WSOF旗揚げ戦の評価と問題点


アンドレイ・アルロフスキーによるKOシーンで締めくくられたWSOFの第1回大会が終了した。主な大会評。

Ben Folwkes記者、MMA Junkie

最初のこの団体の件を聞いたとき、よくわからないなとは思ったのだが、まずは見てみようと自分に言い聞かせた。そして大会を見てみた。今でも、どう考えればいいのか、よくわからない。なんだか前にも見たことがあるような光景だった。MMAにはもはや新しい要素など存在しないのかなと思えた。過去大会をつなぎ合わせたものであるかのようにも見えた。放送席にいたのは、WECと同じ実況アナウンサーと、HDNetの解説者(バス・ルッテン)、IFLと同じリングアナウンサーが、昔と同じキャッチフレーズ「Can You Feel It」を叫んでいた・・・

大会はまずますの内容だった。番組製作的にも、多少気になるところはあったが、おおむね平穏であった。各試合にハイライトシーンがあり、ソーシャルメディアの反応もそこそこだ・・・WSOFはどこか、中庸路線を狙っているように見える。無視されない程度に大規模だが、自滅しないほどには軽量である。過去の諸プロモーションの失敗に学びつつ、単なるマイナーリーグでもない、単なるニッチでもない、第三の道を歩もうとしているのかもしれない。



Dave Meltzer記者、MMA Fighting

WSOFのデビューイベント中継はとてもスムースで、しかしごく平凡な格闘技中継だった・・・放送された4試合中3試合が、期待通りに1RのKO決着を見た。勝者が強く見えるフィニッシュであった。

Planet Hollywoodで行われたWSOFの中継は、タイムバイで行われた。このような大会を製作し、さらにテレビ局にまで支払うと言うことは、この大会自体は大幅な赤字となっていることになる。Blackzillianジム所属選手をCMに起用した、いくつかのスポンサーはいたようだ。

課題は、この団体の目標は何なのかと言うことだ。おそらくは魅力的な高視聴率番組として、放送局に売り込みをかけたいのだろう。今回中継を行ったNBC Sports(旧Versus)には現在、ボクシング中継番組があり、視聴者数は27万人程度であるので、WSOFがこの数字を上回っていれば、今回の中継は成功だったと評価できることになる。ちなみに、MTV2チャンネルで放送中のBellatorの平均視聴者数は16万3千人である。

・・・NBC Sportsとのタイムバイ契約は1大会分だけであった。放送中に次回大会の告知は行われなかった。



MMA Fightingによると、レイ・セフォ代表は大会後記者会見で、次回大会は1月26日にラスベガスで行われることを発表、さらに第3回大会はラスベガスを離れて開催することを示唆している。

疲労困憊のレイ・セフォのコメント。あのけんかっ早いK1ファイターが、ずいぶんな出世であることだ。2年を目処にしたプロジェクトであることがうかがえる。

わかっていただけるだろうか。私はこの一週間というもの、最悪のシナリオばかり想像して過ごしていたんだ。私の悪夢の中では、会場には一人の客もこない。照明は点灯しない。何もかもが上手くいかない。だからあらゆる準備に念を入れた。

第3試合くらいに、会場がやっと人で埋まり始めた。自分たちに不可能はない、なんて気取るつもりは全然ない。もう必死だ。でも結局終わってみれば、今夜の大会は思っていたよりずっと良かった。

今週はハチャメチャだったが、これで参っているわけにはいかない。これが2年続くんだ。まだスタート点にたったばかりだ。とはいえ、もっとひどい結果になると想像していたあとの今夜の出来具合には、ひとまずこの上なくハッピーだよ。



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UFC Macao 世界最高峰の総合格闘技UFCマカオ大会
2012年11月17日(土)深夜1時~4時(BS朝日公式)

うわーん。諸事情で今、BSを見れないのである・・・うーむ、これは困ったな。

DREAM大晦日、MMA Planetの報道がペトロシアン参戦を匂わせる。こちらの記事はハリトーノフ参戦を示唆。対戦相手は誰になるのだろう・・・

UFC and FOX Announce 2013 Schedule (UFC.com)




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