アリスター解雇の背景【クレイジー・ダッチ暗躍か】


米HD Net は、ストライクフォースが、ヘビー級王者アリスター・オーフレイムを解雇したと報じた。契約上は1試合を残していたが、ストライクフォースでは契約解除のオプションを選択したという。チャンピオンを解雇するという、異例の事態となった。

アリスターは足のつま先の怪我で9月大会出場を回避したが、負傷は報じられているより重いかもしれないとのことである。それでも10月の Ultimate Glory 大会には出場することになっている。

トーナメントで優勝するにはあと2勝が必要なのに、オーフレイムにはのこり1試合契約しかなかったことも問題視された。かりにアリスターが準決勝で勝ったとしたら、プロモーターは決勝戦直前に契約更改を行うことになり、アリスター側の交渉力が強くなりすぎるという問題が生じることになる。

アリスターはヘビー級GP欠場について、次戦は10月と言われていたのに、急に9月に変えられたので、試合の用意が間に合わないと説明していたが、Yahoo Sports およびレスリング・オブザーバによると、実際には6月終わりには、次戦は9月になるかもしれないと告げられていたといい、ズッファ社内には不快感が広がっていたという。またゴールデングローリーはズッファに対して、条件次第ではアリスターは9月大会に出場させるという交渉を仕掛けてきたのだという。

今回の解雇は、ズッファとゴールデングローリーとの対立という側面もあると見られている。ゴールデングローリーは、アリスターの契約をUFCに移管させ、PPVボーナスを得ようと画策していたとされている。またゴールデングローリーではズッファに非独占契約の締結を迫っているという。どちらのポイントも、ズッファとの交渉時に踏んではいけない地雷であるとされている。

アリスターは10月モスクワで行われる United Glory という大会に出場予定となっているが、同じくゴールデングローリー所属のセルゲイ・ハリトーノフも、同大会に出場予定とされており、ストライクフォースのトーナメントでハリトーノフが勝ち残った場合、再び問題になってくるものと思われる。さらにゴールデングローリー所属で明日の大会に出場予定のマルース・クーネンが、大会前記者会見を謎の欠席をしている。




まもなく「エミリャーエンコ・ヒョードル vs ダン・ヘンダーソン」が行われる。ヒョードル(M1 Global)にとってこの試合が、150万ドルという値札のついた契約の最後の試合となる。またヘンダーソンにとっても、1試合80万ドルという契約の最後の試合となる。ヒョードルは負ければ3連敗となり、少なくとも現在のファイトマネーでの雇い主はどこにもいないだろう。ダンヘンは負けてもライトヘビー級王者のままである。

ラスベガスのブックメーカーはヒョードルが5-2のフェイバリットとつけている

ヘンダーソンの戦績を階級別に見ると、ミドル級戦では10勝4敗、ライトヘビー級戦では13勝3敗、ヘビー級戦では4勝1敗となっており、体格面で劣ることが必ずしも不利に働いていない。

この試合についてダナ・ホワイトはこう語っている

どちらが勝つか予想するのは難しいな。自分に言わせれば、ヒョードルはP4Pリストにはかすりもしないが、ヘビー級だけで言えばトップ10にギリギリ入るかはいらないかくらいだろう。とにかく、やつはパンチが打てる。当たればKOできる。でも、打たれやすい面もある。ヤツの顔は簡単にカットされてしまう。ダンヘンはタフで、アゴも強いし、コンディションも良い。右でも左でもKOできる。面白い試合になるだろう。

ヒョードルに1つ嫌みを言うとすれば、「おまえ、ミドル級の選手と戦うのか?」という話にはなるわな。だから実際この試合は、ヒョードルにとってはおいしい試合ではない。ダンヘンをKOしても、ミドル級をKOしたにすぎない。逆にKOされたら、ミドル級にやられたことになるからね。






レスリング・オブザーバ8月1日号。UFCは年末年始のどこかでラスベガス大会を行うことが恒例となっているが、この年末については12月30日(金)に興業をうつことになりそうだとのこと。さらに開催地は海外になる見込みで、12月にすでにカナダ大会が予定されている以上、それは北米以外になりそうだと言うことだ。オブザーバは最右翼候補はアブダビだろうとしているが、これが日本開催だったりして・・・?

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