UFC、選手の相次ぐ不規則発言をスポンサーから叱られる


UFCのスポンサーであるアンハイザー・ブッシュ社が、UFCファイターらの不規則発言に対し警告を発した。

一部選手のコメントに対する遺憾の意をUFCにはお伝えしました。UFCでは、対処を約束してくれました。改善が見られないようなら、当社としても対応を検討しなければなりません。当社は多様性を重んじており、民族、人種、宗教、性的指向、性別、障害等に基づく無神経で侮蔑的な発言は容認いたしておりません。

UFCでは次のようにコメントしている。

当社の425人の登録選手のうち、無神経で不適切なコメントを発する者がおりましたことを遺憾に思っております。当社ではそのような言動を容認しておらず、当然のことながら社としての意向の表れではありません。

他のスポーツリーグとは違い、当社では選手のオンライン活動を奨励いたしております。これは当社の社風の一部となっておりますが、トレンドの最先端にはつねに落とし穴もあるため、当社では引き続き、ソーシャルメディアの活用を推進する一方、この問題の対処法についても模索して参ります。感受性研修や、ソーシャルメディアの使い方についてのセミナー受講を選手に義務づけることも検討しております。

レスリング・オブザーバは、かねてから過激なアンチUFC活動を展開している調理人労働組合228支部がアンハイザー・ブッシュ社にプレッシャーをかけた模様だと分析している。米MMAメディアはもっぱら、うるさい圧力団体に対応しただけで、大きな問題ではないと見ているが、Advertising Age誌は「スポーツへのスポンサーシップで、このようなコメントが公開されることは珍しい。不満があれば内々で伝えられるのが普通である」と、異例の事態であることを指摘している。アンチアルコール団体が、オクタゴンガールのアリアル・セレステをつかったバドワイザーのCMを卑猥だとして問題視していることも関係していると指摘する記事もある(それはUFCが悪いのではないと思うが、たしかにイメージ的にはごっちゃになりやすい)

アンハイザー・ブッシュは昨年、UFCとのスポンサー契約を更新し、「バドライト」ブランドがUFCのPPVイベントのスポンサーを継続している。

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ベラトールのビヨン・レブニーCEOが、ヘクター・ロンバートに対するマッチングライトを行使せず、UFC移籍を許容したことについてコメントしている。MMA Fighting

当社では仮説ではなくデータに基づいて意志決定をしている。UFCのビジネスモデルはPPVをベースにしており、ヘクターへのオファーもPPVで回収できるのだろう。当社も将来的にはPPVを行いたいが、いまのところそうなってはおらず、UFCの契約書を吟味し、ヘクターをフリーTVで使えるかどうかを検討した結果、今回はヘクターとUFCとの契約を容認することとした。必ずや、UFCでミドル級チャンピオンになってくれるものと信じている。



このようなベラトールの考え方は、まもなく契約が満了するエディ・アルバレスの行方にも大きく関係すると思われる。「アルバレス vs 青木」が行われた「ベラトール66」大会は、視聴者数103,000人と、前週の163,000人から大きく減少、ベラトールこの今シーズンの最低視聴者数となった。このデータに基づけば、アルバレスをフリーTVで使えると判断するのはますます難しいかもしれない。

なお、ヘクター・ロンバード退団で空位となったベラトールのミドル級王座は、先シーズンのミドル級トーナメント優勝者アレクサンダー・シェレメンコと、今シーズンに開催中のミドル級トーナメント優勝者(決勝戦はマイケル・ファルカオン vs アンドレアス・スパング)との間での、秋に行われる王者決定戦にて決定されることになるという

他方、ヘクター・ロンバードのUFCプロモーショナルデビュー戦は、8月4日の「UFC on FOX 4」大会でのブライアン・スタン戦となることが明らかになっている。本人は早速「抜き打ち薬物検査をやろうじゃないか!」などと、嫌みな挑発を楽しんでいる模様だ

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エディ・アルバレス、Sherdogのインタビューより。気分はすでにUFC入り!

長い間試合が無くて、6ヶ月間も待機していた。でも僕は45歳じゃなくて28歳なので、年に2回は戦いたいんだ。だから、試合のオファーが来れば、とにかく受けないといけないような気分になっていた。そんなギャンブルモードでなければ、青木との再戦はやらなかったかもしれない。だってもし負けたら、キャリア上の自殺行為になってしまうよ。今回はホントにギャンブルだったよ。

青木はパンチを出してこないと思い込んでいた。だから油断していて、フックをもらってしまった。「うわっ、パンチをうって来やがった!」とびっくりしたよ。

でも僕の頭の中はこれまでになく冷静で、リラックスしていて、いい意味で空っぽだった。この試合の意味合いとか、負けたらどうなるとか、いっぽうでは確かに思っていたんだけど、同時に、しっかりと集中して、余計な考えは放り出すことができていたと思う。

たぶん夏の前半くらいまで、事態の進展を見きわめながら、引っ越しを考えようと思ってる。ホームタウンは大好きだけど、この先数年はキャリア上大切な時期だ。与えられるチャンスはすべて活かしきりたい。そのためには引っ越しも辞さない。女房も子供も理解してくれてるし、やるべきことをやっていくよ。



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タイのポー.プラムック・ジムが、元所属選手のブアカーオ・バンチャーメー(元ブアカーオ・ポー.プラムック)に対し、1億タイバーツ(320万米ドル相当)の損害賠償を求める訴訟を起こした。

ブアカーオは金銭問題で先月、ジムを離脱、身の危険を避けるため潜伏生活をしていた。しかしタイ政府の仲裁もあり、4月初旬に行われた「タイファイト2012」には、「ブアカーオ・ポー.プラムック」のリングネームで予定通り参戦、関係が改善したものとみられていた。Fighters Only

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Yahoo! Sports のKevin Iole記者のコラムで、先天的にヒジ下7センチくらいまでしか左腕がない Nick Newellというライト級のMMAファイターが、プロ戦績を7勝0敗に伸ばしていて注目を浴びているという話題が紹介されている。このコラムから、一部を紹介。

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腕や足のない選手からのライセンス申請が、各州のアスレティック・コミッションで増加している。四肢を失いつつも、格闘技に出場したいという、イラクやアフガニスタンからの帰還兵が少なくないからである。たとえば、チタン製の足を持っている選手は、ボクシングのライセンスは取得できるが、蹴り技のあるMMAでは支給されない。

これまででもっとも障害の重いMMAファイターとして有名なのは、カイル・メイナードであった。両腕の前腕が無く、両足も膝までしかなかった。メイナードのアマチュアでの試合は広く報道されたが、現在は講演活動に取り組んでいる。2011年にNCAA ディビジョン1レスリングで125パウンド級のチャンピオンとなった Anthony Robles 選手は、生まれつき足が一本である。Robles にはMMA転向の噂もあるが、今のところは具体化していない。

足や腕のない選手が戦うためには、ルールを調整しなければならないこともある。このため、ライセンスの可否は選手ごとに、ケースバイケースで判断することになると、ニュージャージー州アスレティックコントローロボードのニック・レンボ氏は強調している。

「Newell選手について言えば、自分で防御することができるので、ルール調整の必要もありませんし、対戦相手に余計なリスクも生じません。あの腕でチョークを深く極めることができるなら、むしろちょっと有利かもしれません。」

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まとめtyaiました【UFC、選手の相次ぐ不規則発言をスポンサーから叱られる】

UFCのスポンサーであるアンハイザー・ブッシュ社が、UFCファイターらの不規則発言に対し警告を発した。一部選手のコメントに対する遺憾の意をUFCにはお伝えしました。UFCで

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