ほどよく隠すから、より本物っぽくみえる、という話


WWEは先日のレッスルマニア28のPPV販売数が世界全体で130万件であったと発表した。2007年に125万件を抜いて過去最大の売り上げとなった。また、入場料収入、グッズ売り上げ、PPV売り上げの合計額は6700万ドルとなり、これも過去最大となった。
レッスルマニア28は現在マイペースで観戦中で、見終わったらたぶん何か感想を書くと思うけど、6万人大観衆と、張りぼてとはいえ豪華な設営には、それだけでも十分酔える。

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せっかく格好良く凱旋勝利を飾ったアレクサンダー・グスタフソンが、試合後のインタビューで「次は誰と戦いたいですか」と尋ねられ、ジョン・ジョーンズでも誰でも、名前をぶち上げてしまえばいいのに、「会社から言われた相手なら誰でもいいです」などと、どうでもいい答えをしてしまったことを取り上げたレスリング・オブザーバ・ラジオのデイブ・メルツァー記者が、どうやらUFCでは、一部の中心選手にのみ、プロモーションやトラッシュトークのアイデアを提供したり、しゃべり方を教えているらしいと内情を分析している。

彼ならケーフェイを守れるだろうと、UFC社内で信頼されている数人の選手に対しては、インタビューの受け答え方法が伝授されているらしい。そして、プロモーション用のインタビューは、できるだけそういった選手が対応することになっている。ほかの大多数の選手のことを信用していないのは、インタビューで何かをしゃべって、その内容が非難されたときに、「UFCに言わされたんだ」などと言われては困るからだ。そんなことを言われたら、UFCファイターのインタビュー全体に脚本があると思われてしまう。だから、選手のインタビューを見ていて、こんなこと言わなけりゃいいのに、とか、こういうことを言えばいいのに、思うこともあるが、だからといってUFCからの指導が入ることはないのである。



>逆に言うと、主力選手のインタビューは、WWEのプロレスラーのインタビューとほぼ同じ意味合いだと言うことになる。まあ、そりゃそうだ。自然のままで、物事がそううまく運ぶわけがないのである。日本でもこういうことはあるのだろうか。これくらいはしてほしいが、そこまで手が回っていないような気はする。ただ、去年の大晦日の北岡の記者会見には、ちょっとそんな匂いがしたような気が、僕にはしたけれど・・・

>>ただの直感であり、根拠はまったくありません。仮にそうだとしても、北岡発言が全部フェイクだとも、全然思わない。あれは紛れもなくすばらしい記者会見でした。

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レスリング・オブザーバ3月26日号に掲載された、故ダグ・ファーナス氏の追悼記事から、全日本プロレス時代のエピソード部分を抄訳で紹介する。

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1984年のチャンピオンカーニバルには、日本のプロレスを象徴するような話がある。ツアーにはいって1週間後、ファーナスはメインイベントで三沢と戦った。試合中にファーナスが、助走なしのフランケンシュタイナーを繰り出したところ、三沢は頭から突っ込んでしまった。その後試合はそそくさと終了、もちろん勝ったのは三沢であった。

そして翌日、首の負傷により、三沢がチャンカンの残りの試合を欠場することが発表された。ファーナスは落ち込んだ。ドロップキックで親友のジョー・マレンコの前歯を吹き飛ばしたときには、笑い話で済んだのだが、エース選手の首に重傷を負わせたというのは深刻なことだった。ファーナスがその日会場に着くと、スタン・ハンセンから呼び出され、厳しいお説教が始まり、おまえの仕事がいかにへたくそか、三沢がどれほど重要な選手なのか、三沢抜きで客入りが減るとみんなの給料も減るんだなどと、さんざん怒られた。現役生活中、ファーナスがこれほど深く落ち込んだことはなかった。ほどなく、若手日本人選手が外人ロッカーにやってきて、ファーナスさん、三沢さんが呼んでいますという。

ファーナスは震え上がった。控え室に入っていくと、三沢は首にコルセットを巻いて座っていた。いつものくそまじめな表情ではあったが、頭を動かすことが出来ず、激しい痛みに耐えているようであった。三沢はほかの選手に出て行くように手で合図をした。控え室で二人きりになると、三沢は立ち上がり、ほほえみながら首からコルセットを外し、その辺を歩き回りながら、これは全部ワークなんだからさ、と説明し始めた。

馬場はその年のチャンカンで、決勝戦でスティーブ・ウイリアムスを倒して、川田を初優勝させようと考えていた。とはいえ、エースの三沢がどこかの時点で負けるわけにも行かなかったので、怪我で出場できなくなると言うシナリオを組んだのだった。

三沢は再び首にコルセットを巻き、いすに座ると、わかったならもう行っていい、ほかの選手を入れてやれとファーナスに指示した。

ファーナスの肩から、のしかかっていた世界中の重荷が解き放たれた。外人控え室に戻ると、ハンセンはまだ怒っていた。今回はファーナスも、三沢は無事で、全部がワークなんだと説明した。するとハンセンは、「おまえはトップスターを壊しただけじゃなく、こんどは嘘まででっち上げるのか!」とさらに激怒したのだった・・・

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