ズッファ版高齢者再雇用問題

ダナ・ホワイト、UFC156後のFuel TVインタビューより

Q メインイベントの判定には納得ですか。

ああ、アルドの勝ちでいいだろう。49-46という採点はどうかと思うが、勝ったのはアルドに違いない。

Q ダイレクト・リマッチは行いますか。

エドガーはいつもこんな感じの接戦になるからな。先のことは決めていないが、自動的に再戦決定とはならないかな。

Q エドガーは145のほうがいいでしょうか。

そう思うね。彼が155でロッキーのようにパンチを受けつづけるのは、長期的にみていいことではないだろう。

Q アルドの次戦はコリアン・ゾンビになりますか

未定だ。

Q セミファイナルについて。この試合はリトルノグがよくやったのでしょうか。それともラシャドが何もしなかったのでしょうか。

ラシャドが何もしなかったんだよ。パーリングが何かをしたうちに入るなら、それはずいぶんやっていたがな。こんなにひどいラシャドははじめて見たよ。

Q となると、アンデウソンの次のチャレンジャーはワイドマンになりますか。

うん、今すぐ決めろと言われればそうなるな。

Q アンデウソンがワイドマン戦を受けてくれるといいのですが。

アンデウソンとの交渉には決まった手順があってね。ちゃんと踏まえてやるから大丈夫だよ。

Q アリスター敗戦は驚きでした。アリスターには期待も大きかったのでは。

戦前にはクレイジーな殴り合いを期待していたんだがな。アリスターも今日はさえなかった。クリンチをやったり、グラウンドをやったりしてスタミナを消耗した。ビッグフットの会心の試合だった。アリスターが最初から最後まで、顔面を防御しないでたたかっていたのも奇妙に見えた。

Q アリスターが勝てばベラスケスに挑戦するはずでした。ヘビー級タイトル戦線はどうなっていきますか。

ビッグフットがケインに挑戦すると言うことでいいんじゃないか?

Q でもビッグフットはケインにずいぶんやられていましたが?

でも今日はアリスターをなぶり殺したろ。まあでも、まだわからんよ。キミらはそうしてドンドン聞いてくるが、私もいま試合を見終わって、舞台裏をここまで歩いてきただけなんだぞ。

Q ダミアン・マイアが恐ろしい強さを見せました。

フィッチに勝ったというのは大きい。間違いなくトップコンテンダーに入った。

Q ジョセフ・ベナビデスは、いまはタイトルに挑戦したくないと言っています。

そうか。本人の意志は尊重するよ。

Q ストライクフォース勢が3勝0敗でしたね。

たいしたものだよ。前座に出てくれた選手もすごい試合をやってくれた。ボビー・グリーンの試合なんか、よかったぞ。



なお、おそらくは大会後のダナ・ホワイト囲み取材を小一時間まったり流す映像の中で(リンク情報失念)ホワイトが、メニエル氏病の簡易手術後にも発作が結構な頻度で起きている旨を明らかにしていた。実はうちの親父も同じ病気だったので少しわかるのだが、発作の症状はめまいとゲロである。発作が出たら休むしかなく、ダナのような、組織の上に立つ人、出張の多い人にはさぞ辛かろうと思う。

また、BJペンに話が及んだとき、ホワイトは「まあBJも引退すべきだよな・・・リデルやヒューズのような扱いはしてやれないが、BJにはハワイのUFCジムを任せているし、自分のジムもあるんだろ」などと語っていた。記者から、ではリッチ・フランクリンならフロント入りが叶うでしょうかと返され、「おいおい、リッチはまだ元気だろ!そんな、誰も彼もは雇えないよ・・・」とコメント、増大する一方の高齢者処遇問題に頭を痛めている様子を伺わせた。あー、BJはダメだけどリッチは雇うというのはわかるわ。それにしても、急拡大中の「UFCジム」は、引退した選手の天下り先としての役割も帯びていたと言うことなのだろうか・・・なかなか頭のいいやり方かもしれない。

