何を折ってもかまわんが、俺の心は折れないぜ【ソネン反撃】

とうとう怒りを爆発させたアンデウソン・シウバに対するチェール・ソネンの反撃。Yahoo Sports

極悪人アンデウソンの真の姿を露呈できたことには一定の満足感を得ているよ。もう何年も、あの嘘くさいお辞儀やら、見せかけだけの謙虚さを指摘し続けてきたからね。ヤツの姿を見れば、俺が正しかったことは証明されただろう。

あとは、自分の戦いを見せてやりたいというエゴがある。ポスターには俺の名前が載っているし、でかいイベントを盛り上げたい。だから、ヤツのあんな脅しを始めたことをうれしく思っているんだ。

われわれは、金網の中でフィストファイトをするんだ。歯を折ってもらっても、顔の骨やアゴを折るのは仕事なんだよ、アホ野郎。もしそういうことをしないというなら、どうやって戦うんだよ。ひとつ真剣なことを言っておこう。歯を折られてもかまわん。アゴの修復が必要になろうと、試合後にストレッチャーで運び出されようと、ベルトさえとれればそれでいい。ヤツは俺のアゴを折り、腕を折り、足を折ると言った。しかしヤツは、俺の心を折るとはいえなかった。だって、それは無理だからだ。



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過日のUFC on FX:メイナード vs. グイダは、グイダの極端なヒットアンドアウェイ戦法が不評で、試合終了後には、あの人気者のグイダにブーイングが、あの不人気のメイナードに大歓声がとぶという、プロレスのダブルターンのような状況を呈していた。試合後のコメントを見る限り、グイダの確信犯ぶりは意外にも根深い。

クレイ・グイダ

ヤツを考えさせたかった。だから出入りを繰り返した。ヤツは金網にむかって殴りかかっていたが、僕はそこにはいなかった。いいパフォーマンスが出来たと思う。

MMAでは、少なく殴られた方が普通は勝つんだ。Fightmetricsとかのデータを早くみたいよ。僕のパンチの命中率はすごく高かったと思うんだけど。

僕らはゲームプランにこだわった。予測不能だったと思う。相手はでかくてヘビーパンチャーだからね。

元々の計画では、もっとシングルやダブルを狙って、削ってやるつもりだった。いいパンチを当てたし、自分のコンビネーションにも自信を持っていたんだけど、ヤツのパンチときたら、まるでトラックにひかれたみたいだったんで、あんまりもらいたくないとは思った。僕はほとんどフェンスまで走った。うまくいったと思ってるよ。今度は倒してやる。



グレイ・メイナード

ヤツにはちょっとしたプランがあったみたいで、こっちはそれをつぶしてやろうとしたんだ。ヤツは一発入れると、ケージの向こう岸まで動いていった。2,3ステップ踏む程度なら理解できる。でもケージの端っこまで逃げるなんてダメだ。これはファイトなんだ。少なくとも戦い続けないといけない。

俺はヤツを追いかけた。ちょっとした短距離競走だった。じつは短距離のコーチを雇っていたんだ。俺はとにかくヤツを追いかけながら、冷静さを保とうとした。混乱はしたさ。ヤツなら殴り合いをしてくれると思っていたからね。



ファイトメトリクスの統計によると、パンチ数はメイナードが229発中52発をヒットさせ、グイダが327発中49発をヒットさせていた。

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UFC147のメインイベント、「リッチ・フランクリン vs. ヴァンダレイ・シウバ」についてダナ・ホワイト

いいメインイベントだった。ふたりともウォリアーだ。リッチはひどくやられたが、よくカムバックしてきた。レフリーのマリオ・ヤマザキが試合を止めなかったのもいい判断だったと思っている。結果的に、リッチは戦い続けたんだからな。ただジャッジの裁定には一言言っておかないといけない。この日の前座試合では10-8のスコアも見られたが、それならヴァンダレイの2Rは10-8にしないと一貫性がない。繰り返しになるが、もっと選手経験のある審判が増えないといけない。コミッションがしっかり対策をとるまで、問題は解決していかないだろう。



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UFCがこれまでのTHQにかわって、EA Sportsにビデオゲーム制作権をあたえる複数年契約を締結した。THQではUFCのビデオゲームを3本制作、1本目は350万本を売り上げたが、2本目は270万本、3本目は140万本に落ち込み、損益分岐の200万本を割り込んでしまったといい、これ以上のゲーム制作は困難であると判断となった模様。一方のEA SportsはかつてストライクフォースとDREAMの選手が登場するMMAゲームを販売したが、売上はふるわず、次に出すならUFC版を、と考えていたという。THQはサンディエゴのスタジオを閉鎖し、UFCゲームを担当していた従業員を解雇した。ゲーム業界では、THQが優良ライセンスを売り飛ばしてしまったことは否定的に評価されている一方、THQよりも財務状態が良好なEA Sportsがゲームを手がけてくれるのはUFCにとってプラスだろうとの評価なのだそうだ。THQはWWEのゲームの権利は依然として維持しているが、最新作の売り上げは200万本だったのだそうだ。レスリング・オブザーバ。

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インドのスーパーファイトリーグが、9月8日バンガロール大会のメインイベントに「ジェフ・モンソン vs. トッド・ダフィ」を予定していると発表した。また10月6日チェンナイ大会では、「トレバー・プラングリー vs. ソクジュ」「石井慧 vs. ジミー・アンブリッツ」が行われるとのこと。
青木はマニラ、石井はチェンナイで試合。率直な話、ピッカピカのジャパニーズスター選手が、どうしてそこまで場末で・・・などとも思ってしまうが(職人は世界中で稼げていいなあ、とも思うが)、考えてみればMMA的には東京の方がすでに場末になっているという意味だよなあ、これって。

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レスリング・オブザーバ最新号がずいぶんじっくりと、棚橋弘至(35)のIWGP奪還を報じていた。棚橋はこれで6度目の戴冠となるそうで、この6度目というのは、藤波の記録に並び史上1位なのだそうだ。また、棚橋の戴冠日数は946日となったそうだが、これは史上3位。1位は武藤の1238日、2位は橋本の1052日なのだそうだ。棚橋の防衛戦の回数は20で、これは橋本に並んでトップ。まあ、よくも数えたものだ。ただ、僕のようにプロレス痴呆がちょっと入ってる人は、棚橋なんて昨日今日の子だとばかりに思っていたのだが、こうして数字を並べられると、もはや歴史に名を残す大チャンピオンになっているのだということに気づかざるを得ない。

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UFCケガ人増加の背景と対策/北米通信『MMA UNLEASHED』更新(人間風車)
毎週書き続けていますよ。ごひいきに。
 
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