ジョーンズ公開殺人【UFC140レビュー】


コリアン・ゾンビ def マーク・ホーミニック

レナード・ガルシアとの「ファイト・オブ・ザ・センチュリー」と言われる激闘、ツイスター決着、そして今回の最速KOと、ゾンビのやることなすこと、次から次へと神がかっていて、いちいち賑やかで楽しみな人だ。ただ、ハーブ・ディーンさんはこの頃ちょっと、ストップが早めだ。


フランク・ミア def ホドリゴ・ノゲイラ

ミアはすでにノゲイラには完勝しており、今回は負けたら損をするだけの、うまみのない試合とも思われた。試合は意外にも、前回ミアが圧倒したスタンドで、今回はノゲイラが圧倒する。ふらふらと倒れ込んだミアを、得意のグラウンドゲームで仕留めようとするノゲイラを、さらに意外なことにミアが返り討ちに切って落とした。手足をバラバラにしてやるという古典的な脅し文句があるが、さすがヘビー級のサブミッション、文字通り本当にノゲイラがバラバラになってしまうのかとびっくりした。SICK。ミア目線で見れば、終わってみればうまみがないどころか、恐ろしさをこの上なくアピールする結果となった。


ジョン・ジョーンズ def リョート・マチダ

1R、まるでチャンバラか古武道のような間合い、静かににらみ合っていたと思ったら、稲妻のように接近して鋭く斬り合う。それも、両者ヌルヌルしているかのようにうまく切れない斬り合いだ。トリッキーな達人同士の居合いにも見える。

2R、ジョーンズが悪意に満ちたヒジでリョートの額を切った後は、あっという間の殺人劇だった。とにかくスピードが異常だし、素人目には一見何をしているのかわからない、しかし非常にひどいことを明確な意図を持って行っているわけで、ジョーンズの動きはアスレティックと言うよりは、犯罪者的でサイコにすら見える。フィニッシュもチョークというよりあれは絞殺。技を解かれたリョートが、白目をむいて崩れ落ちるシーンだけが無造作に投げ出され、テレビの前の自分も、満員の会場も、どう受け取るべきなのか、一瞬戸惑うばかりである。

ジョーンズ今年、ライアン・ベイダー、マウリシオ・ショーグン、クイントン・ジャクソン、リョート・マチダを下して4勝、元王者が3人。早くも残っているのはラシャドとダンヘンくらいなものだ。後になればなるほど、無惨なやられ方をするだけではないかという気もしないでもない。


ポストファイト・カンフェランス映像(UFC公式サイト)より。

ジョーンズ

リョートのような選手は初めてで、1R目は戸惑った。2Rにエルボーでカットさせた後は、必ず勝てると確信した。

(あごが弱いのでは、という評価を覆しましたね)打たれ強さがあることもわかっただろ。練習と試合は違うんだ。パニックにならないことが大事だね。

リョートのようなトリッキーなサウスポーを倒せたことは、自分でも大きな成長だと思う。

(ダナ)ジョーンズはこの体格なら、ヘビー級でもやっていけるだろう。



ミア

ノゲイラはけしてタップしないと思ったので、深呼吸した後、あんなふうにフィニッシュさせたんだ。



(記者)オーフレイムがレスナー戦を欠場するとの噂が報道陣で流れています

(ダナ)どこで聞いたんだ?リョートが病気だという噂もあったな。そういう話は聞いていない。



@JoshGrossESPN のツイート

ホワイトは否定しているが、アリスターは月曜日のネバダ州コミッションの議題にあがっている。試合前の薬物検査関連ではないかとの噂もある




●ホドリゴ・ノゲイラはレントゲン写真で診断したところ腕の骨折が認められたそうだ。肩とヒジにも負傷があり、手術が必要だとのレポートもあるそうだ。

●ダナ・ホワイトがフライ級の創設をアナウンス。4人参加のミニトーナメントで初代王者を決定する。マッチアップは「イアン・マッコール vs. デミトリアス・ジョンソン」「漆谷康宏 vs. ジョセフ・ベナビデス」。漆谷康宏 はUFC初登場。未発表の3月3日大会で開催。この大会はシドニーで行われるものと見られている。

コリアン・ゾンビの7秒KOは、2009年にトッド・ダフィがティム・ヘイグを7秒でKOした最短時間記録のタイ記録となったが、さらに細かく言うとゾンビのKOは6.41秒、ダフィのKOは6.87秒だった。
2006年にデュエイン・ラドウィッグがジョナサン・グーレを事実上4秒でKOしたことがあったが、このときレフリーのヤマサキが試合を止めたのは8秒、さらにタイムキーパーが数秒遅れたため、公式記録は11秒となっているそうだ。

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レスリング・オブザーバ最新号によると、ベラトールが来年から、毎週金曜日の夜に放送することになり、2月にその一発目の特番が組まれる予定で、そこで「アルバレス vs 青木」が検討されているそうだ。アンダーカードには、先日ローブローでNCとなってしまったヘビー級トーナメント決勝戦のやり直し「チアゴ・サントス vs. エリック・プリンドル」、フェザー級タイトルマッチ「ジョー・ウォーレン vs. パット・カラン」なども予定されているという。

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猪木、DREAMとの対抗戦断念「無理に噛み合わせても仕方ない」(スポーツナビ)
ちょっと不思議な温度感の猪木発言。大きな亀裂の前兆でなければいいけれど。


メーン大毅戦視聴率14% 最高20%超(日刊スポーツ)

敗れたとはいえ、大毅の試合はおもしろかった。どんどんアスリートになっていくお兄ちゃんと弟に比べると、大毅の試合ぶりにはどこか、ニック・ディアズ的なでたらめさと色気が感じられて、なんだかかわいい。

解説の赤井は亀田興毅に敬語を使うし、鬼塚と佐藤も亀田家にネガティブなことは消して言わないし、放送席の飼い慣らされ方もますます半端ない。


「しゃべったら暴走してしまう!?」内柴事件に"犬猿の仲"石井慧がコメントしないワケ(日刊サイゾー)
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