ミルコとヴァンダレイの、目指せクートゥア!


この週末にロイ・ネルソン戦が迫ったミルコ・クロコップのインタビューが Yahoo! Sports に。

いまのところは、この試合が最後の試合になるとは思っていない。ロイ・ネルソンには勝つつもりだ。自分はいまだにクロコップのままだし、勝利のために戦っている。2連敗した自分を生き埋めにしたヤツらに、墓から甦ることが出来ることを見せつけてやる。

3連敗はしない。勝たないとUFCに残れないことは分かってる。勝つしかない。ネルソンを甘く見ているわけじゃない。ヤツにはワイルドなフックがあるし、鉄のアゴも持っている。でも勝つのは自分だ。負けて皆さんの時間を無駄にしたりはしない。


来年の6月で、格闘技を始めて20年になる。最初はクロアチアのボクシングトーナメントだった。もっとも、10歳くらいから、ジムやガレージで、ボクシングやキックをやっていたけどね。格闘技が好きなんだ。世界一気持ちが良いのは、ハードなワークアウト、シャワー、そしてプロテインシェイクなのさ。これが自分の人生なんだよ。格闘技から全てをもらった。カネの問題じゃない。どう人生を生きるかという問題なんだ。もちろん、アホじゃないからタダでは戦わないが、大切なのは勝つことなんだ。

監獄で長年過ごした人は、釈放されてもどうしたらいいか分からないと言われているが、自分ももし引退したら、一体何をすればいいのか、どうやって時間を潰したらいいのか、分からないと思う。引退が怖い。引退後のことは考えなければならない。でもいまは、体調も良いし、ハードな練習も出来る。まだ年寄りではない証拠だろう。人によっては30歳でも老けている。ランディ・クートゥアは50才近くになっても老けていない。今の自分は老けていない。老けたと感じたら、引退するよ。

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UFC139でカン・リーと戦うヴァンダレイ・シウバのインタビューがESPNにあった。

いま病院から帰ってきた。あらゆる検査をしたけど、医者からあと20年は戦えますねとお墨付きをもらったよ! 今は本当に調子が良い。クートゥアの上を行ってやろうと思う。クートゥアは48で引退した。自分はまだ35だ。

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低下傾向のUFCのPPV販売数(データはこちらに)について、デイブ・メルツァー記者とルーク・トーマス記者が MMA Nation で議論している。



L UFC136「エドガー vs メイナード」大会のPPV販売実績25万件というのは、UFCのPPVの新しい下限値ではないでしょうか。

D これまでは、下限値は35万程度かと思っていたので、下限値自体が下がってきている感じだね。

L 25万件程度で実際のところ、UFCには利益は出ているんでしょうか。それに今年のUFCには100万件超えの大会もありません。

D そこは大丈夫、25万件でも利益は出ている。今年に関して言えば、UFCは災難続きだった。「ソネン vs アンデウソン・シウバ」「ラシャド vs ジョン・ジョーンズ」「GSP vs ディアズ」「レスナー vs JDS」など、計画していたビッグマッチがことごとく流れた。「ベラスケス vs JDS」はFOX放送に回された。「レスナー vs ミア」戦という話もあったが、結局レスナーは一度も出場していない。これだけ災難が続くと、去年よりも全体的に数字が落ちても仕方ない面はある。

しかし、今回の25万件というのは、これまでの数字の出方からしても、うんと低いので心配だ。PPV販売件数を予測するときにはいつも、結果的に保守的すぎたかなと思っていたものだが、突然ここに来て、私の予想が現実よりうんと高くなってしまっている。なにか、下支えが崩れてきているような気がする。今年、100万件超えが無かったということより、そちらの方が問題だ。

L FOXで放送される「ベラスケス vs JDS」に、視聴率のノルマのようなものはないのでしょうか。

D はっきりしたことは誰も何も言ってない。ただ、関係者であれば、キンボが出したCBSの数字には勝ちたいと思っているだろう。今回の放送は、実験的な面もあると思うし、広告枠はよく売れているらしいので心配ない。クルマやひげ剃りクリームのCMが流れることになっているので、大事なのは18-34歳の男性視聴者層の視聴率だろう。この層の数字を土曜の夜に稼ぐのは簡単なことではない。個人的には、視聴率が2.8%程度を切るようだとまずいのではないかと思う。それくらいは取ると思うのだが、こればかりはどうにもわからない。

L GSPがUFC137を欠場することになりましたが、そうするとこの大会のPPV販売数はどれくらいになると予想しますか

D 「ティト vs ラシャド」とか「フェイバー vs クルーズ」クラスの数字になるのではないかと思うので、27万5千~32万5千くらいではないだろうか。BJペンは対戦相手次第では数字を持っている人だが、今のところ、事前の盛り上がりはあまり感じない。GSPがいれば65万くらいは堅かったと思うので、GSP欠場は、件数で30万件、金額で850万ドル程度の損失につながったと思う。

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OneFCが今後のスケジュールをアナウンスしている。来年2月11日にジャカルタ、3月31日にシンガポール、4月27日にクアラルンプールで大会を行うそうだ。初回大会が9月上旬、その後は毎月アジア諸国を巡業するかのような印象を与えていたOne FCであるが、旗揚げ早々に小休止感はある。

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日沖発のUFCデビューがこの週末に迫っている。日沖は今、何を考えているのだろう。日米の違いをどう捉えているのだろう。これからのキャリアに、何を夢見ているのだろう。

そんな日本の切り札出陣にもかかわらず、日沖の情報はとても取りにくい。

一本だけネットで読んだインタビュー記事に書いてあったことは、日沖の毎日のトレーニングルーチンと、週何回指導しているかという情報がほとんどすべてであった。

それを知ったところで、日沖の試合を見る面白さや興味が増すものだろうか・・・

日沖が勝ったら、「東京の選手とは違って、直前まで指導をしていたのに、偉い!」とでも思えばいいのか?あるいは、日沖が負けたなら、やっぱり木曜日にはスパーリングよりもコンディショニングに取り組むべきだったのではないか・・・などと論じ合えばいいのだろうか・・・

ケニー・フロリアンが何を考えているかは、こんなによく知っているのに、日沖の考えは何も知らない。確かに、日沖の考えを広く伝えたところで、伝え手がどうやって儲けるんですかと言われたらわからない。ファンとしてはただひたすらに、もうちょっと情報が欲しいなあと途方に暮れるばかりだ。まあ、おそらく試合前に、Ariel Halewaniのビデオインタビューでも出てくるだろうから、それを待つしかない。5分くらいの映像でも、本人の声は聞けるし、ないよりはずっと近しく感じることが出来る。

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