ダナ・ホワイト語る【UFC129プレコンフェランス】


UFC129直前、ダナ・ホワイトがメディアに色々語ってる。最近のダナは、昔みたいにのべつまくなしに反応するんじゃなくて、コメントを出すタイミングを限定するようになってるよなあ。

ホイス・グレイシーについて

ホイスは、マット・ヒューズ戦でのパフォーマンスを後悔していて、本来であれば勝てる相手だと思っているようだ。再戦したいらしい・・・たしかに前回の試合は素晴らしいとは言えなかったな。
(その後UFCは、秋頃「マット・ヒューズ vs ディエゴ・サンチェズ」を行うとアナウンスしている。遠回しにホイスにノーを突きつけているものと思われる。ホイスはUFCとアブダビを結びつけた功労者、むげには出来ないのだろう)



ジェイソン・メイヘム・ミラーについて

ヤツはCBSから出入り禁止を言い渡されている。これはあくまで自分の意見だが、ヤツははしごを外されたんだよ・・・おそらくヤツは宣伝でもしてこいと言われて(ストライクフォースのナッシュビル大会で、メインイベント終了後に)ケージに押し出されたんだと思う。ディアズ兄弟がいるケージに、メイヘムの背中を押したヤツがいるんだ。大惨事のレシピだよ。メイヘムは悪くない。それどころか、契約があるのに試合を組まれないという、気の毒な立場に追い込まれていたんだ。



ランディ・クートゥアについて

クートゥアの引退については、「前にも聞いたことがあるなあ」という感じだ。というより、前にも見たことがある。まあ、知らんよ(笑)

ヤツがなにやら騒いでいるのは知ってる。昔は嫌われていた時期もあった。でも、これは何度でも言ってやるが、ランディ・クートゥアは現役のトップ10ファイターなんだ。引退するのはそんなに簡単じゃない。チャック・リデルを引退させるのがどんなに大変だったことか。ランディはいつでも、「こいつには勝てるよ」なんてことを言ってる。

何かの折に、「クートゥアがこいつと戦えばクールだよな・・・」と思うことがあったら、ヤツに電話して「どう思う?戦うか?」って聞くことになると思う。ランディが今後どんな試合をしたいのかは知らないが、ふさわしいオファーであれば、ランディはきっとその試合に飛びつくと思う。

ランディは今、連勝中だ。キャリアの高みにいる。われわれは慣れきってしまっていて、この男の驚くべき人生、すごいアスリートぶりをそれほどありがたがっていない。自分は42だが、もうトレッドミルには乗れないし、首や背中や、あちこちが痛い。なのにこの男は22歳の若者とも戦おうとする。そんな男、他にいるか?歴史を見てみろ。ジョージ・フォアマンがマイケル・ムーラを倒したとき、フォアマンはありとあらゆるメディアの表紙になっていた。いまランディがやっているのはそういうことなんだよ。10年も経ってふりかえれば、もっとよくわかると思う。ランディはフリークだ。考えられない選手だってね。



ニック・ディアズのボクシング挑戦アングルについて

ニックとはゆっくり話をしないといかん。何をしたいのか、しっかり聞いてみよう。

自分はこの10年、あらゆるクレイジーでクールで悪いヤツらと仕事をしてきたし、いつもみんなをハッピーにしようと努力してきた。全員をハッピーにはしてやれないが、努力はする。ボクシングはニックの契約に書いてあることだ。やりたければ出来ることは間違いない。



MMAの判定について

これは自分の問題ではなくて、アスレティック・コミッションの問題だ。自分が何を言おうが、影響力はない。レフリーのことをくさしたこともあるが、ヤツらはまるで気にしちゃいない。判定の仕組みは正すさないと行けないことは間違いない。

たいした問題ではない、といいたいのではないぞ。大問題なんだ。人の人生を変える。スコアのつけ方も知らないようなアホにリングサイドに座られたら、人の人生が潰されることもあるんだ。

自分は出来るだけ公平に、自分なりの採点をして、勝敗を見極めている。ひどい判定のせいで、勝っている試合を落とした選手は気の毒すぎるからだ。ホントに胃が悪くなりそうだよ。



アンデウソン・シウバ vs GSPについて

このビジネスはタイミングがすべてなんだ。アンデウソンはどんどん試合をしたがる。ブラジルで大会はある。岡見はずっと待ってる(だから「アンデウソン vs 岡見」が決まった)。GSPもアンデウソンも両方勝てば、実現のチャンスがある。



ちなみに、最後のコメントを出している映像で、ダナ・ホワイトの呂律がちょっと怪しいような気が・・・普段から特に歯切れのいい人なので気になる。

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菊野「一瞬で終わらせたい」、中村「持っているものをぶつけ合いたい」
5・29 FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP』菊野克紀vs中村大介が決定!!
(DREAM 公式)

僕のようなおっさんでも黄色い声を上げたくなるようなうれしいカード!ごちゃごちゃ言わないで戦いに身を預けたい。楽しみです。そしてできれば、勝った方からドンドン、川尻のカタキを打っていただきたい。そういえば青木の対戦相手と噂が出たチケリムは「パスポートがない」とか言う理由でやめたみたいですね・・・パスポート取得って、そんなに日がかかるんでしょうかね。風評被害の一環っぽい感じもしないでもないけど、仕方ないのか・・・

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It's Showtime のサイモン・ルッツ代表が、アメリカでのテレビ放送が間もなく決定するとコメント。5月14日の大会から放送開始できるかもしれないとのこと。Headkick Legend は、K-1 を放送していた HD Net での放送になるのではないかと見ている。


UFC130に出場予定だった山本KIDの負傷欠場が明らかになった。チャリティ・スパーリング出場の方は大丈夫なのだろうか。

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UFC129はカナダのロジャーズセンターに55,000の観衆を集めて行われるが、格闘技史上最大のイベントは2002年8月、代々木で行われた Dynamite! であった。レスリング・オブザーバが、この大会の英語版実況を行ったステファン・クアドロのコメントを交えながら、Dynamite を振り返える記事を掲載している。そこから興味深かったコメントを抽出しておく。

ボブ・サップ、ノゲイラを苦しめたパワーボム系のスラム技について

「あのムーブは繰り返し練習していた。難しい技ではなかった。トレーナーのジョシュ・バーネットのお気に入りの技だった。モーリス・スミスは、こんな技は効かないのではないかといって、反対していた」

クアドロ氏

「覚えている人はあまりいないと思うけど、試合後にノゲイラはサップについて、もう少し練習すれば誰も勝てなくなる、とコメントしていたんだよ」


サップ、その後の芸能活動について

「ファイターであると言うことと、ファイトビジネスにいるということとは別物なんだ。自分はファイトビジネスにいた。当時バス・ルッテンにこう言われたんだ。「ボブ、今のうちに稼いでおけ」ってね」


この大会でレバンナに90秒でKO負けしたドン・フライ

「高山戦を最後に引退したんだ。何回もそう言っているのに、PRIDEは何回もオファーをしてきて、その度に金額が膨らんでた。4回目のオファーの頃には、どう見ても断るのがあほらしいほどの金額になっていた」


数年後、PRIDE最終大会に出場しジェームス・トンプソンに敗れたドン・フライ

「ファイトマネーをもらいに行ったら、金ならないよ、あなたには税金の立て替え払いをしていたから、といわれた。税金のことは面倒を見てくれる契約になっていたはずだった。というわけで、俺はトンプソンにしこたまケツを蹴られて、一銭ももらえなかったんだよ」



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