軍人戦士ケネディが悪党ビスピンに無我説法


青木戦目前、リッチ・クレメンティのインタビューがMMA Junkie にあった。

ずっと前からやりたいと思っていた試合だ。

時間が足りないんじゃないの、って思う人も多いだろうが、僕はテリー・エティムやアンソニー・ジョンソンとの試合を、4週間のショートノーティスで受けてやっつけてきたんだ。相手が強ければ強いほど、やる気が出るんだよ。

青木が自分のことを舐めてかかってくるようだと、間違いを犯すことになるぞ。青木にやられてきた選手たちの問題はこういうことだと思う。つまり、青木は世界最強の男に見えないんだ。試合が進むと青木はパンチを食らったりする。そこでいい気になってしまって、ゲームプランを忘れるんだな。

僕は青木を全く舐めていない。僕だってもうこの業界で長いんだ、青木に何が出来るのかはよく知っているし、対策も練ってある。

日本での試合なんだから判定はダメだ。見たこともないくらいアグレッシブなボクシングで攻め立てるよ。



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BJペンの最近のインタビューを紹介する。ラジオショーでのインタビューを Fight Opinion が書き起こしたものを参照した。

Q あなたも、ランディ・クートゥアのように、自分で引退を決めたいと思いますか?

A 普通は勝てそうな試合を選んで、格好よく辞めていくんだろうな。でもランディにとっては、ああするしかなかったんだろう。僕も同じようになるんじゃないかと思ってる。ランディがもし勝っていたら、引退しなかったと思う。長年やってれば何回も負けるし、ランディだって始めて負けた訳じゃないけど、ランディとか僕のような選手は、KOされたり、ひどくやられたりして、「わかった。もう立ち去ろう」となるんじゃないかな。

Q あとどれくらい現役を続けるつもりですか

A 20歳代の頃には、40まで戦うとか言ってた。でもわからないな。神の思し召しだよ。自分が勝っている限り、そしてファンが見たがってくれる限り、怪我をしない限りは戦おうと思う。40までできるといいけど、そんな現実がありえるのかどうかわからないな。

Q フィッチ戦は引き分けでした。

A ひどい気分だよ。最初の引き分けは宇野戦だった。ベルトは取れなかったし、置いてけぼりを食ったような気分が残るんだよ。フィッチは肩を怪我したようだけど、僕の肩はもっと前から良くなかった。でもドローが気持ち悪いから、このまますぐにでも再戦に臨もうと思っていたら、フィッチがキャンセルしてきたんだよ。ああ、あと3ヶ月もどうしようと思ったよ。肩はまだ痛いよ。でも早くやりたい。

Q あなたは肩の手術などはしなくていいんですか

A 念のためもう一回MRIをとることにはなってるけど、回復に向かってはいるから、手術はしたくないんだ。このままのほうが安心なんだよ。手術はずっと延期を繰り返している。試合をしたいからね。

Q 今後戦ってみたい選手はいますか

A みんなは無理だと思うかもしれないが、自分は本気で、ウエルターでチャンピオンになりたいと思ってる。そして出来るだけ長く防衛する。でもいつかはKOされる。そしたらライト級に戻して、もう一回勝ちたい。そこまで出来れば、夜もぐっすり眠れそうだよ。誰と戦いたいと言うことはない。チャンピオンになりたいのだから、そのときどきのチャンピオンと戦いたいんだ。

先日、「ソウル・サーファー」という映画を見ていたらさ、サーファーの女の子が腕を無くしてしまうんだ・・・でもプロとしてサーフィンを続けるという話。僕だってもう一回タイトルを取れるさ。



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ストライクフォースのミドル級ファイターで、米軍グリーンベレーのティム・ケネディが、悪党マイケル・ビスピンを一刀両断!なぜか突如巻き起こったインタープロモーション・トラッシュトークを紹介する。無我説法テイストが香ばしい。

最近たくさん試合映像を見てる。これまで気にしていなかった選手、今後戦うかもしれない選手がたくさんいるからね。で、ビスピンとホルヘ・リベラの試合で、ビスピンがホルヘの頭にヒザ蹴りをしたり、ビスピンが敵陣にツバを吐いたりしているのを見たんだ。血が凍ったよ。私は格闘家で、プロのアスリートで、軍人なんだ。あの試合のすべてが、私が大切にしていることを侮辱していた。はらわたが煮えくりかえった。私はビスピンのすべてを認めない。ヤツはズルをした。私はすべてのズルを憎む。ステロイドを使う人も、ヌルヌルする人も、反則パンチをする人も、わざと金的を蹴って休憩している人も、すべてのズルを等しく憎む。

