ミゲール・トレスUFC復帰の背景

レスリング・オブザーバ1月2日号より、昨年(2010年12月1日~2011年11月30日)の業界統計。


最大観客動員興行(世界)
61,617 - 4/3 WWE WrestleMania Atlanta Georgia Dome; Rock appears; John Cena vs. The Miz; Undertaker vs. HHH
55,724 - 4/30 UFC 129 Toronto Rogers Centre Georges St. Pierre vs. Jake Shields
23,152 - 12/11/10 UFC 124 Montreal Bell Centre Georges St. Pierre vs. Josh Koscheck
22,153 - 11/20 Moscow, Russia Olympic Stadium Fedor Emelianenko vs. Jeff Monson
20,000 - 1/6 CMLL Boca del Rio Baseball Stadium Mistico & La Mascara & El Hijo del Fantasma vs. Averno & Mephisto & Olimpico


PPV販売記録(北米)
1,410,000 - Manny Pacquiao vs. Juan Manuel Marquez
1,250,000 - Floyd Mayweather Jr. vs. Victor Ortiz
1,100,000 - Manny Pacquiao vs. Shane Mosley
800,000 - UFC 129 (St. Pierre vs. Shields)
785,000 - UFC 124 (St. Pierre vs. Koscheck)


入場料収入(北米)
$12,075,000 - UFC 129 4/30 Toronto Rogers Centre Georges St. Pierre vs. Jake Shields
$6,268,391 - WWE WrestleMania 4/2 Atlanta Georgia Dome Rock appears; John Cena vs. The Miz; Undertaker vs. HHH
$4,603,000 - UFC 124 12/11/10 Montreal Georges St. Pierre vs. Josh Koscheck
$3,926,800 - UFC 137 Las Vegas Mandalay Bay Events Center B.J. Penn vs. Nick Diaz (tickets were all sold for Georges St. Pierre vs. Nick Diaz)
$3,650,825 - UFC 126 2/5 Las Vegas Mandalay Bay Events Center Anderson Silva vs. Vitor Belfort


UFC PPV売り上げ
年度 - 大会数 - 合計 - 平均
2007 10 4,660,000 466,000
2008 13 6,885,000 530,000
2009 13 7,755,000 595,000
2010 15 8,970,000 598,000
2011 15 5,950,000 397,000


UFC 入場料収入(北米)
年度 - 大会数 - 合計 - 平均
2007 10 $26,700,350 $2,670,035
2008 10 $32,857,231 $3,285,723
2009 11 $34,005,156 $3,091,378
2010 14 $40,841,459 $2,917,247
2011 14 $43,839,517 $3,131,394


Google検索ワード(北米)
( )内は昨年順位
1. Manny Pacquiao (3)
2. The Rock (23)
3. John Cena (1)
4. Randy Savage (–)
5. Floyd Mayweather Jr. (5)
6. Mike Tyson (–)
7. Georges St. Pierre (4)
8. C.M. Punk (–)
9. Anderson Silva (6)
10. Jon Jones (-)


Google検索ワード(世界)
( )内は昨年順位
1. John Cena (1)
2. Georges St. Pierre (2)
3. The Rock (--)
4. Manny Pacquiao (7)
5. Anderson Silva (10)
6. Randy Orton (6)
7. Sin Cara (–)
8. Rey Mysterio (3)
9. Batista (5)
10. C.M. Punk (--)

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ウエイインでのブロック・レスナーは言葉少なく不機嫌だったという。

UFC141大会前記者会見でダナ・ホワイトが、ミゲール・トレスのUFC復帰をアナウンスした。トレスは3週間前に、レイプに関するツイートが不適切だったとして解雇されていた。トレスは、地元のレイプ問題対策センターに寄付をしたり、ボランティア活動をしたり、感受性トレーニングを受講するなどしたという。

ダナ・ホワイト「ソーシャルメディアは現実なんだ。避けることの出来ない未来だ。これからますます大きな存在になっていく。ものを言えばいつでも、傷つく人や反対する人がいるものだ・・・いろんな事が起きるし、時の勢いでいろんな事を言う人も出てくる。これからも何かが起きることはあるだろう。ただ、自宅のカウチでチップスを食べながらツイッターをするときには、自分の発言に十分に自覚を持ってほしい」

MMA Fighting によるダナ・ホワイトのビデオインタビューより

Q なぜミゲール・トレスを復帰させたのですか

トレスのマネージャから連絡があって、お目にかかれませんかと言うから、秘書にミーティングをセットさせた。昨日ヤツはやってきた。話をするのはあれ以来だったが、トレスはシカゴの5カ所のレイプセンターに寄付をし、セミナーを受けたと報告してくれた。トレスにとってもつらい経験だったろう。誰しも間違いはやらかすが、トレスは立派に名誉回復の努力した。ぶち切れたり、他人のせいにしたり、陰謀説を唱えたりする人は多いが、トレスはそんなことは一度もしなかった。見上げたものだと思ったし、トレスが今回の失敗からよく学んでくれたことがわかったんだ。

