盛り上げていく必要がある。サイボーグにはいまのところ、挑戦者すらいない状態だからね。アマンダ・ナンズといった選手ではまだまだだと思う。とにかく事態は遅れると思うし、年内のPPV実施は難しいかもしれない。


ストライクフォースのアンダーカードのやり方は、「この町に有名選手を呼んでやるから、君ら地元のアンダーカードの選手はチケットを売りなさい」というものだ。ある意味たいしたものだ。Gia Villanteといった選手から聞いたが、彼らは500~600枚のチケットを売っている。アンダーカードは何試合くらいあったっけ?6試合くらい?そうすると12選手だね。その12選手はそれぞれチケットを売ってストライクフォースを助けているわけだ。ビジネス的にはわからなくもない。でもとても近視眼的なやり方だと思う。未来に向かって作っていくという考え方ではない。クリス・サイボーグにもう半年以上もろくなコンテンダーがいないのも、アンダーカードでタレントを育成していないからだろう・・・

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● 「M-1 Challenge」大会が米国に復帰、3月25日にバージニア州ノーフォーク大会は米Showtimeで放映されることとなった。そういえば、M-1中継はヒョードルとストライクフォースとの契約の付帯条件となっているとの報道が過去に流れていたこともあった。

●ダナ・ホワイト、ストライクフォース・ヘビー級GPの優勝者はジョシュ・バーネットであると予想!レスリングオブザーバーのラジオショーによれば、決勝戦「ヴェウドゥム vs ジョシュ」をジョシュが制するだろうと語ったそうだ。なぜかジョシュだけとは契約交渉をしようとしないダナ・ホワイトであるが、ジョシュの実力は認めているのか・・・そうすると契約してもらえないのには別のよほどの理由があるんだろうな・・・。

●一躍優勝候補と目されることとなったジョシュに立ちはだかる大きな壁・・・ビッグフット

対戦相手を自由に選んでいいなら、ジョシュ・バーネットと戦いたい。ヤツには神経を逆なでされている。ヤツは人と話をしない。ちょっと傲慢で、会っても「ハーイ」も言わないし、けして握手もしない。たしかに僕らは戦い会う関係だけど、おたがいフレンドリーに接する必要はあるんじゃないか。アルロフスキーにも同じようなところがある。彼の場合はもうやられてしまったからいいけど。



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ブロック・レスナーの自伝「Death Clutch」が出版される。ポール・ヘイマン共著。WWE時代、日本でのプロレス復帰、MMA進出、腸の病気などの半生を描いているという


Death Clutch: My Story of Determination, Domination, and SurvivalDeath Clutch: My Story of Determination, Domination, and Survival
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ティト・オーティスとフォレスト・グリフィンがなぜかTwitterでトラッシュトークを展開中。Fighters Only

グリフィン
・俺はニュー・ティトだ
・勝っても負けても、試合後には必ず「実は怪我をしていたんだ」と話す
・出来る限り塩漬けにする
・試合をフィニッシュしない
すべてに丸をつけなさい

オーティス
自分が丸をつけたらどうなんだ。走れフォレスト、ビッチのように。
・私はタイトルを防衛できたことがない
・死ぬほどKOされたことがある
・ビッチのようにケージから走って逃げ出したことがある

グリフィン
タイトルの防衛というのは、5年間で3回くらいでいいのか?そりゃずいぶん忙しいな。人というのは忘れっぽいものでな。


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総合格闘家・郷野聡寛がキック参戦、山本優弥と激突=Krush(スポーツナビ)







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