アンデウソン・シウバに挑戦するのは誰?


マイケル・ビスピンが負けてしまい、ベウフォートもジョン・ジョーンズやらソネンを挑発する異常事態のなか、ひとつあきらかなことは、アンデウソン・シウバの次の対戦相手が見えなくなったと言うことだ。

今のところトップコンテンダーだと目されているクリス・ワイドマンはネット番組のインタビューで、「アンデウソンにとって自分は相性が悪いと思う。アンデウソンが僕と高いたくないのもわかる」などと早速挑発している。ただワイドマンは肩の手術をしたばかりで、復帰は早くとも6月になると見られている。


他方のアンデウソン・シウバはFUELのインタビューに応じ、次の対戦相手について「わからない。ダナとロレンゾと話し合わないと」と語っている。MMA Fightingは、シウバはPPV売上が見込める対戦相手を希望しており、ワイドマンやロックホールド、ロンバードではまだ役不足であることから、ラシャド・エバンスがミドル級に転向してくることになるのではないかと分析している。エバンス自身かつて、アンデウソンに挑戦できるなら、転向しても構わないと発言していた。ダナ・ホワイトによるとエバンスのPPV売上はUFCでも5指に入るという。

ラシャド・エバンスの次の試合はUFC156のアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ戦である。この試合に勝った場合、アンデウソンを挑発するなど、何らかのアクションが見られるかもしれない。

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ヴィトー・ベウフォートのインタビュー。ESPNより。ビスピン戦前のものである。TRTについてたずねられて、まどろっこしい回答をしているが、必ずしも否定していないところがポイントか。

Q これまでになく体調がいいとのことですが、あなたは1996年からずっと戦っています。いま、自分のキャリアのどのあたりにいると思っていますか。

いま思っていることは、40歳になったら、自分の身体に聞いてみようと思っているんだ。だからまだ5年は時間がある。その間ベストを尽くすよ。女房はきっと、引退すべき時が来たら、ちゃんと伝えてくれると思う。ロレンゾも辞め時を教えてくれると思う。UFCは選手を酷使しない。周りにいい人たちがいると思っているよ。

Q 30歳代の選手で、テストステロン値が低いため、TRT療法を受けている人がいます。あなたはTRTの許可を申請したことはありますか。

私的な質問には、答えない選択もある。答えれば、それはもはや私的な質問とは言えなくなる。私的なことで言いたいことがあれば、僕は自分から言う。僕はこのスポーツのルールは守る。どの団体であれ、どの法律であれ、やるべきことは決まっている。この件は賛否両論が多すぎる。言ってみたところで何を成し遂げられるわけでもない。合法である以上、やるべきことは決められている。合法である以上、言うことは何もない。合法なんだ。

Q TRTは、認められた場合には合法です。それでもTRTは、MMAのイメージダウンにつながっているでしょうか。

むずかしいね。民主党と共和党と、正しいのはどちらかね。思うに、真実はつねに中間あたりにあるんじゃないかと思う。もちろん、どうしてもならぬことはある。でも、人生ではよいバランスを見つけ出す必要があるんじゃないのかな。いったんルールが決まると、みんな極端すぎる。僕はそう思っている。僕は他人を判断したくない。他人を判断するというのは、神の仕業なんだ。僕らは自由に国に住んでいるんだからさ。そういうことだよ。



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今週のベラトール86大会でカール・アマスーを迎え撃ち、ウエルター級ベルト防衛戦に臨むベン・アスクレンが相変わらずのコメント。MMA Mania。こういう人は結局対戦相手不足に退屈しているんだと思う。こういう人が本気で追い込まれるような試合をいちど見てみたいものだ。

僕の態度のせいなのか、スタイルのせいなのか知らないが、僕が負けるところを見たい人が多いみたいだ。でも僕がトップを取るときには本当に早い。下になった選手が逃げる可能性はゼロだ。だから退屈な試合に見えるのだろう。だから僕に負けて欲しいんだろう。でもファンも心の奥底では、そうならないことを知っている。だからファンはテレビの前で25分間座って、がっかりし続けることになる。見たいものは何一つ見ることができない。

