K-1南京大会の噂 / UFCファンの必要経費

ストライクフォースが(つまり、ズッファが)、12月17日サンディエゴでの「ストライクフォース:メレンデス vs. マスビダル」開催を正式に発表した。この大会ではこのほか、「クリスチャン・サイボーグ vs HIROKO」のいきなりの女子フェザー級戦、1月に映画公開が決まったジナ・カラーノ復帰戦なども行われる。

メレンデスについてはダナ・ホワイトが早期のUFC移籍を示唆していた。またホワイトは、今後もストライクフォースを維持していくのかどうかについては、米ショウタイム次第であるとし、ショウタイムの決断を急がせるような発言も見られた。他方で、前回の「バーネット vs ハリトーノフ」大会ではプロモーション活動を全く行わないなど、ショウタイムを見殺しにするような扱いも見られた。

12月大会がまたしても寒々しい大会の強行を意味するのか、来年以降もストライクフォースは存続するのか、詳細は不明であるが、何かが決まったからこその、メレンデスの当面のストライクフォース残留のアナウンスであったように推察される。

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BloodyElbow が、K-1 World GP 南京大会(10月29日)は本当に行われるのだろうかと疑問を呈している。この記事によると、先月、南京大会がアナウンスされた際には、参加16選手のうち11名が発表され、その後さらに3選手が明らかにされた。さたに、It's Showtime がコ・プロモートすることも明らかにされた。

しかしその後聞こえてくるのは、小さな亀裂ばかりである。

まず、9月29日付のバダハリ引退についてのリリースの中で、 It's Showtime が「ワールドGPが行われるかどうかは、K1が未払い金を支払いことが出来るかどうかにかかっている。もし支払いが行われなければ、バダハリのキックボクシングは1月28日の試合が最終となる」と述べている。

先週末にはタイロン・スポーンが、いまだに昨年のワールドGPのファイトマネーを受け取っていないことを明らかにした。

K1ではこれらのコメントに反応していない。実際、先月の南京大会発表以来、K1は沈黙を守り続けている。

噂されているカードは次の通りだそうだ。ハリ、マヌーフ、カラケスら、It's Showtime の選手も多数参戦する。この噂と、K1の当初発表とを比べると、スポーンの名前が落ち、ピーター・アーツの名前が追加されているのが目立つ。

ジャビット・バイラミ vs. ダニエル・ギタ

ヘスディ・カラケス vs. エロール・ジマーマン

ベン・エドワーズ vs. シング“心”ジャディブ

ムラッド・ボウジディ vs. 京太郎

ピーター・アーツ vs. メルウ?ィン・マヌーフ

セルゲイ・ラシェンコ vs. リコ・ウ?ァーホーベン

バダ・ハリ vs. アンダーソン“ブラドック”シウバ

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「ある意味スマート、レナード・ガルシア」という記事がESPNにあった。これは僕も全く同感である。やっぱり、やりすぎはいかんですよ。興ざめだ。

レナード・ガルシアがケージにあがると、人によってまるで違う試合を見ることになる。ぐんぐん前進しながら殴りかかっていくガルシアを見て、「なんたる死闘!」と感激する人と、だらしないパンチをみて「こりゃ見ておれん」となる人である。「さあ来た!」という見方と、「また来たよ」という見方に分かれる。

・・・週末の試合もそうだった。試合序盤にガルシアは、右耳の後ろを打たれ、その後左右の足の長さが15センチくらい違うような感覚で戦っていた。身体が痛めつけられると、ガルシアの脳みそではスイッチが入り、ナム・ファンの存在を消してやるというモードに入ってしまう。こうなるとどんなに注意をされてもどこ吹く風、ガルシアは大砲を撃ちながら前進するばかりとなる・・・もっとも緩くて陳腐な意味において、試合はWARの様相を呈する。

ここ9戦で5敗を喫しているガルシアが、もっとスマートな戦い方を覚えることはないのだろうか。おそらくないのだろう。ただ、スマートとはどういう意味だ?

