ネットワーク事業不振、WWEにリストラの嵐!

WWEが7月31日に四半期業績に関するカンフェランスコールを行い、6月30日現在のWWE Networkの契約者数が70万人であることを明らかにした。レッスルマニア翌日の4月7日の時点では、加入者数は約66万とされていたが、それ以来、161,000人が新規加入し、128,000人がキャンセルをしたのだという。当初の目論見では、加入者数は年内に100万人達成を目標とし、来年中に140万件を達成すると収益がトントンになるとされていた。目標を達成するには、あきらかに厳しい進捗状況だ。

カンフェランスコールではいくつかの対応策が発表された。

(1)価格
WWE Networkの視聴料は月9ドル99で、最低でも6か月契約しなければならないという縛りがあった。今回WWEでは、契約期間の縛りがないかわりに、月額視聴料19ドル99という新プランを導入した。

(2)海外展開
8月12日から、WWE Networkは世界170か国で加入できるようになる。主な国には、オーストラリア、ニュージーランド、香港、シンガポール、メキシコ、スペイン、ノルウェイ、スゥエーデン、フィンランドがある。

英国では10月からスタートの見通し。イタリア、ドイツ、日本、中国、タイ、マレーシアなどでのサービスローンチについては後日発表。

カナダではCSキャリアのRogers Communicationsと独占契約を締結し、インターネットで流しているWWE Networkのコンテンツを、そのままCSペイチャンネルで流すこととなった。カナダでのインターネット経由のサービスは当面休止される。

(3)社内コスト削減
赤字決算必至の状況のため、WWE社内ではコストカットの嵐が吹いているという。まず7月末をもって、本社社員55名(社員の7%に相当)が解雇された。公式マガジンの「WWE Magazine」は10月号を持って廃刊(他の出版社に譲渡される可能性あり)。出張旅費や試合会場でのケータリングなども大きく削られているという。今年中に1000万ドル、来年は3000万ドルの経費削減目標が掲げられている(この施策を好感して、株価はむしろ上昇している)。コストカットにより、WWE Networkの損益分岐点も下がってくる見通しだという。

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日本ではW-1と交流がある米TNAプロレスと米SpikeTVの放映契約が間もなく終了するが、Spike側に契約を更新する意思がないことが明らかになった。TNAプロレス中継Impactは、チャンネル平均視聴率を上回る数字を出し続けてはいるものの、SpikeではTNA側の人事に不満があるものとみられている。放映権料収入が断たれると、TNAの経営に重大な支障が生じるものとみられる。レスリングオブザーバー

なお、米Spike TVではいまのところ、TNAプロレス、ベラトール、Gloryの3団体を放送しているのだが、そのGloryの様子がおかしい。これまでコンスタントに大会を開催し、キック界のメジャー団体として定着したかにも思われたGloryだが、6月に開催した初のPPV大会以来(販売件数数千件で大失敗に終わったともいわれている)、今後の大会予定がまったくアナウンスされていない。Gloryが活動を休止する、というニュースもとくに見られてはおらず、謎の沈黙状態が続いている。

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米ケーブル局でスポーツチャンネルの雄、ESPNに追いつき追い越すことを目標にスタートした米FOX系列のFox Sports 1チャンネル。これまでのところ、UFC、NASCAR、カレッジフットボールを看板番組としているが、視聴率はESPNにまるで及ばず、低視聴率チャンネルにとどまっている。そのFOXが、米メディアグループTime Warnerに対して買収を申し入れていると、レスリングオブザーバーが報じている。この買収が実現すると、FOXはスポーツ関連ではNBA、NCAAバスケットボール、MLB、PGAゴルフ大会の放映権を獲得することとなり、FS1の大幅強化につながる可能性もあるのだという。

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9月27日のUFC178で、「エディ・アルバレス vs. ドナルド・セラーニ」が実現する可能性があるとSherdogが珍しくスクープしている。アルバレスはベラトール契約下にあるだけでなく、ベラトールの現ライト級現王者であるので、時ならぬ真夏のミステリーのようなニュースではあるが、ここしばらくの間、米MMA記者のTweetやネットラジオには、まるでI編集長ばりの思わせぶりな内容が多かったことも確か。Ariel Halewani記者は、「ベラトール社内には、アルバレスを切ることで、選手にやさしい団体であることをアピールすべきという意向がある」とTweetしている。ベラトールはこれまでに、ベン・アスクレンやヘクター・ロンバードといった現役王者を放出したことがある。またスコット・コーカーはかつてストライクフォース時代に、現役王者ジェイク・シールズを手放したことがある。

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UFCが、かねてから噂の、選手コスチュームのユニフォーム化について、大手アパレルメーカーとの交渉が大詰めを迎えているとMMA Payoutが報じている。交渉先としてはナイキ、アンダーアーマー、アディダス、リーボックの名前が挙がっている。選手用ユニフォーム同様のアパレル商品は一般向けにも展開予定で、その広告塔にはロンダ・ラウジーが起用される見通しだそうだ。

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「最強の太陽風」あわや200兆円損害 1週間の差で直撃回避していた!(SankeiBiz)
むむ、これがサスケが言っていたやつか!


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高橋テツヤ

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