ベラトール対UFC、選手争奪局地戦

ベラトールのバンタム級王者エドゥアルド・ダンタスが、8月25日にリオデジャネイロで行われた修斗ブラジル大会でタイソン・ナム選手に鮮やかなKO負けを喫した。ダンタスがひざ蹴りで飛びかかったところを、ナムにカウンターで打ち落とされたらしい。ベラトールにとっては赤っ恥な結果となった。このタイソン・ナム選手は、今年3月に実はベラトールといったん契約をしたのだが、1試合もすることなく、そのまま6月にリリースされていた。今回の勝利を機に、タイソン・ナムに対してはUFCが興味を示していると伝えられているが、ここにきてベラトールがマッチングライツの行使を主張しているのだという。マッチングライツというのは、契約終了後18ヶ月間、他団体からのオファーがあった場合には、まずそれをベラトールに示して、ベラトールがそれを上回る条件で再契約する意図があるかどうかを確かめなければならないというもので、これがあればベラトールは事実上、ナムがUFCと契約するのをブロックすることができることになる。

ナム陣営は、ベラトールがナムの仕事を阻んでいると抗議しているが、ベラトールではナムがマッチングライツ条項に違反した場合、訴えると脅している。CEOのビヨン・レブニーは、「ベラトールの契約条項は他団体と何も変わらない。別に選手に試合をさせないという話ではないし、ファイトマネーを下げるという話でもない」と語っている。実際にベラトールではナムに対して、来年からスタートするバンタム級トーナメントへの参加オファーを出しているという

UFC152でマット・ハミルと戦ったロジャー・ホレット選手も、ベラトールで1勝した後、今年初頭にリリースされた選手である。しかしUFCが「ホレット vs ハミル」をアナウンスしたとたんに、ベラトールがマッチングライツの行使を主張し、許可なくUFCに出場したら契約違反に該当すると通告してきたのだという。このためUFCはいったんはホレットをあきらめ、ハミルの対戦相手にウラジミール・マチュシェンコをあてることとした。マチュシェンコの代役出場が発表されたあと、ベラトールはホレットに対し、マッチングライツを行使しないと通告してきたのだという。結局、マチュシェンコの負傷欠場により、ベラトールから完全にリリースされた恰好のホレットがカムバック出場することとなった

このようなベラトールの動きに対し、UFC152大会後記者会見でダナ・ホワイトが批判的なコメントを出している

私は普段はベラトールの話はしないのだが、ヤツらのやり口は非常に汚い。卑怯で、薄汚くて、卑劣だ。UFCもマッチングライツ条項はあるが、私は自分がリリースした選手が他団体と契約したからと言って、「契約違反だぞ」なんてことを言いに戻ってきたりしない。解雇は解雇なんだ。タイソン・ナムがUFCにとって大問題であると言うわけでもないが、ベラトールのやり口は選手に損をさせるし、汚いし、犯罪すれすれだ。



これに対してビヨン・レブニーも早速反論

ダナの発言は非常に偽善的だ。今年3月にわれわれがキング・モーと契約したときにも、ズッファに対して同じ手続きを踏んだんだ。ダナがキング・モーのリリースを公表し、UFCのサイトでも公式発表されたから、われわれはモーと契約しようと思って、まずは契約書をズッファに書留で送付し、ズッファがマッチングオファーをするのかどうか検討するのを14日間待ち、その結果ようやく、モーと契約できたわけだ。それと今回の件と、どこが違うと言うんだ?

格闘技ファンなら、バイアコムやFOXが乗り出してくれるのをありがたいと思っているだろう。巨大エンターテインメント企業が国内外で格闘技を支えてくれている。その投資額の多くは選手につぎ込まれている。だからわれわれは、すでにお馴染みになっていて、他社も行っているこのマッチングライツのようなプロセスを、これからも遵守していくつもりだ。



レブニーはまた、UFCのジョセ・アルドのバイク事故に関して、「オートバイは危険な乗り物だ。高いレベルの格闘技選手がバイクに乗るなどということは意味がわからない。ベラトールがスパイクTVに移り、これからビッグイベントを開催していくことになる以上、選手との契約に、バイク禁止の条項を入れることは十分にあり得る」等とも語っている

ベラトールが大企業の一員となって、なんだかレブニーの発言に、大企業的なコンプラ的な色合いが強まってきているような気がする。あるいは、大資本のバックアップを受けて、すこしづつUFCとの直接対決色を強めていこうという動きなのかもしれない。ダナ・ホワイトがFOX契約以降も相変わらずの様子であるのとは対照的だ。

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欠場に関するギルバート・メレンデスのコメント

僕はただ、できる限りしっかりと準備をしようとしていただけなんだ。ケガはしないように祈るしかない。ケガをしないように選手に責任を負わせるのはむずかしい。軽いスパーリングだけでは、いい試合はできないんだ。もうちょっと練習をゆるめにしなさいと言うのも難儀だ。素晴らしいパフォーマンスをしなさい、でも練習は軽めにしなさいというのはどだい無理な話だからだ。僕は試合にむけたあらゆる準備をする。ケガを避けるためにありとあらゆる注意を払っていたかと問われれば、たぶん改善の余地はあるのかもしれないけど、そんな心構えでキャンプを張ることは出来ないんだよ。



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米国プロレス団体「WWE」の中国市場開拓方法に学ぶ(中国ビジネスヘッドライン)

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今のプロレスは格闘技ブームを経て強さを追求しないプロレスになっている。今のプロレスは強さを追求するものではなくない(注:ママ)。それはUFCなどMMA総合格闘技の方へ移ってしまった。今のプロレスは最強ではなく最高を求めるプロレスだろう。(nWoな人々-Puroresu
・・・このように現在のプロレスは最強を求めるものから最高を求めるものへと進化したと思っている・・・長くなってしまったが、以上が私の主張である。(



スペイン料理に「パンタコリャサッサ」というのがありましてな。スペインと言えばパエリヤを思い出す人が多いだろうが、それは昔の感覚で、いまはパンタコリャサッサの時代なんですな。もう、これまでのスペイン料理とは全然違う、新感覚の料理なんだよね。え、知らないの?古いねえ、あんた何歳?どんな風においしいかって?とにかく「最高」なんですよ、最高。じゃあね。


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