岡見、一世一代の大勝負【UFC134レビュー】


アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ def. ブレンダン・シャウブ
大歓声を背に受けての入場シーンは、いつもにもましてノゲイラが「御大」「顔役」であることを確認させてくれる。何度かピンチに陥りながらも、面目を保つまさかのノックアウト逆転勝利はまるで筋書きがあったかのような鮮やかさ。ノゲイラが大きな父親のようにブラジルを背負うことで、巨大なパワーを身にまとったかのような印象、熱狂の客席が生み出した奇跡かおとぎ話のようにも見えた。ノゲイラはKOボーナスをとったとのこと。


マウリシオ・ショーグン def. フォレスト・グリフィン
コンディショニングが整えばショーグンが負ける相手ではないだろうとは思っていたが、こちらもブラジリアンヒートに煽られるような圧勝劇だった。なにもしていないのにフォレストが倒れてしまったようにすら見えた。ショーグンは連敗をこじらせたりしなくてよかった。


アンデウソン・シウバ def. 岡見勇信
リーチはアンデウソンの77.5(196センチ)に対して岡見72(182センチ)と表示されている。入場からコールを受けるまでの岡見、引き締まった良い表情をしている。立ち上がりは岡見がプレッシャーをかける。かけるのだが、向かい合って立っているだけで、アンデウソンに分析されているようで怖い。岡見、アンデウソンをケージにつめて、クリンチからのアッパーを連発。これは新しい。とりあえずスパイダーをしばらくの間、標本箱にピン留めにしてみせた。

しかし2Rにはいると、分析が終了したのか、アンデウソンがノーガード棒立ち&死の蜘蛛踊りを始める。こういう動きをさせちゃダメだとTK。え?ダンスを阻止すべきなの?何をどうすべきなの?ダンスを正面で見てしまう岡見。あるいは攻撃を悠然と見切られてしまう岡見。そしていつものように、後の先だか先の後だかわからないようなカウンターの猫パンチで岡見がストンストンと落とされる。ヒットした瞬間だけを見れば、なんでこんなに簡単に殴られてしまうんだという絵である。最後は首根っこを押さえての鉄槌という屈辱的な完敗に終わってしまった・・・

これは悔しい。やっぱりアンデウソンに好きなようにやられてしまった。マインドゲームを押しつけられた感があって腹が立つ。「腕一本差し出しても」という磯野トレーナーの言葉も、いまとなってはピント外れに響く。腕一本を差し出す暇なんてない・・・

アンデウソンの防衛戦の中では、見応えは十分あった試合だったとは思う。恥じることは何もない。

オクタゴンでの勝利者インタビューに,英語で答えるアンデウソン。おかしな男だ。アメリカではポルトガル語で通しているくせに、ブラジルで英語をしゃべってら。

しかし、あのアンデウソンムーブはどうしたらストップできるのだろうか・・・逃げるしかないのか、それともあれを超える不可思議な動きをぶつけるしかないのでは・・・


●WOWOW中継中、次回大会の山本KIDの欠場が高柳さんの口から明らかにされた。理由の説明はなかった。関係があるのかないのか、KID所属のマネジメント会社が解散したという報道があったばかりではある。

●勝利者インタビュアーのジョー・ローガンが今回は欠席、代役インタビュアーはケニー・フロリアンだった。緊張しているのか、普段からああいう顔なのか、表情が硬い。硬い表情のまま、通訳待ちの長い間をやりすごしている様子がシュールだった。

●UFCポストファイト・コンフェランスの映像を探しているのだが見つからない~!

●シャードッグで観戦できた「アンドレイ・アルロフスキー vs レイ・ロペス」(8月27日エリートXC)は3R、アルロフスキーのパウンドアウト勝利。試合はずばり退屈!




東日本大震災復興イベント「INOKI GENOME ~Super Stars Festival 2011~」(スポーツナビ)

ALL TOGETHER日本武道館決戦~32年ぶりメジャー団体合同興行速報観戦記まとめ(カクトウログ)

8.27 ALL TOGETHER・日本武道館大会速報まとめ(ブラックアイ2)

この辺のイベントもおいおい見ないとね。ALL TOGETHER は2大ブログのレポートを読んだだけで、なかなかにおなかいっぱいになった気もするんだけど。




あれから1年。山本小鉄さんとの思い出。(オルタナティブ・ブログ)
楽しいエッセイです。



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