リック・フレアが語る北朝鮮の思い出


1995年4月、北朝鮮でアントニオ猪木と対戦したリック・フレアが当時の印象を語るインタビュー記事がUSA Todayに掲載された。米メディアの書きぶりをふくめて紹介してみる。

1995年4月、テッド・ターナー率いるWCWは、新日本プロレスと組んで、プロレス史上最大のPPV大会を北朝鮮の平壌市、綾羅島メーデー・スタジアムで開催した。「平和のための平壌国際体育・文化祝典」の一部として行われた大会「Collision in Korea」は、2日間で合計34万人の観衆を集めた。北朝鮮側は世界中のトップアスリートの招聘を希望したが、参加を断る選手も多い中、ボクシングレジェンドのモハメド・アリと、ネイチャーボーイ・リック・フレアが、少数の日本人とアメリカ人プロレスラーを引き連れて、この謎の国に足を踏み入れた。あれから19年、フレアが平壌での思い出を語る。

Q 何故北朝鮮に行くことにしたのですか。

A 最初の計画では、テッド・ターナーとジミー・カーター、モハメド・アリと私が行く予定になっていた。でも結局行ったのはアリと私、それにアンダーカードの選手たちだった(スタイナーブラザーズ、ロード・ウォリアーズ、クリス・ベノワ、ディーン・マレンコ、スコット・ノートンなど)。私はまず第一に、アリと一緒に行けるなんてクールだなと思ったんだ。二番目には貴重なチャレンジになると思った。後年に語り継げるような経験にね。

Q 行く前にはどなたかに相談したのですか。決心はすぐに付いたのでしょうか。

A 政治に詳しい友達の考えを聞いてみたら、そんな国に行くのはクレイジーだと言われたよ。でも当時の私はチームの一員に過ぎず、行ってくれと頼まれたものだから・・・ジョージ・フォアマンにも声がかかっていたと思うよ。随分クールなチャンスだと思ったんだ。

Q 飛行機から降りて、まずどんな印象でしたか。

A 非常に威嚇的だったよ。ヤツらはわれわれ一行をバラバラにして、パスポートを取り上げ、皆を別々のホテルへと連れて行き、それぞれに見張り役を付けた。私にも、スポーツ省から来たというガイドがつきまとった。そいつは私がしていたロレックスの腕時計をじっと見て、「それを一つ買うのに、私はどれくらい働かないといけないと思うか」などと聞いてきた。わからないと答えると、「10年だ」と言っていた。彼らの1日の給料は6ドルなのだそうだ。

Q 観衆はどんな感じでしたか。発表は19万人と言うことでしたが、実数だと思いましたか。

A あの施設がどれくらい収容するのかも知らないが、とにかく巨大だった。2日間の大会で、初日は私の試合はなく、私は記者席でアリと一緒に試合を見ていた。あのカードを使ったマスゲームを見たかい?まるでシンクロナイズド・スイミングのようだった。カードが描き出した絵柄は、北朝鮮からミサイルが日本とアメリカに飛んでいくというものだった。

私はもっとアマレスのような事が求められているのかなと思っていた。北朝鮮の人からは、どうしてあんなムーブができるのかと聞かれたよ。だから「さあ、わからない。でも私にはあんなことは通用しない」と答えておいたんだ。うすうす騙されているとは思ったかもしれないね。

観衆は沸いていた。私は2日目に猪木と戦ったが、観衆は猪木によく反応していたよ。まあ、何とも説明しにくいんだが、威嚇的な感じだった。

大会のあとは3日間拘束された。予定では大会が終わったらすぐに帰れるはずだったんだが、3日間残らされたんだ。一番うっとうしかったのは、彼らが私に、声明を出すよう要求してきたことだった。国に戻ったら、「その気のなれば北朝鮮はアメリカを制圧できる」と言えというんだ。自分でもどんな風にごまかしたのか、よく覚えていないけれども、結局私はそんなことは口にはしなかった。私はただ、素晴らしい経験だった、北朝鮮に行けて光栄だった、ホスピタリティに感激したなどとだけ述べた。全般的には親切にしてくれたとは思う。ただ、やり方がどこかずっと威嚇的だった。北朝鮮側としては、世界に通用する力があることを誇示したがっていたことは間違いない。

スコット・ノートンが家に電話をかけて、ここはあまり気に入らないなどとしゃべっていたら、急に電話を切断されたのだそうだ。私は誰とも連絡を取らなかった。私が無事に戻れなくなる場合に備えて、女房と子どもは東京で待ってもらっていた。

