サイボーグ奇策 / カーウィンまた欠場 / 年末興業ラッシュ



UFCマカオ大会のアメリカでのライブ中継視聴者数がわずか88,000人にとどまったことが明らかになった。ライブ中継は東海岸で朝9時、西海岸で朝6時スタートだった。また、東海岸で夜7時、西海岸で午後4時という珍しい時間帯に放送された再放送は143,000人だった。

前回のFuel大会はイギリスのノッティンガムからの中継で、東海岸で朝4時からのライブ中継が視聴者数111,000人を獲得した。東海岸で夜10時からの再放送は140,000人だった。

タイムスロットが違うため直接比較は出来ないが、前回に比べて今回が悪い結果だったと案じるには及ばないとMMA Fightingは分析・評価している。

これまでのFuel大会のライブ中継分の視聴者数は以下の通りである(MMA Junkie)。なんにせよ、これでは視聴者数少なすぎである。これではSamuraiとか方がマシなのでは?そうでもない?

UFC on FUEL TV 1: 217,000 viewers
UFC on FUEL TV 4: 211,000
UFC on FUEL TV 2: 197,000
UFC on FUEL TV 3: 173,000
UFC on FUEL TV 5: 111,000
UFC on FUEL TV 6: 88,000

FUEL大会の海外大会は2度連続して、ローカルタイム優先で行われた。これに対し、次のUFC on FUEL 7日本大会が、アメリカ時間を優先して午前中に行われるのは残念なことである。やはり、ローカルでのテレビ生中継がないせいだろうか・・・

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情報番組UFC Tonightで明らかにされたところによると、ダナ・ホワイトはUFCマカオ大会でダナ・ホワイトは、現地に飛ぶことなく、ラスベガス本社の司令室から指揮をとったのだという。ホワイトが2001年に社長になって以来、欠席した大会は2回目。前回は5月のUFC on Fuel 3 を、体調不良のために欠席したが、今回は体調は関係ない。司令室には会場に横付けされる映像製作用トラックと同様の機材等を設置し、ホワイトはモニターを通して現地スタッフに細かい指示を飛ばしていたという。



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通常体重160パウンドのクリス・サイボーグが、(ロンダ・ラウジーと同じ)135パウンドまで減量することは身体的に安全ではなく、将来出産出来なくなるリスクもあるとの医師の診断を得たことを明らかにした。この診断を持って、サイボーグ陣営としては、ラウジーと戦うなら145パウンド以外ではありえないと主張している。

これに対しラウジーのマネージャは、サイボーグが135パウンドまで減量しても問題ないと診断してくれる医者は見つけてある、ロンダはどの体重でもサイボーグに勝てるのだが、とにかくステロイドをやめればサイボーグは135まで減量できるはずだ。サイボーグは有利な体重で戦いたいだけなのだろうと語っている

素人考えでは、自らステロイドを打っている人が不妊リスクを云々するのは、どうも倫理的に気にくわないし(ステロイドこそもっともリスクを高めるだろう)、計画的な減量が身体にそこまで悪いというのもあまり聞いたことがないので(急激な減量は良くないとしても)、サイボーグ陣営の主張はあまりクレディブルではないように聞こえる。しかし、「UFCはドクターストップも意に介さずマッチメークするのか」などと吹聴されるとUFCとしても具合がよろしくないのは確かである。ラウジー戦に関しては、サイボーグにほかでこんなに稼げる仕事などあるわけもなく、ズッファの出す条件で試合を受けるしかないだろうと予想していたが、ずいぶんと奇手を繰り出してきたなとの印象はある・・・

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シェーン・カーウィンがまた怪我をして、TUF16フィナーレ大会でのロイ・ネルソン戦を欠場するとの報道。代役はジョシュ・バーネット!・・・かと思ったらマット・ミトリオンと発表されたようである。 ここ8大会のTUFフィナーレのうち、実に6大会で、予定通りのコーチ対決が実現されていないことになるそうだ。今回はまあいいとしても、次のTUFではこのようなことがないように万全を期してほしいところ。

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アンデウソン・シウバがムービースターになるとか、来年末まで試合をしないとか、GSPが勝っても挑発しないとか、ジョン・ジョーンズと戦っても良いとか良くないとか、いろんなことを言っているわけだが、基本的にこの人は契約更新時にはこうしていろんなことを言うものと相場が決まっている。契約交渉を有利に進めたいのだろう。全部ウソだとまでは言わないが、一つ一つの発言を吟味していけばおそらく相互矛盾すらしていると思うし、あまり実際的な意味はないと思うし、これからもしばらくは、いろんなことを言うに違いないので、またいってらあと笑っていれば大丈夫である。とにかく、UFCに対してこんなに交渉力の強い人は他にいないわけだから、そりゃあいろいろ言うだろう。とはいえ同時に、UFC以外で、いま以上に稼げる場所など、アンデウソンにとっても存在しないのであるから、案ずることもないはずである。

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【DEEP】12・22三崎引退セレモニーに宮田、金原、桜井、高瀬の豪華メンバー出場(eFight)

12月には国内大会がたくさんあって、所とか宮田といったDREAM色もしくはRINGS色が強いと思われる人が他の大会に出ることが発表されるなど、勢力分布図を書いて分析したくなるような報道が相次いでいる。ただ何となく思うのは、プロレスでもそうだけれども、市場のパイが充分小さくなると、おそらくそれを奪い合うよりは、協調体制を敷く中で、「夢の対決」をあちこちで実現していくというのが合理的な選択肢となっていくという場合も多いのかなという気はする。人材を引っこ抜いているように見えて、実は裏ではちゃんとバーターの話し合いが出来ていたりするケースも少なからずあるのではないかと思う。というか、表面的には喧嘩していて欲しいとしても、裏ではそうであって欲しいと思う。無用の争いで疲弊している場合ではないだろう。具体的なことは知るよしもないけれど。

どの大会も楽しみであることは確かなのだが、個人的には、なにか新しい人の活躍を見てみたいという気分は強い。たとえばこんなようなイメージの人で、人知れずアメリカで実力を蓄えていた日本人が逆輸入で一気に突き抜けてくれないかなと思ったり、あるいは突然変異した石井慧がセルゲイ・ハリトーノフあたりを2階席まで殴り飛ばしてくれないかなとか思ったりする。オカダカズチカはこの1年で新日本の屋台骨になった。1人いればムードは結構変わるのだ。



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まとめ【サイボーグ奇策 / カ】

UFCマカオ大会のアメリカでのライブ中継視聴者数がわずか88,000人にとどまったことが明らかになった。ライ

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高橋テツヤ

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