キック界に東西冷戦の香り

【速報】6・25MAXカード発表!(K1公式)

囲み取材などの様子は、ゴン格ツイッターより。本誌のほうはますます読むところが減少中だけど(僕にはね)、このツイッターは情報量豊富でお勧め。

(6.25は)ネット中継で調整中。TBSとはコミュニケーションをとっているが放送はどうなるかわからない。現段階では今大会ではないと考えていただければ。スカパーについてはまだ言えない。

バッティングする部分もあるのでWGPは七月は間に合わない。八月に台湾とか、マカオ、中国などアジア圏中心にやりたい。

(イッツショータイムジャパンについて)ルッツとはやりとりしているが、ジャパンは何も聞いていない。こちらに断りなく直接声をかけたりしている。付き合うつもりもないし、出た選手を使うつもりもない

(未払いについて)まだまだ迷惑をかけているところはあるが、噂には嘘も多い。(JZが「忘れないで」とツイートしたが)忘れないようにします。とにかくRISEも新日本の伊原さんもMAも協力してくれている。全力あげて選手を育成したい

MAXを6.25の次は八月にやりたい。WGPは決勝以外は国内では出来ないかも。新体制移行は震災の影響もありスピードが遅かった。今大会も新体制でやりたかった。(二月に登記した新会社は?)母体になる。役員には弁護士会計士が入っている。身売りするわけではなく再生するためのもの



発表内容はごくミニマムでした。

一つ言えるのは、この谷川発言で、イッツショータイム・ジャパンはちゃんとした勢力になるんだ・・・とかえって思うこととなった。だって、一ファンの僕でさえ、こんなものはK1の敵ではなかろうと推量していたのに、ここまで敵愾心をむき出されたのでは、これはもろにライバルなんだな、と。

危機管理上大変すぐれた笹原氏のシャードッグインタビューを読んだ後だけに思うんだけれど、そういえば谷川氏って、イケイケの時には面白いけど、守りにはひたすら弱いような気がしてきた・・・もう長い間、カラ元気みたいな発言ばかりで、谷川氏からの納得感のあるコメントを見たことがないように思う。もはや困ったチャンにも見えてくる。谷川氏と笹原氏、同じ状況を語っているはずなのにずいぶん違う・・・逆にイケイケの発表を笹原氏の口からされても、ふつうに等身大のことを言っているようにしか見えなかったりするのかもしれないけれども・・・

外野席からの茶々にすぎないけれども、谷川氏にはダナ・ホワイトを支えるロレンゾ・フェルティータ的な役割の人が必要で、笹原氏は本来はうってつけなのではないかと思えてならない。

それにしても、キック界に東西冷戦の香りがしてきた。これを貧乏な結末にしないためには、リング上で解決してもらうしかないですなあ(にやり)


先日紹介したシャードッグの笹原氏インタビューを担当したTony Loiseleur記者が、取材の印象をネットラジオで語っている。Fight Opinionのトランスクリプトから。

笹原氏のオープンさには実は驚いた。選手が主張する未払いを基本的には全部認めたのだから・・・もちろん、否定のしようもないんだろうけれども。でも、これまで彼らは、こういうことには秘密主義だったのに、笹原氏の口から問題を認める発言が出てくるとは・・・あらゆる事にすっかり驚いてしまったよ。

笹原氏の悔罪の口調も印象的だった。普段の彼は非常に優秀な広報マンで、批判とか悪いニュース、自分が聞くような質問をうまくそらしていくんだ。そんな能力には感服していたんだけど、面と向かって話してみて、そのオープンさや、申し訳なさそうな様子にびっくりしたんだ。問題を矮小化したり、自分のことをなだめたり、問題なんて存在しないふりをしたりということはまるでなかった。

前に進むことしかできないんですよ、ビジネス再生のためには前進するしかないんですよと言う彼の発言には、一抹の理があった。伝書鳩だと思われるかもしれないけど、なんだか笹原のことを信じてしまったよ。そうだ、それしかないじゃないかってね。



*****

UFC130を前に、ダナ・ホワイトのインタビューが米MMAサイトにあふれ出てきている。まずはHeavy.comのインタビューをFight Opinionがトランスクリプトしたものを紹介。