Q お土産とか、写真はないのですか。

写真は許可されなかった。彼らはアリと私に、大きな花瓶を贈ってくれた。持って帰れたものはそれくらいだ。買い物にも行かなかった。ほとんど強制的なツアーに参加した以外は、ホテルから出なかった。ひどい扱いをうけたといえば言い過ぎだ。見張り役が腕時計の話をやめないのには閉口した。出国と引き替えに、時計をくれてやろうかと思ったくらいだ。

Q 当時に比べると、居間の北朝鮮は旅行制限をやや緩和しているようです。デニス・ロッドマンの北朝鮮訪問について、どんな風に思っていますか。

とくに言うことはないよ。デニスとは昔は友達だったが、もう10年は会っていない。だから北朝鮮の話もしていない。ただわかることは、むこうにいる間は、私ならずっと行儀良くしておくよ。



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初の女子TUF王者、ジュリアナ・ペーニャがヒザの負傷で3月15日大会のジェシカ・アンドラージ戦を欠場することとなった。代役はラケル・ペニントン。

ペーニャの負傷は前十字靱帯、内側側副靱帯、半月板、外側側副靱帯およびハムストリングの断裂という、聞いたこともないような重傷。当初報道では、グラップリングの練習中に負ったケガで、手術により完治の見通しであるとの医師のコメントもみられたが、その後のダナ・ホワイトが、ペーニャの活躍をねたむ男子選手に襲われた模様だ、吐き気がするほどひどい仕打ちだ、欠場期間は2年らしいと明かし、物議を醸している。

所属ジムは「われわれは家族だ。事故があった際のトレーニングパートナーとペーニャも、これまで何百回も一緒に練習した友達で、イジメや馬鹿騒ぎなどの事実はない。あくまで練習上で起きたアクシデントだ」と反論している。また、チームのエース格であるマイケル・キエザも、「全くのアクシデントで、チームは悲しみに暮れている」とコメントを出している

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ジョセ・アルドのマネージャ、Andre Pederneiras氏が、「アルド vs. アンソニー・ペティス」をやるなら150パウンドのキャッチウエイトでやりたいと語った。「お互いのタイトルを賭けることなく、みんなが見たい試合を実現すればいい。アルドは少しウエイトを増やす。ペティスは少し減量する。みんなハッピーだ」。

これに対しペティスのマネージャ、Mike Roberts氏は、「そういう話は来ていない。UFCからは、あくまで155での試合という話を聞いている。アルドがイヤだというなら、他の選手と戦うだけだ」と反応している。ううむ、スーパーカードはいったん棚上げか。

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ヴィトー・ベウフォートがブラジル地上波GLOBOに出演し、「ドーピングなんかみんなやってるのに、なぜ自分だけが責めを負うのか」とぶちまけている

1つハッキリさせておきたいのだが、私の対戦相手はいつも文句ばかり言っているが、そういう本人はどうして試合前に検査されないんだ?ドーピングをやってるヤツはあちこちのキャンプにいる。私は合宿中、ずっと検査されてる。だから、私と戦う相手が私に文句を言うなら、ダナ・ホワイトに頼んで、同じように検査をしてもらう。私と同じように血を抜いて、インチキをしていないかを確認する。

みな他人の批判ばかりするが、現実には誰もが合宿中におなじみの薬物を使っている。尿検査の時には身体から抜いているというだけのことだ。その点私の場合は、合宿中も試合後も、ずっと血液検査を受けている。多くの選手は尿だけで、血液まで調べない。インチキは横行している。薬物は濫用されてる。私はまともだ。みんな私のように検査を受ければいい。

ネバダ州からTRTの許可はおりると確信している。だってこれは治療なんだ。UFCと担当医師がすでに根回しをしてくれている。何も問題はない。問題なのはむしろ、許可もないのに薬物を濫用しているヤツらがいると言うことだ。15日おきに厳しい検査を受けているのは私だけなんだ。



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WWE NetworkがAppleTVに搭載されるというニュースがアップル系のサイトで相次いで報じられている。

World Wrestling Entertainment Channel Coming to Apple TV on February 24 (Mac Rumors)

WWE Network bringing professional wrestling to Apple TV on Feb. 24 (Apple Insider)

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【IGF】猪木がMMAをメインに2大会、大みそか開催も発表(イーファイト)
地上波中継もあるとのこと。うれしいニュースですね。

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