スター誕生の予感【リズ・カモーシェ、橋本大地】(updated)

 先週末のストライクフォース大会、セミファイナルで女子ウエルター級チャンピオンのマルース・クーネンに挑戦したリズ・カモーシェ選手が、負傷欠場のミーシャ・テイトの代役としてのオファーを受けたのは、試合の13日前だったという。

 試合映像は僕もちらっとしか見ていないので、Yahoo! Sports の戦評を借りると、カモーシェが2Rと3Rにグラウンド&パウンドでチャンピオンを圧倒、フルマウントからパンチの雨を降らせる、クーネンはパンチは概ね防御していたが、まったく立ち上がることが出来ず、ラウンド終了を待つしかなかった、クーネンは4R早々にもテイクダウンを取られたが、1分29秒、下からの三角で逆転勝ちしたと言うことである。要するに、クーネンがアンデウソン・シウバ流に辛勝したが、ルーキー選手カモーシェの予想以上の健闘が大いに光った試合だったようだ。

 カモーシェはこの試合まで、キャリアわずか9ヶ月、戦績5勝0敗。沖縄の米空軍基地で生まれ育ち、日本語が出来るのだという。17歳で海軍に入隊、海軍を選んだ理由は「他の部隊はソフトすぎるから」というものであった。2006年から3度にわたりイラクに出兵。現在は退役して大学生をやっている(専攻はキネシオロジー)。もともとバレーボールとサッカーが大好きで、海軍ではサッカーをしようと考えていたが、時間がなくて出来ず。しかし、彼女がジムでウエイトトレーニングに励んだり、重たい装備品をせっせと自分で担いでいるところを見た同僚から勧められてテレビで見たUFCに一目惚れ、直ちに格闘技の練習を始めたのだという。

カモーシェのコメント (MMA Fighting)

チャンピオンから、いつかはあなたがチャンピオンになるのよと言ってもらえた。断然気分がよくなったわ・・・休む必要はないので月曜日には練習に戻ろうと思う。

もっと上手くできたはずだと思うし、どんどん自分を試したいし、ぎりぎりまで自分を追い込んでみたい。ただ、今のところ最大の敵は期末試験なのよ。ちゃんと勉強もして、テストの準備もして、同時にトレーニングをしたり試合をするというのが最大の課題ね。



 ちなみに、先週の 「UFC Live on Versus 3」 大会でCBドラウェイを秒殺ノックアウトし、打撃の進化を見せつけた「フィリピンの解体マシーン (The Philippine Wrecking Machine)」ことマーク・ムニョスも、在日の米空軍基地で生まれたのだそうだ

>テレビで見て興奮した9ヶ月後にストライクフォースでタイトルに挑戦って・・・これはスター誕生の予感もする。さらに9ヶ月たったらどうなっていることか・・・こういう話を聞くと若い人が羨ましいし、かなわない。日本語が出来るということなので、ぜひ日本でも見てみたい選手だ。

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試合を選びすぎ、チームメート多すぎと社長から批判され続けているラシャド・エバンスが、ますます面倒くさい持論を演説。社長さんはこういうのはお嫌いだろう。BloodyElbow インタビューより。

この業界にいる以上は理解しないといけない大切なことが2つある。自分のキャリアを作っていくということ、そして、一つ一つの試合の結果どんなポジションに行けるのかを考えて試合を受けることだ。UFC登録選手は全員タフガイだ。でも、ただのタフガイと、一歩上に行ける人との違いは何だと思う?結局、どんな賢い選択をしているかの差なんだよ。トップにいる選手と、トップになりたい選手との差は紙一重だ。実際、違いなんてほとんどない。どんな選択をするかにかかってる。ときにはファンに受けの悪い選択もしないといけない。あるいは、試合云々は置いておいて、ビジネスの観点から分析もしないといけない。

怪我をする前には、僕は(ライトヘビー級の)トップコンテンダーだった。でも結局1年も棒に振ってしまったので、まずはなにか証明してもいい。トップコンテンダーかどうかわからないときに、そう言い張るつもりはない。復帰戦を一試合はさんで、自分のシャープさの確認をしてもいい。

僕はものすごく肝が据わっていて、同時に天然の柔らかさも持ち合わせている。でも僕はずっとライトヘビー級でやって来た。ここが自分の家なんだ。階級を変更して、自分の魔力を失いたくない。失礼ながら、ブランドン・ヴェラみたいにはなりたくない。ヴェラに含むものはないけど、自分の魔法をなくしたくないんだ。



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ゼロワンが10周年記念大会を両国で開催したという。立派なものである。大会のレポートはさすがにカクトウログさんブラックアイ2さんが現地速報でカバー。

レスリングオブザーバーのデイリーアップデートのページにも、こんな記述があった。

日本で今日、橋本大地(18歳)がプロレスデビューを果たした。対戦相手は父親のライバルだった蝶野正洋である。ホール・オブ・フェイマー橋本真也の息子はクレイジーなまでにオーバー、会場で観戦した人からの複数の報告によると、彼こそが次世代のメジャー・スーパースターになり得ると感じたと言うことだ。


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●4月9日ストライクフォースでの青木真也の対戦相手がライル・ビアボームに決定したとBloodyElbow が伝えた。ビアボームのニックネームは「Fancy Pants」といい、カラフルなショーツで有名な選手である。世界最強のファンシーパンツはストライクフォースが決める!

MMA Fighting によると、青木の試合はメインカードとしてショータイムで放送されるようだ。KJヌーンを前座に追いやったのか?

高谷の対戦相手は誰になるんだろう・・・ストライクフォースにライト級未満はないと思うんだけど・・・

MMA Fighting が、榊原・加藤氏による新団体が設立され、春にJCBホールか代々木第二で、バリジャパ級の規模の大会を開催するとの噂を報じている。バンタム級のGPを行う予定らしい。当初は青木、高谷、川尻らの合流も計画していたという。一方DREAMは、今年予定していたバンタム級GPを行わないらしい。ふーんむ。

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●話題沸騰中、どこまで嘘か誠か、俳優チャーリー・シーンが世間にトラッシュトーク噴射中!

オレは火星から来たロックスターじゃないフリをするのはもうたくさんだ!

オレは確かに今、ヤクをキメてるんだよ。チャーリー・シーンって名前のヤクをな!このチャーリー・シーンって名前のヤクはな、素人がマネすると死ぬぜ!

オレは確かに孤独だ。てっぺんに立つのは孤独なもんだよ。でも眺めはいいぜ!

世間の普通のやつらはブサイクな女房と、ブサイクなガキ共と、負け犬みたいな生活をして、オレの生活をみるとこう思うだろう"こんな生活は自分にはマネ出来ないな"って。そうさお前らには無理なんだ!普通な人間達は引っ込んでオレの凄まじいショーを見物してな!

オレは生まれついての勝者だ。毎秒ごとに勝ち続けてる。オレは居眠りしてる時もジェット戦闘機なみの男だ!



(資料)
キラキラでチャーリー・シーン大暴走について(ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記)
虎の血が流れてる"チャーリー・シーン"について(Togetter)
失業中チャーリー・シーンが異常人気 フォロワー1日で120万人(J-CAST ニュース)

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【修斗】3・12ランバーVS猿丸の世界戦が延期、4・29JCBホール大会へスライド (GBR)



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