Q 「GSP vs ディアズ」戦の話題が持ちきりですが、決定はしたのですか

A 決定してないし、とくにこの二人がTUFのコーチをすることは絶対にない。この試合の報道はクソばかりだ。

Q UFC選手とストライクフォース選手との対戦には障害があるのですか

A 苦労しているところだよ。どのように進めていこうか、まだ把握していない。ストライクフォースの大会だってやるんだしな。ファンが望む試合を実現させたいからがんばっているよ

Q ストライクフォースはこれまでどおり、とコメントなさっていますが、どういう意味なんですか

A 自分でもわからん。なにせ、ショータイムとの契約があるからな、ストライクフォースの試合は組み続けないといかんのだ。ただ問題は、こんなことをしていて意味があるんだろうかと言うことだ。前のオーナーにとっては意味が無くなっていた。われわれはこれに意味を見いださないといけない。

Q フランキー・エドガーはじめ4人のチャンピオンが怪我をしています。暫定タイトルは作らないのですか

A 暫定タイトルは、チャンピオンがどれくらいの期間欠場するのかわからないときに作るんだ。誰かが腕を折ったくらいでは作らんよ。

Q ジョン・ジョーンズとラシャド・エバンスの確執について

A ふむ。友達だから戦いたくないと言ってたヤツらが、いまでは出くわす度にケンカ腰だ。えらく変わり身が早いよな(笑)

Q チェール・ソネンはどうなりますか

A ソネンの件についてはがっかりしているし、扱われかたもひどかった、耳をかみ切ったマイク・タイソンですら1年の欠場で済んでるんだぞ。クレイジーな話だよ。

Q ライセンスが取れなければ引退させる、とおっしゃったそうですが・・・

A 引退云々じゃなくて、今ソネンにはチャンスがあるんだ。TUFでコーチをして、ビッグファイトに出場して、うまくいけばタイトル戦だ。アンデウソン・シウバ戦はヤツのキャリアのハイライトだろう・・・自分はこの11年、ずっとアスレティック・コミッションに従ってきた。ソネンは自分にこだわりがあるんだ。もうあらゆる罰を受けてきたじゃないか・・・ちょっと不公平だと思うね。



Forbes Sports Money のインタビューに答えて

(女子MMAの行方について)
自分は女子格が嫌いだという誤解があるようだが、それは違う。問題は、階級を維持するに足るほどの数の女子選手がいないと言うことなんだ。何人かは非常良い選手もいるが、多くの選手はレベルも高くないし、私はつまらない試合は組みたくないんだ。だから、優れた女子選手がそろってくれば、私は女子部門に賛成なんだ。



UFC130大会前記者会見より。

【GSP vs ディアズ】
GSP は12月のモントリオール大会では戦わないぞ。(GSP vs ニックについて)実現の可能性は何パーセントだなんて、軽率なことは言えない。本当にわからない。何も決まってないんだ。

ディアズは確かにラスベガスに会いに来たが、それはどこかのプロモーターが、ニックがボクシングをすると触れ回っていたからだ。だからヤツと会って、ボクシングは辞めさせないといかんと思ったんだ。うまくいったと思うよ。

(どうやってやめさせたんですか)細かいことの積み重ねだよ。面白いことに、たくさんのボクサーがUFCで戦いたがるんだよな・・・メディアはボクシングのほうがたくさん稼げると報じているのにな。何もわかっていないんだよ。ボクサーの90%、いや、95%はUFCで戦いたがるだろう。たまにはリールを巻いておかないとな。

【チェール・ソネンの状況】
チェール・ソネンへの処分は完全にキチガイじみている。不公正だし、不公平だ。ソネンにはコーチを務めるチャンスがあった。アンデウソン・シウバとの再戦のチャンスもあった。州にとっても稼げるチャンスがあったんだ。こんな風にチャンスを奪い取るなんて、不公平すぎて口あんぐりだ。

【ヘビー級戦線について】
暗雲立ちこめるヘビー級だが、自分は楽観的に見ている。ブロック・レスナーの復帰は皆が思っているより早いとみている。おそらく来年早々には出てくるんじゃないか。

ミルコ・クロコップは試合をしたがっているし、もう一試合契約がある。ヤツはもう引退すべきかどうかって聞かれたら、そうだと答える。しかしチャック・リデル引退とは訳が違う。ミルコは大人だ。戦いたいというのはヤツの権利だ。私は彼の権利を尊重しようと思う。


