ロンダ・ラウジーのおおあくび!【TUF18フィナーレ大会感想】

週末、週頭のネット動画、テレビ観戦より

●TUF18フィナーレ
グレイ・メイナード、文字通り脳みそを右に左に揺すぶられて壮絶に散っていた。あの牡牛のようなパワーと頑丈さが影を潜めてきてしまっているのはちょっと寂しい。チームメイトのギルバート・メレンデスと一緒に勝ち誇るネイト・ディアズの姿は、まるでこれから世界最強タッグに参戦するかのようであった。高校の同窓会と被っているから出たくない、といっていたネイト、こんなに試合が早く終わったら、同窓会にも間に合ったのではないかと思われた。ロクサンは手数が多くて、ちょっとオールドスクールで、なーんかよかった。でも勝てそうにもなかった。各種報道を見るに、ロクサンはUFCのスタッフから無茶苦茶受けがよかったみたいだ。ケージサイドでジョン・アニクを挟んでのラウジーとテイトのインタビューは超ピリピリムード。そしてテイトのトーク中にラウジーが見たこともないような巨大なあくび!

TUF18 Finale大会でファイトオブザナイトを受賞したのは、なんと第1試合の「リアン・ベノワ vs. ジョシュア・サンポ」。試合結果は2Rにリアネイキッドチョークでサンポが一本勝ちしたが、サンポが計量に失格していたため、本来1人5万ドルのボーナスを、負けたベノワが2人分で10万ドルを独り占めゲットしたのだという

●フィナーレ大会を先にがっちり見て、日本語版TUF18の初回放送を見るというのも、興ざめを通り越してなんだか逆に趣がある。トンヤ・エビンジャーとかタラ・ラロッサといったベテランが、新進気鋭の選手にひねられて散っていく姿には、女子格の世界も強烈に世代交代が進んでいることをみせつけられる。それにしてもTUF出演者のPRIDEやらPRIDE武士道Tシャツ着用率の高さときたらどうだ。ロンダその他大勢が、禁断の旭日模様にPRIDEのロゴがあしらわれたTシャツを着ている。韓国人は湯気を立てて怒るだろうが、あそこまでいくと、逆に日本人的感覚のデザインではないような気さえする。もしや、UFCがPRIDE Tシャツの在庫をさばくためのステルスマーケティングかと思うほどだが、ダナ・ホワイトが着ていたのは桜庭Tシャツなので,必ずしも商売目的ばかりともいえない。

UFCストア(米)のリンク。ロンダ着用Tシャツには、「SEEN ON TUF18」という注意書きがしてある。

●土曜深夜は「ワールドプロレスリング」番組を視聴。桜庭が飯塚に毒霧を吹いたあと、キムラロックを極めながら永田さんと並んで白目をむいていた。なんかうれしい。時代は変わる。

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ダナ・ホワイトがMMA Junkieのインタビューに答えて、2014年にはおよそ50大会を行う予定であること、新しいオンライン中継サービスを始める予定であることを明らかにした。

中国で開催する大会は中国向けだ。ヨーロッパで開催する大会はヨーロッパ向けなんだ。でもハードコアファンや、試合を全部見たいというファンには、新しいデジタルネットワークを通じて試合を提供する。

この新しいオンラインサービスは、ライブファイトを中心に、試合のライブラリーやそのほかの番組にもアクセスできる。とにかくすごい数のライブファイトを放送するぞ。



>1月4日のシンガポール大会は、会場も3000人規模(オブザーバ)、時間帯もアジア時間で夜に開催されることもあり、あくまでアジアローカル大会の仕様となっている。米国でのライブ中継は最初から諦めた、これまでとはかなり座組が違う大会である。3月から始まるユーロシリーズも、このアジアシリーズと同じ座組になるであろう。もちろん、アジアでのMMA人気を盛り上げていきたいとの意図はあるのだろうから、ローカルTVディールは日本を含む各国で推進していくのだろうけれども、基本的には新しいネット中継を通じて観戦してくれということになりそうだ。

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先週火曜日に心不全を発症し緊急入院、脳死状態で生命維持装置につながれ、「奇跡が起きないと週末を超せない」とも報じられていたUFCファイターのシェーン・デルロサリオ(30)が、その後自発的に呼吸し、脳の活動が見られ、母親に手を握られると握り返すまでに回復している模様だとレスリングオブザーバが伝えている。生命維持装置からはすでに外されているのだという。

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レスリングオブザーバが伝えるダイナマイト・キッド(55)さんの近況。1~2週間前に重い脳卒中を発症、現在はイギリスの自宅に戻っており、カナダから娘さんがやってきて面倒を見ているのだという。命に別状はないとのことだが、右手の機能を失ってしまったそうだ。また、ここ数ヶ月、軽い脳卒中を繰り返して発症していたのだが、キッドは病院に行くことを拒んでいたという。このため片目の視力も失っており、記憶力の衰えもみられるという。

70年代の終わりから80年代初頭にかけて、ダイナマイト・キッドはジュニアヘビーでスタイル革命を起こし、日本でオリジナルタイガーマスクとの抗争は伝説化している。いとこであるデービーボーイ・スミスとのタッグも大ヒットで、WWF移籍後はブリティッシュ・ブルドッグスとして人気を博し、ハート・ファウンデーションとの抗争でタッグタイトルも獲得した。ステロイドの多用により、キッドの体重は165パウンドから225パウンドにまで膨張、小さな体格に分厚い筋肉をまとったせいで怪我が絶えず、まだ28歳だった1986年頃までには腰の怪我が慢性化していた。1988年にWWFを離脱したあとはリングに上がっていない。40歳を前にして、車いすを使い始めている。

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●MMAが法律で禁じられているニューヨーク州ニューヨーク市のマジソンスクエアガーデンで12月1日、レスリングのプロ興行「Grapple at the Garden」が開催され(プロレスではない)、フランキー・エドガー、フィリップ・ノーバー、ジョー・ウォーレン、キング・モーなどMMAファイターも多数参戦した。レスリングオブザーバ。


●前回のエントリーで紹介した、米国で流行中の「ノックアウト・ゲーム」(道行く人をいきなりワンパンKOしてしまう犯罪)に対処する方法を、へナー・グレイシーが「Gracie Breakdown」で紹介している。要は距離を取るか、距離を狭めて相手にしがみつくか、どちらかにしなさいと教えている。


村田早くも来年10月シンガポールで6戦目(ニッカンスポーツ)

Yahoo Sportsのこちらの記事では、ボブ・アラム率いるTop Rank Promotionが、4名の2012年ロンドン五輪金リストと相次いで契約したと報じている。Zou Shiming(中国), Vasyl Lomachenko(ウクライナ)、村田諒太(日本)、Egor Mekhhontcev(ロシア)がその4名で、「リクルートすらしていないのに向こうから次々に飛び込んできた」ということらしい。村田については帝拳とのコ・プロモーションであること、村田のマネジメントは電通が担当していることが書かれている。


●ロンダ・ラウジーと、親友のMarina Shafir、シェイナ・ベイズラー、ジェサミン・デュークの4人は現在同居しており、「フォー・ホースウィメン」を名乗っているのだという。オブザーバー。


●ダン・ハーディがUFCと社員として契約した。オブザーバー。


●リッチ・フランクリンがビバリーヒルズに開店したジュース店のウェブサイト

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高橋テツヤ

Author:高橋テツヤ
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