ベラトール買収の背景と波及効果

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1月14日にリオデジャネイロでUFC142が開催されることが明らかになった。8月大会と同じ会場であるHSBC Arenaで行われる。またダナ・ホワイトは、ブラジル版TUFの製作が決定し、ブラジル国内の他、アメリカでもFuelチャンネルで放送する予定であることをあきらかにした

MMA FIghting が、UFC2月5日大会の日米同時開催案がキャンセルされたと報じた。UFC Japan は通常のPPV大会として行われる。記事には、ズッファと電通が、広くカバーするテレビ契約を確保したので、さらなるスポンサーシップの獲得や、トークショーでの盛り上がりなどを推し進めてゆく、と書いてある。

>1月はブラジル、2月には日本、そして3月にはスウェーデン大会の噂も報じられているから、UFCの世界進出もフルパワーである。ブラジル大会では「アンデウソン・シウバ vs チェール・ソネン」が来るだろうか・・・?

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シンガポールのOne FCが、アジアの17のプロモーターやジムとのパートナーシップ締結を発表した。提携先にはURCC (フィリピン)、Cage Fighting Championship (オーストラリア)、ROAD Fighting Championship (韓国)、DARE Fightsports (タイ)、Evolve Mixed Martial Arts (シンガポール)などが含まれており、DREAMとの提携も発表寸前になっているなどと報じられている。さらに23の団体とのパートナー締結を予定しているとのことで、日本を除くアジアのMMA選手の9割を傘下に収める見通しだという。

CEOのVictor Cui氏によると、One FC Network と呼ばれるこの提携構想では、傘下選手が傘下5団体のどの大会にも参加できるようにすることで、試合機会を保証するという。2012年には5団体合計で35大会の開催が見込まれているという。また、傘下の選手やジムは、One FCが確保したスポンサーにアクセスすることが出来るようになるのだという。

>DREAMにとって、いますぐメリットを取れるような提携話ではなさそうに思うが、かといって、乗るんだったらあんまり乗り遅れたくもないような・・・ちょっと構想先行な感じもあるが、どうなんだろう・・・

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米メディアグループのバイアコムがベラトールを買収したことに関する評価と見通しを紹介。

MMA Nation

バイアコムがベラトールのオーナーシップを握ったというニュースは、このスポーツにとってすばらしいニュースである。スパイクTVやMTVの親会社であるバイアコムは、資金力十分のメディアグループで、パラマウント映画やCBS、ショウタイムの共同オーナでもある。

世界第4位のスポーツ・コングロマリットがMMAに投資すると言うことは、このスポーツは当面安泰だと言うことだ。

スパイクTVとUFCとの6年間の関係を経て、バイアコムはMMAの値打ちを良く理解している。ビヨン・レブニーは、長期的展望を持って、辛抱強く運営を続けてきたが、そのことが正解であったことが証明された・・・ファンにとっても、スパイクTVで良質のMMA中継を楽しむことが出来ることになる。

レスリング・オブザーバ10月31日号

ベラトールがスパイクで放送されるのではないかという噂は、ここ数ヶ月流れていたが、問題は、ヘッジファンドが出資するベラトールが、来年・再来年までサバイバル出来るだろうかという点にあった。ベラトールCEOのビヨン・レブニーは、会社は今年、キャッシュフローではトントンで運営していると述べていた。ベラトールはこれで世界第2のMMAプロモーションの座を堅持することになりそうだ。

ベラトールは今後とも、年に2シーズンを行い、各シーズンで4階級のトーナメントを実施するという方針で運営される。トーナメントの勝者のみが、タイトルマッチに臨むことが出来る。レブニーは、ベラトールでタイトルを取りたければ、まずはトーナメントを勝ち抜かなければならないととしており、「タイトルマッチは勝ち取るもので、与えられるものではない」というスローガンを打ち出している。これはUFCを始め、ボクシングを含む格闘技プロモーションで、タイトルマッチが営業的観点から組まれる事への差別化になっている。

・・・スパイクは2013年まで、ベラトールを放送することが出来ない。年末で切れるUFCとスパイクとの3年契約によると、契約が更新されない場合、スパイクは1年間、他団体を放送してはならないとされているからである。この条項を回避する形で、スパイクではベラトールの前座試合をウェブでストリーム放送している。そのような行為は、1年間の協業阻止の精神に違反しているとUFCでは見ている。スパイクは2012年、UFCおよびPRIDEのビデオライブラリを放送できる。

バイアコムの出資と、スパイクでの放送により、ベラトールではよりレベルの高い選手の獲得に乗り出すことが出来そうだ。トップファイターの大半はズッファと契約しているが、ズッファに不満を持つ選手にとってのいい交渉相手にはなりそうだ。ただストライクフォースとは違い、厳しいスケジュールでトーナメントをこなさなければならない運営スタイルは、名のあるベテラン選手には厳しい選択となるだろう・・・

・・・テレビ局がプロモーションのオーナーになった例としては、WCWがある。WCWは視聴率は悪くなかったが、財務的な理由で崩壊した。今年にはいって、ROHがSinclair Broadcastingに買収された。最近では複数の放送局がUFCのオーナーシップを買収しようと試みたが、UFCではオファーを拒否している。日本では、テレビ朝日が新日本プロレスの、日本テレビが全日本プロレスの株式を保有していたことがある。

CEOビヨン・レブニーのインタビュー。Sherdog

ベラトールにとって、MMAにとって、素晴らしいニュースだ。地球上でもっともパワフルで、革新的なエンターテインメントグループが、「われわれはMMAを信じているよ。未来は明るいし、ファンとのつながりも強い」として、このスポーツに長期的に取り組んでくれる。世界のほとんどの国で、計6億人にリーチ出来るんだよ。

自分はビッグファイト乱発は好きじゃないんだ。無理に作り出そうとは思わない。チャンピオンがベルトを掛けずに戦うのも好きじゃない。ベラトールでチャンピオンになりたければ、トーナメントを勝ち抜いてもらうしかないんだ。ということは、タイトルマッチやビッグマッチを増やそうと思ったら、トーナメントの数を増やすしかないね。ミニトーナメントの実施についても考えていない。もっとも女子格闘技については、各階級の選手層を考えると、それも良いかなとは思っている。

女子格については、今後ますますプッシュするかどうかはわからないが、これまで通りの力を注いでいきたい。ただ、なんにせよ、誰かを持ち上げるようなことはしないよ。要するに勝ち進んでもらうしかないんだ。

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ヴィーが長野美香とビジュアル対決?(日刊スポーツ)

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