【ライト級について】
アンソニー・ペティスは損な立ち位置にいる。本来は次の挑戦者のはずだったが、その後思いもかけないことに、エドガーとメイナードが引き分けに終わり、両方怪我をして、再戦まで延期された。

その間にもペティスが、グイダのようなタフな選手との試合を受けてくれたことをリスペクトする。しかしおそらくペティスは、タイトル挑戦までにさらに一試合挟むことになる。気の毒なポジションだ。



(出所)
Brock "Back Sooner Than Expected", early 2012 Predicted (Fighters Only)
Dana White: What Happened to Chael Sonnen Is Insane (MMA Weekly)
White: Champ St-Pierre isn't fighting at UFC 140 in Montreal, next challenger not set (MMA Junkie)

MMA Junkie のインタビューより

ライトヘビー級戦線について

ジョン・ジョーンズの次の対戦相手は、ラシャドの試合の前に決める。もしランページが勝てば、「ジョーンズ vs ランページ」への期待が高まるだろう。ランページにはもともと資格がある。マチダも良い勝ち方をしたばかりだが、もう一試合はさみたいところだ。まあ、最近のわれわれの悪運を考えれば、どう転がるかはわからんがね。



選手向けの年金制度について

選手に年金を作ってやれるなら興味はある。でも、組合と同じ事で、選手次第なんだ。私にとってはどちらでも良い。ただ、選手が一文無し状態で引退するような状況は避けてやりたい。

選手は何かをシェアするのが嫌いだし、ファイトマネーから何か差し引かれるのも嫌う。一部を差し引いて投資しておいてやるよ、っていっても、やつらは「いいから全部よこせ」っていうだろうな。良いアイデアだと思うが、思うほど簡単な事じゃないぞ。



任意で与えられるロッカールーム・ボーナスについて

みなが任意ボーナスの額をものすごく知りたがるのには閉口するよ。何でも知りたがるんだな。わからんヤツにはわからんだろうが、カネはいろんなことを変えてしまうんだよ。あくまで仮にだが、あんたが100万ドルのボーナスをもらったと発表してみろ。あちこちからいろんな人が寄ってくるぞ。遠い親戚も、親戚だとは知らなかった人までが無心に来るんだ。

われわれはときには、選手と100%の信頼関係で結ばれていないときもある。自分にだって好きな選手もいるし、耐えられないようなヤツもいる。それでも、どんな選手でも、自分がもらったボーナスのことをしゃべるヤツだけはいないだろ?どうしてだかわかるか?人に知られたくないからだよ。あんたらだって毎年の給料を発表なんかしたくないだろう。

任意ボーナスは、ぶっ飛ぶような良い試合をしてくれたときか、大会が思った以上にうまくいったときに支払われる。それが罪だとかずるいとかって言うのは、まるで馬鹿げてる。この業界の陰謀説はホントに浅はかだ。



MMA Fightingのインタビューより

Q ランページは今日は機嫌が良さそうでしたね

A ヤツはどんな反応をするかわからないので評判が良くないみたいだな。ジョークもどこまで本気なのかわからない。難しい男だ。

Q 35歳で引退すると言っていました。

A この世界では良くある発言だが、人と場合によるよな。40歳で母親に引退を約束したはずのバーナード・ホプキンスはいまでも偉大な選手だが、ロイ・ジョーンズなんて悲しいしなあ。

Q チェール・ソネンの状況について。

A ひどい話だ。これまで自分はコミッションの言うことを全部聞いてきた。今回は正直、ひどすぎると思っている。どうすればいいか、まったくわからんよ。

人は間違いを犯すものだろ。アスレティック・コミッションは間違いを罰するのが仕事だけど、コミッショナーの言うことなんかクソだという態度を取る選手もたくさんいるんだぞ。日本で試合をしてみたりさあ、ジェームス・トーニーなんてコミッションに悪態をついたのに出場停止を短縮してもらったんだ。グローブの中に凶器を隠していたボクサーとか(マルガリート)、メイウエザーだって街中で傷害事件を起こしてるが、さっさとライセンスを再発行されただろ。

チェールはこれからもUFCの一員だ。チェールは停止期間を過ごした。でも6月にライセンスが得られるのかどうか、全く見通しが立たない。

あんたが罪を犯して30日間牢屋に入ったとするだろ。それで出所してきたら、気が変わったのであと半年入ってろっていうことがあるか。





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