ニック・ディアズ再起動【ターゲットはアンデウソン!】

ダナ・ホワイトが匂わせたミドル級でのクレイジープランが日の目を見ないなか(挑戦者決定トーナメントをやりたかったのではないかと見られているようだ)、アンデウソン陣営がミドル級新興勢力を一刀両断で却下、当面できるわけもないGSP戦や、すでに2度完勝していてファンからは待望論が聞かれないリッチ・フランクリン戦をアピールしている。

アンデウソン・シウバのマネージャ、Jorge Guimaraes氏。

(ワイドマン、ベルチャー、ボウシュなどがアンデウソンへの挑戦を表明していることについて)大きなジョークだ。チェールがうまくやったから、みんなが脚光を浴びたがっている。しかし、ジョルジュ・サンピエールとのキャッチウエイト戦以外に、今のところ意味のある対戦相手はいない。具体的なオファーがあったわけではないが、スーパーファイトになるのはこの試合だけだ。アンデウソンはUFCの稼ぎ頭で、アマチュアの子供たちとではまともなプロモーションも出来ない。




同じく、アンデウソンのマネージャ, Ed Soares氏

この手の対戦相手が全部ジョークだとは言わない(ワイドマン、ベルチャー、ボウシュなどを指す)。しかし、魅力に乏しいことも確かだ。ワイドマンは才能があって、明るい未来が待っているだろう。でもワイドマンは戦績9-0で、アンデウソンはその倍、勝ってきているんだ。だから私の意見では、わざわざ戦う値打ちはない。リッチ・フランクリンは185パウンドでアンデウソン以外に負けていない。だからこの階級で言えば、フランクリンは間違いなくコンテンダーの1人で、アンデウソンも再戦に興味を示すと思う。



そんななか、シーザー・グレイシーが、ニック・ディアズのアンデウソンへの挑戦意向を表明した

今後の対戦相手については、ニックは「重要な」試合をやっていきたいと語っていた。GSPには当面コンジット戦があるから、それ以外のことを考えないといけない。ニックは、尊敬するファイターであるアンデウソン・シウバに挑戦させてほしいと言っている。

シウバ陣営は、GSPとのキャッチウエイト戦に言及していた。ニックもキャッチウエイト戦を喜んで受諾する。もしシウバが減量がイヤなら、ニックが185パウンドまで増量しても良い。



アンデウソン陣営とディアズ陣営のかみ合っているような、かみ合っていないような掛け合い、不自然な見解を出すアンデウソン陣営の本音はどこにあるのだろうか。アンデウソンから見て、ニックはアマチュアの子供なのだろうか。ちなみにニック・ディアズはネバダ州で来年2月3日まで出場停止中である(ディアズ陣営は提訴を続ける構え)。

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強すぎて対戦相手不足気味のジョン・ジョーンズ、モチベーションの維持について語る。MMA Junkie

目先の目標の一つは、ティト・オーティスが持っているベルト防衛記録を破ることなんだ。

DVRの存在も自分を奮い立たせてくれる。なにせ、KOされたら、その映像は永遠に残る。最高の映像を残すようにしないとね。



ライトヘビー級ベルトの連続防衛記録はティト・オーティスの5回。2位はチャック・リデルの4回。ジョーンズは現在、ランページ、マチダ、ラシャドを3タテ中である。

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人間風車に五輪出身のMMAファイターについてまとめ記事を書いたが、Sherdogのこちらの記事では、ロンドン五輪出場選手の中から、MMA入りが濃厚な選手を紹介している。中でもフリースタイルレスリング74キロ級のジョーダン・バローズ選手は、強力な金メダル候補であると同時に、早くからMMA行きを広言している、まるでアメリカ版石井慧のような人らしい。このほか、女子柔道72キロ級のカイラ・ハリソンなど数人が紹介されている。

また、MMA Fightingのこちらの記事では、Yahooが2000人の成人アメリカ人を対象に行ったアンケートの結果、25%がMMAを五輪競技にすべきだと回答していることを紹介している。野球(32%)、ソフトボール(24%)などにならぶ上位回答だったとのことだ。

ダナ・ホワイトはMMAの五輪競技化について、以前次のように語っていた。

なんといってもMMAというのは、すでに五輪競技である他のスポーツを組み合わせたものなんだ。とはいえ、自分はアマチュアMMAというのはあり得ないと考えている。そんなものはないんだ。選手に払いたくないプロモーターの方便に過ぎない。本物のアマチュアMMAなんてものは、五輪委員会がアマチュアボクシングを管轄しているのと同じようにやってくれるまでは、まともには存在しないんだ。



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米エスクワイヤ誌が、「世界のグレーテストアスリート50傑」という記事を掲載しているが、その算出方法が変わっていて、次のような算式で求めたものなのだそうだ。



MVP:MVP的な賞の受賞回数
Champ:チャンピオン的な座についた回数
YouTube:YouTubeのヒット数
Google:Googleでの検索結果数
Charity:Googleでの「選手名+Charity」の検索結果数
Scandal:Googleでの「選手名+Scandal」の検索結果数
Forbes:Forbes誌の長者番付による年収
SportSkill:ESPN Sports調べによる競技難易度
DUI.Assault:Googleでの「選手名+Arrested(逮捕)」の検索結果数

1位はテニス選手のロジャー・フェデラー、2位にマニー・パッキャオ、3位がNBAのレブロン・ジェームス。以下、6位にメイウエザー、23位にGSP、44位にジョン・ジョーンズが入っているらしい。

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2012年9月8日(土)にアメリカ、ロサンゼルスにあるスポーツアリーナにて開催予定の"U.S.グランドプリックス、チャンピオンシップ’の詳細が決定致しました!(新K1公式)
日本では昔からこの競技は「K1ワールドグランプリ」として知られているんですがねえ。「グランドプリックス」って・・・英語読みですらないし・・・


UFC ON FOX:マッコールが欠場…“役立たず”が代替え出場へ(UFC公式)
昨日、今日とUFC公式系の日本語サイトやツイッターに「役立たず」という単語がたびたび登場し読む者をぎょっとさせている。これはどうやら、Ulysses “Useless” Gomez 選手のニックネームUselessを直訳したもののようである。こちらのインタビューを読むと、どうやら子供の頃に、ユーリシスと音が近いことからユースレスというあだ名が付けられ、本人の好みとは関係なく、大人になってもその愛称が使われていると言うことらしい。確認するまでもなく、音遊びなんだろうなと言うことは了解できるニックネームではある。それはべつにいいのだが、UFCの公式サイトたるものが、今回がUFCデビューとなる選手のことをニックネームだけで見出しにする、というのはいささか不親切なのではないかと思うし、そもそも音の近さで付けているニックネームに、まるで遠い音の訳語を当ててしまって、単なる悪口のようになってしまっているのはいかがなものかと思うし、さらにいえばたいていの選手は何らかのニックネームを持っているのに、なぜこの選手だけをさかんに役立たず呼ばわりするのかも、統一感がなくて気持ちが悪いし、じゃあ「ランディ・自然・クートゥア」とか、「チャック・氷男・リデル」とか表記するのかよという話なのであって、これを訳した人こそ、役立たずなのではないかと思うのであった。
 

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