充実したラインアップだったUFC136で、ガルシアはまたしても Fight of the Night を獲得、7万5千ドルを持ち帰った。過去6戦で4回目のボーナスである。あのコリアン・ゾンビ戦はファイト・オブ・ジ・イヤーとも呼ばれた。緩くて身を投げ出すようなファイトスタイルは、ビジネス的にはこの上なくスマートなスタイルなのである。まるで技術の裏付けのないクリス・ライトルである。

負けが込みつつあるガルシアをリリースするか否かと聞かれたダナ・ホワイトは記者に対して、そうして欲しい奴は手を挙げてみろと言った。誰も手を挙げなかった。アーロン・シンプソンに判定負けして連敗となったエリック・シェイファーのことも、こんな風に投票してやればいいのにと思った。ガルシアはリリースされない。ガルシアは、次の試合にはもっと技術を磨いてくると語った。こっちだって、そんなことを信じるほど愚かじゃない。というか、もはや彼にとってもそんなことをするのは賢くない。

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What Does It Really Cost to Be a UFC Fan? (Ben Fowlkes, MMA Fighting) 抄訳

UFCのPPV、ケーブルテレビでの大会中継、リアリティショーなどを全部見るためにハードコアファンが費やすお金と時間はどれくらいになるのだろう。

とりあえず、PPVについてみてみると、UFCでは2011年にPPVイベントを16回開催した。値段は1回50ドルとする。もしあなたが、1人で家にいて、友達もMMAマニア仲間も誰も来てくれないのだとしたら、それだけで年間800ドルの支出である。もちろんこれに加えて、スパイクTVやヴァーサスを見るためのケーブルテレビ費用や、フェイスブックの中継を見るためのネット接続費用が必要となる。

現実的に言って、全部のPPVを1人で見るという人は少ないだろうから、ここでは毎回、4人でPPVをシェアするものだと仮定しよう。すると一人あたりの負担は、1回12.5ドル、年200ドルとなる。ただし、飲み物やスナック、カーペットのクリーニング代などは含んでいない。

それでも少額だとはいえないが、コーヒーやジャンクフードでも、年間でそれくらいの金額ならいってしまいそうではあるので、ものすごく高いと言うほどでもないかもしれない。

他の娯楽と比べてみよう。アメリカでは新作映画の観賞に平均8ドルかかる。200ドルあれば、新作映画が25本見れることになる。あるいは、月に18ドル払えば、NetfixでDVDが借り放題となる。ないしは、平均的に言えば、プロ野球なら8回、フットボールなら4回、見に行けることになる。

時間の面ではどうだろう。PPVは平均3時間、16大会見ると48時間費やすことになる。われわれは丸2日間、大人が殴り合っているところを見ていることになる。

これに、ファイトナイトなどのライブイベントが約21時間、2シーズン分のTUFが約22時間、PPV前にはいつもプレリミナリーカード中継が1時間、これらを加えると、2011年にあなたは全部で107時間のUFCを見ることになる。ほとんど4日半である。フェイスブック中継やカウントダウン番組は入れていない。

しかし、この数字は他のスポーツに比べ極端に多いわけではない。フットボールの17週間のレギュラーシーズン中、日曜と月曜の夜に丸一試合を見る人は少なくない。1試合3時間として、年に204時間である。これに、プレイオフやスーパーボウルを加えると237時間、ほとんど10日である。これを、たった5ヶ月の間に見るのである。UFCは4日半を、年間を通じて消費する。ただしNFLはほとんどすべてが無料放送だ。

で、これが結局どういう意味なのかは、考え方次第だ。なんでも一人でやりたい孤独で熱心な格闘技ファンは、週末の3時間で、デートしたのと同じくらいのお金を使っていると考えた方が良い。他方で、仲間がいるのだとしたら、お金のことはそんなに気にしなくて良いかもしれない。なんにせよ、来年はもっとお金と時間がかかることになるつもりでいるほうがいいだろうね。

>PPVだけで年間800ドル・・・ここが日本では月2500円、年3万円のWOWOWで済んでしまうので、いちいち友達と集まって見なくても生きていけるわけである。なんか、日本人で良かったとか・・・

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チェ・ホンマンが一般女性を暴行か、韓国警察で取り調べ受ける(ライブドアスポーツ)

【リングス】来年3月に復活第一弾興行が決定、選抜大会「バトルジェネシス」も再開(ライブドアニュース)

「今、他団体でやっているバーリー・トゥードルールは、サッカーボールキックや踏み付けがあり、変にバイオレンス(暴力的)な方向に走っている。選手たちに余計なダメージや損傷を与えて、才能ある選手や選手寿命を縮めるのはいかがなものか。自分たちはサッカーボールキックや四点ポジションでのヒザ蹴りを禁止したい」

おお、このニュースはたぶん見落としていたかも。多くの団体がサッカーボールや踏みつけに走っているかのような現状認識は単に間違っていると思うが、今の時代に前田がどんなルールを提示してくるのかにはとても興味がある。前田はRINGSで、プロレスとMMAの架け橋となるルールをデザインし、それに耐えるタレントをそろえ、しかもビジネスとして成立させていたという経営者なのである。

アウトサイダー的なものに冷たいご時世に、上部階層に舞台を作って世間に問うていくことになる。つまらないケチがついたりしなければいいが・・・

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