ジョン・ジョーンズ大いに語る【誰か止めてやれや・・・】

UFCが来年、「The Ultimate Fighter: India」を製作することを発表した。現在インドでUFCを放映しているSony Sixというチャンネルと共同製作するとのこと。

海外版TUFはこれまでにブラジル版と、「イギリス対オーストラリア」が製作されているが、これらの国とは違い、インドはUFCにとって全くの初上陸となる。このことについてロレンゾは、「すごいポテンシャルのある市場だが、文字通りグラウンドゼロからのスタートになる。インドの人はUFCのことを本当に何も知らないようだ」と語っている。「インドではWWEが人気がある。だから、UFCも最初はWWEと間違えられるかもしれない。インドの人の多くは、これまでにリアルファイトを見たことがないから、WWEをリアルだと思っているらしい。だからUFCを見れば真実を悟るだろうね」。UFCのリサーチでは、インドの若者の嗜好は映画にしても国内作品からハリウッド作品に映りつつあるし、スポーツについてもクリケットに次ぐ人気スポーツを待望しているはずなのだという。

思えば、スーパーファイトリーグCEOのケン・パビアもそんなことを言っていたものだが、このニュースが発表された同じ日(9月11日)、スーパーファイトリーグがパビアの辞任を発表した。パビアの個人的事情のためとしている。

パビアはFighters Onlyの取材に答え、SFLはビジネスモデルを変更するらしい、今後はテレビスタジオでの試合収録が中心となるらしいなどと語っている。石井慧がちゃんと試合を出来ると良いのだけれど。

*****

ジョン・ジョーンズ発言を集めてムード翻訳してみた。まずは幻のUFC151でのソネン戦を断った理由を語るジョーンズ。レスリングオブザーバより。

試合を受けなかったのはさあ、ヘッドコーチと、ムエタイコーチと、ボクシングコーチと話し合ったんだよ、基本的にはね。みんなボクの強みも弱みも、筋肉の動きも知ってくれているからさ。ま、はっきり言って全員が、ボクが勝つと言ったんだけど、スタイルの違いには注意しろと言われたんだよ。ダンヘンとソネンとではクリンチゲームの種類も、テイクダウンの種類も違うからさあ。まあ、ソネンのゲームについて詳しいことは話さないよ。だってそういうのって、格闘技を理解していない人からみればダサイんだろ。まあ一言で言えば、ソネンはサウスポーで、テイクダウンもサブミッションもパウンドも独特なんだ。ダンヘンとはまるで違う選手なんだよう。そんな試合を受けるなんて、頭悪いよね。

誰も気づいていないようだけど、ソネンの戦績は5勝6敗なんだよ(実際には27-12-1)。なんでタイトルショットをもぎ取ってきていない人相手にベルトを掛けないといけないんだよお。そんなの宝くじの大当たりみたいなもんだよ。ボクは他人の大当たりになるつもりなんかないからネ。

この大会に出場予定だったほかの選手たちはみんなボクのことを非難するけどさあ、きみらではPPVは無理だよっていったのはボクじゃないんだよ。



ダン・ヘンダーソンが「ダンヘンTシャツを買えば、いまなら拭き掃除用のジョーンズTシャツをプレゼント」などと言っていることを受けて、ダンヘンに涙目で悪口を言い返すジョーンズ。レスリング・オブザーバより。

ダンヘンがボクを馬鹿にするなんて、状況をよくわかっていないんじゃないかと思うよ!(怒)。逃げたのは自分のくせに、ボクをやじるなんて!自分がケガをしておいて、ボクをやじるなんて!あんたが家でヒザを冷やしているとき、ボクはいったん終わったと思った合宿に逆戻りしてるんだよ。こっちはこんなに忙しいのに、あんたは家で昼間からゲームか何かをしてるだけなんだろ。



史上最高の善人である自分がヒールになるなんてあり得ないと語るジョーンズ。MMA Weekly

ボクは別に、悪党の役割を甘んじるつもりはないよ。だってボクは悪党じゃないんだからね!ボクは悪党でも悪人でもないんだよ!ボクは自分が他人にインスパイアを与えるような人間であることを誇りに思っている。ボクのことをクソ生意気だとか言っている人は、一度ボクの話をちゃんと聞いてみるといいよ。そりゃ格闘技の話をしているときには、ちょっとは生意気に聞こえるかもしれないよ・・・ボクはMMAをとても愛している。自分のことを最高に買いかぶっているんだ。MMAに関しては、多少自信満々だとしても謝るつもりはないヨ。

実際ボクに会ってみれば、これまであった誰よりもナイスな人間だとわかってもらえると思う。こんなナイスな人間はいないよ。ボクは毎日、ジャクソンのジムに行っては、箱に一杯の練習の器材をプレゼントしている。チームメイトのためにいろいろと注文しては、しょっちゅうプレゼントしているんだ。ボクは人にものをあげる。ここまで素晴らしい人間はみたことがないよ。




