ジャクソンズMMAお家騒動


 だんだんと「ヴゥードゥー・マーダーズ」軍団内抗争か、「花田家」のお家騒動にも見えてきた、「ジョン・ジョーンズ vs ラシャド・エバンス vs グレッグ・ジャクソン」の三角関係。どうみてもラシャドの濃口なチーム愛が悲しい。こういうことまでおもしろがるのはマニアックに過ぎるか・・・と自問自答しつつ、p、大雑把な流れを紹介。

●ジョーンズ戴冠直後の会場でラシャド・エバンス

Q あなたとジョンとの友情を思えば、奇妙な状況になりましたね

A ああ、何から何まで、ばつが悪いよ。

Q いろんな感情が入り交じっているようですね

A そうだね。ジョーンズの勝利はうれしいよ。まさにセンセーショナルだ。同時に、今後は僕があのベルトを引っぱがしに行かなくてはならなくなった。

Q こうならないためにも、ショーグンを応援していたりしましたか

A それはないな。今日勝とうが負けようが、ショーグンとはいつかは闘うことになると思ってるしね。

Q 今夜の試合を見て、あなたならどのようにジョーンズと闘いますか

A 戦い方なら知ってるよ。トレーニング・パートナーだったんだから。

Q これからはどうなさるのですか?ジャクソンズMMAに残るのか、Grudgeに移るのか。

A ジャクソンとはおしまいだ。

Q おしまい?なぜですか

A おしまいだからだよ

Q 裏切られた気分?

A ジャクソンとはおしまいだ



●ラシャド・エバンス、自らのツイッターで

グレッグの元を離れることにした。グレッグは変わってしまった。僕のためになることは考えてくれないみたいだ



●グレッグ・ジャクソンのインタビューより

私にとってはほろ苦さが残るよ。だって、次はラシャドがジョーンズと闘うことになるんだけど、私にとってはラシャドもジョーンズも弟のように思っているからね。

(ジョーンズとエバンスがケージで対峙したことについて)私としてはケージの中に入ることすら出来なかった。私はどちらの選手のセコンドにもつかないつもりだ。コーチ陣はそれぞれに役割を考えるだろう。試合の後には、また一つの家族になれると良いと思う。私は、二人の戦いに関与しない。

試合前のインタビューで、ジョーンズがラシャドと闘っても良いと言うような発言をした。そのことがラシャドを傷つけてしまい、そこからは雪だるま式に話が転がってしまった。

(ラシャドがジャクソンに否定的なコメントを残していることについて)ラシャドは単に感情的になっているだけで、本心ではないと思いたい。他意が無いことを祈りたいような発言がたくさんあった。私は髪を引きちぎったりはしない。偉大な選手は心根が楽観的なんだ。いつかはうまくいくようになると、私も楽観視している。

兄弟同士で闘うなんて、私にとってはどう考えればいいのか分からない。試合を見たくないよ。でもUFCがその試合を組みたくて、ファンも見たいというなら、私はこの場では重要人物ではないんだ。




●ジャクソンMMAのコーチ、マイク・ウィンケルジョン

自分はジョンに傾いてる。ここ数試合のラシャドは、僕と練習しようとしなかったからね。僕らの間には小さな亀裂がある。ただ、ラシャドを倒すためにジョーンズにコーチすることについては、まだ気持ちが固まらない。ジョーンズに勝つための技術をもっていて、ちゃんと使える選手がいるとすれば、それはラシャド・エバンスであることは確かだ。




●Grudge Training Centerのコーチ、トレバー・ウィットマン(訳注 GrudgeはジャクソンMMAの「分室」みたいなものだと思います・・・)

みんな仲間だから難しいよね。起きるべくして起きていることだけど。僕はラシャドのメンタル面を助けたいと思ってる。




●グレッグ・ジャクソンの発言を受けてラシャドが再炎上。

二人の戦いには関与しないなんて、グレッグはよく言えたもんだよな。こんな状況を作り出した張本人のくせに。1年前にジョーンズがジムに来たとき、グレッグに「この子をチームに入れることについてどう思う」って聞かれたので、僕は反対したんだ。青天井の才能を持っていることは分かっていたので、一緒に練習するよりは、対戦するべき相手だと思っていたからね。でもグレッグは、もし僕らが対戦する状況になったら、試合は断ってやるからと言った。だから今回、グレッグがちゃんと断ってくれたら、僕はこんなパンク野郎みたいな立場に置かれなくて済んだんだ。それがこのジムのやり方だっただろう。

ジョーンズが参加してから、しばらく彼と練習をしていたけど、何かが違うと思ったので、僕はデンバーに出てきてGrudgeで練習することにしたんだ。最近2試合の練習はほとんどそこでやったし、その間グレッグと練習したのはたった5回だ。

それでもグレッグとはいい関係を保っていたので、ここにきてアルバカーキーに戻ってきていたんだ。ジョーンズともしっくり来るようになって、トレーニング・パートナーになった。お互いに含むものはなかったし、ジョンが厄介を抱えていたときには相談に乗ってやったりもした。ワンランク上の友情が生まれたと思ったよ。

