ラウジーマニア!

ロンダ・ラウジー def サラ・カフマン

まるで試合開始早々にアンデウソンをマットにたたきつけるチェールのように、ラウジーはストライカーのカフマンの打撃など関係ないと言わんばかりにあっという間に捕まえてテイクダウン。次の瞬間にはもうアームバーの体勢へ。カフマンも両手を組んで伸ばされまいとしばし踏ん張ったが、試合開始からわずか54秒、ロックが外れてあわれカフマンの腕が伸びきってしまった。一陣のトルネードが、周囲をなぎ倒して走り去ったかのような、すさまじい量のエネルギーの放出だった。

試合後インタビューでは、まるでアンデウソンにルーザーリーブタウンを迫ったチェールのように、クリス・サイボーグに対して、減量して挑戦してきやがれと挑発の言葉を叫んだ。

何から何まで完璧。ラウディ・ラウジーのおかげで人生ちょっとは楽しいと思えるレベル。この人の試合は酔っ払える。

ラウジーの挑発

なによりまずは、ミス・サイロイド(サイボーグとステロイドの造語)に挑戦状を送っておく。みんなが見たいのはあんたの人生初のフェアな試合。チャンプは私。チャンプがあなたにあわせるのではなく、あなたがこちらに合わせなさい。135パウンドで決着を付けてやる。



ラウジーのプロMMA戦績はこれで下記のように6勝0敗となった。異常である。

サラ・カフマン 1R 0:54 アームバー
ミーシャ・テイト 1R 4:27 アームバー
ジュリア・バッド 1R 0:39 アームバー
サラ・デレリオ 1R 0:25 アームバー
Charmaine Tweet 1R 0:49 アームバー
Ediane Gomes 1R 0:25 アームバー


MMAファイターの反響。MMA Fightingまとめ。

ベン・アスクレン この子らじゃロンダはムリだなあ。
ジェイソン・ハイ 今見たものは本当に起きたことなのか?
ダナ・ホワイト ロンダはビーストだ!
ジョシュ・バーネット なんてこった!古い寿司を食ったあとの大腸よりうんと早業。
ジョー・ローゾン 凄い試合だけど、とくにフットスイープはダーティ極まりないね!
ブロック・ジャーディン ロンダとは戦いたくない。本気だ。
エディ・ヤギン 「ロンダ vs. ヤギン」があったら、ロンダにカネを賭けるぜ。



Strikeforce: Rousey Vs. Kaufman Funniest Moments (Gifs) (BloodyElbow)

MMA Weeklyによると、挑発されたクリス・サイボーグは「試合は実現しない。私の階級はもう存在していない。私はUFCにリリースしてもらえるのをずっと待ってる」と試合には否定的なツイート。

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ジョン・ジョーンズが、ダン・ヘンダーソン戦に勝った場合の次のコンテンダーであるリョート・マチダとは戦いたくないとコメントしている

マチダとは戦いたくない。去年の僕の試合で最低のPPVセールスだったのはマチダ戦だった。僕とマチダの試合を見たい人がいるとも思えない。ヤツはタフなファイターだが。試合は売れない。マチダはハイリスクなのにローリターンだ。



マネージャのエド・ソアレスは、海外大会のPPVは3割程度売上が少ないから、せめてラスベガスで試合を組んで欲しいと語っている。ダナ・ホワイトは「ジョーンズはラシャドの時も試合をいやがった(のに実際には試合をしたので、今回もするだろう)」とコメントしている。

>こういう身もふたもないことをけろりと言ってしまうのは、まさに平成のイチロー人間。やはりソネンの言うとおり、ライターでも雇った方がいいのではないか。

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ケガの回復は順調?ジョルジュ・サンピエール、MMA Fighting のインタビューより。

