Strikeforce World Grand Prix レビュー


Strikeforce World Grand Prix: Barnett vs Kharitonov(2011年9月10日)レビュー

ヘビー級グランプリ準決勝

五輪アマレス選手コーミエが普通にビッグフットを殴り倒してしまうアップセット。フラッシュダウンを繰り返し、なすすべもなくやられてしまったビッグフットを見ていると「でかいだけで、これといった取り柄はないよ」というジョシュの分析が妙に真実味を帯びてくる。同時に、ヒョードルはこんなにアゴの弱い男に負けたのかという感慨もわき起こってくる。まあ、そうはいっても、日本での試合を含め、ビッグフットの試合はかなり見てきたが、こんなにクリーンにKOされた姿は見たことがないので、ここは素直に、コーミエの成長に刮目すべきなのだろう。ジョシュはいつもどおり、ハリトーノフを押し倒し、時間をかけて安全に肩固めで切って捨ててみせた。決勝は「ジョシュ vs コーミエ」となった。やはりトーナメントでは、コーミエのようなリザーバがチャンスをつかむものである。


ルーク・ロックホールド def ホナウド・ジャカレイ

1Rのジャカレイの猛攻はすさまじかった。ロックホールドをケージに押しつけ、アリ地獄に引きずり込むかのように執拗にテイクダウンを試みながら、抵抗するロックホールドに細かいパンチを浴びせ続けていた。まるで戦場全体がジャカレイの身体とオーラに覆い尽くされている感じ、防戦一方のロックホールドは、この場にいることが似つかわしくないような、弱々しい草食系に見えた。しかし2R以降は、ずっとスタンドの展開が続く。長いリーチのロックホールドがプレッシャーをかけ続け、徐々にペースを奪う。ジャカレイは終盤に力を温存しているのかとも見えたが、結局最後まで、ロックホールドがスタンド戦のコントロールを強め続けた。初の5R戦でも全く疲れたそぶりを見せないロックホールドのコンディションが素晴らしかった。


パット・ヒーリー def マキシモ・ブランコ

マキシモの柔らかいヘッドムーブメント、楽しそうにアッパーやフックで踊りながら襲いかかるような打撃はとても魅力的で、顔面を真っ赤にしたヒーリーは対応するだけで精一杯にも見えたが、いったんグラウンドに移行すると、マキシモはあっさりと動きを止められてしまっていた。最後は片腕を殺されてのバックチョーク。日本では誰にも止められないように見えたマキシモだが、あんな永田さんのような技にわかりやすく絡め取られてしまうとは・・・

ヒーリー、ロックホールド、コーミエといった、少し前なら「チャレンジャーズ」大会のメインを飾っていたような、いわばストライクフォース生え抜きの選手が、ストライクフォース存続の最後の最後になって台頭してきた印象だ。新しい雇い主で良いポジションを取れると良いのだが・・・

それと、僕の見た映像に限界があるのではっきりしたことは分からないのだが、せっかくの華やかなグランプリなのに、なんだか会場が寒々としていたかのような・・・何がどう変わったわけでもないのだろうに、どことなくマイナープロモーション的な雰囲気が感じ取れてしまったことにはぞっとした。




IGF 8.27両国大会レビュー

●IGFで見かけるK-1ファイターたちは、どうして全員、どこかしらうっすらと偽物っぽく見えるんだろう?K-1の試合をフジテレビで見ているときと比べて、全部少しづつ、顔が違うのだ。顔つきがこわばっているというのか、はれぼったいというのか、いってみれば、バンナ本人というより、良くできたバンナの着ぐるみのように見えるのが不思議だ。プロレスラーだから、接待等も仕事のうちだったりして、だから寝不足だったり二日酔いだったりするということなのだろうか?あるいは、K-1とかが無くて、トレーニングで追い込んだりしていないときには、彼らは普段ああいう顔で歩いていると言うことなのか。

●藤田の試合は、やはり鈴川に比べれば、バンナを投げたり倒したりして、芸達者には見えた。身体も見た目には衰えを感じさせることはなかった。だからどうということもないのだが、まあ、見栄えはするなあと。それにしても藤田って,普段はなにをしている人なんだろう。アメリカ在住だというが、そんな簡単にアメリカに移住ってできるのか?

●モンターニャの暴走が素晴らしかった。いまどき、レフリーも若手も全部ぶっ飛ばして暴走するのがこんなに似合う人は、まことに得難い。そりゃあこんな人が暴れ出したら、誰も止められないということにウソはない。

●シン・ブッチャーとの軽い立ち回りのあと(立ち回りといっても、リングにすら上がれないブッチャーのために場外に降りて、ナックルパートを数発出しただけだが)、マイクを取った猪木のしゃべりが、早くも著しく息切れしていたのにはショックを受けた。
それから、メインイベントでベルトを防衛したバンナに対し、マイクを取った猪木の開口一番にもおどろいた。ちょうど、「ミュージックステーション」でタモリが出演者に、まるで心ないようすで「よろしくお願いしマース」を連発するのと同じ口調で、「おめでとうございマース」とポツリとつぶやいたのだ。ハイテンションで「バカヤロー」とか言うのかなと構えていたので、会場も吹いていた。せっかく作った2億円ベルトの行方にはそんなに興味ないか、猪木。夜も更けて、もう、おねむだったのか、猪木。




RENAまさかの敗戦、女王・神村エリカ戦前に暗雲=シュートボクシング(スポーツナビ)
なな、なんと・・・

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