Q いろいろ批判するむきもありそうですが。

人はいろんなことを言うものだ。トレスを解雇したときにも批判された。復帰させてもまた批判されるのだろう。トレス復帰に関してはファンの声も気にしないし、あんたら記者が何を書いても気にしない。自分は自分のやりたいようにやる。解雇したときも、復帰させた今も、正しいことをしているつもりだ。

Q トレスは解雇前と同じポジションからのスタートになりますか。それとも1からやり直しですか。

ファイターとしては同じ立ち位置で続けてもらう。いいか、こちらから、こういうことをしたらUFCにもどしてやる、と言った訳じゃないんだぞ。トレスは自主的にやったんだ。


Q ジョン・フィッチの存在がまるで見落とされているように見えます。フィッチも、声が大きい人しか売り出されないなら、プロレスと同じだと不満を述べています。

まず、声が大きい人の代表選手チェール・ソネンは確かにおしゃべりだが、言ったことを本当にやっているだろう。あんな風にアンデウソン・シウバと戦った男はUFC史上ほかに誰もいないんだ。エキサイティングな試合を有言実行してくれる。
夜眠れないときにはフィッチの試合を見れば眠れると、みんなが言っている。フィッチの試合に興奮したという人には出会ったことがないんだ。フィッチは少し、素直になって、現実を直視した方がいい。



AKAのコーチ、デイブ・カマリロ (MMA Mania)

われわれにとっては、勝利がもっとも重要なことで、勝ち方は二の次だ。ジョンはすごい選手で、努力が天才に勝ることを体現している。すごくスピーディなわけでも、派手なわけでもない。ステロイドも使わない。愚直なハードワーカーなんだ。フィッチを批判するファンはMMAを分かっていない。だからそんな意見は気にしない。



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ここ6戦で5勝と実は絶好調、アレクサンダー・グスタフソン(24)と対戦するウラジミール・マチュシェンコ(40)。MMA Fighting.

この階級は層が厚くて、いい選手がたくさんいる。自分が来月、チャンピオンになるなどと冗談を言うつもりはない。そうなるとしても、長い時間がかかるだろう。でも、可能性はあるんだ。

まずは目の前の試合をひとつづつだ。単純に、今の目標は、計量にパスして、試合に出ることだ。

ガタイが良くて力があるだけではいい選手とは言えない。いい選手はスピーディでアスレティックだ。良く動けるように練習しておかないといけない。ぼおっと立っていちゃダメなんだ。あらゆる事は変化しているし、自分はその変化について行っている。いつも準備しているんだ。学ぶことはたくさんある。そのおかげで、やり続けられる。変化が好きなんだ。同じ事の繰り返しだと続けられない。


ちなみに、マチュシェンコのニックネームは「ジャニター」(用務員)。まだティーンエージャーだったマチュシェンコはアマレスの国際戦で、みずからマットの掃除をしていた。そんなマチュシェンコに負けたケビン・ジャクソンが、チームメイトから「ジャニターに負けた男」とからかわれていたことに由来しているのだそうだ。

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レスリング・オブザーバ・ラジオでガイジン記者が「元気ですか!」を巡って対談。

BA 「元気ですか!」興行では、プロレスを含めていろんな試合が計17試合行われます。

JB ティム・シルビアにとって、自分から頼みもしない試合を組まれたのは、UFC離脱以来初めてだ(笑)。桜庭は良かったなと思う。彼が背負う肉体的な危険や負担はずっとましになる。

MMA部門のマッチメークはかなりいいのではないか。実際に意義深くて重要な試合が並んだ。「ヒョードル vs 石井」は悪くないし、「青木 vs 北岡」は正真正銘のMMA業界トップのグラップラーだし、アメリカのファンは川尻を見落としがちだが、チャド・メンデスやケニー・フロリアンに勝るとも劣らないタレントを持った選手だ。「高谷 vs リヨン」は25分間、世界標準ルールで行われる見応えのある試合である。メインカードは非常にまっとうで楽しみな試合だと思う。

DM  ただ、いろんな意味で、終わっているということには気がついた方がいい。「ヒョードル vs 石井」が地上波復活のきっかけになるかと見えたが、そうはならなかった。猪木と組んで地上波復活も目指したのだろうが、そうはならなかった。たくさんのお金を失う人が出るのではないか。まるでハウスショーでレッスルマニアをやるようなちぐはぐさは感じる。



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New Japan Pro-Wrestling hits 40 (The Japan Times)
英字紙ジャパンタイムスが珍しく、新日本プロレスのドーム大会に寄せた記事を掲載している。


ライトオンより総合格闘技UFCの日本大会を記念してコラボレーションアイテムを販売!(PR Times)
あしらわれたUFCロゴがなぜか公式のものではないので、気の毒なバッタモノ感が漂っている・・・ただ、アメリカ同様、衣料品メーカーが選手のスポンサーシップに乗り出すということなら、歓迎すべき動向なのかもしれない。






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