Keeping up with the Joneses will require plenty of play-by-play this weekend (Yahoo! Sports)
ジョン・ジョーンズ一家の物語。なかなか読ませる記事なのだが、ほかに訳したい記事の渋滞が著しいのと、今日のブログのトーンからはちょっとずれるので、リンクだけの紹介で済ませておく。
ざっと紹介すれば、なんでも土曜日にトロントで次男坊ジョンが闘い、その翌日にはNFLのボルチモア・レイブンス所属の長男と、ニューイングランド・パトリオッツ所属の三男がフットボール対決するらしく、ジョーンズ家の息子たちの大一番が続くらしい。糖尿病の影響で視力を失ったジョーンズ兄弟のビッグママCamilleはいずれも会場観戦するとのことだ。

*****

ダナ・ホワイトと折り合い悪すぎ、UFC史から抹殺されているフランク・シャムロックがUFC151中止問題について語る。この人がいまだにストライクフォースのテレビ解説をしているのは実に不思議なことである。MMA Mania

大会を救うのはジョンの責任じゃないよ。ダナ・ホワイトは億万長者だ。ダナがファンに返金したり、選手にファイトマネーを払えばいい。ジョンはあくまで自分の家族のことを考えて決めたのであって、フェルティータがため込んでいる億万ドルとは関係がない。僕に言わせれば、アホらしいよ。MMA全体がアホらしい。いまのMMAは、クールなテレビ番組として押し上げられているだけで、マーシャルアーツのライフスタイルとか、人生を豊かに高めてくれるものとしては売り出されていない。ホットな女や、タトゥーだらけの男が金網の中で殴り合っているだけだ。こんなもの、僕は自分の家族には見せたくない。ダナがFワードを連発しているところも家族には見せられない。自分でスターになってしまったあの男こそ、この地球上最大の大口人間であり、この業界の恥部になっている。カネ以外に殴り合う理由がないのなら、何か別のことをした方がいいんじゃないか。人を助けたり、知恵を分け合ったり、僕はいろいろやっている。ダナにはそういう面がないんだろう。ヤツはマーシャルアーチストとはいえないね。



*****

どうも気になるベン・アスクレンのニヒルなインタビューより。ちなみにアスクレンが好きな選手はBJペンとニック・ディアズだという。

僕は他人をあざけるのが好きでね。ファンをあざけって、怒らせるのも好きだよ。どうせヤツらは何にも出来ないんだからね。

ファンなんていうものは、移り気なんだよ。自分の家族と自分のチームさえハッピーなら、僕はファンの考えることなんかに影響されるつもりはない。僕に言わせれば、ほとんどのファンはMMAのことを何も知らない。機微のようなものを何もわかっちゃいないんだ。血とかガッツとかKOなんかが好きなだけなんだよ。



*****

グレッグ・ジャクソンは数学を格闘技に持ち込み、実戦経験ゼロで「最強のトレーナー」になった。嘘の様な実話。

ジャクソンは言う。
「私は、勝利を最終ノードにおいたことはない。勝ちたくないということではないよ。ただ私は選手に、その場その場で最も有利で、最も選択肢の多いノードにいてほしいんだ。どんなサイエンスでも同じなのだが、結果ではなくて、大事なのはプロセスなんだからね」
いま、記憶から抜けていたこの一節を読み直してぞくりと戦慄した・・・
http://www20.tok2.com/home/gryphon/JAPANESE/BBS-SELECTION/Gotch.htm
■カール・ゴッチ名言集
「勝ちたい、という気持ちさえ、闘いにおいては邪魔になるのだ。その瞬間、もっとも効果的な技を出すことだけを考えるんだ。勝利はその結果として、天から与えられるものに過ぎない。」



グリフォン氏がとても興味深い名言を重ねてくれている・・・両者とも、ものすごく近視眼的に、その場その場を制していくことが勝利への道だと言っているわけである。
われわれの仕事とか、人生とかもそうなのだろうか。
そして、そんな風に攻めてくる人にはどうすれば勝てるのだろうか。

実はグレッグ・ジャクソンのストーリーの元ネタは格闘技サイトではなく科学サイトであった。とてもおもしろい記事だとは思ったのだけれど、どこか「グローバルスタンダード」とか「リスクマネジメント」といった考え方と相通じる感覚もあって、日本人としては、あまりこういう考えに踊らされない方がいいような、なにかオルタナティブを指向したほうがいいような気もしてしまう。

*****

米FXで放送が開始されたTUF新シリーズの第1回分の視聴率は、第1回としては史上最低の0.7%となった。

レスリング・オブザーバ最新号によると、9月8日のK-1ロサンゼルス大会のネットPPV中継の売上は5,800件だったとのこと。オブザーバは、ほとんど知られていない大会の中継としては好成績だと評価しているが、そもそも来年からスパイクで放送するためのPRの位置づけもあったはずなので、最初は無料で中継すべきだったのではないかと分析している。

【海外総合】 ベラトール FC 、 10 月 7 日からサムライTVで放送か総合格闘技ニュースブログ (NHBnews PRO)



スポンサーサイト

毎週更新!

Ad

Ad

MMA Update