ボナーとグリフィンのゲットワイルド漫談【UFC153レビュー】

大会前に紹介出来なかったUFC153のテレビCM。ボナーがグリフィンに、シウバ攻略法を相談している。グリフィンは、ヤツの目の前で立つな(グリフィンがKOされるシーン挿入)、ヤツとグラウンドで戦うな(ダンヘンが締め落とされるシーン挿入)、ヤツを怒らせるな(ソネンがKOされるシーン挿入)と答える。ボナーが、ではヤツに親切にしてやったらどうかな、と訊ねるが、グリフィンは、いや、それもダメだと答える(シウバと握手をするリッチ・フランクリンのシーン挿入)。最後にボナーがソネンに電話している。「シウバ戦にむけてアドバイスをくれないか。グリフィンの弱みも教えてやるからさ」。
(「ソネン vs グリフィン」戦がまだ生きていた頃の話である)




UFC153、ノゲイラの勝利に喜びすぎて、前田敦子もびっくりの過呼吸に陥るアンデウソン・シウバ。仲間が勝ってうれしいのは当然だとしても、このあと自分の試合もあるというのに、なぜここまで喜ぶのか、ちょっとひくほどだ。



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アンデウソン・シウバ def ステファン・ボナー

まるでサイパン合宿でも済ませてきたかのように、 精悍に黒光りするボナー、入場のときに着ていた「We Step Up」Tシャツも冴え渡っていた。試合内容も、短い試合ではあったけれども、けしてへなちょこではなかったと思う。果敢に攻め込もうとしていたのは確かだった。勇敢で格好良かった。ボナーがダメなのではなく、ひたすらにシウバが強すぎた。ボナー、フォレスト・グリフィン組とアンデウソンのハンディキャップマッチでも、反則の2プラトン攻撃でもしない限り、ボナーやグリフィンに勝ち目はないように思える圧倒的なパフォーマンスだった。


大会後記者会見でダナ・ホワイト。MMA Weekly

アンデウソン・シウバの記録は今後50年は破られないだろう。ヤツはあと5年は戦うと言っていたぞ。

ヤツは史上最高の選手だ。ほかには誰も出来ないことをやってのけている。彼の試合はよく見ておく方がいい。彼がここにいる間に、しっかり楽しんでおくといい。ちゃんと見ておかないと、きっと後悔する。アンデウソンが戦うときには、ちゃんと見ておいた方がいい。





ジョン・フィッチ def エリック・シウバ

勝負論的には今大会屈指のヒリヒリする一戦だった。個人的には、報われないにも程があるくせ者フィッチ推しである。1Rは会場のブーイングをものともしないフィッチの意地悪塩漬けが光ったが、若者エリックがものすごい対応力で2Rにフィッチ対策を簡単に実行に移し、もう少しで締め落とされるところであった。前回ジョニヘンにワンパンKOされたフィッチ、今回もどうも正面からのジャブをよく被弾していて、距離も近すぎるんじゃないかと思えて、ずっと冷や冷やした。なぜか3Rにエリックが急減速してくれたので、何とか判定を拾うことは出来たが、エリックの粘りにあい、今回もやはりフィニッシュは出来ず。信じられないくらいに報われないフィッチさんのことだから、ホントに判定結果を聞くまではハラハラしっぱなしであった。いやあ、それにしても、ジョン・フィッチの判定勝ちの試合がファイトオブザナイトに選ばれる日が来るとは思わなかった。

試合後のダナ・ホワイト

自分がフィッチを悪く言ったりディスったりしているのを聞いたことがないだろう。



>はぁ?あるよ、なんども!

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UFCがブラジルで、ブラジル人選手主体のリージョナルサーキットシリーズを検討していることが明らかになった。また、来年後半にはブラジルでスタジアム級のビッグマッチをぶっ放す意向もあるという。ブラジルではUFCは地上波テレビRede Globoで放送されており、やることなすこと高視聴率である模様。

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ジョン・ジョーンズとチェール・ソネンが時期TUFのコーチ役を務めることが明らかになった。撮影は10月29日から。恒例のコーチ対決は来年4月27日のPPV大会で行われる。

チーム・ネルソンとチーム・カーウィンで現在放送中のTUF、先週分は視聴者数62万4千人という、番組史上最低視聴者数を記録、危険水域にまで低迷しきっている。そんな中でのジョーンズとソネンの投入は、TUFのテコ入れになることだろう。

