チェール・ソネン、ライトヘビー級侵攻計画中

青息吐息で人間風車に「どうなるソネン!」とまとめたばかりなのに、ソネンが早くもライトヘビー級への転向を示唆している。やる気満々のようでうれしい話だ。ジョン・ジョーンズに大人の仕事というものを教えてやってほしい。UFC 情報番組に出演したチェール・ソネンのインタビューより

Q このスポーツをまだ続けていこうという気持ちは持っていますか?

このスポーツが好きだし、引退したいとは思っているわけではないよ。コーチの中には、今回の結果や練習中の様子を見て引退を勧める者もいるが、オクタゴンの中では何が起きるかわからないんだ。(一歩間違えれば)自分が楽勝してタイトルをとっていたかもしれない。肉体的にも精神的にも大丈夫だ。ただ、計画が必要なんだ。その他大勢にはなりたくない。チャンピオンになるための計画、ロードマップが必要なんだ。考えるためのいろんな要素は毎日変化する。計画は2,3日で作れるものではないんだ。現実的に言って、もう一度アンデウソンと戦えることはないと考えている。ヤツの身になれば、2回戦っただけでも十分チャンスを与えたことになるだろうからね。

Q アンデウソンにとっても、あなたのようなライバルが必要だったという議論があります。

そういう面はあるだろう。でも自分もアンデウソンには感謝してる。1度目の試合のチャンスをくれたことにも感謝しているし、2度目の試合にそれぞれに苦労してたどりついたことにも感謝してるんだ。岡見とヴィトーを倒してきてくれたんだからね。お互いにとって大事な存在だったと思うよ。

Q 過去に舌戦を展開したヴィトーやヴァンダレイと戦うというアイデアで、十分にモチベーションが戻りますか?

モチベーションを上げていくことは常にとても難しい。モチベーションは上がったり下がったりするけど、自分は精神的にはよく鍛えられているので、モチベーションとは関係なく、いくらでも走れるし、いくらでもスパーリングできるんだ。

Q ほかにはどんな選手との試合に興味がありますか

何人かいるが、しばらくは時間をとって、落ち着かせてくれ。アンデウソンも早晩引退してしまうだろう。階級を変えれば新鮮にやり直すことは出来る。私の先生でもあるランディ・クートゥアも、ダン・ヘンダーソンも階級変更はやってきた。私にとっても考える価値はあるだろう。

Q 階級は上げるのですか、下げるのですか

あげるんだ。

Q ジョン・ジョーンズがいる205ですね。

そう、ジョン・ジョーンズだ。

Q 次の試合ではもうライトヘビーに行きますか?

まあ、ちょっと待ってくれ。時間をくれよ。ミドル級にもまだまだいい選手もいるからさ。ただ、ライトヘビー級というのは昔から、やり直すのにむいている階級なんだよ。



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アンデウソン・シウバ戦にむけて、チェール・ソネンとキャンプを張っていたヘッドコーチのスコット・マッコーリーが急病に倒れ、グラウンドのコーチとして招聘されていたエクストリーム・クートゥアのニール・メランソンが急遽、代役でヘッドコーチを務めていたのだそうだ。マッコーリーはすでに復帰している。

臨時ヘッドコーチのメランソンは、MMA Maniaのインタビューに答えて次のように語っている。

私は正直にものを言いすぎるという悪い癖があるのだけれど、正直に言うと、このキャンプには少し問題があって、今回の結果もそのせいだったんじゃないかと思っている。チェールなら簡単にテイクダウンが取れる、という先入観が強すぎて、レスリングの練習がほとんど行われていなかったんだ。私が引き継いだ後は、週に数回のレスリング練習を復活させた。

・・・私はチェールが回転計の打撃の練習をしているところは見たことがない。スコット・マッコーリーが教えていたのか、チェールが急にリスクをとりたくなったのか、その辺はわからない。とにかくあれは間違いだった。レベルの高い選手と戦う場合、ゲームプランを逸脱してはいけないんだ。



他方でスコット・マッコーリーは、この試合に不正があったとしてネバダ州コミッションに提訴の意向を明らかにしている。

ショーツをつかんだり、グリースを塗ると言った反則行為があったことは明らかだ。しかし、あの顔面へのヒザは見過ごせない。何度も映像を見たが、顔面にヒットしている。顔面から胸に滑り落ちてはいるんだ。この試合は本来ならノーコンテストだ。再戦を要求したい。

試合後ケージに上がろうとしたとき、2名のコミッションの係員から「お気づきですよね。あのヒザは反則ですよ」といわれた。

アンデウソンサイドに、反則攻撃をする意図があったことは明白で、反則負けを考えていたのだと思う。私には、これはあまりにもあからさまで、レフリーはじめみんながうやむやにしようとしていると思う。さらにひどいことに、ダナ・ホワイトはアンデウソンにノックアウトボーナスまで出している。

