青木真也が移籍したEvolveMMAとは何か


青木真也が所属にシンガポールのEvolveMMAジムを加えたと報じられているが、EvolveMMAの紹介記事が少し前の MiddleEasyに掲載されていた。リンク先にはジム内の様子のビデオも張られていて、最後の方にちらっと青木も登場する。

オーナーのYodchatri Sityodtong氏へのインタビューも掲載されている。こんなビジネスが、日本ではないアジアのどころかで行われているんだなあと思う。


ここに住んでいるブラジル人にできるだけくつろいでもらうために、アサイーを輸入している。このジムはシンガポール唯一のアサイーの輸入業者なんだ。アサイーなんて、シンガポールでは全く知られていないからね。でもブラジル人のチャンピオンクラスが欲しいって言うから、甘やかしてやってるよ。ブラジル風バーベキューのチュラソーも恋しいと言うから、シンガポールで最高のレストランを見つけてやって、勘定も全部払ってやってる。バケーションに行くときにも払ってやるし、世界王者クラスには社宅も用意している。無料で住むことが出来るんだ。

ここにいれば自国にいるより稼げるし、最高の選手と練習も出来る。ムエタイ選手がMMAを覚えたいというなら、BJJのブラックベルトが教えてくれる。世界王者級のプロファイターが300人もいる。文字通り、まがいものなし、本物の選手ばかりだ。

国際色も豊かだ。日本人も、韓国人もいる。あそこにいる韓国選手は、まるでホームレスの子供みたいにカバン一つでここに来て、ジムに入りたいと言うんだ。「え、あんた誰?」っていう感じだった。韓国での生活を捨ててやって来たと言うんだ。トライアウトを経て、彼はこのチームに入り、今では給料と社宅をもらっている。彼は教えもするし、試合もする。われわれがキャリアをマネジメントしてやる。ハファエル・ドス・アンジョスのようなUFCファーターもいるし、青木真也もいる。先月はホジャー・グレイシーも滞在していた。ホジャーは、ゲガール・ムサシ戦に備えて、スタンドの練習をしていたよ。

プロ選手が各分野で最高のトレーニングができる、というのがうちの売りなんだ。いろんな大会に選手を排出しているし、このジムはアジア最大のアカデミーなんだよ。

将来的には EvolveMMAをアジア主要都市に展開したい。ブラジルにも拠点がある・・・課題としては、アジアに移住してくれるアメリカのレスラーを探さないといけないと言うことだ。

・・・一番力を入れているのは、ちゃんとした世界王者クラスのインストラクターを雇い入れ、そしてちゃんとした選手を輩出することだ。道場版のマクドナルドのようにはしない。

ところで、青木真也は熱狂的なムエタイファンなのだが、われわれのホームページに載っているムエタイ・インストラクターの一覧表をウソだと思っていたようだ。ナムサクノイという選手がアイドルなんだそうだが、実際にここで教えているところを見て、すっかりミーハーになって、あなたの試合は全部見ていますなんて告白してたよ。異常だな。だから青木の練習の時には、ナムサクノイにパッドを持たせた。青木のママが写真を撮ってたよ。子供みたいに喜んでた。でもウチのムエタイのトレイナーは本物だ。タイでならもみくちゃにされるような連中だよ。

開設してまだ2年だけど、このジムの選手の勝率は94%だ。アジアでのMMAは、日本をのぞくと、アメリカの10年前とよく似ている。爆発前夜なんだ。MMAは世界最大のスポーツになると信じているよ。ダナ・ホワイトが言うようにね。

アメリカでも7歳のキッドは校庭でとっくみあいをするだろう?タイでも同じなんだよ。世界70億人全員が、とっくみあいぐらいはしているんだ。全盛期のマイク・タイソンを何十億人もが見たのは、一発でわかるからなんだよ。スーパーボールやワールドシリーズではそうはいかない。特にアジアでは、フットボールなんて誰も見向きもしない。でも格闘技は、遺伝子に組み込まれているんだ。

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期せずして引退を控えたベテラン選手のインタビュー記事があった。現役を諦めきれないフランク・トリッグ(39)と、第二の人生を模索するマーク・コールマン(46)のインタビューががMMA Fighting にあった。

フランク・トリッグ

自分はアドレナリン・ジャンキーなんだ。トレーニングが大好きでやめられない。ソファに座って、ワインを2本飲み、チキンを丸ごと食べて、230パウンドまで太っても、まだ練習してる。練習は一生やるんじゃないかと思う。

だからといって、ランディ・クートゥアのように47歳まで出来るとは思わない。身体が違う。残りは2年か、3年かだろう。

フットボールや野球では、選手は引退を発表するが、あれは金がもらえるからなんだ。契約で、引退したら引退ボーナスがでることになってる。でも自分にはそんなものはない。だからやりつづける。引退はしない。ただ消えゆくのみだ。



マーク・コールマン

次はいつ戦うんだい?ってよくきかれるよ。引退したのかどうか、自分でもよくわからない。ただ、レスリングとMMAを30年もやってきた反動は感じてる。

格闘技は夢みたいなもんだし、自分は夢を生きてきた。いまばりばりの若いヤツらも、将来振り返ってみれば、夢を生きていたということに気がつくだろう。これはけして楽な仕事じゃない。でも素晴らしい仕事だ。

金を使うのは簡単さ。でも貯めておくことはとても難しい。どのスポーツでもそうだろう。終わったときにどう自分を変えていくか。多くの人は自分を変えない。自分の友達なんかも、みんな苦労しているよ。

小さい大会に顔見せをしたときなんかに、若い選手に尋ねてやるんだ。おまえさんはどんな計画を持ってるんだいってね。そしたら、「UFCに出たいです!」とか答える。うん、高い目標をもつのはいいことだ。でも、そのあとの計画はどうなんだ?そこまで考えなきゃいけない。

現役ばりばりのヤツらも、今は夢みたいなもんだ、時はずっと刻まれているんだと言うことに気がつかないと行けない。時が経つのは早い。あっという間におしまいなんだよ。



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ストライクフォース「ワールドグランプリ ヘビー級トーナメント」 6.19ダラス大会(スカチャン公式)
ライブ中継が決定。リンク先の試合カードでダニエル・コーミエの対戦相手はジェフ・モンソンに変更になっている(デル・ロザリオ交通事故のため)。それと、この大会では「JZカルバン vs. ジャスティン・ウィルコックス」が行われることも最近アナウンスされたが、PPV枠に入るかどうかは不明である。

【ジュエルス】7・9ついにヴァルキリーから辻結花が参戦!「相手は誰でもいい」(GBR)

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