社員が語る「職場としてのWWE」


フジテレビで放送されたIGFを観戦した。ごく普通の感想しかないのだが・・・

鈴川 def 美濃輪
結果を知った上で見ていたので、美濃輪の足がいつ壊れるのか、そればかりが気になるという、黒ひげ危機一発のような観戦体験だった。美濃輪って結構ローキックを多用するんだなとか、美濃輪って足首から先が小さ!などと思いながら見ていた。鈴川は久しぶりに見たのだが、MMAとプロレスの二刀流を目指すと言うことなのかなあ。それもいいけど、僕はプロレスラー鈴川の活躍を、もっと手軽に見続けたいのだけれど。

ミルコ・クロコップ def 石井慧
わざわざ試合を止めて、ドクターが石井の血を拭き取って傷口を見ているだけ、その間にミルコがほっと一息、という風景が繰り返されるのを見ていて、あれ、日本の大会ってこうだったけ、とかったるかった。流血をよしとしないテレビ放送への配慮もあったのかもしれない。でも、UFCのスティッチなら絶対に血を止めてくれるんだけどなあ、とか、UFCならかなりの流血でも試合を止めないんだけどなあと思うばかりで、じれったかった。せっかくのIGFの舞台、血が目に入るなら、ハチマキでも巻いて何度でも突貫していってほしかった。それにしても石井はもう、いますぐにでもUFCに入ろう思えば入れるのではないかと思うし、中堅どころとしてなら十分やっていけると思うのだが、今後どうしていくつもりなのだろう。石井のように何度でもやり直しのきくような若い人が、一直線のキャリアを歩まないことは、年寄りの眼には時間がもったいなく見えて仕方ないのだが・・・

そういえば放送席では、両者のリマッチを大晦日に、と盛り上がっていた。もうそんなことまで決まっているのか・・・なんだか別世界の出来事のように遠くて不思議だ・・・

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World_Wrestling_Entertainment_Reviews___Glassdoor.png

米国の職場評価情報交換サイトにGlassdoorがある。特定の会社に就職を考えている人が、その会社での勤務経験者の語りをあらかじめ知るために便利なサイトだ。このサイトにはWWEのページもあり、現在働いている人、かつて働いていた人の満足度などが掲載されている。いまのところ総合満足度は5点満点中3.5点、64%が「友達に勧める」と答え、85%が「ボスのことを好き」と回答しているので、なかなかに優秀だ。

何人かの(元)社員が書き込んだコメントは次の通り

優秀な社員、意義深い仕事(編集インターン職、退職)

長所 エキサイティングで楽しい記事を書かなければならない。雑誌部門の人たちはみんなクールで、仕事に熱意を持っている。休暇もしっかり取れる。

短所 ときにきついこともある。プロレスの深い知識が必要。なんでも上司の承認が必要で、仕事がなかなか進まない。

経営陣への注文 良い人材にはもっと報酬を。新しいアイデアが出ても、いつのまにか葬られていることが多すぎ。



シニア技術マネージャー(現職)

長所 仕事は楽しい。同量は優秀でプロフェッショナル。チームワークも良い。健康保険や歯科保険、401K年金などの福利厚生もかなりよい。社員は素晴らしいジムを無料で使える。

短所 仕事量が多く要求も高いので、やりぬくにはエネルギーが必要。時にはストレスを感じる。みんなが精一杯背伸びをしてやっているので、うまく優先順位を付けて仕事を進めないといけない。難しい仕事でも上司に頼れないことも多く、自分で何でもできる人でないとつらい。変更はしょっちゅうあるので、取り組んできた仕事が日の目を見ないこともある。良くも悪くも、ペースが速くて、けして立ち止まることのない会社。

経営陣への注文 ディレクター以上だけではなく、マネージャー以上にボーナスを。たくさんの仕事をしているので、そこは認めて欲しいところ。



すばらしい職務経験。しかし非常に政治的な職場(アソシエイト・プロデューサー、現職)

長所 テレビのプロデューサーを目指すなら、非常に勉強になる。早い時期から水の中に放り込まれること間違いなし。

短所 政治的な雰囲気。人間関係が優先されるので、優秀な人にチャンスが与えられないことも。昇進は難しい。



一流のブランド、ひどい職場(ディレクター、退職)

長所 WWEの強みはブランド。プロレスファンならずとも、プロレスを売り込むための原動力には夢中になってしまうだろう。全米ガン協会やパラリンピックへの協賛など、対外面で良い仕事をしている。ほとんどのレスラーはいい人で、社員に敬意を持って接してくれる。

短所 企業文化がひどい。プロセスを大切にします、イノベーションを尊びますといいながら、実際にはテレビの生中継がすべての会社で、クリエイティブでも製作でも財務でも、プロセスはムチャクチャだ。デジタル班にはこれといった経験も専門性もなく、商品が成功したことがない。経営陣は社員のことになど興味は無く、自分たちの体面ばかりを気にしている。色々と学ぶことの多い職場では会ったが、勤務時間が週60時間にのぼり、努力がまったく認められないのでは、続けていても仕方が無かった。

経営陣への注文 熱狂的なファンではなくて、オープンマインドな人を採用すべき。ボスではなくリーダーを採用すべき。デジタル班はライブイベント班と同じようなやり方で仕事を進めるべき。



Zuffaのページもあるのだが、書き込みの量が少ないため、あまりおもしろくないのが現状だ。



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高橋テツヤ

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