ダナ・ホワイトに健康不安説?


ブロック・レスナー、試合後の引退スピーチ

アリスターには脱帽した。トレーニングパートナーに、妻に、家族に感謝したい。ここ数年は病気のせいで厳しかった。オクタゴンで皆さんに会えるのはこれで最後になると、今ここで公式に申し上げる。皆さんありがとう。フェルティータ兄弟に感謝している。ブロック・レスナーは引退した。もし勝ってタイトルマッチをやることになったとしても、それが最後の試合になると。妻と子供には約束していた。



ダナ・ホワイト

(レスナーの試合ぶりについて)
ストライカーと戦うときに、射程距離にいてはいけないだろう。シングルをやりかけたけど、最後までやろうとしなかった。自分はコーチでも何でもないが、ああして打撃を当てられているくらいなら、どうしてテイクダウンをねらわないのかなと思った。

ダブルをねらうのも悪いアイデアではないだろう?ブロックにはスピードも爆発力もある。パワフルなレスラーなんだ。ダブルをやろうともせず、オーフレイムの距離の中にいたことにはショックを受けた。

ブロックは、「あばらが折れたと思う。折れたことがないんで、よく分からないが、これ以上の痛さはありえないだろう」と言っていたよ。

(レスナー引退について)
どうするつもりなんだろうな。特に驚きはしなかった。ヤツは十分金も稼いだし、すでにたくさんのことを成し遂げた。

引退したいというなら、あくまでヤツ自身の問題だ。このスポーツは、棒切れでボールを打つのとは訳が違う。半端な気持ちで出来るものじゃない。終わったと思うなら終わりなんだ。

引退するなら、契約に従って引退してもらう。契約期間がどれくらい残っているのかは知らない。ブロックとは揉めたこともあったが、全体的にはいい関係を保ってきた。どうするか、これから話し合っていけばいい。何の問題もない。

(かねてから、アリスターはまともな相手と戦っていないと指摘していたことについて)
ここで皆さんの前で、自分は間違っていたと言わせてほしい。アリスターがUFCにくる前には、確かにそんなことも言ったし、今日の今日まで心の中ではそう思っていたし、今日はレスナーが勝つと思っていたんだ。全く間違っていたね。



アリスター・オーフレイム

変な話だが、昨日の夜、フィアンセに予告したとおりの結果になったよ。彼女に「まずはこうして、次にこうして、フィニッシュはボディキックだ」と言ってたんだ。ただラッキーだったのか戦略と言うべきか、何せ言ったとおりになったのでうれしいよ。

ブロックはどういう作戦だったんだろうね。ふつうは全力でラッシュしてくるよね。ブルファイトを仕掛けてくると言う先入観を持ちたくなくて、過去映像も見ないで来たんだけど、今日は何もしてこなかったね・・・

引退にはまだ早いんじゃないか。好き嫌いはあるだろうが、ブロックの試合には特別なものがあった。今やめるのは残念だし、まだまだ出来ることはあるだろう。



(出所)
Dana White on Brock Lesnar retirement and potential return to WWE: 'We'll figure it out' (MMA Mania)
Lesnar drops retirement bombshell on White (Dave Meltzer, Yahoo! Sports)
Overeem bullies the bully, sends Lesnar packing (Kevin Iole, Yahoo! Sports)


・ブロック・レスナーの引退はメインストリームメディアでも広く報じられており、たとえばWashingtonPost.comでは最も多く読まれたニュースになっている。アメリカでは大晦日のGoogle検索ワードでは、Brock Lesnarが1位、Torrie Wilsonが4位(今日のエントリの一番下を見よ)、Lesnar vs. Overeemが5位、 Diverticulitis(レスナーが患っていた病気の名前)が7位、 Alistair Overeemが9位、UFC 141が11位、Haywire (ジナ・カラーノの映画。カラーノはUFC141PPVに出演して映画のPRをしていた)が18位だった。

・CompuStrikeによると、ネイト・ディアズはドナルド・セラーニ戦で、304発のパンチを放ち、248発をヒットさせた。セラーニは151発を放ち、35発しかヒットしなかった。ラウンドごとのヒット数は、1Rが 97-5、2Rが65-7、3Rが86-23だった。

・「レスナー vs オーフレイム」試合前に、この試合を担当するレフリーのマリオ・ヤマサキがラジオショーで「ブロック・レスナーはすごくアグレッシブな選手なので、この試合はあっという間に終わるだろう。どちらが勝つかは知らないが、最初のラウンドで決まるだろう」などとコメント、担当レフリーの発言として適切性に疑問を呈する声が上がっている

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ゴールデングローリーの一部門 「Knock Out Investments (KOI) 」 社が、レスナー戦の前日に、アリスター・オーフレイムに対する訴訟を起こした。6月18日のファブリシオ・ヴェウドゥム戦のファイトマネーの30%にあたるコミッションを支払っていないとしている。訴えを受けたネバダ州の地方裁判所は、アリスターのレスナー戦のファイトマネー全額をいったん、ネバダ州コミッションに預託することとする旨の命令を出した。KOI側は、ファイトマネーを差し押さえるためにこのタイミングで提訴したことを明らかにしている。

ちなみに、訴状から明らかになったオーフレイムのファイトマネーは264,285ドルで、勝利ボーナスは121,428ドル、PPV販売1件ごとに2ドルのボーナスも受け取れる。これ以外に、100万ドルの契約金の分割払い、肖像権に対する支払いも受けられる事になっているという。

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UFC141について報じるYahoo Sports のKevin Iole記者による記事の中に、ダナ・ホワイトの健康問題を示唆したかのような記述が見られた。思い過ごしかもしれないし、表面化してこないかもしれないが、内情を知っている記者がわざわざこんな中途半端なことを書くのには、何か理由があるようにも思われる。

UFCは多額の投資を行ってブランドを育ててきたので、メインイベンターが去ったからといって、短期的にサバイバル出来ないと言うことはない。メディア向きキャラを持つダナ・ホワイト社長の存在も、スター選手の引退による穴を埋めてあまりある。

とはいえ、ホワイトも一人の人間に過ぎず、UFCの世界進出はホワイトにとって大きな負担となっている。ホワイトはワーカホリックでお馴染みだが、最近ではスローダウンの兆候が見られる。UFCではホワイトの負担を減らそうとしており、2012年にはこれまでのようにたくさんの記者会見には現れないかもしれない。



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