さらにひどいのは、ズルをしたヤツが勝つことなんだ。そんなことが許されるなら誰だって、膝蹴りを頭に入れても、何事もなく試合に戻れて、勝つことが出来るんだと思ってしまうじゃないか。私はそういうことは他人事だとは思えない。業界の恥だ。だから私は、このスポーツにはそんな選手ばかりがいるわけじゃないんだと言うことを示したい。正しいことをする選手、フェアな選手もいるんだ。マイケル・ビスピンとの闘いはカネの問題じゃない。だから私は、ファイトマネー全額を寄付する。どうかこの男と戦わせて欲しい。そして、正しくフェアに勝つところを示させてほしい。金も名誉もいらない。


ビスピンのコメント

またウブな男が登場したな。こいつは何なんだ?UFCの選手ですらないじゃないか。ティム・ケネディだって?消え失せやがれ。あんたは遅いんだよ。その話題は2ヶ月前に終わってるんだよ。一体何がやりたいんだ?俺様をつかって売名しようとする選手が後をたたねえ。


正しいことをするのに、早いも遅いもないんだ。正義は常に存在する。悪事も常に存在する。ヤツが利用しているのはそこなんだ。自分は全くそのアンチテーゼだ。自分はつねに善を行うし、みんなにも同じようにして欲しい。僕がビスピンを追いかけることが売名というのなら、彼が僕についてきてはどうだろうか。そして常に正しいことを行うようにすれば、ヤツを応援する多くのファンも気づきが得られることだろう。

(消え失せろ、などと言われたことについて)わたしはグリーンベレーで、レンジャーで、スナイパーなんだ。もっとひどいことを面と向かって言われたことが何度もある。何も怖くない。ただ自分では、そんなことは他人に言わない。単にヤツの性格の表れだろう。

(悪いことをした選手が、ビッグマッチに抜擢されたりすることが多い傾向について)では私もモヒカン刈りにして、ついでに髪を赤く染め、悪口を言いまくって、何十万ドルももらうことにしようか。反則の膝蹴りを繰り出し、相手セコンドにツバを吐いたら、アルティメット・ファイターに出演できるのだろうか。

ブライアン・スタンを見ろ。海軍のキャプテン、銀賞受賞の軍人だ。スタンはもうズッファで10試合もやっているが、今度の試合は新顔のジョージ・サンチアゴ戦だ。意味がわからない。たたえられるべき選手のことはたたえようじゃないか。

実は、こうしていつもボーイスカウトのようなことを言っているので、笑われることもあるんだ。ビジネスでも、試合でも、練習でもね。



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ニック・ディアズのボクシング戦を担当するプロモーター Don Chargin 氏が、ディアズは当面ボクシングは行わない、いまは本業に集中することがディアズの利にかなっている、ディアズには生涯一番のチャンスが訪れているなどとプレスリリースで明らかにした

米MMAサイトでは、ニック・ディアズとGSPが次期TUFのコーチ役を務めるといった噂も流れている。

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8月6日のUFC133でチャド・メンデス相手にフェザー級タイトルの防衛戦を行うと見られていたジョセ・アルドが怪我のため出場しないこととなった。アルドの復帰は9月になる見込み。

アルドのマネージャ、エド・ソアレスはこの件について、もともとアルドは5月末までメディカル・サスペンションのため練習が出来ず、サスペンションが明けたら試合までには最低12週間のキャンプが必要であり、8月6日大会では10週しか取れないと説明している。またこの試合は、ダナ・ホワイトがメディアに示唆していたものの、正式決定も正式発表もされておらず、契約書も結んでいないことから、アルドがキャンセルしたわけではないと強調している。

ここしばらく、米MMAサイトでは、「アルド vs メンデス」は1~2大会延期されるのではないかとの噂が報じられていた。僕はまた、アルドがリオ大会に出たいとごねているのかと思っていた。

チャド・メンデスは予定通り8月6日に、アルドに代わる対戦相手と試合を行いたいと希望しているとのことだ。

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ベラトールは先週末の「Bellator 45」をもってシーズン4を終了した。各階級トーナメントの優勝者などはこちらなどに詳しい。シーズン5は9月スタートだが、それまでの間、「サマーシリーズ」と称して月一回大会を行っていくところになる。

フェザー級GPが行われる6月25日の「ベラトール46」の主要カードは下記の通り。どことなくSRCっぽい。

マルロン・サンドロ vs. Genair da Silva
ロニー牛若 vs. Adam Schindler
パット・カラン vs. ルイス・パロミノ
Nazareno Malegarie vs. Jacob Devree

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