ステロイドよりもよく効く(?)グローブが開発される


米スタンフォード大学の研究者が、「ステロイドよりもよく効く」と謳う冷却グローブを開発し話題になっている。開発したのは生物学の専門家 Craig Heller 氏とDennis Grahn氏。もともと両氏は、熊のように体毛と脂肪に覆われた保温性の高い動物が、夏になぜ異常高熱にならないのか、体内にこもるはずの熱気をどのように排出しているのかを研究していた。その結果、熊だけでなく、ほとんどすべてのほ乳類には、体毛の少ない箇所があり、その場所の皮膚から浅いところに、静脈網が集まっていて、そこで熱を排出していることがわかったという。

ウサギの場合は耳に、ネズミの場合には尻尾に、犬の場合は舌に、そのような仕組みが備わった箇所があることがわかった。ほんの小さな一角でも、熱を排出するには十分であることがわかっている。熊の場合には、鼻の先端と、足の肉球部分にその仕組みがあり、排熱中には燃えているかのように熱くなっていた。

人の場合には顔や足、手のひらにそのような場所があり、この冷却グローブは手のひらを効果的に冷やすことで、余分な体熱を逃がし、筋肉の疲労回復に役立つのだという。ただし、単に氷水に手を突っ込むだけでは、血管が収縮しすぎて血流が止まってしまい、手が冷たくなるばかりで、コアの体温には影響を及ぼさない。絶妙なバランスで冷やさなければならないのだという。

筋肉が力を出すには、ピルビン酸キナーゼという酵素の働きが必要となるが、この酵素が体温が上がるにつれて、不活性になっていくのだという。したがって、体温を冷やすことが,筋肉の疲労を癒やし、運動パフォーマンスを増加させる。

冷却グローブはすでにスタンフォード大のフットボールや陸上チームで採用されているほか、サンフランシスコ・フォーティナイナーズ、オークランド・レイダーズ、マンチェスター・ユナイテッドなどで利用されている。今後は廉価な市販品の提供や、救急医療への応用も考えているという。リンク先にこのグローブを使っている動画あり。

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次回大会が今週末に迫ったインビクタ社長、シャノン・ナップのインタビューがMMA Fightingに。抄訳。

(テレビ放送契約について)
2013年には多くの人を驚かせることになると思う。まだハッキリ決まったことは何もないし、話が流れたりするかもしれないけど。パートナーシップ面ではたくさんのいい話がある。今年中には本拠地を固めることが出来ると思う。

(クリス・サイボーグとの契約について)
もともとはダナ・ホワイトが、サイボーグのファイトマネーはこちらで持つから、UFC登場まで、インビクタで試合を組んでやってくれないかと頼まれた。もちろん反対するような話ではなかった。そのうえ、大会のプロモーションも手伝ってくれると言うことだった。でも結局、UFCとクリスの契約がまとまらなかった。その段階でズッファとの間でクリスの話は終わった。その後私は1週間おいて、クリスに連絡をし、契約を結んだ。

インビクタの選手が次期TUFに出演したいというのなら、会社として邪魔はしないし、悪くも思わない。今はショーン・シェルビー(UFCマッチメーカー)と、UFC女子部門への選手の融通について協力している。

(女子格闘技と男子格闘技の違い)
選手とマネジメント、マネジメントとマネジメントの間で、横取りやら中傷やら、ドラマが多い。なぜかはわからない。そこは私も不慣れなところだ。

女子選手は一般に、格闘技に思い入れが強く、ソーシャルメディアを使った自己プロモーションが上手だ。そして、インビクタに所属していることに満足し、チャンスがあることに感謝しているようだ。男性の場合、チャンスがもっと多い。ただ女性の場合、減量がむずかしいようだ。



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全日本プロレス3.17両国大会リング上で高山善廣と久しぶりに拳を交えたドン・フライのインタビューがMMA Weeklyに。抄訳。

日本でプロレスが出来て良かった。数年前には歩くことも出来なかったんだ。一時は本当にひどい状態だった。脊髄の狭窄を削られて、スタフ感染症になってしまったり、脊椎を削ったところに脊髄が挟まってしまったときには、まるで史上最悪の二日酔いみたいな、ひどい頭痛に襲われた。40歩も歩いたら15分休まないといけないほどだった。毎日20時間、ベッドで横になって天井を眺めて過ごし、毎日4時間かけて部屋の中の椅子まで行ってそこに腰掛けていた。外に出て馬の世話をしたり、子どもを迎えに行くことも出来なかった。

・・・日本に戻ってお客の歓声を聞くのは、全く最高の感覚だった。本当だぞ。カーテンが開くと、スモークがたかれてお客が騒ぐ。人生間違ってないなと思えるよ。・・・タカヤマとの再開にはちょっと緊張していた。ヤツに掴まれて、拳を振り回されたり、あの樫の木のようにでかい足で蹴られたりしたら、ちゃんと生きて出てこれるのか、心配だからな。

タカヤマとは4分くらいしか絡めなかった。大半はコーノとムトーが試合をキャリーしてくれたよ。でもその4分間、死ぬかと思った。息をするのを忘れていたよ・・・



>この試合はGAORAで放送されていたものを見てみた。フライはすぐに息切れしてしまっていて、さすがにコンディションはよくなさそうだったが、デタラメな存在感は健在だ。また,同じ大会で行われたリード・フレアの試合も見てみたが、あまりにもなんと言うことのない日常的な試合ぶり(渕に四の字をかけようとしたところ、小包み固めで丸め込まれた)が、今回本当に予期せぬ急な出来事だったことを伺わせていた。

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リンク先 (Bleacher Report) にダナ・ホワイトのビデオブログ。後半にバイクでの爆走シーンあり。制限速度50マイルの道を100マイル(時速160キロ)超で走り、走りながらカメラマンと「125マイル(時速200キロ)でションベンをちびりそうだよ」などと会話を交わしている様子が収録されている。バイクでぐんぐん加速していくドライバー目線の映像はなかなか新鮮。しかし、いつメニエル氏病の発作が起きるともわからない、この世界的スポーツリーグの社長が、ジョセ・アルドをはじめとする選手には禁止していることを,自ら楽しそうに行っている様子を、わざわざ公開する必要はあるのかなと、やや複雑な思いも抱く。

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リンク先、アンデウソン・シウバ、病気の子どもを訪ねる。ポルトガル語がわからなくても、何が起きているかはわかります。

ボブ・サップ、吉本コント初挑戦 (gooニュース)


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