ジョン・ジョーンズ研究【恐るべき子ども?裸の王様?】

ジョン・ジョーンズが相当に扱いにくくなっていて、広報担当者も逃げてしまい、自業自得の丸裸になってしまっていてやばい件は人間風車MMA Unleashedでもまとめたが、その後ジョーンズ自身による素人広報がさらに混迷を深めている。ジョーンズはいったん、UFC151でファイトマネーを得られなかったアンダーカードの選手に,なんとファイトマネーを自腹で支払うことを明らかにしたのだが、その後、やっぱり支払はやめた、自分に対してネガティブな目を向ける選手が多すぎるからだと語った。ツイッター上では,アンダーカードの選手から「ジョーンズのおかげで今日はやることがないよ」と皮肉られたジョーンズは「僕もそうなんだよ。あの老人のヒザのせいでね」などと返答している。

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レスリング・オブザーバ・ラジオ8月28日号より。

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Q MMAファイターは労働組合を組むべきだ、ジョン・ジョーンズのバッシングは間違っているなどと強く主張する記事がCBSスポーツにありました。

A 選手たちはそれぞれに経験を持っているものだけれど、実態としては、試合を断っている選手はたくさんいる。あるいは、負傷選手の代打で出場してくれと頼まれて、練習していないからとか、減量が間に合わないとか言う理由で断っている人もたくさんいる。逆に、全く練習をしていない状態で、急な要請をけして断らない選手もいる。とにかく、ケガをする人はいるわけだし、代役選手を探す必要はある。

ただ、自分は予定どおり出場するが、対戦相手が急に変わることもある。そして、その相手とは戦いたくないという場合もある。この場合にはUFCは、「いいですよ、ただ次の試合はいつになるかわかりません」と応じることになる。するとたいていの選手は、「ううむ、では不満はありますが試合を受けます」となる。その意味でジョーンズのケースは確かに珍しかったね。しかも、ジョーンズにはダウンサイドリスクがほぼ皆無だったのだから。

マイケル・ビスピン、チェール・ソネン、クリス・ワイドマンといった選手は、急な対戦相手の変更も受け入れ、負ければトップコンテンダーの地位を失いかねないような試合を戦ってきている。たしかにあほらしい決断だ。しかしファイターとはそういうものなんだよ。

別にダナ・ホワイトをかばうつもりはない。弱いカードを組んだことは事実だし、ジョーンズの方がケガをする可能性だってあった。しかし、UFCはこれまでは何とかしてきた。今回の展開でジョーンズが断るということは、非常に想定しにくいことであったことは確かなんだ。

Q それにしてもジョーンズは、クリスマスプレゼントなみにおいしいチェール・ソネン戦をなぜ断ったのでしょうね。

A ジョーンズはどうやらチェールのトラッシュトークをガチだと思っているらしいんだ。そして、チェールのような男とは本当に関わりたくないと思っているということなんだ。取り巻きは、「ジョン、ヤツと戦うのが一番儲かるよ。試合だって怖がる要素は何もない。ただ出て行って、ぶちのめして、カネを儲ければいい」と説得したのだが取り合おうとしない。ダナ・ホワイトに連絡して、チェールを黙らせて欲しいと頼んでいたほどなんだ。

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ブログ記事作成がなかなかおいつかないが、うっちゃってしまうには勿体ない、UFC151中止にまつわる関係者のコメント。

【チェール・ソネン】

どうしてジョーンズは自分と戦わなかったのかな。土曜の夜に、ほかに何をするつもりなんだろう。地元の競馬場でワインの試飲会でもあったのかな。ダナがジョーンズに航空券を送るとはっきり言わないから、車で来ないといけないと思ったんじゃないのか。

ジョーンズは独特のやり方をつらぬく。やつは甘やかされたガキで、取り巻きもロクなことを言わない。ナイキとジョーンズはもはやスローガンを「Just Do Nothing」に変えた方がいい。

われわれは志願兵なんだよ。別に戦う必要なんかないし、この会社にいて、こんな仕事をしなきゃいかん必要もない。でも、そうすることに決めた以上、そして契約書にサインをした以上、そして業界全体に頼られている以上、仕事は引き受けないといけないんだ。(MMA Fighting)



いいか、オレは個人的にはジョーンズのことは知らないし、知りたいとも思わない。好きなタイプの男でもない。オレとは育ちが違う。マット・リンドランド、ダン・ヘンダーソン、ランディ・クートゥアといった男たちはオレに関節技を教えてくれただけじゃなく、いつ何時誰とでも、という精神をたたき込んでくれた。ファッションではなく、その鉄則を実際に守って生きていくんだ。

(ジョーンズがソネンのことをいじめっ子だと呼んだことについて)ジョーンズは言葉の意味を辞書で調べた方がいい。いじめっ子は最強の選手に挑戦しようとしたりしない。オレは絶対いじめっ子ではないし、それを調べる唯一のリトマステストは、誰とでも戦うことができるかどうかなんだ。(MMA Junkie)



