「エドガー vs メイナード」延期 / UFC保険創立にゲガールムサシは・・・


5月28日UFC130のメインイベント「フランキー・エドガー vs グレイ・メイナード」が、両選手の負傷により中止となることが明らかになった。より重傷なのはエドガーの肋骨2箇所骨折だそうで、メイナードはヒザの怪我だそうだ。両選手とも6~8週間程度で復帰できる見込みで、ダナ・ホワイトはこの試合を8月~9月の大会でやり直したいと語っている。

UFC130のメインイベントには「クイントン・ランページ・ジャクソン vs マット・ハミル」が昇格した。

ダナ・ホワイト「二人が同時に怪我をすると言うのは妙な話だな。できればグレイには出場して欲しかったんだが、ヤツも怪我をしてしまった」

先に怪我をしたのはエドガーだったようで、その代役として、最後のWECライト級王者、ニンジャキックでお馴染みのアンソニー・ペティスに声がかかっていたようである。

UFC130でのメイナード戦を打診されていた。僕はすぐに「やる!」と答えたよ。でもその試合はないようだね。だから元々予定されていたクレイ・グイダ戦に集中する。怪我だなんてつまらない話だ。おかげでライト級全体が立ち往生だよ。ここ3、4日はメイナードと戦うつもりになっていたのでいらいらする。グイダにぶつけてやるよ。



偶然か必然か、MMA Mania のつい数日前、5月5日の記事で、グレイ・メイナードはアンソニー・ペティスをこんな風にディスっていた。

ペティスはこれまで、一体誰と戦ってきたと言うんだ?こっちはもうずっと、最強の相手との戦いを重ねてきている。ペティスのあのキック一発で世界最高の選手だというのか?ヤツの戦績で唯一まともなのはベン・ヘンダーソンだけだろう。いや、別に戦ったって良いんだよ。まずベルトを取って、そのあとで相手をしてやろう。ただ、僕が戦ってきた相手は、ミラーとかメレンデスといったタフな男たちだ。僕はそのレベルの選手を見ている。



*****

UFCが所属選手を一堂に集めた UFC Fighters Summit の席上で、選手に適用される傷害保険制度を創設したと発表した。アスレティック・コミッションの規制もあり、UFCではこれまでも、試合中の負傷の治療費をカバーする保険は適用していた。今回発表された保険は、試合前の練習中での負傷をカバーする。所属選手350人が対象。

これまで練習中の負傷により試合がキャンセルされた場合、選手はファイトマネーが得られないまま、医療費とキャンプの費用だけを自己負担しなければならなかった。

ロレンゾ・フェルティータ「このような保険が必要だとずっと考えていた。保険料が高額になることを思えば、ビジネス面だけを考えれば、このような保険に加入することは難しい。保険会社に、400人のアルティメット・ファイターの保険を作ってくれと頼んだって、まず相手にされなかった。しかし、この24ヶ月~36ヶ月の間、諦めることなく、保険会社を探し続けた。なんとかするんだと自分に言い聞かせていたよ」

この保険は、病気での入院や薬の処方に使える医療保険ではなく、アクシデントを保証する傷害保険であるということで、練習中でなくても、自動車事故にあったとか、自宅で階段から落ちたといった場合にも使えるという。

保険は6月1日から有効、保証上限は5万ドル、ストライクフォース所属選手や海外選手にも一律に適用されるのだそうだ。

マネージャの Gary Ibarra は「他のスポーツでこんなことをやった例はなかっただろう。NFLもMLBもNBAも、組合に迫られてこういう制度を作った。組合の圧力で作るのが普通だろう」と絶賛している。これでしばらくは、選手による労働組合結成の動向は話題に上らないのではないかと分析するニュースサイトもあった。

>それにしても、格闘技選手の保険って、ズッファが払う保険料は相当高いのではないかと想像する。これほど保険金支払い続出が必至な保険も珍しいだろう。よく作れたものだと思う。医療保険ではなくて傷害保険だというのがミソですな。