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キンボ・スライス(38)がプロボクシング転向後、7連勝という快進撃を続けているという情報が複数のMMAサイトを飾ったが、これについてボクシングにも詳しいYahoo! Sportsの Kevin Iole記者は、まあ試合映像を見てみろと論じ(リンク先に映像あり)、「なぜキンボの相手に選ばれたのかを、よくわきまえた選手がたくさんいるということだ」と分析している。映像を見てみたが、確かに急にバタリと倒れ込む選手の姿が・・・

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先天的に左腕の先端がないMMAファイター、ニック・ニューエルが先日、先日XFCライト級タイトルを獲得した。本人はUFC入り希望を広言しているのだが、そのことを記者から聞かれたダナ・ホワイトは否定的なスタンスを示した。

それはあり得ない。腕が2本あったって、勝てるとは限らない、厳しい世界なんだ。TUFで豊かな才能を見せた選手でも、開花しないで消えていく者が多い。そもそもネバダ州でライセンスは取れるのか?カリフォルニアはどうだ?マイナーな州では許されているのかもしれないが、とにかく片腕で戦うなんてクレイジーすぎる。



これに対してニューエルは次のように反論している。なかなかしっかりした反論で、ダナは一本取られている。

僕はすでにネバダ州でライセンスを取得しているから心配はない。この業界で最もパワフルな人が、僕のことをそんな風に見ているなんてがっかりだ。

UFCこそ、最高の選手と戦える場所だと思う。自分が世界のトップ選手の中でどこまでやれるか、ためしてみたいんだ。普通なら、僕ぐらいの戦績の選手には、そろそろ声がかかる。資格は得ていると思うんだ。

僕はMMAを辞めないよ。僕は強い。UFC選手と戦っても、ただUFCにいるだけのような選手には負けない。

ダナ・ホワイトは機会均等を口にしている。そして女子やゲイファイターにチャンスをあげている。それなら僕も、機会均等を主張したい。



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1月17日のベラトール大会でマイケル・チャンドラーのライト級タイトルに挑んだものの、2Rにリアネイキッドチョークで一本負けしたリック・ホーンのスポンサー、アパレルメーカーのHTFU社が、ホーンの試合ぶりに満足できないとして、スポンサー料1500ドルの支払いを拒むという件があった。HTFU社のCEO、マーク・ギングリッジ氏は取材に対し「彼に賭けたんだ。テレビで露出がとれたのはいい。しかしその値打ちも、彼が勝つか、いい試合をしてくれないと台無しになるんだ」と語っている。また、事前の約束に基づいて、セコンドの人が着る衣料品も余分に送ったのに、実際には着用されていなかったということもあったとのことだ。

ところが、ホーンがツイッターでこの件を明らかにして以来(ホーンはスポンサーの社名は伏せていたのだが)、ギングリッジ氏の元にMMAファンなどから多数の苦情が寄せられたため、氏はその後結局スポンサー料1500ドルをホーンに支払ったのだといいう。行き違いもあった、負けたらスポンサーしないブランドだと思われるのは本意ではないと語っている。

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「レスリング・オブザーバ」のサイトでは、主要なMMA大会の後に、ベストバウトとワーストバウトの読者アンケートをとっているが、過去4年半のアンケート結果の得票%を集計したランキングが発表されていた。これによると、ベストファイト得票数の合計が多いランキングは、(1)ドナルド・セラーニ、(2)ニック・ディアズ、(3)ベンソン・ヘンダーソン、(4)ディエゴ・サンチェス、(5)エミリャーエンコ・ヒョードルであった。ワーストファイト選出回数が多かった選手は、ブランドン・ヴェラ、ジェイク・シールズ、ダミアン・マイア、ダン・ミラーが7回で1位、岡見勇信、ゲイリー・メイナード、BJペンが6回で2位であった。



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高橋テツヤ

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