怪現象「エミネムの呪い」






「UFC on Fox 4」の視聴率は速報値で上記の通り。前回大会(「ネイト・ディアスの野望」大会)の速報値で視聴者数225万人、視聴率1.0%だった(確定値は240万人)ので、前回とほぼ同様の結果となっている。なお、NBCで放送のオリンピック中継との視聴率競争に最初から白旗を揚げて、ABCは古い映画、CBSは不人気ドラマの再放送を漫然と流していたのだそうだ。


●「UFC on FOX 4」大会は、メインとセミの4選手のうち「もっとも素晴らしい (most impressive) 試合をした人」にタイトル挑戦権が与えられることになっていた。そして結果的にマチダが挑戦権をとったことにも違和感はない。しかし、もしこの条件がなければ、ライアン・ベイダーはあんな神風アタックをやっただろうかという疑問はちょっと残る。オリンピックを見慣れたいまは、most impressiveという評価基準には、実はかなり本質的に危うい面があったのではないかと、あとからじわじわ思ったりもする。

●ジョーンズはすでにマチダを完璧に葬っている、挑戦者として役不足だという声があることについてダナ・ホワイト。

じゃあ見るな。気に入らないなら買ってくれなくて結構だ。そういうことを言うヤツが多いが、こいつらは試合を見る前から、全部の答えを持っていて、何でも判断できる天才たちなのだろう。普通は事前に勝手に切って捨てるもんじゃない。アホのやることだ。


批判が図星だと怒るんだよね〜

●レスリング・オブザーバのサイトによると、「UFC on FOX 4」大会でベストファイト賞とベストサブミッション賞をダブル受賞したジョー・ローゾンは、これで10回目のボーナスゲットとなり、クリス・ライトルの記録に並ぶUFCボーナス最多記録を樹立した。ローゾンは実は2006年のUFC63、ジェンス・パルバー線でもベストKO賞を獲得していたが、当時はいちいち発表していなかった。これをくわえればローゾンは11回目のボーナス受賞となる。

●レスリング・オブザーバのサイトが、新日本大阪大会のニコニコPPVの販売件数が21,615件であったと報じている。日本国内のみ購買可能であった。

●レスリング・オブザーバ最新号より。UFC147(ヴァンダレイ・シウバ vs. リッチ・フランクリン)のPPV販売数は14万件。2005年以降での最低販売数となった。UFC148(アンデウソン・シウバ vs. チェール・ソネン)は90万件〜100万件。UFC149(フェイバー vs. バラオン)は速報値で23万5千。またUFC148(ラスベガス・MGMグランドガーデンアリーナ)の入場者数は15,104人、ゲート収入6,901,655ドル。このゲート収入はUFC史上2位、1位は昨年のカナダ大会なので、アメリカでの大会としては史上1位となった。ちなみにUFC100ラスベガス大会はマンダレイ・ベイに10,831人、クローズド・サーキットに6,831人を集め、その合計17.702人は人数の北米記録。ただしこのときのゲート収入は5,441,290ドルであった。UFC148は単価の値付けが高かったと言うことになる。

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TUF次期シーズンでコーチを勤めるロイ・ネルソンが、対抗コーチのシェーン・カーウィンとツイッター上でやりあっている。ネルソンは自軍のアシスタントコーチ役として、たくさんのアスリートにステロイドを処方したことで処分を受けたこともある医師のヴィクター・コンテ、ベラトールと契約したはずのキング・モー、そしてプロレスラーのカート・アングルを招聘するとうそぶき、カーウィンは「うちのアシスタントコーチには前科者はいないぞ」などとやり返している。ソースのオブザーバ紙も、ネルソンがどこまで冗談で、どこからが本気なのかがさっぱりわからないと評している。

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こちらの記事では、エミネムの曲を入場テーマ曲に使ったUFCファイターの戦績が異常に悪いという怪現象「エミネムの呪い」が報告されている。この呪いは、UFC115でチャック・リデルがエミネムの「Won’t Back Down」という曲で入場し、リッチ・フランクリンにKOされて引退に追い込まれてからはじまっている。その後、カート・ペリグリーニョ、シェーン・カーウィン、コール・エスコベド、ジェイク・エレンバーガー、ビッグフット・シウバなどが、エミネムで入場し敗退していった。エミネムファイターのこの2年間の戦績は、実に2勝14敗なのだという。事前掛け率の有利不利も全く関係ないそうだ。ちなみにこの2勝は、ティト・オーティスとブレンダン・ショーブがあげたものだが、それぞれその次の試合でふたたびエミネムで入場し、きっちり敗退している。

なお、メインアーティストが誰か他の人で、「フィーチャリング・エミネム」として共同リリースされている曲については、「エミネムの呪い」は関係ないと言うことだ。たとえば、「UFC on Fuel 2」でのアレクサンダー・グスタフソンの入場テーマ曲は、「Drop the world by Lil Wayne featuring Eminem」であったが、試合のほうはチアゴ・シウバに勝っている。

リンク先には2勝14敗の詳しいデータが掲載されている。気になる日本人UFCファイターの方は、触らぬ神に祟りなし、とりあえずエミネムは避けた方がいいかもしれない。

(参考)こんなにしっかりしたデータベースサイトがあるんですね。
MMA Music Archive


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辻結花が9年ぶりにDEEPへ参戦!〜9.29 DEEP OSAKA IMPACT (Lady Go)

先日のサムライのジュエルズ中継、まだちゃんと見ていないんだけど、最後の方で過去試合のダイジェストが流れていて、辻選手が浜崎選手に負けた試合の絵をはじめて見た。フィニッシュシーンは、辻があられもなく身体を伸ばされ、全く無抵抗なままに締め上げられていたように見えた。正直、かなり衝撃的な完敗の図だった。このDEEP参戦の報を聞き、とりあえず、引退ということではなかったんだなと安堵しつつも、現在の体調とか、今後の現役生活をどう考えているのかとか、本人はどんな考えでいるのかなと思う。


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