だから「ダナ・ホワイトがいうならラシャドと闘っても良い」とジョーンズがテレビで発言したことは、まるで背中から刺されたようだった。ヤツは保身のためにそう言ったのかもしれないが、UFCでは「試合を断った」ことを理由に解雇されたヤツなんていないんだよ。僕はこのジムのやり方に気を配り、大事にしてきた。自分がベルトを巻いたときにも同じようにして欲しいと思っているからだ。

1年前のジョーンズは、「どうかチームに入れてください、入れたらとてもうれしい、あなたと闘うなんてありえない」って言ってた。ジョーンズがもし、グレッグと練習していなかったら、こんな化け物に急成長できただろうか。グレッグの発言からは、ジョーンズこそが自分の名声をさらに高めてくれると思っていることが伝わってくる。ならそう思ってればいいさ。僕はグレッグのゲームプランは全部知ってる。

家族のように思っていた人たちからさんざんバカにされて、モチベーションは高まってる。ここから先は、自分のキャンプを作っていくことになると思う。今回学んだことは、結局はビジネスなんだなと言うことだ。強い絆やチームメイトよりも、マネーとビジネスが優先される。それなら僕もチームプレイヤーは卒業しようと思う。

僕はハングリーなままだし、弟にケツを蹴らせるわけにはいかないと言うことは確かなんだ。



●CagePotato は1年前のジョン・ジョーンズのインタビューを掘り起こしている。ネットのラジオショーで、聞き手はどういうわけかパット・バリー、いい仕事をしている。

バリー チームメイトとの対戦には賛成?反対?

ジョーンズ 反対。理由は、僕はジャクソンの選手だから。グレッグ、ラシャド、キース・ジャーディンとミーティングをして、ジャクソンMMAへの参加を認められたときに、同門対決はしないことを決めたんだ。だから彼らとは闘わない。

バリー ではラシャド・エバンスと闘うことは絶対にない?

ジョーンズ うーむ。その通り。闘うことはない。

バリー その「うーむ」は何?

ジョーンズ まあ、大金を積まれたらねえ(笑)

バリー やっぱり!

ジョーンズ 冗談だよ。

バリー 100万ドルならどう?

ジョーンズ まあ、戦ってもいいかな

バリー お金はもう少し安くても、タイトルがかかっていたら?

ジョーンズ タイトルじゃダメだよ

バリー 僕はK1時代にチームメイトとも友達とも戦ってきた。トップに近づけば近づくほど、対戦相手は限られてくるものなんだ。いつかは友達と戦うことも出てくる。僕はチームメイトと戦ってもかまわない。プロの選手で、わざわざナンバー2、ナンバー3を目指している選手なんて聞いたことがないしね。

ジョーンズ そんなに削らないでくれよ。カネより友達が大事でもいいだろう?

バリー でもねえ、そんな状況になったら、友情なんてそんなに固いものではないかもよ

ジョーンズ それはそうかも。

バリー 試合で勝ち負けをつけたら終わってしまう友情って、その時点でなにかちょっと、おかしいのかもしれないね。みんなお互い様で頼り頼られているんだからさ。もしダナ・ホワイトが「UFCに残りたいなら、どうしてもキース・ジャーディンと戦いなさい」って言ってきたらどうする?

ジョーンズ うーむ。何とかする方法はあると思うなあ・・・怪我したふりをするとかさあ。なにせ、最初のミーティングで釘を刺されたんだよ。グレッグ・ジャクソンのチームは兄弟愛で有名なんだ。エゴも何もなく、ベテラン選手がコーチしてくれるし、プロ・アスリートとしてのトレーニング法にも開眼させてもらった。そんなチームと敵対するなんて、ありえないよ・・・



ソース;
UFC is now getting the soap opera they always wanted to see (Fight Opinion)
Trainer: Jones vs. Evans matchup forcing "soul searching" at Jackson's, Grudge (MMA Junkie)
Rashad Evans: Disrespected by Jon Jones, Disappointed in Greg Jackson (BloodyElbow)
Jon Jones Was Willing to Fake an Injury a Year Ago to Avoid Fighting ‘His Brother’ Rashad Evans (CagePotato)

*****

●昨年 King of the Cage で活躍したマモルが、Tachi Palace Fights (TPF) と契約、5月6日のカリフォルニア州レムーア (Lemoore) 大会でジョン・ドッドソン (John Dodson) と対戦することとなった。マモルはSherdogのフライ級ランキングで世界2位である。ちなみに1位は漆谷。

●ヒョードルの映画デビュー作「サラマンダー・キー」がこのほどモスクワで公開されたそうだ。リンク先にトレイラーあり。

語られない「震災」-復興を支援する「ヤクザ」達の存在を海外メディアが報道 (daily News Agency)


スポンサーサイト

毎週更新!

Ad

Ad

MMA Update