私はこの件を早期に解決したい。もともと私は静かなタイプだが、ここまでひどい不正を目の当たりにすると、何か発言せずにはいられない。



ちなみにチェール・ソネンのマネージャ Mike Roberts氏は、「提訴のことは知らない。誰かの出任せだろう。」と語っている。

チェール自身も提訴については否定的な見解を出している。

このスポーツではインスタントリプレイは使われていないし、使うべきではないと思う。そして、膝蹴りがどこにヒットしたのか、レフリーが判断したら、それが公式な判断と言うことになるんだ。レフリーはみんな優秀だ。彼の判断がすべてなんだ。私は不満を言わないし、振り返ることもない。

反則だったとは言わないようにしよう。レフリーの判断がすべてだ。私だって膝蹴りを出したことがあるし、その際にもレフリーの判断は尊重された。提訴はしない。負け方も学ばないといけない。時には男らしく飲み込んで、胸を張って歩き出すことも必要だ。

ちなみに、是非知っておいてほしいんだけど、あのバックフィストがもしヒットしていたら、いまごろは「なんてすごい一撃だったんだ」という話になっていたと思うよ。実際にはそうならず、自分がアホみたいに尻餅をついたわけだ。自分の責任だよ。




どうもコーチ陣の確執や保身がみられているように思える。敗戦してしまうとこういうものなのかもしれない。敗戦だけでもきついはずの選手本人に、よりいっそうの負担がかからないことを願いたい。

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レスリング・オブザーバ最新号が7.1両国、新日本・全日本コ・プロモーション大会を報じる中に、次のような文章があった。

全日本の3月20日大会では、実現可能な最高のビッグマッチが投入された。三冠王者秋山準に、武藤敬司が挑戦したのだ。それでも観衆は5500人にとどまった。全日本では、どうすれば大会から利益が上がるのか、アイデアが枯渇してしまった。

武藤はすでに、新日本の親会社ブシロードに全日本の買収を働きかけている。RawとSmackdownのように、あるいはUFCとStrikeforceのように、全日本ブランドはそのまま維持したい考えだ。また武藤は、合同興業についても働きかけ、メインイベントの座をIWGPのタイトルマッチに譲った。現在の全日本には、大きな大会を開催する資金もスタッフもないものとみられている・・・



「諏訪魔・近藤 vs オカダ、中邑」戦が素晴らしかったです。試合後にお互いを物足りないと罵りあうコメントもよかったなあ。そうじゃなくちゃ。あと、野上アナも抑制が効いてていい感じ。

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レスリング・オブザーバ最新号によると、米MMAの2大キャンプとも言えるグレッグ・ジャクソンのジムと、AKAとの間で、因縁関係が勃発しているという。

もともと、両ジムとも戦績は良好で、トップジムの座を争う関係にあるが、どちらかといえばグレッグ・ジャクソンの方が、メディアに載ることが多く、それを快く思わないAKA関係者がいるようだ。

そこに先日の「グレイ・メイナード vs クレイ・グイダ」戦が巻き起こる。ジャクソンがグイダに授けた戦略がもう少しで成功するところだったという評価が一般的なようで、そのことがさらにAKAをカリカリさせている(負けたのに作戦通りだったと、妙に満足げに言い張るグイダの意固地なコメントも、こんな背景があったためなのかなと思う)。

7月18日のストライクフォース大会でのメインイベントでは、グレッグ・ジャクソン配下のティム・ケネディが、AKAのルーク・ロックホールドと対戦する。ロックホールドは、「ケネディにはまともに戦ってほしい、そしてAKAが2連勝する」と、ジャクソン陣営を挑発している。

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カン・リーが11月のUFC中国大会への出場を打診されているとMMA Junkieが報じている。いくらアジア系とは言え、ベトナム人のリーが中国で引きがあるのかなと思ったが、実はリーは映画スターとしてすでに中国で有名で、中国版ツイッターのWeiboで50万人のフォロワーを持っているという。

一方、コリアンゾンビ、ジョン・チャンソンにも中国大会のオファーがあったそうだが、ゾンビはこれを断り、来週に肩の手術を行うこととなったそうだ。ゾンビはつい先頃まで、「いますぐアルドをよこせ」と血気盛んにアピールしていた。

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アメリカ版TUFの新シーズンのコーチ役にロイ・ネルソンとシェーン・カーウィンがつくこととなった。8月から撮影を開始し、アメリカでの放送は9月から12月、12月頭のフィナーレ大会でコーチ対決があるはず。

@GONG_KAKUTOGI

ONE FCの公式ツイッターアカウント‏(@ONEFCMMA)によると、7月18日にマニラで行なわれるONE FCの会見には、青木真也、ビビアーノ・フェルナンデス、アンドレイ・アルロフスキー、エドゥアルド・フォラヤンといったMMAスーパースターが出席するとのこと。



元WWEプロレスラーのバティスタが、10月6日に米インディMMA団体でMMAデビューすることとなった。対戦相手は Rashid Evans (Rashadではない)という紛らわしい名前の選手で、この人も33歳のルーキーだとか。


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