ジョーンズが自分との試合を断ったことには本当に驚いた。チャンピオンがああいうことをするのは前例のないことだ。「ショートノーティス」というのは、10週間のキャンプを終えたばかりの男には当てはまらない。次の試合の予定もないまま、家でくつろいでいた人にだけ当てはまる言葉なんだ。

12月29日にフォレスト・グリフィン氏と戦うことで合意はしているのだが、どうなることかと思っている。ジョン・ジョーンズは9月22日にヴィトー・ベウフォートと戦うらしいが、ヴィトーが現れることはない。ヴィトーは出場した試合より欠場した試合の方が多い男だ。9月22日、ジョーンズと戦うことになるのは結局はオレなんだよ。

ジョーンズにひとこと、良いニュースと悪いニュースを伝えておこう。良いニュースというのは、オレがジョンに放つ1発目のパンチは外れるかもしれないということだ。悪いニュースは、その直後にパンチ5連発が来ると言うことだ。(MMA Weekly)



【ヴィトー・ベウフォート】

多くの選手がディーバのように振る舞ってくれたおかげで出来たポジションに座ることが出来て感謝しているよ。(MMA Mania)



【ジョン・ジョーンズ】(大会中止騒動勃発前の呑気な大放言)

僕は2012年のウォリアーで、家族もいる。この業界には退職金も保険もないから、今稼いでいるカネで、80歳のときの医療費や、子どもの学費を全部まかなわないといけない。

ビジネスの話をあんまりするとさあ、ファンは凄く怒るだろ。みんなちょっと、ひねくれてるんじゃないか。僕が今この記者会見に応じているのは、あなたたちが最高のストーリーを書いて、あなたたちを儲けさせてあげるためなんだ。僕だってぶっちゃけ、カネのために戦っているんだよ。だから自分の時間の使い方やら、財務面のことやら、PPVセールスや、税務や投資について何も知らないのだとしたら、それはむしろお恥ずかしいことなんだ。アスリート引退後に破産するなんてご免だよ。かつての著名選手で、今は破産しているような人がたくさんいるじゃないか。僕がビジネスに詳しいからって、謝るつもりなんかないよ。

そもそもMMAのグローブを最初に手に取った理由は、子どもが生まれることになっていたからなんだからね。(MMA Fighting)


昔の人は、単に戦うのが好きで戦っていたんだよな。僕もそういう面もあるよ。戦うことが本当に好きなんだ。でもね、歳をとってまではやりたくないな。ある年齢になったら辞めにしたいよ。

理想的には、年に3~4試合したいね。全部防衛戦にして、記録を塗り替えていきたい。たった1年半でティトの記録を塗り替える寸前なんだよ。

とはいえ僕は、ベルトに安住するチャンピオンでもないぞ。最近は試合を選り好みするようになってきたけど、だからといって安穏としているわけはない。ただ、自分が正しいと思う試合をやっているだけなんだ。(MMA Junkie)



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ダン・ヘンダーソンのコーチが、ダンが実は3週間前に負傷していたことを明らかにしたことを受け、ジョーンズ陣営を中心に、大会中止騒動はすべてはチェール・ソネンの陰謀だったのではないかとの説も広がっている。すなわち、盟友ダンヘンの負傷情報を秘密裏に得たチェールが、一方でツイッター上でジョーンズを挑発しつつ、他方で急遽トレーニングを開始していたというのである。

マイク・ウィンケルジョン(ジョーンズの打撃コーチ)

もう黙っていられないから言ってやるが、みなさんがジョンを責めるのは間違いだ。原因はほかにある。UFC151中止問題は、何週間も前に何とか出来ていたはずなんだ。チェール・ソネンはいつからメディアを通してジョンのことを挑発していた?いろんな分野で、金儲けやルール違反には詳しい男だよ。私はチェールの狂言だったと思ってる。ヤツはこそこそと練習をして、ジョンが見ていないときに殴りかかろうとしているんだ。

真珠湾攻撃のようなサプライズがない状態での「ジョーンズ vs ソネン」なら歓迎だ。UFCはその試合を組むべきだと思う。

なぜUFC152トロント大会でチェールが戦えないのかがわからない。契約の問題でもあるのかな。ジョンはチェールをぶちのめしたくてたまらないんだが。(BloodyElbow)



グレッグ・ジャクソン

チェールはアホではないよ。勝算がなければやろうとはしないだろう。保証してもいい。チェールは練習していたはずだ。それもかなりハードにね。(Yahoo! Sports)



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UFC151中止、ジョン・ジョーンズの対戦相手不在問題に業を煮やしたダニエル・コーミエが、ごちゃごちゃ言うならオレがやってやると怪気炎

ジョン・ジョーンズと戦おうとする選手が誰もいないみたいだな。じゃあオレがやってやるよ!みんな試合を断りあがって、結局ヴィトーのようなオールドスクールの選手に頼るしかない。どいつもこいつも、TUFのコーチ役でもやってる方がいいというなら、そのタイトルショットをダニエルのところにもってこい!




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高橋テツヤ

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