ここ最近の試合では、モチベーションが下がっていた。義務感から試合をしていただけで、楽しんでいなかった。このスポーツを好きだという気持ちも少し落ちていた。ことわざに、「壊れていないものは直すな」といわれるが、ときには修理して改善していくために、あえて壊した方がいいと思ってる。MMAは進化中だからだ。同じレベルにとどまっていては、追いつかれてやられてしまう。僕は評論家の言うことを聞く。自分に厳しくしているんだ。これからはもっと試合をフィニッシュさせたい。もっとエキサイティングな試合をして、もっとリスクをとって、チャンスをつかんだら話さないようにしたい。そのための練習をずっとしてる。



>長年MMAを見ていると、リスクをとらない系の選手が、例によってまるでリスクをとらない、「ひねもすのたり、のたりかな」といった試合をして星を拾ったあとには、必ずこういうエキスキューズを言うものだということがわかってくる。そしてその選手は次の試合で、また同じような試合を繰り返す。GSPもこういう発言は初めてでは無いと思う。いまのところ、こんなコメントは口先だけだと考えざるを得ない。長期欠場あけの復帰戦でコンジット相手に、いきなりスタイルを変えてリスクを取れるはずがないと思えてならない。いい意味で裏切られてみたいけれど。

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ジェイソン・メイヘム・ミラーがFacebookでコメントを出している

今回はご迷惑とご心配をおかけしました。僕なら大丈夫です。時がたてばわかってもらえることもあるでしょう。



レスリング・オブザーバより。


ジェイソン・メイヘム・ミラーは5月26日大会にCBドラウェーに負けて解雇されたことになっているが、当日のバックステージでのもめ事が決定打となったことは確かだろう。その後ミラーは引退を発表している。報告によると、ミラーはバックステージで、飲み物をめぐって誰かをしかりつけていたという。また、入場時にガスマスクを着用することを禁止されたことで、UFC職員のバート・ワトソンに対しても怒っていた。ミラーが日本にかぶれて、みずからのファイティングスタイルをプロレスと呼び、派手な入場をやっていたころから、ダナ・ホワイトとはずっとそりが合わなかった。ミラーが計量にまるでジェシー・ベンチュラのような襟巻きを着けてきたときには、ホワイトはミラーがふざけていると考え、入場時にそんな恰好はしないようにと申し伝えた。ブッキング書類の職業欄に、ミラーはコメディアンと記入した。

ミラーには何度か逮捕歴がある。2005年、ホノルルに住んでいたミラーは、恋人のアパートの玄関を蹴り破り、彼女と一緒にその場にいた男を攻撃した。翌年の裁判でミラーは正当防衛を訴え無罪が認められている。昨年、パーティの場でミラーがその恋人の妹を攻撃したこともあった。妹が帰ろうとしたので、ミラーがヘッドロックをかけて返さないようにしたものである。技を逃れた妹が警察に通報したが、起訴はされていない。

2年前、ミラーはテレビ中継でジェイク・シールズとの再戦をアピールしたことで、メレンデスやディアズ兄弟に襲われた。この件以来、CBSはMMA中継を行っておらず、Showtimeはミラーを放送にのせることを控えるようになった。そんなこともあって、ミラーはUFCに流れ着き、昨年はTUFに出演し、マイケル・ビスピンと対戦したのだった。

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「UFC150: ヘンダーソン vs. エドガー」のPPV売上速報推定値が19万件であるとレスリング・オブザーバが報じている。2005年以来、北米で開催されたPPV大会の売上としては最低。UFC144で同じカードを日本から中継した際には、PPV売上はかなり好調であった。オブザーバはUFC144の好成績について、これまでエドガー人気に火がついたと見ていたが、今回の結果を受け、日本からの中継という新奇性や、ランページ出場という理由の方が大きかったのではないかと分析し直している。

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シーザー・グレイシーが、ジェイク・シールズの次戦としてUFCが検討しているのは岡見戦なのではないかと迷惑そうにコメントしている。こっちだって迷惑である。



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高橋テツヤ

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