UFCユーロシリーズ開催 / GSPが会社批判?


イギリスのテレビ番組に出演したロレンゾ・フェルティータが、2014年3月のロンドン大会を皮切りに、「UFCユーロシリーズ」を開催すると発表した。来年はヨーロッパで全6回の「Fight Night」大会を開催するとのことで、開催が検討されている都市には、イスタンブール、ダブリン、Lods(ポーランド)、グラスゴー、ベルリンがあるという。MMA Fighting

Ariel Halewani記者のTweetによると、ロレンゾは出演したテレビ番組の中で、「投資銀行がしょっちゅうやってきては、株式公開を勧めてくる」「UFCの企業価値は、マンチェスター・ユナイテッド(約30億ドル)に勝るとも劣らない」などとコメントした。また、「UFCはファイトプロモーターというより、グローバルメディアカンパニーに変貌していくことになる」とも語っている

UFCでは先に、来年ブラジルで13大会を行うことや、アジア各地で複数回の大会を行うことも明らかにしており、加速する海外戦略の全貌が明らかになりつつある。UFCの海外進出の方程式は明瞭で、まずその国でしっかりしたテレビ放送を実現させ、その後大会を開催するという手順をふんでいる。

日本大会については、撤退の噂などがネット上で流れており(根拠はあるのかねえ?)、なんだか後ろ向きな感じではあるが、日本でUFCが「しっかりしたテレビ放送」を行えているのかどうかは確かに微妙なところではある。UFCはイギリス大会もしばらく休止していたが、最近になって同国でもしっかりしたテレビ中継体制が実現している。

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Ariel Halewani記者のTweetによると、ジョルジュ・サンピエールがカナダのフランス語メディアのインタビューに答えて、「追加のドラッグテストを受けている努力がUFCに認められないことに強く落胆している」などと、珍しく会社批判を展開している。さらにGSPは、「UFCはせっかくの機会をみすみす逃していると思う。口にはできないこともある。ただ、UFCに雇われている以上、対立はしたくない。ジャーナリストがアホだとは思わない。彼らが行間を読んでくれている。何が起きているのか、ちゃんとわかってくれている」とも語っている。

GSPの心中には、今回自分が追加の薬物検査をうけていることが、今後の良き前例になるとよいという思いがあったのかもしれない。

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ベラトールにヴォーン・アンダーソンという選手がいる。最近では「ベラトール100」大会でウォーマシーンに敗戦を喫したこのカナダ人選手、実は生まれはフィリピンのマニラ、MMAファイターとして中国や台湾での多数の戦績があり、Art of Warでの活躍で、中国では有名人なのだそうだ。香港のLegendFCではテレビ中継の解説を担当しているほか、現在は北京に在住し、西安体育大学の散打の道場でMMAコーチも勤めているという。アンダーソンの語る中国MMA事情。BloodyElbow

西安体育大の散打チームにはコーチが4人いる。僕はそのうちの1人で、散打の選手がMMAに対応できるように、関節技、グラウンド&パウンド、ケージテクニックなどを教えている。選手がMMAの試合に出る時にはセコンドにもついてる。

責任は大きい。この散打チームは中国でももっとも優秀なので、MMAでもぜひうまくいってほしいんだ。

中国に住むことに決めたガイジンアスリートとして、中国ほど選手育成に適した場所はないといいたい。中国ではMMAはまだまだ新しくて、余り知られているとは言えないけれど、立ち上がりつつある小さなMMAコミュニティから、すでにすごい選手が出始めているんだ。この国では、政府も社会も、アスリートに敬意を払う。正直、あと数年も経てば、中国のMMAは国際的にも一大勢力になると思う。ほかの国には、これほどの勢いはないと思う。

UFCの中国版TUFについてはとても興味を持って見ている。アメリカでTUFが成功した1つの大きな理由には、ケージの外での馬鹿騒ぎがあった。中国人ファイターはもっとおとなしいから、こういう番組がおもしろくなるのかなと思っている。

(中国版TUFの参加選手の顔ぶれについて)第2世代の中国人スター選手だと思う。UFCと契約するトップ選手も出てくるだろうが、中国国内での選手獲得競争は簡単ではない。RUFFの選手のファイトマネーは非常に高い。Wang Saiといった選手でも、聞いたこともない大会で一試合で1万ドルもらっている。中国のMMAファイターの暮らしはなかなか良いので、UFCはそれほど魅力的には映っていないんだ。

中国本土には2、3のMMA団体が常にイベントを開催しており、ほかに1回限りの試験的なイベントがたくさん行われているのが現状だ。中国本土の試合はSherdogの記録にも載っていない。(アンダーソンの教え子で、最近UFCと契約した)Jumabieke Tuerxunは、じつはもう30勝以上しているが、Sherdogには戦績14勝0敗と書いてある。

僕が思うに、いまのところ中国で最高のオールラウンドファイターはJi Xianという選手だ。すでにLegendFCのチャンピオンだけど、まだまだ成長の余地がある。UFCのZhang Tiequanをのぞけば、いま一番強いのはXianだね。



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モータースポーツ専門チャンネル「Speed」が生まれ変わって開局した米スポーツ専門チャンネル Fox Sports 1(FS1)の、開局から最初の30日間の平均視聴者数が、前年同期比29%増、特に18-49歳の男性視聴者数では49%増となったことがニールセンの調べで明らかになった。プライムタイムに限れば、前年同期比で102%増、18-49歳の男性視聴者数では180%増となった。視聴者数はプライムタイムで平均30万2000人であった。

アメリカの主要スポーツチャンネルのプライムタイムの平均視聴者数は次の通りである。

ESPN 426万人
NFL Network 131万人
MLB Network 23万5000人
NBC Sports Network (Versus) 10万人
Golf Channel  9万7000人

FS1視聴者層の年齢の中央値は45歳で、Speedより7歳若返り、視聴世帯の平均年収は6万400ドルと、Speedより12%上回ったとされ、広告主にとって魅力が増しているという。

FOXとしてはこの新チャンネルに満足しているようではあるが、UFCから見た場合には必ずしも手放しでは喜べないのが現状のようだ。くわしくはこちら。

UFC「テレビ移籍劇」の明暗■MMA Unleashed

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