バティスタ、43歳の純情【MMAデビュー迫る】


今週末にロードアイランド州のローカル大会でMMAデビューする元WWEプロレスラーのバティスタ(43)の対戦相手が試合5日前になってようやく、Vince Lucero選手に決まった。Luceroはキャリア13年、戦績45戦(22-22-1)という、シャノン・キャノン・ザ・リッチ的な渡世人ファイター。バティスタの対戦相手にはもともとラシド・エバンス(ラシャドではない)というやはりプロデビュー戦となる大男がリストアップされていたが、この男、試合発表時点でまだ監獄にはいっており、その後釈放されたものの、ほどなく無免許運転でまたしてもつかまって、監獄に逆戻りしてしまったらしい。

試合に先立ち、バティスタはこの年齢になってのMMAデビューについて、次のように語っている

「どうしてこんなことをしているのか、理解できない人もいるだろう。ファイトマネーはWWEに比べれば遠く及ばない。それに、自分がUFCのチャンピオンになれるなんてことも、まるで考えていない。隠れた動機を持っているわけでもない。ただ単に、好きだからやりたいんだよ。経験してみたいんだ。少なくとも一度はやってみたいじゃないか。」

「最低でも顔を殴られるていどで済むなら、やらせてくれ。それなら経験がある。一度で懲りて、もうやりたくなくなるかもしれない。でもその恐怖感も含めて、経験してみたいんだ。」



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UFCロンドンオフィスのトップにあたらしく Garry Cook 氏が起用されることとなった。肩書きはVice President and Managing Director of Europe, Middle East and Africa。氏は1996年から2005年までナイキに勤務し、マイケル・ジョーダンブランドのGMを担当した。その後Manchester City Football のCEOとして、チームをすっかり再生させた。

英国では豪腕経営者として知られている一方、マンチェスター時代にはガン患者に対する心ない失言で非難を浴びて退任したという経緯があり、イギリスのファンからはブーイングが出ている人事でもあるらしい。

ロンドンオフィスではこれまで、Marshall Zelaznik 氏がVice Presidentをつとめ、UFCの初期の海外展開を一手に担当していた。その後、UFCカナダをTom Wright氏、UFCアジアをMark Fisher氏が率いることとなるにつれ、Zalaznik氏の肩書きは Managing Director of International Developmentに変わっていた。Cook氏就任に際して、Zelaznik氏はラスベガスに戻る予定となっている。

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ストライクフォースの大会中止に関してのレスリング・オブザーバの分析。

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・・・メレンデスが肩を負傷したのは9月16日か17日・・・ショータイムがメレンデスの欠場を知らされたのは9月21日(金)、その翌朝には、ショータイムはこの大会を放送せず、放映権料も支払わないことを決定した。ストライクフォースの主要な収入源は、ショータイムの放映権料である。契約上ショータイムには、放送大会のカードを承認したり否認したりする権利があたえられており、メレンデス欠場により、この大会は有料チャンネルでの放映に堪えないと判断したものとみられる。ショータイムが意志決定をしたのは土曜の朝であったが、ストライクフォースがその旨を発表したのは日曜の夜であった。9月22日のUFCトロント大会でこの件に触れて欲しくなかった意図が垣間見える・・・

・・・ズッファとショータイムの関係は明らかに破綻している。ダナ・ホワイトはいまや、ロンダ・ラウジーのことを唯一の例外にして、ショータイムにはいっさい触らないようになった。来年、両者の契約が終了した後どうなるのかは注目だ。今年初頭に両者は契約を更新したが、その頃はまだホワイトとショータイムは関係を維持していた。

ショータイムの立ち位置は微妙だ。ショータイムは有料視聴者の獲得維持に、MMAが役に立っていると評価しており、MMA放送は続けたいと考えている。ショータイムにとっては、ストライクフォース中継の視聴率は概して好調であり、ロンダ・ラウジーはチャンネルの顔となりつつある。ほかに放送すべきプロモーションが存在しない以上、ズッファとの関係は維持したいはずだ。ある情報筋によれば、ショータイムは本当は、ボクシングと同じようにMMAを取り扱いたいと考えているのだという。すなわち、複数のプロモーターと交渉し、多様なビッグファイトを提供してゆくという構図だ。問題は、MMAビジネスはボクシングビジネスと様相が異なると言うことである・・・ズッファとしては、ショータイムがライバル団体を放送しないことに一定の意義を見いだしている。ショータイムからの放映権料で黒字になっているかという点について言えば、詳細は明かされていないものの、ストライクフォースのゲート収入の低さも踏まえると、おそらくペイはしていないものと見込まれる。・・・

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ロレンゾ・フェルティータとフランク・フェルティータが、今年のForbes誌選定の米国富豪番付400傑から脱落した。両者とも、ステーションカジノとUFCの株式持ち分が主要な資産であり、総額は昨年の12億ドルから今年は9億ドルに低下した。400傑に選出されるためには、11億ドル程度の資産額が必要となっている。ちなみにビンス・マクマホンの資産額は2億8300万ドルとされているが、上場しているWWEの株価水準によって大きく増減する。プロレス、MMAに関係のある富豪としては、ジョージ・ルーカスが33億ドルで120位、ドナルド・トランプが31億ドルで128位、ジェリー・ジョーンズ(UFCがビッグイベントの開催をもくろんでいるダラスカーボーイスタジアムのオーナー)が27億ドルで151位、マーク・キューバンが23億ドルで206位、そして元WCWオーナーのテッドターナーが20億ドルで239位となっている。レスリングオブザーバ最新号より。

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[格闘技][プロレス][WWE][海外総合]「カネじゃない、とにかく一回MMAを体験したい」と挑戦する元WWE・バティスタ。その「気持ち」わかりますか?

■バティスタ、43歳の純情【MMAデビュー迫る】 http://omasuki.blog122.fc2.com/blog-entry-1393.html によると、この週末に名も無きローカル大会で名も無き相手と、かつてのWWEスーパースターが戦うん

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