「カンパニーマン」リッチ・フランクリン




UFC初の中国大会のメインを勤めた会社人間リッチ・フランクリンの「試合前の」インタビューがMMA Fightingその他に。試合前に紹介出来れば良かったのだが。

今の自分はもう、ロスタイムで戦っているようなものだよ。僕ももう38歳だ。引退の質問は1年半前にはじめて受けた。最初はむかついたけど、それにももう慣れた。でも、UFCがブレイクする前からいた、マット・ヒューズやチャック・リデル、ランディ・クートゥアたちはみんな引退してしまった。初期メンバーの最後の生き残りになってしまったよ。

それにしても、ここまで続けるとは思わなかった。2002年、僕はまだ高校教師をしていて、2005年のタイトル戦(対エバン・タナー)の直前になっても、まだパートタイムで問題児学級を担当していたんだ。教師の仕事を辞めるとき、「格闘技をおそらく数年やって、また教員生活に戻るんだろうな」と思っていた。UFCがブレイクしていなかったら、きっとそうなっていただろう。それがいまでは、もう10年もUFCにいる。TUF1フィナーレ大会のメインイベントは、僕とケン・シャムロックの試合だったんだよ。

僕がUFCで戦い始めた頃には、本社オフィスには社員が12人ほどいた。いま会社に行っても、その12人はもうほとんどいなくなったなあ。社員の人のことは半分もわからないよ。

マーシャルアーティストとして純粋に取り組んでいた頃が時々懐かしいよ。ロックスターがよく、友達同士でガレージで演奏していた頃を懐かしむのと同じだね。突然ヒットして、大きなステージに立つことは素晴らしいことなんだけど、ジムで単純に技術を磨いていた頃を懐かしむこともあるんだ。



フランクリンは、カン・リーのオリエンタル殺法に備えて、10月23日からシンガポールでトレーニングを続ける一方で、香港・マカオ・タイ・台湾で記者会見を行い、今大会のアジア地域でのセールスマンの役割もしっかり果たしていたのだそうだ。カン・リーも、中国本土やベトナムなど、何カ国かのPR活動を担当していたとのこと。

フランクリンはこれで、UFCファイターとして、7か国で戦ったことになる(ブラジル、カナダ、中国、ドイツ、アイルランド、北アイルランド、アメリカ)。マーカス・デイビス、デニス・シバーの6か国を抑えて、UFCファイター中、最も多くの国で戦ったことになるという

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こちらもUFCマカオ大会前に紹介出来ればよかったのだが、米FUELが放映したこの大会のテレビCM。ソネン、ラシャド、アリアニーが、アメリカでの生中継が始まる朝8時にファンをたたき起こすという設定。





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レスリング・オブザーバ最新号より。UFCでは来年、ビッグマッチ実現に本腰を入れる方針だ。まずアンデウソン・シウバが11月17日のモントリオール大会に来場、GSPが勝った場合には挑発をする予定になっている。ベストシナリオは、まず「シウバ vs GSP」を行い、そこでシウバが勝てば来年後半にはこんどは「シウバ vs ジョン・ジョーンズ」を行うというもの。かりにGSPがシウバに勝った場合には、ジョーンズはヘビー級に挑戦していくことになる。

そのほかのビッグPPVマッチとしては、すでに組まれている「ジョーンズ vs チェール・ソネン」、アリスター・オーフレイム復帰戦、「GSP vs ニック・ディアズ」、そして「ロンダ・ラウジー vs クリスチャン・サイボーグ」等が有力な持ち駒だ。

またUFC社内では2013年のテーマとして、新しいスター選手を作るべし、という厳命が下っているという。

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【VTJ】12・24佐藤ルミナVS所英男が決定!弘中&堀口が元UFCファイターと対戦(eFight)

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ジョシュ・バーネット def. 鈴川真一 (2012.10.16 IGF Genome23 TDC)

これといった見せ場のないダーティでごちゃごちゃした試合の末、両者とも眉をカットしながら、絞めている箇所が見えない絞め技でジョシュが鈴川を眠らせたという試合。試合時間は6分ジャスト。技を解かれた鈴川はけいれんしながら盛大に泡を吹いていた。試合後のジョシュは勝ったにもかかわらず落ち込んだ様子で、なにも話すことはないとコメント。

サムライ中継で提示されたものだけを見ていると、鈴川がジョシュに仕掛け(最初は鈴川のヘッドバットがジョシュの眉を切ったと思う)、ジョシュは何とか試合を成立させようとしたが、鈴川が暴れ続けるのでやむなく落とした、というふうに解釈してくれと言っているようにも見えたが、なんにせよ、全体的には何をしているのかよくわからない、曖昧な輪郭しか残さない試合だった。仕掛けると言っても、全面的にシュートを仕掛けるということから、ちょっとした約束を破ることまで、いろんなレベルがあるのだろうが、基本的にはやはり戦車に竹槍で挑んでいくような無謀さは感じた。

物騒なムードを持った試合ではあったが、けしておもしろい試合とはいえず、オールドスクールなアドリブ重視なやり方の悪い目が出てしまったような印象。まあ、だからといって、鈴川の試合を前もって作り込んで欲しいとも思わない。上手く転がればコールマン戦のような論争を天然で呼べるのが鈴川という素材だと思うからだ。


「藤田 vs 小川」劇場 (2012.10.16 IGF Genome23 TDC)

二人とも、もともと口が達者な方ではないし、もっと言えばプロレスが達者な方でもないので、見ている方はトラッシュトーク合戦に熱くなると言うより、ぼろが出ないかと冷や冷やしてしまった。特に、「プロレスが下手」「IGFでトップを取れなかった男」といった趣旨の言葉を投げつけられる度に、いちいち小川がちょっと絶句して涙ぐんでいるように見えてしまうのが痛々しい。その痛々しさをごまかさないで、追及してほしい気はする。そこを解消するか昇華してくれないと、小川はいつまでたっても同じ人にしか見えない。それにしても、澤田がああいう負け方をしたのにはどんな意味があったのだろう?


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まとめ【「カンパニーマン」リ】

UFC初の中国大会のメインを勤めた会社人間リッチ・フランクリンの「試合前の」インタビューがMMA Fighting

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