ダナ・ホワイト、謎の治療で体調絶好調!


バタバタしていてちょっとブログを留守にすると、もう次のUFC大会が迫ってきてしまっているが、今回は先週末のUFC on FOX7前後の記者会見の情報を振り返って、やっとこさとりまとめてみた。

まずは大会前のダナ・ホワイトのスクラム取材より

メニエル氏病の治療でドイツのドュッセルドルフで幹細胞治療を受けている。ニューヨーク・ヤンキーズのアレックス・ロドリゲスに教えてもらった。実はメニエル氏病の手術後には、手術前より体調が悪くなっていた。発作は毎日起きていたし、聴覚も悪化していて、ジムで流れている音楽にも絶えられないくらいだった。それがドイツでの治療のおかげでいまでは絶好調だ。スポーツ選手やハリウッド俳優、ローマ法王までが通っている治療センターだという。採血して、遠心力をかけて、何かを加えて、その血を身体に戻すというような治療だ。

チェール・ソネンはFOX幹部に気に入られて,殺人的なスケジュールでテレビ出演を続けている。チェールも自分の新しい役割を楽しんでおり、早めに引退してテレビタレントに転身したとしても驚かない。

フランク・ミアがジャクソンズMMAで出稽古したのはいいことだ。ラスベガスにいたのでは、クルージングだなんだで、ヤツはたいした練習をしていない。実際に誰かに練習させられたというのがいい。

マット・ミトリオンが性転換ファイターについてどう考えるかは自由だ。ただ、何でも好きなようにしゃべりたいというなら、会社を離れれば良い。個人的には男性と女性では身体のつくりが違うし、力も違うから、性転換選手のMMA出場には反対だ。これはあくまで一般論で、ファロン・フォックスのことを言っているのではない。フォックスはまだまだUFCレベルの選手ではない。

(心臓疾患で試合許可が得られなかった)ダン・ハーディには最高の循環器医を紹介しているが、ヤツはいま、病気を否定したいのか、恐れているのかわからないが、診察を受けることを拒否している。セカンドオピニオンを取るように奨めている。

GSPはアンデウソンがワイドマンに勝てば、アンデウソンとの対戦意向を固めるのではないかな。本人が戦いたいというなら、「いや、まずジョニー・ヘンドリックスと戦いなさい」とは言わないよ。アンデウソンに負けても、GSPはウエルターに戻って防衛戦を続ければいいじゃないか。「GSP vs. アンデウソン」はニューヨークで出来ればいいが、ニューヨークはMMA収入を予算計上しなかったようだな。少し前と比べると見通しは暗い。調理人組合以外の全員がニューヨーク州での解禁を待っているんだがな。6月までは動向を見守るしかないな。MSGというわけにはいかないかもしれないが、(11月の)20周年記念大会はいずれにしてもぶっ放すぞ。



>ホワイトがドイツで受けているという謎の血液入れ替え治療、なんだかちょっとPED的で怪しげではあるが、治療だという気もするが、この2年ほど、毎日めまいを感じていたと言うから、体調が良くなったなら何よりだ。ただホワイトは、前回大会後の記者会見で記者から痩せましたねと聞かれて、メニエル氏病の対策で仕方なくダイエットと減塩をしているんだと答えていた。謎の治療ではなく、ダイエットが効いているのではないかという気もする。

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UFC on FOX 7試合後記者会見より。

ギルバート・メレンデス

傷心しているとしかいいようがない。最初の2Rと5Rは取ったと思っていた、2ランド以降は少しアクセルを緩めて戦っていた。そして5Rまで行くと読んで、5Rは取りにいったんだ。



ベンソン・ヘンダーソン

格闘技は人生の中でそれほど大きなことじゃないんだ。全体像を踏まえれば、人生にはもっと大きなことがある。



ダニエル・コーミエ

自分の長い選手生活で、最高レベルの舞台もずっと経験してきていたので、ダナ・ホワイトがUFC初試合はあがるとか緊張するとか言っているのを聞いて、いつも笑い飛ばしていたんだ。でも、ああ、今日は緊張したよ。UFCにとても来たくて、いいところをみせたくて、なんだか失敗してしまったな。

やりたかった試合は出来なかった。なにより、こんなに疲れたのは初めてだよ。普段は試合中もずっといい感じだし、長い試合も平気だけど、緊張していたせいか、今日はとても疲れた。控室から緊張していて浮き足立っている感じだった。そんな中でできるだけのおことをした。理想的な試合だったとは言えないが、そんな中で、トゥータイム・チャンピオンに勝てたというのは収穫だったんじゃないか。(MMA Mania)

ブーイングは無視できないよ。でも、戦い続けるしかないじゃないか。楽しめる試合にならなかったことは自分でも気に入らない。楽しい試合をしたいんだ。キャンプでミスをした。ミアはグラウンドが上手いので、レスリングを封印していたんだ。長い時間、レスリングをしない練習をしていて、自分を縛ってしまった。フランクの足を取って、テイクダウンできるとわかっているときにも、こちらから離したんだ。柔術の練習をしないといけない。そうすれば、立っても寝ても戦えるようになるからね。