(出所)
Zuffa set to offer fighters accident insurance (Kevin Iole, Yahoo! Sports)

A closer look at the benefits of UFC's new accident-insurance policy for fighters (MMA Junkie)

そのファイターズサミットで奇跡の一枚



ファイターズサミットの最中に書かれたというゲガール・ムサシの落書き。これではまるで、おとなしく座って話を聞くことができない、ダメな子である(笑)。かわいい。



*****

6.5 RENA vs高橋藍 復活のSBレディース王座を賭けて激突!!(Shoot Boxing 公式)

●台湾の柔道コーチが「オサマ・ビン・ラディンに10年ばかり柔道を教えていた」と発言。コーチの奥さんが道場に入ってきたとき、オサマは「ここは道場だ。女人禁制だ」などと語ったのが印象に残っていると語っている。BloodyElbow。もったいない話だ。リング上で決着をつければ、日本でもアメリカでも、視聴率80%間違いなし、史上最大のグラッジマッチとなったはずであった。プロデューサーはもちろん康芳夫で。

●WAFCというプロモーションの大会に出場し、Baga Agaev という選手に一本負けしたケビン・ランデルマンの代理人ケン・パビアが、この試合を持ってランデルマンは引退することになると語った。

●「コリアン・ゾンビ」ジョン・チャンソンがツイッターで「マーク・ホームニックとやらせろ」とアピール。彼だって英語はできないだろうに、こうしてちゃんとアピールして、おいしい相手をゲットしていこうという姿勢、日本人のファイターにも是非見習って欲しいところ。

*****

カナダのヴァンクーバーサン紙にダナ・ホワイトのインタビューが掲載されていた。記事は「分類不可能な男、ダナ・ホワイト」と題されている。ごく一部を抄訳。

昨年12月にホワイトは、タイ在住のムエタイ・トレーナーに、7ヶ月の娘の手術費用5万ドルを寄付した。ホワイトはこの家族と会ったこともない。

また昨年ホワイトは、イギリスのある一家が、2歳の娘の脳腫瘍手術代の募金活動を行っていると聞き、8,000ドルを贈呈した。この家族とも会ったことはない。

ラスベガスで行われた各種募金活動には合計で10万ドルを寄付している。

ホワイトの取り巻きは、ホワイトがたまたまであった人に、20ドル札か100ドル札を渡しているのを見ている・・・


・・・「子供を持つ人なら賛成してくれると思うが、子供が何かで成功したり、とても上手くできたり、子供と一緒に過ごしたりすることほど楽しいことはこの世にない。子供が出来るまで、そんなことは全然知らなかった。今はそれがすべてだ。ほかのことなど、どうでもいい。」

・・・先週の土曜日には、息子のフットボールの試合があった。ホワイトは見に行くことが出来なかったので、カネに糸目をつけず、息子の試合をWeb でストリーミング中継させた。

2月のある夜、ホワイトは、まるでこれから初めてのデートにいく男の子のように興奮していた。実際、そんなようなことがあったのだ。娘のサバンナを、親子ダンスに連れて行くことになったのだ。

宝石をちりばめたかわいらしいドレスに最後の仕上げをするように、ホワイトは娘に、文字通り破顔大笑で、蘭の花のコサージュをプレゼントした。




記事ではこのほか、ホワイトの社長としての手腕の側面、フランク・シャムロックやジョシュ・バーネットの記録を抹消してしまったり、特定の記者を全く寄せ付けない意固地な側面、試合直前にツイッターでファンと交流する気さくな側面などを並列し、最後にこう結んでいる。

すごいプロモーター?まさしく。世界的な悪役?もちろん。気前が良い?まったく。ビッグマウス?当然。優しいお父さん?疑いもなく。

「自分はむかしからたいして変わってないんだ。パフォーマーでもないし、ショーマンでもない。誰か別の人のようなふりをすることも出来ない。ただ正直なだけなんだ。見たまんまの人間なんだよ。」




スポンサーサイト

毎週更新!

Ad

Ad

MMA Update