ダナホワイトのアル中時代 / 新型金網登場


あすのUFC Fight Night 13は、多分にアメリカ・ドメスティックではあるけど、なかなか充実の大会ですよ。

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MARSHALL'S LAW(Fighting Spirit Magazine)

Zuffaのイギリス法人の社長、マーシャル・ゼラズニック氏が Fighting Spirit Magazine のインタビューに答えています。MMA Payout 経由で。

私が固く信じているし、UFCの社員も皆そう考えていると思うのだが、ある時期になると、大多数のWWEのファンは、WWEのファンであり続けると同時に、年を取るにつれて、もうちょっとリアルなものをみたくなってくる。そしてかれらはWWEからUFCに、われわれ流の言い方では、「卒業してくる」。

私たちにとってそれは素晴らしいことだ。そういうファンはロイヤリティが高い。WWEのファンはロイヤリティが高くて、ハードコアな人が多いのだ。お気に入りのレスラーの良い時や悪い時をちゃんと知っていて、レスラーのしていること、バックグラウンドのストーリーを把握している。スポーツ的要素とエンターテインメント的要素のニュアンスを愛している。だから、まさにそのようなファンこそが、全く同じ理由で、UFCのコアなファンになってくれる。好きな選手を追いかけ、選手の成長ぶりを見届け、本当の値打ちを見いだしてくれるんだ。

WWEのファンの特筆すべきもう一つのことは、まさに文字通り、彼らは消費者である、と言うことだ。PPVであれ、グッズであれ、彼らはポケットからお金を出して商品を買ってくれる。当社が(WWEと)同じようなビジネスモデルで運営している以上、彼らが卒業してきてくれると言うことは、そういう人たちはテレビにお金を払うことになれているし、ネットで情報を集めてくれるし、Tシャツを買うにも抵抗感がない。本来必要な啓発活動がいらないのである。


このほか、イギリスでのテレビ展開については、もともと、とんがり系コンテンツのエンタメ局Bravoで無料放送していたそうですが、昨年から有料プレミアムチャンネルでスポーツ専門局のSenetaに移行しています。イギリスではPPVは余り普及していないものの、視聴者は有料チャンネルに月額料金を支払うことには慣れているという事情に沿って、スポーツとしてのイメージを高めるために放送局をスイッチしたのだそうです。また今後は、PPV市場を育てていきたい、としています。

日本の雑誌のインタビューでは、ダナ・ホワイトは、世界均一価格での提供に固執しているようにも見えましたが、今回の記事を読んでいると、イギリス法人の動きについて、けして愉快でもなく、喜んでも居ないが、まあやってみようと下駄を預けている雰囲気が伝わってきます。Senetaの視聴料はWOWOW程度であるはずです。

この社長、Zuffaイギリス法人のミッションとして、イギリスだけではなく、欧州からアジアにかけてのUFCの海外展開がある、としていますが、実務的には、(1)ドイツ、(2)フランス、(3)イタリアが優先順位のトップ3で、そのあと中近東や東欧を狙うと語っています。

ファン気質、各国テレビ事情の把握など、凄く正しい認識で現実的な対応をしていると思います。そこまでわかっているなら、日本市場も放っておかないで欲しいものだなあと思いますねえ。

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Dana Goes Mainstream (MMA Payout)

ダナ・ホワイトはもうすぐ、Rolling Stone誌で特集され、Men's Fitness 誌の表紙を飾るそうです。ローリング・ストーンのインタビューは、4ヶ月続いていた過食・過飲の時期に行われ、15年ほど前のアルコール中毒時代についてや、今でも時折やらかす失敗の数々について、あけすけに語っているそうです。

メンズ・フィットネス誌の写真撮影には、1ヶ月の準備期間をとって、20パウンド減量して望んだそうです。トレーニングと食生活管理を徹底し、その食べ物は「健康的すぎて実際には食べられるわけもない」ようなものを食べていたとか。

存外に複雑でダークサイドのある人のようです。

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UFC-ESPN Strategic Parternship? (MMA Payout)

未確認情報ながら、UFCとESPNがパートナーシップ締結に向けて議論している模様です。米地上波のABCはスポーツ部門をESPNと連立し、「ESPN on ABC」というブランド名で放送しているそうですので、このパートナーシップがゆくゆくは、UFCのABCでの放送につながるのではないかとの見方が出ているそうです。

首尾良く行けば、CBS-EliteXC、NBC-Strikeforce、ABC-UFCという構図で、米三大地上波各局でMMAが放送されることになります。大変なことですね。

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The Businessman Who Finds Time to Fight (New York Times)

IFLのジャマール・パターソンという選手の生活ぶりが、なんとNew York Times で特集されています。パターソン選手はパートタイムのMMA選手で、企業で働くサラリーマンでもあり、今週末にはウレジミール・マツシェンコ選手の持つIFL205パウンド級の王座に挑戦することになっています。

記事の中で、実はパートタイムの選手など珍しいことでも何でもないこと、ボクサーにくらべMMAの選手は大学卒が多く、バイトの職を得る状況はまだ良好であることなども触れられています。

なおパターソン選手のファイトマネーは8千ドル、勝てばさらにボーナス8千ドル。会社員としての仕事を辞めるつもりはさらさらないそうです。

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YAMMA: Rodriguez, Kerr Added and YPF Surface Details (BloodyElbow)

4月11日に旗揚げする YAMMA Pit Fighting の新意匠のケージ(?)が公開されています。




ケージは円形で、ボウルのように、周辺に向かって緩い傾斜がついている、フェンスに追い込まれた選手は、傾斜を昇っていく形になり、高さと重力を使って敵に反撃することが出来る、と説明されています。フェンスに押し込んでの膠着を無くそうとする趣旨だそうです。

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毎回で恐縮だが「OMASUKI FIGHT」のエントリから論考ス。 http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-106.html ……ある時期になると、大多数のWWEのファンは、WWEのファンであり続けると同時に、年を取るにつれて、もうちょっとリアルなものをみたくなってくる。そしてか

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