僕は自分のスタイルを変えないよ。僕は自分のことをよくわかっている。他の人になりたいとは思っていない。前の試合からずいぶん間隔が空いて、いろんな分野ですごく上達したけど、それでもレスリングほどには上手いわけではないから、結局レスリングが僕のベースになるね。僕はレスラーとして育ったことを誇りに思っているよ。



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米FOX傘下のケーブルチャンネルFXが、スポーツ中継を取りやめる模様だとMMA Fighting 等が報じている。さらに、同系列チャンネルのSpeedとFuelをそれぞれ Fox Sports 1とFox Sports 2というチャンネル名に改め、ESPN等ライバル局とすべくプッシュしていく計画だという。

現在UFCはFXとFuelで放送されているが、今後UFC中継が具体的にどうなっていくのかは今のところ明らかにされていない。いまのところSpeedは全米8100万世帯で、Fuelは3760万世帯で視聴可能になっているという。このままだと大会名が「UFC on Fox Sports 2 10」などとなってしまい、さすがにややこしい。

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自由豪放ロンダ・ラウジーがツイッターで勇み足。昨年12月に発生した米サンディ・フック小学校乱射事件は、銃規制を推進しようとする政府による狂言であったと、各種の事実(?)を積み上げて説明・主張しようとするトンデモ(?)ビデオがネット上に出回っている。これを見たラウジー、

超おもしろい。マストウォッチのビデオ。



とリンク付きでツイートしたのであった。ラウジーはその後当該ツイートを削除している。批判が静かに高まる中、ラウジーのマネージャがネットラジオ番組で、

ロンダは何事も額面通りには受け取らない人なので、マスコミが報じるニュースも100%信じているわけではないのです。
そんなにひどいことをしたとは思いません。ただ、一般的ではない見方をリツイートしただけなのです。あのビデオも、事件が起きなかったとは言っていないわけですし。



などと釈明した。ロンダも追撃ツイートで

誰かを傷付けるつもりはありませんでした。気分を害した人がいたら誤りますし、そんなつもりはありませんでした。



と述べている。

UFCではこれまで、ツイッターによる不適切発言でリリースされた選手が複数いる。これまでの経緯を見ていると、UFCにとってやや苦しいことに、どんな発言をするとリリースされてしまうのかという点に一貫性がなく、どうしてもスター選手ほどおとがめ無しに終わるケースが多いように見えてしまっているのが実態だ。ロンダの件もすでに1週間以上経過しているが、いまのところUFCは会社としては何のコメントは出していない。なおロンダのマネージャのフォローは、ほとんどフォローになっておらず、上塗りしているだけだと複数のメディアが指摘していた。なんだかんだでロンダはまだ24歳、キャラ的にも危ういことは色々あろうから、些細なことでつまらない結果を生み出さないよう、たしかにもうちょっとしっかりしたマネージャを付けた方がいいように見える。ソースはBloodyElbowMMA Junkie

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レスリング・オブザーバが、2012年話題になったボクシング・プロレス・MMA関係のパーソナリティのランキングの代用になると思われる、グーグル検索数ランキングをまとめている。以下のランキングは米国内のものである。

2012年選手名2011年2010年
1ジョン・シナ31
2マニー・パッキャオ13
3フロイド・メイウエザー55
4ザ・ロック223
5ハルク・ホーガン1013
6CMパンク118
7ブロック・レスナー152
8アンデウソン・シウバ89
9ジョン・ジョーンズ1210
10ジナ・カラーノ3335
11ロンダ・ラウジー----
12ジョルジュ・サンピエール74


オブザーバの分析では、2012年に急上昇したのは、MMAではロンダ・ラウジー、ネイト・ディアズ、カルロス・コンジット、プロレスではA.J.リー、ライバック、イブ・トレス、ダニエル・ブライアン、コーディ・ローズ、ボクシングではサウル・カネロ・アルバレス、フリオ・チャベス・セサールJr、セルヒオ・マルチネスらであった。




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