ストライクフォース3.0の「ビジネス・アズ・ユージュアル」



レスリング・オブザーバ・ラジオより、「ストライクフォース:ディアズ vs デイリー」会場で取材したデイブ・メルツァーのコメント:


会場で見たけど素晴らしい大会だった。前座試合も全部良かったよ。メインカードの放送は90分くらいで終わったらしいが、前座も放送すればいいのにと思った。

観客はたぶん7,000人くらい。どういうわけか動員数の公式発表は上層部が禁じたらしいけど、観客はホットだった。

客層はホントにプロレスっぽかった。高谷や青木に大興奮するハードコア面もあれば、メレンデスやディアズに歓声を送り、デイリーを憎むという乗りやすい面もあった。

UFCからはダナ・ホワイト、ロレンゾ・フェルティータ、マーク・ラトナーなんか起きていたが、ショーン・シェルビーやリード・ハリスと言った元WECのスタッフも大挙来場していたから、この人たちがストライクフォースに関わっていくのかもしれない。

契約上すぐには無理かもしれないが、メレンデスはナンバーワンのライト級選手に見えたし、GSPがシールズに勝てば、次の挑戦者はディアズになってもおかしくない雰囲気が出来上がっていた。


>僕も画面で見ていて、プロレスっぽい客層だなあと思った。勝利インタビューを受けるギルがシールズを呼び寄せると大ブーイング発生。ギルと川尻の試合を裁いたレフリーのセシル・ピープルズにも大ブーイング。ピープルズはしょっちゅうおかしな判定を下す悪徳ジャッジとして有名で、ケージに上がるのは珍しい。

スティーブ・マザガティ(常にダナ・ホワイトにレフリングを罵倒されている人)、セシル・ピープルズ、島田裕二は、出てきただけでブーイングを浴びるMMAレフリー三人衆と言えよう。たいしたものである。

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スコット・コーカーが、「夏の終わり頃」に、「ライトヘビー級王者ダン・ヘンダーソン vs エミリャーエンコ・ヒョードル」を行いたいと発言した。現在交渉中、契約には至っていない。

両陣営は、この試合をライトヘビー級戦にするか、キャッチウエイト戦にするかで交渉しているそうだ。コーカーによると、ヒョードル陣営はライトヘビー級戦を断ってきたという。またスポーツ・イラストレイティッドの報道によると、ヒョードル陣営は215-220パウンドのキャッチウエイト戦を、ダンヘン陣営はヘビー級での対戦を望んでいるという。

ヒョードルとは複数試合契約があり、この試合をズッファ傘下で行うことには何の問題もないとコーカーは語っている。

「ヒョードルは7月に戦ってもらう。M-1とのコ・プロモーションは継続する。ビジネス・アズ・ユージュアルだ。」(報道によって時期にズレがある)

また MMA Weekly は、この試合がストライクフォース初のPPVとして7月に行われる計画があると報じている。

<出所>
Fedor-Henderson Bout Targeted for Summer 2011, Coker Confirms (MMA Fighting)
Fedor Emelianenko vs. Dan Henderson still targeted for July Strikeforce event (MMA Junkie)
Negotiations Underway for Fedor Emelianenko vs. Dan Henderson for Strikeforce July Pay-Per-View (MMA Weekly)


コーカーはまた、UFC対ストライクフォースのクロスプロモーション戦にも意欲を見せている。

ストライクフォースの選手とUFCの選手を戦わせてみようじゃないか。個人的には是非みたい。「アリスター・オーフレイム vs ケイン・ヴェラスケス」?やろうじゃないか。「メレンデス vs エドガー」「ヒョードル vs レスナー」もいい。



コーカーによると、契約上も、ストライクフォースとショータイムの関係上も、何ら障害はない、ただこれらの試合をUFCでやるのか、ストライクフォースでやるのかについては調整が必要だとしている。

ストライクフォースのファンには、これまで通りショータイムで試合をお届けするが、今後8ヶ月から1年で、対抗戦も実現していくことになる。ファンにとっては素晴らしいことになる。こういう試合は実現すべきだ。ファンが望んでくれれば、そんな試合も実現する。



<出所>
Scott Coker: Nothing Stopping UFC vs. Strikeforce Fights from Happening (MMA Fighting)
Scott Coker Excited About Crossover Fights in "8 Months to a Year"(BloodyElbow)

>96%のファンが望んでいますからね。あほらしいアンケートだと思ったけれども、こういう数字が上層部に話を進めていく上で必要だったのかもね。買収アナウンス時点でダナ・ホワイトが強調した「Business as Usual」は、早くも形を変え始めている。

なお今日のタイトル「ストライクフォース3.0」はスコット・コーカー自らが提唱している呼び方。ヘビー級GP開催を発表したときに「ストライクフォース2.0」を宣言していたが、買収によってバージョンアップしたことになる。

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8月のUFCリオデジャネイロ大会で「アンデウソン・シウバ vs 岡見勇信」のミドル級タイトル戦が行われるのではないかとの報道が乱れ飛んでいる。もともとはノゲイラ兄がブラジル紙に対して語った情報だそうだ。

MMA Junkie はこの報道は「時期尚早」で、まずはUFC129の「GSP vs シールズ」の結果を待ち、GSPが勝った場合には「シウバ vs GSP」の本格交渉が開始され、それがうまくいかなかったときのバックアップ・プランが岡見戦になるのだろうと分析している。

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●レスリングオブザーバー最新号。UFC128(ショーグン vs ジョーンズ)のPPVは米国以外での売り上げが57万件に達し好調だったと言うことだ。アメリカ国内では50万件未満にとどまり、同日の「レッスルマニア」に後れを取っているらしい。オーストラリア、カナダでのPPV購入が増加しているという。海外でもPPVが売れるとなると、UFCもますます盤石ですな~

●ジェイソン・メイヘム・ミラーが、先行き不透明なチェール・ソネンに代わって、TUF14のコーチ就任をアピールしているが、今度はディエゴ・サンチェスが、ニック・ディアズとTUFコーチをやりたいとアピールし始めている。コーチ・ディアズ、見たい・・・



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