ライトヘビーに転向するなら時間がかかる。ダナやロレンゾとじっくり話し合いたいが、次の試合がいつ頃かにもよるんだ。次の試合がヘビー級なら、すぐにでも戦える。でも階級を落とすなら、時間がかかるんだ。身体に負担のない形で減量したい。死にたくないんだ。(MMA Fighting)



>コーミエがオリンピックの本番直前に減量で本当に死にかけた話はこちらでどうぞ

ジョシュ・トムソン

完璧な試合が出来た。スマートに戦ったし、バカをやらなかった。必要なことをやり、口撃に惑わされることもなかった。それが大きかった。

メレンデスとの2度目の試合では、イライラしながら戦ってしまった。乱戦にすっかり入れ込んでしまい、タイトルを失う羽目になった。ああいうことは二度としないぞと思っていた。今日はひたすらにゲームプランを遂行することができた。

こんな風に勝てるとは思っていなかった。頭の中で100回は試合のシミュレーションをしていたが、正直な話、50回は自分が負けていた。なかにはそんなシミュレーションはしたくない選手もいるだろうが、あらゆるシナリオに備えておかないといけないんだよ。

UFCは自分がデビューした場所、そしてまちがいなく、UFCでキャリアを終えることになるだろう。戻ってこれて嬉しい。正直、ずっとここにいれば良かったと思うよ。どうにもならない状況の中で、UFCを離れざるを得なくなった。その間、カネは必要だし仕事もしないといけなかったが、やっと本来あるべき場所に戻ってこれたね。



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ダナ・ホワイト、大会後のスクラム取材映像より。

ヘンダーソンはおもしろい男だよ。試合前にやってきて、オクタゴンでプロポーズをしていいかというんだ。メレンデスが暴れ牛のようにウロウロしているところで、プロポーズの話を冷静に15分間したんだよ。

隣にいたドミニク・クルーズは、「何を言っているんだ。ヘンダーソンが勝つと思っていたけど、この調子では負けるかもね。そんなことは試合のあとの晩飯の時にやれ」と言っていたよ。

コーミエは好きなようにやっていたが、安全な試合をしていたな。ヤツの打撃には驚いた。あの打撃を見ると、205がむいているのかもしれん。ただ、減量苦の問題もあるし、どうなることかな。コーミエはバーネットに勝っている。あの試合で、コーミエは本物だと確信したんだ。

ミーインくんはいきなりの大舞台に緊張していたな。あのボディはすごく効いていた。ボディがほんとうに効くと、20~30秒は何もできないんだ。頭を殴られるよりよほどひどい。でもミーインはマット・ブラウンを立たせてしまった。逆にベナビデスは、ボディを効かせてそのままヒジを落としてフィニッシュしたわけだからな。



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「ジョシュ・トムソン vs. ネイト・ディアズ」では、ディアズ陣営セコンドからタオルが投入された。ニックが投げ込んだと報じられている。ちなみに、UFCのパンフレットを翻訳したときに学んだのだが、MMAユニファイドルールでは、試合中のタオル投入は「反則」行為であると規定されている(日本大会のパンフを持っている人はルールのページを見てみて下さい)。なぜ反則なのか、理由はわからない。試合を止める判断を下すのは、レフリーだけだと言うことなのかもしれない。この試合ではレフリーも同じタイミングで試合を止めたので大事に至っていないが、うっかりするとややこしいことになる可能性もあった訳である。

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ダレン・ウエノヤマに格の違いを見せつけたジョセフ・ベナビデスは試合の8日前に眉の上をカットしていたと明らかにした。ちょうど、アレクサンダー・グスタフソンがカットした場所と同じである。ベナビデスは会場に向かう車の中で、自分で抜糸し、絆創膏を貼り付けて、カリフォルニア州コミッションから試合許可を得たのだという。スウェーデンのコミッションとはずいぶんと基準が違うようだ。(MMA Junkie)

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UFC on FOX 7の視聴者数は確定値値で374万人、視聴者率2.2%。過去2大会より数字は低下した(1月の「デミトリアス・ジョンソン vs ジョン・ダドソン」は439万人、12月の「ベンソン・ヘンダーソン vs. ネイト・ディアズ」は422万人)。過去の事例から、NFL中継内でUFCを宣伝すると効果があることが明らかになっているが、今回はNFLがシーズンオフで、相乗効果が得られなかった。
同時間帯ではドラマ「ベガス」「ザ・メンタリスト」を放送していたCBSについで、FOXの視聴率は2位であった。
また、生中継のため放送時間が延長されたが、その結果一部の放送局で、メインイベントのウィナーズコールが放送されなかったという事態が起きていたという。ハッキリ差が付いていた試合ならともかく、あの試合を5Rまで流して、結果を伝えないというのは、これはひどい話である。(MMA Fighting, Figure 4 Online)

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ラスベガスの話と写真いっぱい!(Roxyのブログ)


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