中井りん、米国での下馬評

レスリングオブザーバーラジオより。「ミーシャ・テイト vs 中井りん」についてデイブ・メルツァー記者。

DM 中井はミーシャ・テイトに殺されてしまうぞ。

聞き手 そうですよねえ。みんなパンクラスを見て、よくわかった上でマッチメークしているんでしょうかね。中井はPRIDE的な意味でビッグスターになったかもしれませんが、実際にトップレベルで戦えることを証明したといえますかねえ。とうか、そういうことはどうでもいいという種類の試合なのでしょうか。私にはクレイジーなアイデアに思えるのですが。

DM 私もホントに驚いたよ。UFCではおそらく、中井の戦績と、日本での知名度と、日本でのミーシャの知名度と、そういうことを考えて決めたのだろうと思うが、キミの言うようなことは理解していないと思うがねえ。

聞き手 グラマーガールだから、プロモーション的にはカネになるということなのでしょうか・・・

DM 私は中井がグラマーガールだとは思わんよ。ボーダーライン・ポルノじゃないのかね。動画なども見た上でブックしているのだろうかと案じているんだよ。知名度のある日本人で、エージェント兼旦那さんの売り込みが熱心で、戦績が良くてルックスもあって階級も合う。UFCとしては日本人の女子選手が欲しかったと言うことなのかな。

聞き手 リスナーのみなさんもRin Nakaiでグーグルしてみて下さい。おもしろいキャラクターを見ることができます。

DM あなたの気に入るかどうかは知りませんよ。警告はしましたよ。

聞き手 中井がラッキーウィンをとる可能性はあるでしょうか。

DM それはあり得るだろうが、そのあとどうするね。サラ・カフマンとでも戦うのか?

聞き手 なんにせよ変わった子ですよ・・・ニュースを聞いたときにはホントに面食らいました。

DM 私もだよ。本当に驚いた。ところで日本大会はファイトパスのカードとしてはこれまでにない豪華さになる。PRIDE並のカードをそろえないと、さいたまスーパーアリーナは埋まらないからね。あと2、3人は大物が投入されると聞いているよ。



>結構慎重に聞き取って訳出してみた。ベテラン外人記者がこう語っていましたよと紹介する以外の意図はない。PRIDE云々のくだりは明解な解釈が難しいけれど、おそらくはマッチメークでプロテクトされてきたのではないかという意味が含まれているのだと思う(フィックストファイトを匂わせているのではないと思う)。この試合については、もう少し口の軽い別の外人記者は、フリークファイトという言葉をつぶやいてしまっている。

格闘技のいいところは、こういう無責任な下馬評を、面倒くさい手順を抜きにして、腕力ひとつでひっくり返せるところ。久しぶりに、絶対に見届けたいと思っているし、混じりけの無い応援ができそうで、うれしいですよ。「NWA王者リック・フレア対おらが町のチャンピオン」のシュート版みたいな、夢のあるカードです。

*****

格闘技のUFC:憎しみ合いは商売になる-日韓・日中対決企画 (Bloomberg)

ホワイト氏(44)は先週行ったインタビューで、「韓国対日本も、中国対日本も素晴らしい」と指摘。「参入した市場で数千年にわたる民族間の因縁があれば大成功だ」と述べた・・・これは1980年代に米国のナショナリズムに乗じて、ハルク・ホーガンら米国人レスラーを外国の悪役レスラーと対決させた当時のプロレス団体の手法をまねている。



僕はこれは基本的に賛成で、世の中に蓄積していく嫌韓エネルギーを、MMA・プロレス含め、どの団体でもヒートを買うための燃料にしていないのはもったいないと思っているのだ。このニュースを見ただけで、早くもヒートしている人もいっぱいいるのでは・・・。僕だって「朝生」の韓国ものをチラリと見ただけでアドレナリンだかテストステロンだかが出ますからね!ただ、手法的にはその通りだと思うのだけれど、演出をナイーブに真に受ける人もいるから、リスクはあるよな・・・UFCがその辺のリスクの機微を把握しているわけもなく、やるとすればそこは「日本の有名な制作会社」が、絶妙の味付けで作ってくれるとは思うけれど、とはいえやっぱり、いまのテレビ番組としては限界を超えているのかなあ・・・


***
スポンサーサイト

毎週更新!

Ad

プロフィール

高橋テツヤ

Author:高橋テツヤ
プロフィール

Ad

MMA Update