ジョーンズはヴィトー・ベウフォートのアームバーで右肘の靭帯を痛めていたことも明らかになった。このため、TUFの撮影をしながらヒジの治療に当たり、4月の試合に備えることになる。

ジョーンズはつい先日、「ファンが僕とソネンの試合を見たがるから、あいつにベルト挑戦の資格があるかどうかなんて、だんだんどうでも良くなってきたヨ」などと下手な予告ツイートをしていた

次期のTUFコーチ役には一次、アンソニー・ペティスとドナルド・セラーニの名前も上がっていたが、ペティスは現在、肩の術後経過が思ったより遅いことから、まだ動けない状態だという

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MMA Fighting のダナ・ホワイトインタビュー

Q エディ・アルバレスとは契約するのですか

A エディのことは気に入ってる。契約の状況がどうなっているのかをよく確認しないといけないな。

Q ストライクフォースについては話さないとおっしゃっていますが、では誰に話を伺えば良いのでしょう。

A ショータイムに聞けよ。

Q 話してくれないんです。

A ならオレも話さない。

Q  試合が出来ない選手はどうなりますか。

A ほんとにそうだよなあ。UFCでは絶対にそういうことは起きない。うーん、しかししゃべりにくいな。

Q ストライクフォース消滅の噂もあります。

A 噂というのは誰かが流すんだよ。オレが流してるんじゃないぞ。

Q ズッファでは誰が担当なのですか。

A ・・・ロレンゾだけどな。

Q 耳の手術をするそうですが、リハビリで現場を離れないといけないのですか。

A そういう必要はないと聞いている。これまで考えていた成功率50%の手術のとは別の手術で、耳にチューブを入れるらしい。成功率は70%だ。そこが気に入ってる。実を言うと、イギリス出張とトロント出張はひどい体調だったんだ。今回のブラジル出張は体調がずいぶんいいので助かっているよ。

Q アリスター・オーフレイムは「ジュニオール・ドスサントス vs ケイン・ベラスケス」の勝者にいきなり挑戦することになりそうですか。

A いまのところはそのように考えている。



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ストライクフォースの11月3日大会中止を告げるショータイムのプレスリリースは「ストライクフォースでは1月大会をぶっ放すことになりました!あ、ついでに11月3日はキャンセルね」といった感じに読める、なかなかに不誠実なものであった。この大会のメインイベントで難敵TBAと戦う予定だったダニエル・コーミエは、「だれかが連絡くらいくれてもいいだろう。信じられないよ。もうかんかんに怒ってる。一言連絡をくれよ。それって贅沢を言いすぎかい?」と、誰から何の連絡もなかったことを赤裸々に語っている。ティム・ケネディも、「ストライクフォースのおかげで、自分の試合のキャンセルをインターネットで読ませていただきましたよ。これまで9週間も合宿をしていたんだけどね。ありえないよ!」とやはり馬鹿負けした模様

その後意外に分析記事が出てこないのだが、とにかくズッファとショータイムの仲が悪すぎて、誰も責任をとらない状態に陥っていることは明らかなように思える。これでは選手がかわいそうである。

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ジェイク・シールズが去る8月のUFC150でのエド・ハーマン戦後の薬物検査で失格していたことが明らかになった。どの禁止薬物が検出されたのかは明らかにされていない。シールズはコロラド州アスレティック・コミッションから6か月の出場停止を命じられ、試合結果はシールズの勝利からノーコンテストに変更された。

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米北東部で開催されたとあるプロレスイベントで、ハーリー・レイス(69)がベイダー(57)の顔面を殴るという事件が起きたそうだ。ベイダーが一貫して非常に好戦的な態度だったとか、割って入ろうとしたスポンサーが誤ってケガをしたとか、最後には会場の外に出て廊下でレイスが制裁したなどの報告があるそうだ。もめ事の原因は不明。

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NFLなのか何なのかわからないが、「アラバマ vs ミズーリ」というフットボールの試合で炸裂した投げっぱなしジャーマン。


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ミルコ、約4年ぶり日本で闘うも事件発生/角田信朗「K-1を名乗る大会が開催されたそうですね」(カクトウログ)
どこの馬の骨かもわからないNobby Kなるハリウッド俳優が、どういうビジョンを持っているのか知りませんが(以下省略)。

暴力団の名前出し「めちゃくちゃにするぞ」K-1格闘家、元妻脅し?逮捕(産経新聞)
我龍真吾。


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