年間ベストバウトを考える


UFC145(3月24日モントリオール)で「ジョン・ジョーンズ vs ダン・ヘンダーソン」が実現するかもしれないとMMA Weeklyが報じている。ジョーンズは昨年のリョート戦のあと、しばらく休ませてくれと語っていたが、ここに来ておもむろに、休みは終わりだ、試合をさせろと言い始めたという設定になっている。UFC145は今のところ、メインイベントクラスの試合が未決定。「ゲイリー・メイナード vs クレイ・グイダ」が実現濃厚という噂が流れたこともあったが、続報は途絶えている。

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先週末ストライクフォース試合後記者会見でのキング・モーのコメント。モーはロレンツ・ラーキンをたこ殴りにしてTKO勝利を収めたが、長身女性レフリー、キム・ウィンズローのストップが遅かったことに不平たらたらであった。あわせてゲガール・ムサシのこともディすっている。

コミッションはウィンズローを何とかしてくれ。ひどいレフリーをつけて試合に放り込んでやってはどうか。

ウィンズローは事前にバックステージで、「Ow」とか「Ooh」とか「アウチ」と声を上げたら試合を止めると説明していた。ラーキンを殴りつけると、ヤツは「Oh」とか言ってた。だから俺は「レフリー?」って感じだった。レフリーの様子を見た上で、また殴り続けた。どうして止めないんだろうと思っていた。観客席からも「止めろ!」という叫び声がした。そしたら彼女がやっと飛び込んできたけど遅いよ。

(レフリーが、ラーキンに反撃の機会をあげたかったと説明しています)
パンチを食らったことがないからだろ。言うのは簡単だよ。

(ウィンズローはかつて、「サイボーグ vs ジャン・フィニー」戦でもストップが遅かったといわれています)
ウィンズローをサイボーグと戦わせればいい。で、ストップを遅くしてやれ。ジャン・フィニーはほとんど殺されていたよな。そろそろテーブルをひっくり返そう。俺がレフリーをしてやる。そして彼女のような仕事をしてやる。

(ムサシとの再戦の可能性について)
ヤツはMMA業界随一の退屈な男だ。ムサシをしばきあげてほしいか?あのカエル野郎には気の毒だが、やってやるよ。ただ、非常に退屈なので、あまり考えたくないんだ。退屈すぎるので、みんなでゲガール・ボイコット運動でもするか?


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ダナ・ホワイトがラジオ番組に出演し、ニューヨーク州でのMMA解禁が間近に迫っているとコメントしている。この件ばかりは、これまでなかなか断定的な発言をしてこなかったダナ・ホワイトであるが、「今年解禁されることになる。保証してやる」とまで語っている。マジソン・スクエアガーデン初進出については、「どんな状況でいつ実現するのかによるが、ジョン・ジョーンズ(ニューヨーク出身)を連れて行ければいいなと思う」としている。

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K1王者の自演乙が今夏にも総合デビュー(ニッカンスポーツ)

総合デビューと言うが、テレ東の深夜に放送していたMMAプロモーションで、自演乙はむかしふつうに総合やってたじゃないですか。当時からコスプレ入場的なことはやっていたし、日本人トップクラスの扱いでフィーチャーされていたし、実際けっこう勝っていたような記憶が・・・そのプロモーションの名前がどうしても思い出せなくて、シャードッグで長島の戦績を見るとどうやら「リアルリズム」という団体名になっていて、その名前を見てもまだピンとこないのだが、とにかく、「皇帝」「総統」的なキャラをまとったそのプロモーションの社長さん(たしかフット後藤似)や高須氏が解説席にいる番組だったのである。だからこの人がK-1に出てきたときに、K-1も出来るんだ・・・と、むしろ驚いたくらいだった。

とはいえ、今回「総合デビュー」と言い切って盛り上げていただくことは別にかまわない。あの番組、どうでもいいけど懐かしいねと言う趣旨の記事だと思っていただければ。

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当ブログではかつて、「年間ベストバウト」的な事を考えては、年末年始に記事にすることを習慣にしていた。それがなぜか昨年(2010年)は、これといった意図も考えもないまま、そのような記事を作成することなく、無意識に年末年始をやりすごしてしまった。そのことに気がついたのは、2011年の年末であった。

そして2011年のベストバウトも結局、考えたり記事にしたりする気分になれないでいる。

無理やりに考えれば何か書けるとは思うのだが、ベストバウトだろうがベストKOだろうが、要するにほとんど全部UFCになるだけのことだと思うのだ。たとえば下記にまとめた、UFC公式サイトを始めとする、米主要MMAメディアの2011年のアワード関連記事を参照しておけば、正直それでもう十分である。どの記事にもおおむね賛成だし、僕が考えたってそんなに違う内容になりそうにもない。だから、わざわざマイベストを決めようという気にならない。

僕はDREAMだって修斗だって見ているし、ベラトールの主要試合も押さえているつもりだし、中にはいい試合もあったと思うのだけれども、やっぱりUFCと比べてしまうと、及ばないと言えば及ばない。というか、公平に比べることが難しくなってきている。たとえば個人的には、MMAを午前中にさくっと見るというおかしな習慣すら、かなり身体に馴染んでしまったので、逆に夜の時間に延々と格闘技を見せられると、なんだか時間がもったいないような、何かがそぐわないような、ヘンな気分になったりする。それ以外にも、UFCルールでない試合がとても見づらいように感じてしまったり、マッチメークに対する感想や期待度もUFC流をスタンダードにおいて評価するようになってしまっていると感じる。

つまり、少なくとも僕の場合は、MMAに接するときの気分やイメージまで、UFCが基調になってしまっている。UFCのことは文句なく楽しんでいるし、毎週毎週大きな大会があって、追いかけるだけでも圧倒されている状況なのだが、ただこうして振り返ってみれば、やはりこういうのって一神教的な価値観なのかなと言う気もする。市場原理からしても、いまはみんながUFCっぽくなってしまうのだろうけれども、多神教の国から、へんてこな神様がポーンと出てきてくれたら、案外飛びつきたくなったりするかもしれないなと思うし、たとえばOneFCに期待するのはそういうことだったりもする。


Ten Best - 2011 Knockout of the Year

Ten Best - 2011 Submission of the Year

Ten Best - 2011 Upset of the Year

Ten Best - 2011 Newcomer of the Year

Ten Best - 2011 Import of the Year

Ten Best - 2011 Fight of the Year

Ten Best - 2011 Fighter of the Year



Sherdog’s 2011 Upset of the Year: Ortiz Owns Bader

Sherdog’s 2011 Robbery of the Year: Yuma Robs Galvao

Sherdog’s 2011 Breakthrough of the Year: Michael Chandler

Sherdog’s 2011 Event of the Year: UFC 134

Sherdog’s 2011 Beatdown of the Year: ‘Bones’ Breaks Rua

Sherdog’s 2011 Comeback Fighter of the Year: Ian McCall

Sherdog’s 2011 Round of the Year: Diaz-Daley, Round 1

Sherdog’s 2011 Story of the Year: UFC, Fox’s 7-Year Hitch

Sherdog’s Knockout of the Year



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